2014年10月21日

高山植物の魅力(139)、アオチャセンシダ(青茶筌羊歯)

110723アオチャセンシダ@エコカフェ.JPG京都大学フィールド科学教育研究センター附属芦生研究林内の崖地に着生するシダ植物。標高は低いものの、豪雪地帯でもあることから、チャセンシダの高山・亜高山型であるアオチャセンシダのようです。[2011年7月23日撮影:芦生公開講座2011@阿部] アオチャセンシダ(青茶筌羊歯、学名:Asplenium viride Huds./ Asplenium trichomanes-ramosum L.)はチャセンシダ科チャセンシダ属の夏緑性シダ植物。分布は北海道、本州、四国、国外で..
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2014年10月20日

クマシデ(熊四手)も仲間入り

110723クマシデ@エコカフェ(芦生公開講座) 203.jpg京都大学フィールド科学教育研究センター附属芦生研究林内では山地上部から谷部に向かってアシウスギ、中部から下部にブナミズメ、谷部にミズナラトチノキサワグルミと出現頻度が高く変化するのを確認することができます。ここではクマシデを紹介します。名前の由来はシデの仲間で果穂が最も大きいことにあります。別名にカタシデ、オオソネ、などとも呼ぶようです。[2011年7月23日撮影:芦生公開講座2011@阿部] クマシデ(熊四手、学名:Carpinus japonica Blume..
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2014年10月20日

イヌシデ(犬四手)の果穂は目立たず

110723イヌシデ@エコカフェ(芦生公開講座).jpg京都大学フィールド科学教育研究センター附属芦生研究林内の長治谷小屋に近い場所でみたクマシデの仲間。調べると果苞が開いていること、葉縁の重鋸歯が鋭いこと、葉脈の数が多くはないこと、からイヌシデのようです。別名にシロシデ、ソロ、ソネなどといいます。[2011年7月23日撮影:芦生公開講座2011@阿部] イヌシデ(犬四手、犬垂、学名:Carpinus tschonoskii Maxim.)はカバノキ科クマシデ属の落葉高木。分布は本州、四国、九州、国外では朝鮮半島、中国に及び..
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2014年10月19日

モリアオガエル(森青蛙)は工夫者だが

100529モリアオガエルの卵は@エコカフェ.JPG京都大学フィールド科学教育研究センター附属芦生研究林内の由良川源流域に広がる谷間には流れに沿って水たまりが幾つもできています。そんな水たまりの樹上の小枝などには、繁殖期になるとモリアオガエルの白い卵塊が幾つも観察されます。[2010年5月29日撮影:第5回エコの寺子屋、2011年7月23日撮影:芦生公開講座2011@阿部] モリアオガエル(森青蛙、学名:Rhacophorus arboreus (Okada et Kawano))はアオガエル科アオガエル属の両生類。..
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2014年10月18日

コシアブラ(漉油)は越油とも

110723コシアブラ@エコカフェ(芦生公開講座) .jpg京都大学フィールド科学教育研究センター附属芦生研究林内を散策中にコシアブラを教えていただいた。若い芽は樹木系の山菜としてはタラノキと双璧をなします。名前の由来は幹から樹脂を採取して漉したものを油塗料「金漆」として利用したことにあるというが、「越油」とする異説もあるようです。[2011年7月23日撮影:芦生公開講座2011@阿部] コシアブラ(漉油、学名:Eleutherococcus sciadophylloides (Franch. et Sav.) H.Ohashi..
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2014年10月15日

サワグルミ(沢胡桃)は優れもの

110722サワグルミ果実エコカフェ(芦生公開講座).jpg京都大学フィールド科学教育研究センター附属芦生研究林内の沢筋でトチノキとともによく見られるのがサワグルミです。胡桃といっても果実は食べられないそうです。生育環境や花の咲く姿、材の特徴から別名にカワグルミ、フジグルミ、ヤマギリともいう。[2010年5月29日撮影:第5回エコの寺子屋、2011年7月23日撮影:芦生公開講座2011@阿部] サワグルミ(沢胡桃、学名:Pterocarya rhoifolia Sieb. et Zucc.)はクルミ科サワグルミ属の落葉高木。..
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2014年09月02日

芦生公開講座「今、森から考える−生態学からみる、森と地球と私たち−」のご案内

14news-koukaip2[1].jpg080725芦生公開講座 040.jpg来る11月1日(土)〜2日(日)、芦生研究林において、フィールド研公開講座が開催されます。今回のテーマは、「生態学からみる、森と地球と私たち」だそうです。エコカフェでは本講座に協賛しております。素晴らしい市民向けの講座ですので、会員皆さまにも是非ふるってご参加いただきたいと思います。[京大フィールド研HP・詳細はこちら⇒] 日 程 2014年11月1日(土)9時〜11月2日(日)15時(1泊2日) 会 場 フィールド科学教育研究センター 芦生研究林 プログラム  ..
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2014年08月02日

キタヤマブシ(北山附子)は毒草

110723キタヤマブシ群落@エコカフェ.jpg京都大学フィールド科学教育研究センター附属芦生研究林内での観察会からキタヤマブシを紹介します。手元メモには「トリカブト、毒成分を含むため鹿の食害から免れる」と記録されています。[2009年7月23日撮影:芦生公開講座2011@阿部] キタヤマブシ(北山附子、学名:Aconitum japonicum Thunb. var. eizanense (Nakai) Tamura)はキンポウゲ科トリカブト属の多年草。オクトリカブトの変種で日本固有種。分布は本州関東地方以西・近畿..
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2014年08月01日

オオバアサガラ(大葉麻殻)

110722オオバアサガラ葉@エコカフェ芦生公開講座 141.jpg京都大学フィールド科学教育研究センター附属芦生研究林内で観察した樹木からオオバアサガラを紹介します。名前の由来は、枝が折れやすく、樹皮が糸状に剥げることを麻の茎に喩えたことにあります。[2011年7月23日撮影:芦生公開講座2011@阿部] オオバアサガラ(大葉麻殻、学名:Pterostyrax hispida)はエゴノキ科アサガラ属の落葉小高木。分布は本州、四国、九州北部、国外では中国に及び、山地の渓流沿いなどに自生。先駆的植物。樹高は7mから10mほど、樹皮は淡黒色..
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2014年07月31日

オオフクロタケ(袋茸)は釣鐘型に

110722オオフクロタケ@芦生公開講座 065.jpg京都大学フィールフド科学教育研究センター附属芦生研究林を散策中にみた撮影記録したキノコ。手元のメモには「フクロタケ」とあり、傘の色合いからオオフクロタケでしょうか。名前の由来は幼菌の柄根元に厚い袋状のツボができることにあるという。[2011年7月23日撮影:芦生公開講座2011「今,森から考える−森のめぐみ−」@阿部] オオフクロタケ(大袋茸、学名:Volvariella speciosa (Fr.) Singer var. gloiocephala (DC.) Sin..
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2014年07月29日

コアジサイ(小紫陽花)は

110722コアジサイ果実@エコカフェ(芦生公開講座) 061.jpg京都大学フィールド科学教育研究センター附属芦生研究林で以前見たコアジサイを紹介します。別名にシバアジサイ(柴紫陽花)ともいう。[2011年7月23日撮影:芦生公開講座2011「今,森から考える−森のめぐみ−」@阿部] コアジサイ(小紫陽花、学名:Hydrangea hirta (Thunb.) Siebold et Zucc.)はアジサイ科アジサイ属の落葉低木。日本固有種。分布は本州関東地方以西、四国、九州に及び、山地や丘陵の明るい林内や林縁などに自生。樹高は1mから1..
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2014年07月05日

ミズメ(水目)はサルメチール

110722ミズメ@エコカフェ(芦生公開講座) 169.jpg110722ミズメ樹皮@エコカフェ(芦生公開講座) 168.jpg京都大学フィールド科学教育研究センター附属芦生研究林内で教えていただいたミズメ。会津磐梯山五色沼を散策したときに初めて説明を聞いた。サルメチールの木って言うんだと。別名にアズサ、アズサカンバ、ヨグソミネバリ、ミズメザクラともいいます。[2011年7月22日撮影;芦生公開講座2011「今,森から考える−森のめぐみ−」@阿部] ミズメ(水目、学名:Betula grossa Sieb. et Zucc.)はカバノキ科カバノキ属の落葉高木。日本固有種。分布は本州岩手県以南、四..
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2014年06月30日

ケケンポナシ(毛玄圃梨)はおやつに

110723ケケンポナシ葉@エコカフェ.JPG京都大学フィールド科学教育研究センター附属芦生研究林では人びととの関わりにおいて森の奥深さを学ぶことのできる市民公開講座が開催されています。かつて参加したときに長谷川先生から説明を受けたケケンポナシを紹介します。花の形が面白いですね。[2011年7月28日撮影:芦生公開講座2011「今,森から考える−森のめぐみ−」@阿部] ケケンポナシ(毛玄圃梨、学名:Hovenia tomentella (Makino) Nakai.)はクロウメモドキ科ケンポナシ属の落葉高木。日本固..
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2014年06月28日

ツルキジムロ(蔓雉蓆)は匍匐前進

110722ツルキジムシロ@エコカフェ(芦生公開講座) 211.jpg京都大学フィールド科学教育研究センター附属芦生研究林内の由良側源流の岩場でみた黄色い花。ツルキジムシロというそうです。京都府レッドデータブックでは準絶滅危惧に指定しています。[2011年7月22日撮影:芦生公開講座2011「今,森から考える−森のめぐみ−」@阿部] ツルキジムシロ(蔓雉蓆、学名:Potentilla stolonifera Lehm. ex Ledeb.)はバラ科キジムシロ属の多年草。分布は北海道、本州、四国、九州、国外では済州島、サハリン、カムチャッカ..
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2014年06月27日

バイケイソウ(梅尅吹jは毒草

110722バイケソウ花@エコカフェ(芦生公開講座) 132.jpg京都大学フィールド科学教育研究センター附属芦生研究林内の由良側源流河畔でよく見られる群落をつくっている植物にバイケイソウがあります。根茎にアルカロイド系毒成分を含むため、鹿の食害から免れているためです。[2011年7月22日撮影:芦生公開講座2011「今,森から考える−森のめぐみ−」@阿部] バイケイソウ(梅尅吹A学名:Veratrum album L.subsp. oxysepalum (Turcz.) Hultén)はユリ科シュロウソウ属の多年草。分布は北海道、本州..
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2014年06月26日

サルナシ(猿梨)は山のごちそう

110722サルナシ@エコカフェ(芦生公開講座) 058.jpg京都大学フィールド科学教育研究センター附属芦生研究林内でよく見かけるキューイを小さくしたような果実をつける植物、サルナシを紹介します。別名にシラクチカズラともいう。[2011年7月22日撮影:芦生公開講座2011「今,森から考える−森のめぐみ−」@阿部] サルナシ(猿梨、学名:Actinidia arguta (Sieb. et Zucc.) Planch. ex Miq.)はツバキ目マタタビ科マタタビ属のつる性落葉植物。分布は北海道、本州、四国、九州、国外では朝鮮半島..
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2014年06月19日

ミヤマカタバミ(深山方喰)は

110722ミヤマカタバミ@エコカフェ(芦生公開講座).jpg京都大学フィールド科学教育研究センター附属芦生研究林の深い森のみたミヤマカタバミを紹介します。別名にヤマカタバミやエイザンカタバミという。花は朝開き夕方には閉じる就眠運動をします。[2011年7月22日撮影:芦生公開講座2011「今,森から考える−森のめぐみ−」@阿部] ミヤマカタバミ(深山方喰、学名:Oxalis griffithii Edgew et. Hook.f.)はカタバミ科カタバミ属の多年草。分布は本州東北地方南部以南、四国、国外では朝鮮半島、中国、台湾、イ..
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2014年06月18日

イワガラミ(岩絡み)は他人の空似

110723イワガラミ@エコカフェ.JPG京都大学フィールド科学教育研究センター附属芦生研究林が広がる由良川源流域で見られるツルアジサイに似た植物。イワガラミといいます。萼片1枚、葉縁の鋸歯が粗っぽいことから確認できます。[2011年7月28日撮影:芦生公開講座2011「今,森から考える−森のめぐみ−」@阿部] イワガラミ(岩絡み、学名:Schizophragma hydrangeoides Sieb. et Zucc.)はユキノシタ科イワガラミ属の落葉つる性木本。分布は北海道、本州、四国、九州、屋久島、国外で..
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2014年06月17日

コバノイシカグマ(小葉の石かぐま)は美しい

110722コバノイシカグマ@エコカフェ(芦生公開講座) 119.jpg京都大学フィールド科学教育研究センター芦生研究林内のトロッコ道脇の傾斜地で見た美しいシダ植物。名前はコバノイシカグマです。葉に停まっているのはオツネントンボでしょうか。[2011年7月22日撮影:芦生公開講座2011「今,森から考える−森のめぐみ−」@阿部]] コバノイシカグマ(小葉の石かぐま、学名:Dennstaedtia scabra (Wall. ex Hook.) Moore)はコバノイシカグマ科コバノイシカグマ属の常緑性シダ植物。分布は本州東北地方南部以南、四..
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2014年03月09日

キマエホソバ(黄前細羽)はスリム

110722キマエホソバ@エコカフェ.JPG京都大学フィールド科学教育研究センター附属芦生研究林は原生的な森を楽しむことができるだけでなく、多様な森の生き物の観察にも適しているようだ。漆黒の闇で息づく蛾たちだそうだ。ここでは宿泊棟の板塀に停まったキマエホソバらしき蛾を紹介します。[2011年7月22日撮影:芦生公開講座2011@山崎] キマエホソバ(黄前細羽、学名:Eilema japonica japonica (Leech))はヒトリガ科コケガ亜科の蛾。本州以南亜種。分布は本州、四国、九州、対馬に及び、平地か..
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2014年03月01日

ヨモギエダシャク(蓬枝尺)

110722ヨモギエダシャク@エコカフェ.JPG京都大学フィールド科学教育研究センター附属芦生研究林の森は植物相が豊かなことは何度も紹介しているが、昆虫相も同様であると思う。何度か公開講座でお世話になった時に木絵臆しているものの中から昆虫を紹介します。ここではヨモギエダシャクを取上げます。[2011年7月22日撮影:芦生公開講座2011@山崎] ヨモギエダシャク(蓬枝尺、学名:Ascotis selenaria cretacea )(Butler)) はシャクガ科の蛾。分布は本州、四国、九州、対馬、種子島、屋久島..
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2014年03月01日

オオシノブゴケ(大忍苔)のミクロ美

オオシノブゴケ@エコカフェ.JPG芦生の深い森の中で我を忘れ苔の世界に身を投じる。そこには全く違ったミクロの世界が広がっている。自然が成せる最高のミクロ芸術のひとつである。無駄のない営みとフラクタルな規則正しい造形の世界観に深く誘われます。オオシノブゴケでしょうか。[2011年7月22日撮影:芦生公開講座2011@阿部] オオシノブゴケ(大忍苔、学名:Thuidium tamariscinum (Hedw.) Bruch et Schimp.)シノブゴケ科シノブゴケ属の蘚類。分布は日本全土、中国、ロシア..
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2013年10月10日

ハウチワカエデ(羽団扇楓)は絶品に

130727ハウチワカエデ@エコカフェ.JPG赤城自然園の休憩ハウスから森へ向かうアプローチロードは頭上高くをハクウンボクやハウチワカエデの枝が覆っています。ここではハウチワカエデを紹介します。[2013年7月27日撮影:親子自然ふれあい体験in赤城自然園@阿部] ハウチワカエデ(羽団扇楓、学名:Acer japonicum Thunb.)はムクロジ目カエデ科カエデ属の落葉高木。日本固有種。分布は北海道と本州に及び、低山帯から亜高山帯下部の山地の谷間などに自生。樹高は5mから15mほど、樹皮は灰青色で若木は平滑、老..
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2013年10月03日

アオハダ(青膚)は薄皮で

071012アオハダ@エコカフェ白神山地 036.jpg白神山地の深い森は典型的な落葉広葉樹の原生森です。アオハダはブナ、アサダなどとともにそのひとつです。[2007年10月13日撮影:白神山地エコツアー@阿部] アオハダ(青膚、青肌、学名:Ilex macropoda Miq.)はモチノキ科モチノキ属の落葉小高木。分布は北海道、本州、四国、九州、国外では朝鮮半島、中国に及び、冷温帯から暖温帯上部の山地の尾根筋から斜面上部の明るい落葉広葉樹林内に自生。071012アオハダ樹肌@エコカフェ白神山地 035.jpg樹高は10mから15mほど、樹皮は灰白色で薄く、若枝は無毛で短枝と長枝があ..
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2013年09月17日

芦生公開講座2013「今、森から考える−森に人がくるということ−」のご案内

2329.jpg京都大学フィールド科学教育研究センター主催による第23回芦生公開講座のご案内です。エコカフェは協賛いたします。今回は「今、森から考えるー人が森にくるということー」をテーマに興味深い講座が組まれています。前回までは夏休み中の実施でしたが、冬支度をする秋の森に入ります。   −プログラム−  10/25(金) 「芦生研究林の概要」 徳地 直子(京都大学フィールド研・教授)        「芦生研究林の一般利用の変遷」坂野上 なお(京都大学フィールド研・助教) ..
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2013年09月16日

オオトラノオゴケ(大虎尾苔)は広域に

110723オオトラノオゴケ@エコカフェ(芦生研究林).JPG京都大学フィールド科学教育研究センター附属芦生研究林は由良川源流域の自然豊かな森です。京都大学主催「芦生公開講座」が開催、エコカフェは後援しています。源流域谷筋では多様な蘚苔類が観察できますが、ここでは岩上に着生するオオトラノオゴケを紹介します。[2011年7月23日撮影:芦生公開講座2011@山崎] オオトラノオゴケ(大虎尾苔、学名:Thamnobryum subseriatum (Mitt. ex Sande Lac.) B. C. Tan)はヒラゴケ科(オオトラノ..
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2013年09月14日

ツルアジサイ(蔓紫陽花)は僅かに

130908ツルアジサイ@エコカフェ(桧枝岐村).JPG檜枝岐村「御池ロッジ」から尾瀬ヶ原に伸びる燧裏林道を御池田代から姫田代に向かう。このコースはブナ帯の樹林の中を進むので気持ちがよい。途中、林縁でガマズミが赤い実を、オオカメノキが黒い実をつけたいたり、ツルアジサイが僅かに花をつけていました。ここではツルアジサイを紹介します。別名にゴトウヅル、花言葉は「強い愛情」だそうです。[2013年9月8日撮影:檜枝岐歌舞伎視察@山崎] 130908燧裏林道@エコカフェ .JPGツルアジサイ(蔓紫陽花、学名:Hydrangea petiolaris Siebold & Zuc..
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2013年07月14日

イワヒメワラビ(岩姫蕨)と鹿の相関関係

110723イワヒメワラビ@エコカフェ.JPG京都大学フィールド科学教育研究センターの芦生研究林では高柳敦先生がシカの食害について研究をされている。芦生研究林では近年シカの食害により林床の植生が貧困になり、毒成分を含むため鹿が嫌うバイケソウ、トリカブトとイワヒメワラビなどが見られるばかりという。しかもイワヒメワラビは地下茎で増殖し生育環境が広いため増殖の一途だそうだ。鹿が増えれば増える関係にあるのだ。鹿と岩姫蕨の二重苦が続く。[2011年7月23日撮影:芦生公開講座2011「今,森から考える−森のめぐみ−」@山崎] ..
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2013年07月13日

ブナ(橅)の深い森で

130706ブナ若い果実@エコカフェ.JPG北アルプス白馬三山の前衝の山である小日向山(標高1907m)にある小日向のコルはミズ芭蕉の群生地。猿倉から登山道に入り、白馬岳方面との分岐を広葉樹林帯に入っていく。そこはブナ(シロブナ)を中心とした落葉広葉樹の森が広がっていました。深呼吸をするととても清々しい。[2013年7月6日撮影:第16回自然観察会@阿部] ブナ(橅、学名:Fagus crenata Blume)はブナ目ブナ科ブナ属の落葉高木。分布は北海道南部、奥尻島、本州、四国、九州に及び、低山の照葉樹林帯と亜..
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2013年07月11日

高山植物の魅力(90)/アカモノ(赤物)

130706アカモノ花@エコカフェ.JPG北アルプス白馬三山の前衛の山の小日向のコル(標高1824m)に向かう登山道脇の林縁にしがみつくように小さな花を咲かせたアカモノに出逢いました。別名はイワハゼ(岩櫨)。残念ながらそこ1ヶ所しか気付きませんでした。花言葉は「美しい思い出」、「初恋」です。[2013年7月6日撮影:第16回自然観察会@阿部]  アカモノ(赤物、学名:Gaultheria adenothrix (Miq.) Maxim.)はツツジ科シラタマノキ属の常緑小低木。日本固有種。分布は北海道、本州近畿地..
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2013年06月26日

テツカエデ(鉄楓)は日本海側に多い

110723テツカエデ@エコカフェ.JPG京都大学フィールド科学教育研究センターの芦生研究林を散策中に杉尾峠(標高765m)付近でテツカエデを観察しました。このカエデは材が黒いことから鉄楓と名づけられたそうです。少し下がった場所でミネカエデも見られました。[2011年7月23日撮影:芦生公開講座2011@阿部] テツカエデ(鉄楓、学名:Acer nipponicum H.Hara subsp. nipponicum var. Nipponicum )はムクロジ目カエデ科カエデ属の落葉中高木。日本固有種。分布は本..
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2013年06月21日

セアカツノカメムシ(背赤角亀虫)は鋏持ち

110723セアカツノカメムシ@エコカフェ.JPG京都大学フィールド科学教育研究センターの芦生研究林を散策中、由良川源流の枡上谷付近の林縁でカメムシに出会いました。漸くのことで調べたら、セアカツノカメムシだと分かりました。[2011年7月23日撮影:芦生公開講座2011「今,森から考える−森のめぐみ−」@阿部] セアカツノカメムシ(背赤角亀虫、学名:Acanthosoma denticaudum Jakovlev)はカメムシ目ツノカメムシ科の昆虫。分布は北海道、本州、四国、九州、屋久島、国外では東シベリア、朝鮮半島、中..
posted by エコ・カフェ事務局 at 00:22

2013年06月20日

キドクガ(黄毒蛾)は触るべからず

110723キドクガ@エコカフェ.JPG京都大学フィールド科学教育研究センターの芦生研究林を散策中、由良川源流域の枡上谷付近の林縁で毛虫に出会いました。どうやら調べてみると5大毒蛾のひとつ、キドクガの幼虫のようです。触らなくてよかったです。[2011年7月23日撮影:芦生公開講座2011「今,森から考える−森のめぐみ−」@阿部] キドクガ(黄毒蛾、学名:Kidokuga piperita Oberthur)はチョウ目ドクガ科ドクガ属の山地性の毒蛾。分布は北海道、本州、四国、九州、屋久島、国外ではサハリン、シベ..
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2013年06月20日

コハナグモ(小花蜘蛛)は草原のハンター

110723コハナグモ@エコカフェ芦生公開講座 086.jpg京都大学フィールド科学教育研究センターの芦生研究林を散策中、長治谷小屋付近(標高640m)の開けた草原で出会いました。草原のハンター、コハナグモです。色が鮮やかな個体です。[2011年7月23日撮影:芦生公開講座2011「今,森から考える−森のめぐみ−」@阿部] コハナグモ(小花蜘蛛、学名:Misumenops japonicus)はカニグモ科ギョウジャグモ属の蜘蛛。分布は北海道、本州、四国、九州、南西諸島に及び、平地から山地まで広く棲息。体長はオスで3mmから4mm、..
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2013年06月19日

キイオオトラフハナムグリ(紀伊大虎班花潜)

110723キイオオトラフコガネ@エコカフェ.JPG京都大学フィールド科学教育研究センターの芦生研究林はさすがに自然がよく保たれている。大木や倒木が多く、森の更新の様子が見てとれます。散策中に最も美しいとされるオオトラフコガネの仲間のキイオオトラフコガネのオスに出会いました。[2011年7月22日撮影:芦生公開講座2011「今,森から考える−森のめぐみ−」@阿部] キイオオトラフハナムグリParatrichius itoi Tagawa in Y.Miyake)はコガネムシ科オオトラフハナムグリ属の山地性の甲虫。オオ..
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2013年06月18日

オツネントンボ(越年蜻蛉)は

110722オツネントンボ@芦生公開講座 120.jpg京都大学フィールド科学教育研究センター芦生研究林(原生林とも)は京都の奥深い山のなかにある。原生林といっても古くは生地師や炭焼きが盛んで小さな集落もあったと聞く。今は痕跡をとどめるのみで深く静かな森に還っている。そんな森の林縁でオツネントンボを撮影していました。[2011年7月22日撮影:芦生公開講座2011「今,森から考える−森のめぐみ−」@阿部] オツネントンボ(越年蜻蛉、学名:Sympecma paedisca (Brauer))はトンボ目アオイトトンボ科オツネン..
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2013年05月15日

花盛りのクリ(栗)の大木を

130512クリ花@エコカフェ.jpg先週末に浜離宮恩賜庭園を草花教室の事前視察も兼ねて散策しました。江戸時代に造営された潮入りの回遊式築山泉水庭園だそうです。トベラタブノキスダジイクロマツなどの典型的な海岸性の照葉樹林があるほか、イロハモミジケヤキ、クリなどの落葉広葉樹も植栽されています。ここではクリ、別名にヤマグリ(山栗)、シバグリ(柴栗)を紹介します。[2013年5月12日撮影:浜離宮恩賜庭園@阿部] クリ(栗、学名:Castanea crenata Sieb. et Zucc.)はブナ科クリ..
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2013年05月12日

アラハシラガゴケ(粗葉白髪苔)は

130411アラハシラガゴケ@エコカフェ奄美大島エコツアー_192_s.jpg奄美大島の金作原原生林のやや乾きぎみの林床でシラガゴケらしき苔をところどころで見かけました。調べてみると茎に中心束が認められることからアラハシラガゴケのようです。雨が直接激しく当たらない湿度の安定する大木の根元近くなどなどでパッチをつくっているようです。見ごたえがあります。[2013年4月12日撮影:奄美大島自然体験ツアー@阿部] アラハシラガゴケ(粗葉白髪苔、学名:Leucobryum bouringerii Mitt.)はシラガゴケ科シラガゴケ属の蘚類。130411アラハシラガゴケ@エコカフェ奄美大島エコツアー_348_s.jpg分布は本州、..
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2013年05月04日

ナガレヒキガエル(流れ蟇蛙)

110723ナガレヒキガエル@エコカフェ.JPG京都大学芦生研究林は通称「芦生の森」と呼ばれており、エコカフェも時どきフィールドワークに活用させてもらっています。そこは懐の深い新緑が美しい豊かな森のです。この森には多くの生き物たちが暮らしています。ここではナガレヒキガエルを紹介します。アズマヒキガエルに似ていますが鼓膜が目立たないので区別がつきます。[2011年7月23日撮影:芦生公開講座2011「今,森から考える−森のめぐみ−」@阿部] ナガレヒキガエル(流れ蟇蛙、学名:Bufo torrenticola Mats..
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2012年10月24日

ウリハダカエデ(瓜膚楓)は性転換を

120927ウリハダカエデ樹皮@エコカフェ.JPG120927ウリハダカエデ@エコカフェ.JPG奥秩父山塊最北部の主峰で百名山のひとつである瑞牆山(標高2230m)の山稜は秋真っ盛りだそうです。登山道入口のある瑞牆山荘(標高1520m)から広がる森には、先に紹介した樹肌が個性的なヤエガワカンバに加えてもう一つウリハダカエデがみられます。ウリハダカエデは意外にも性転換するんですよ。[2012年9月22日撮影:瑞牆山荘付近@山崎] ウリハダカエデ(瓜膚楓、学名:Acer rufinerve Sieb. et Zucc.)はカエデ科カエデ属の落葉高木。日本固有種。分布は..
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2012年10月23日

大学改革は子どもの目線で

110723芦生の森の中で@エコカフェ.jpg中央教育審議会高大接続特別部会で大学入試改革の協議がスタートしたそうです。新聞報道によると論点のひとつに時代を風靡したAO(アドミッションオフィス)入試の見直しは論点のひとつになりそう。AO入試は1990年に慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスで日本では初めて導入された。[2011年7月23日撮影:京都大学芦生公開講座2011@阿部] 墨守主義の教育現場において、それまでの知識偏重の画一的筆記試験の限界を超え、高校の成績や小論文、志望理由書、面接などを組み合わせる「欧米流のき..
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2012年10月22日

小水力発電所の導入促進を!

120729芦生地区マイクロ水力発電所案内板@エコカフェ.JPG10月16日の新聞報道で国土交通省が小水力発電の導入加速のため許可制から登録制に規制緩和するための河川法改正法案を次期通常国会に提出する方針とあった。大いに喜ばしいことですがもっとスピード感をもって対応して欲しいものです。 この夏、エコカフェでは京都府南丹市美山町が取り組むマイクロ水力発電施設を視察するために芦生を訪ねました。京都大学芦生研究林のお膝元に位置し、「山の家」の電力の1/3をまかなっているそうです。[2012年7月29日撮影:奈良・京都視察@阿部]120729芦生地区マイクロ水力発電所取水@エコカフェ.JPG120729芦生地区マイクロ水力発電所内部@エコカフェ.JPG この地..
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2012年10月21日

オニグルミ(鬼胡桃)も実りの季節に

120922オニグルミ@エコカフェ.JPGこの季節、森の中に入るとドングリやクリ、クルミの実が落ちているのを目にすることがあるでしょう。もっともドングリを実らすカシ類は多く自生しているので、高尾山など関東周辺の低山ではどこでも見られるでしょう。クリやクルミとなると簡単にはいきません。[2012年9月22日撮影:小石川植物園@阿部] オニグルミ(鬼胡桃、学名:Juglans mandshurica Maxim. var. sachalinensis (Komatsu) Kitam.)はクルミ科クルミ属の落葉高木。..
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2012年10月12日

カツラ(桂)の黄葉を

090922カツラ.JPGこのところ朝夕は気温が下がりめっきり秋の気配がしまます。山地では紅葉も始まっているのでしょうね。このブログでも時どき登場するカツラの木はイチョウほどではありませんが綺麗に黄葉をします。[2009年9月22日撮影:上高地@山崎] カツラ(桂、学名:Cercidiphyllum japonicum Sieb. & Zucc.)はユキノシタ目カツラ科カツラ属の落葉高木。分布は北海道、本州、四国、九州、国外では朝鮮半島、中国に及び、日本ではブナ帯などの冷温な山地の谷沿いなどの水..
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2012年09月26日

マタタビ(木天蓼)の葉の白化は

110723マタタビ葉@エコカフェ(芦生公開講座) 191.jpgこの季節に山野に行くとマタタビやサルナシの果実を採取することができます。どちらも栽培種のキウイフルーツと同じ仲間であって果実は熟すと美味しいそうです。もっともキウイはシナサルナシが原種で品種改良されたものといいます。ここではマタタビを紹介します。[2011年7月23日撮影:芦生公開講座2011「今,森から考える−森のめぐみ−」@阿部] マタタビ(木天蓼、学名:Actinidia polygama (Sieb. et Zucc.) Planch. ex Maxim.)はツ..
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2012年09月26日

ヤマアカガエル(山赤蛙)

110723ヤマアカガエル@エコカフェ.JPGこの夏は奈良・京都視察の中で芦生の森にはほんのわずかだけ立ち寄ったに過ぎませんでした。昨年の夏に芦生の森に入った時に古座川源流域でナガレヒキガエル、ナガレタゴガエルやヤマアカガエルなど多様なカエルに出会うことができました。ここではヤマアカガエルを紹介します。[2011年7月23日撮影:芦生公開講座2011「今,森から考える−森のめぐみ−」@阿部] ヤマアカガエル(山赤蛙、学名:Rana ornativentris Werner)は無尾目アカガエル科アカガエル属のカエル。..
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2012年09月24日

オオイワカガミ(大岩鏡)の葉は美しい

120804オオイワカガミ@エコカフェ(佐渡島).JPG日本列島上空に寒気が入り猛烈な局地的豪雨に見舞われています。佐渡島2日目。大佐渡山脈主稜線近くの大佐渡石名天然杉の森(標高約900m)は林床がとても美しい。天然杉の大木も見事ですが、鹿がいないため林床には深い緑が展開しています。オオイワカガミもそんなひとつです。花の時期は終わっていましたが葉が鏡のようで美しいです。[2012年8月4日撮影:佐渡島エコツアー@叶拓斗] オオイワカガミ(大岩鏡、学名:Schizocodon soldanelloides Siebold et..
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2012年08月21日

パイオニア植物、リョウブ(令法)はハタツモリ

120804リョウブ蕾@エコカフェ(大佐渡石名).JPG佐渡島2日目。大佐渡石名天然杉遊歩道までの林道脇で見ることができました。リョウブの白い花です。別名に花の咲く様子からハタツモリ(旗積り)。リョウブの葉はキンモンガの幼虫のえさですが、飢饉のときには救荒植物として利用されたそうです。[2012年8月4日撮影:佐渡島エコツアー@阿部] リョウブ(法令、学名:Clethra barvinervis Sieb. et Zucc.)はツツジ目リョウブ科リョウブ属の落葉小高木。 分布は北海道南部、本州、四国、九州、済州島に及び、山中..
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2012年07月16日

ヤブデマリ(藪手毬)の花序は柄が長い

110723ヤブデマリ@エコカフェ.JPG前線が九州・四国の日本海側から東北地方に伸びていて南から湿った大気が入りこんでいるため相変わらずの九州地方に加えて東北地方でもは豪雨が心配されています。東京は朝から茹だるような暑さです。今月末には京都大学が管理する芦生の森に出かけます。この季節、ヤブデマリもガマズミも花は終わり小さな果実をつけ始めています。[2011年7月23日撮影:芦生公開講座2011@阿部] ヤブデマリ(藪手毬、学名:Viburnum plicatum Thunberg var. tomentosu..
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2012年06月30日

サワフタギ(沢蓋木)は

110723サワフタギ@エコカフェ.JPG京都大学の芦生研究林が広がる丹波高地は、3億年から1億5千万年前(古代ペルム紀から中生代ジュラ紀)の古い地層による隆起準平原が長年の侵食で何本もの深い谷を刻んでいます。そこは日本海に注ぐ由良川の源流と瀬戸内海に注ぐ淀川の水系にある貴船川の源流のある分水嶺の地でもあります。[2011年7月23日撮影:芦生公開講座2011@阿部] サワフタギ(沢蓋木、学名:Symplocos sawafutagi Nagam.)はハイノキ科ハイノキ属の落葉低木。分布は北海道、本州、四..
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2012年06月12日

イタヤカエデ(板屋楓)はいろいろ

110723イタヤカエデ@エコカフェ.JPG芦生の森は訪れる人を深く癒してくれる森です。森には大木が多く、新緑が呼吸をしマイナスイオンに満ちています。イタヤカエデもそのひとつで頭上いっぱいに葉を広げています。カエデの仲間は陰樹であるがイタヤカエデは直径1mと唯一大木になります。[2011年月23日撮影:芦生公開講座@阿部] イタヤカエデ(板屋楓、学名:Acer mono Maximowicz)はムクロジ目カエデ科カエデ属の落葉高木。分布は北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国と樺太に及び、山地に自生。樹高は15..
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2012年06月10日

ヤマナシ(山梨)はどこから来たの

ヤマナシ葉@エコカフェ.JPG宮沢賢治作の童話に「やまなし」があります。蟹のお父さからと二匹の子蟹が自然を学ぶ小さなお話です。賢治が題材にしたヤマナシは「岩手全域によく見られる」書かれているので「イワテヤマナシ(岩手山梨)」ではないかと思います。ヤマナシは本州中部以南の人里周辺にしか見られないことから、中国原産で日本には遺跡調査により弥生時代頃に移入されたのではと考えられています。栽培種の原種とされます。[2012年5月4日撮影:小石川植物園@山崎] ヤマナシ(山梨、学名:Pyrus pyrifol..
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2012年06月05日

生命力を体感できる森、芦生の森

110722倒木@エコカフェ(芦生公開講座).jpg芦生の森は一度は行ってみたいと思えるほんとうに美しい森です。森が生きていることを実感できるのです。 尾根筋、谷筋、沈水する場所、ざれ場などそれぞれの場所にふさわしい木々が根を下ろしています。 谷が深いため風の通り道になった場所では大木が倒れて、森の新陳代謝が始まっています。倒木更新というそうです。 昨年5月に日本海から強風が吹き荒れた時に多くの大木が倒れたそうです。倒れるわけにはいろいろありそうです。 地盤が弱かったり、根本の土壌が洗われていたり、土砂が崩壊があったり..
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2012年06月05日

ミヤマノキシノブ(深山軒忍)

110722ミヤマノキシノブ@エコカフェ(芦生公開講座).jpg早朝の森のひんやりと爽やかで不思議なエネルギーに満ちていて、心のおもむくままに散策をすると気持ちがよいですよね。芦生の森はそんな極上の森です。苔むした大木にミヤマノキシノブでしょうか着生していました。この仲間は単葉で根茎が横に這って、葉身上部に2列のソーラスをつけるのが特徴です。[2011年7月23日撮影:芦生公開講座2011@阿部] ミヤマノキシノブ(深山軒忍、学名:Lepisorus ussuriensis (Reg.) Ching var. distans (Ma..
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2012年06月04日

エゴノキの蕾は可愛い

110723エゴノキ@エコカフェ.JPG赤城自然園ではハクウンボク(白雲木)の白い花がたくさんに白雲の湧くがごとくに咲きます。ハクウンボクはこのブログでも何回か取り上げたが、昨年の芦生の森モンドリ谷近くで見た同じ仲間のエゴノキを紹介します。別名はチシャノキ、ロクロギといいます。[2011年7月23日撮影:芦生公開講座@阿部] エゴノキ(学名:Styrax japonica Siebold & Zucc.)はカキノキ目エゴノキ科エゴノキ属の落葉小高木。110722エゴノキ蕾@エコカフェ(芦生公開講座).jpg分布は北海道から南西諸島、朝鮮半島、中国に及び、山地や丘陵の..
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2012年05月21日

芦生公開講座2012「今、森から考える−森を伐る−」のご案内

110722芦生公開講座@エコカフェ.jpg京都大学fヂールド研主催、恒例の芦生公開講座のご案内です。エコカフェは協賛します。 今年は森林資源を有効活用するための最新の森林施業方法や森林資源の流通と地域社会の現状を学びます。 あわせて森林施業が森林とその流域におよぼす環境影響にも配慮しながら、「森を伐る」ことの今日的意味、有形無形の森のめぐみについて考えるそうです。 −プログラム− 7/27(金) 「芦生研究林の概要」 中西 麻美(フィールド研・助教)       「なぜ森を伐るのか−これからの社会の..
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2012年05月17日

芦生の森で見たキセルガイは

110722キセルガイ@エコカフェ(芦生公開講座) .jpg京都府の北東部、滋賀県と福井県との県境をなす芦生の森は古くから人びとが木地氏や炭焼きなどに利用されてきた。かつて民家のあった場所ではアンズなど持ち込んだ果樹などが野生化していますので一目瞭然です。今は住む人もいなく、京都大学フィールド科学教育研究センターが管理しているので、自然は豊かに保たれています。そこではシカによる食害の影響度調査が行われていて興味深いお話を聞くことができます。 さて、昨年7月に「芦生公開講座2011」に協賛参加した際に、杉尾峠(標高765m)付近の..
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2012年02月29日

オオシラガゴケ(大白髪苔)

オオシラガゴケ@エコカフェ.JPG屋久島の魅力は尽きない。九州で最高峰の宮之浦岳、樹齢2700年(一説には7200年)の縄文杉、山岳地での年間降水量10000mmを超える水の島、亜熱帯から亜寒帯までの垂直的な季節感、巨木とコケの雲霧森ヤクザルヤクシカの愛らしさ、などなど。淀川小屋から花之江河の中間地点付近でオオシラガゴケの若い群落を記録しました。[2008年11月7日撮影:屋久島@山崎] オオシラガゴケ(大白髪苔、学名:Leucobryum scabrum Sande Lac.)はシラガゴケ科シラガ..
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2011年11月30日

サワシバ(沢柴)と柴刈り

110723サワシバ@エコカフェ.JPGおとぎ話桃太郎に「婆さんは川に洗濯に、お爺さんは山に柴刈りに、お婆さんは川に洗濯に行きました。」とのくだりがあります。桃太郎伝説は日本各地にあり、その内容も多様で定まっていないようだ。今日のような内容になったのは明治20年に国定教科書に採用されてからという。なるほど。 ところで、「柴刈り」の「「柴」とは小枝のことです。昔は竈や風呂を沸かすための燃料としたものです。この「柴」がつく植物に「サワシバ(沢柴)」があります。エコカフェでも芦生の森(京都府)や21世紀の森と広場(千葉..
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2011年10月08日

秋の実り、ヤマボウシ(山法師)

ヤマボウシ果実@エコカフェ.JPG空気が澄んで夜空に透明感が増してゆきます。星空が綺麗ですね。 この季節、森の恵みとして森の生き物たちにとってどんぐりやキノコが目立ちますが、ガマズミヤマボウシ、ヤマブドウ、アケビなどの果実は小動物にとって生きる糧となっています。[2011年11月1日撮影:赤城自然園@阿部] ヤマボウシ(山法師、学名:Benthamidia japonica )はミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属の落葉高木。街路樹や公園樹などに利用されています。エコカフェでは稲村岩山頂、岩殿山、高尾山、..
posted by エコ・カフェ事務局 at 00:17

2011年09月07日

第47回草花教室の御案内

最近は、日差しも柔らかく朝晩は風も涼しくなりました。 秋が少しずつ近づいている感じがします。 3ヶ月ぶりの草花教室は、そろそろ忘れかけている基本に戻り学びたいと思います。 高山植物、湿生植物などいろいろありますが、構造きちんと知ることでフィールドに 出たときに見る目が変わってきます。 日時:2011年9月10日(土)午後2時より 場所:エコカフェ事務所     (千代田区神田駿河台2-1-34-304) テーマ:植物の生活史 110722芦生公開講座 134s-.jpg 110709鳳凰三山 063s-.jpg 人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ
posted by エコ・カフェ事務局 at 17:35

2011年08月14日

イラムシはイラガの幼虫

110723イラムシ@エコカフェ.JPG芦生公開講座2日目長谷川先生の案内で芦生の森に入りました。 芦生研究林内の杉尾峠(標高744m)付近から出発です。この地方では山頂(ピーク)のことを峠と呼ぶのだそうです。地図を見たときに間違えないようにしないといけません。 峠付近のヤマボウシの枝にイラガの幼虫、イラムシを発見しました。ヒロヘリアオイラガでしょうか。綺麗です。触るな!と声が。虫好きの高校生らが一緒だったので、あわや。 ヒロヘリアオイラガ(広縁青刺蛾、学名:Parasa lepida lepida C..
posted by エコ・カフェ事務局 at 21:30

2011年08月12日

ヘビトンボ(蛇蜻蛉)

110724ヘビトンボ@エコカフェ.jpg110724_0708~03.jpg芦生公開講座2日目の夜は恒例のバーベキュー、ヒグラシの鳴声がやがて黄昏の中に消え、外灯に灯が入ると我の仲間などどこからともなく飛来してきます。とにかく種類が多いようです。とりわけ巨大なのがヘビトンボという昆虫です。[2011年7月23日撮影、芦生@山崎] ヘビトンボ(蛇蜻蛉、Protohermes grandis Thunberg)はアミメカゲロウ上目ヘビトンボ目ヘビトンボ科ヘビトンボ属の昆虫。分布は北海道、本州、四国、九州(対馬、屋久島、種子島を含む)、中国、韓国、台..
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2011年08月06日

初めてのカエンタケ(火炎茸)

110723カエンタケ@エコカフェ.JPG先月開催の「芦生公開講座」では天然的森林の植生や新陳代謝の様を十二分に観察することができた。カシノナガククイムシによるミズナラコナラなどの「ナラ枯れ」が進行しており、対策や学術研究も取り組まれていた。カシノナガキクイムシはユニークな生活をする昆虫であるが、そのことは別の機会に触れよう。ここでは大きなミズナラの倒木の苔のマットから顔をだしたキノコを紹介しよう。 初め遠目に何だろうと思ったが、近づくとすぐにカエンタケだと確信した。近年、ニュースで中毒事故が報じられているからで..
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2011年07月24日

芦生公開講座最終日

110722芦生公開講座 230.jpg 3日目は、講義とフィールド見学。 里のめぐみということで、美山町にある茅葺の里がテーマだ。 茅葺の現代での意義や里山とのかかわりなどの講義の後、実際に茅葺の里に住む方のお話を伺った。 未来への継承が今抱えている大きな問題とのことだ。 私たちにも大きな宿題を投げかけられた。 関連記事(芦生公開講座2日目)⇒
posted by エコ・カフェ事務局 at 00:00

2011年07月23日

芦生公開講座2日目

110722芦生公開講座 070.jpg 先日の台風の爪あとが残る森を散策する2日目。 参加者が長靴をはき、水量の多い川をバシャバシャと進むところもあった。 芦生の森は、固有種も多くあるが下草は鹿のえさとなり残っているのは、オオバアサガラやトリカブト、バイケイソウといった毒性の強い植物だ。 草がないため非常に歩きやすいのだが、自然の中では異様な光景だ。 また、アシュウスギという葉に触れても痛くないのが特徴の杉も多くみられる。 ゆっくりと解説を受け、時には質問しながら和やかに歩く森は贅沢に感じた。 ..
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2011年07月22日

芦生公開講座開講!

110722芦生公開講座 008.jpg 毎年京都大学フィールド科学教育研究センターの芦生研究林では、公開講座を2泊3日で開催している。 今年は、「今、森から考える〜森のめぐみ〜」というテーマだ。 開講の挨拶で、柴田センター長より「3月の東日本大震災では、京大フィールド研の社会連携教授でもある畠山重篤さんも大きな被害を受け、電気もガスも使えない状況の中、森からの木を切ったり大きなめぐみを分けてもらった。」というお話を聞き、今回のテーマに考えたそうだ。 本日は、山、川、健康、草木のめぐみを少しずつ講義いただい..
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2011年06月15日

しっとりとノリウツギ(糊空木)

090922ノリウツギ.JPGウツギにもいろいろあるが。ここではノリウツギを紹介しよう。この花は7月から9月頃まで咲き、花が枯れてもなぜか翌年まで落下せず花序が残ります。高尾山に行ってもどこの山に行っても近くに流れのある登山道脇では必ずといってよいほど見かけます。つくば植物園でも咲いていたはずなのですが気づきませんでした。[2009年9月22日撮影:上高地@山崎] ノリウツギ(糊空木、学名:Hydrangea paniculata Sieb. et Zucc.)はバラ目ユキノシタ科アジサイ属の落葉低..
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2011年06月11日

第26回NL&RDB編集委員会の開催(速報)

IMGP9734.JPG今日は第26回NL&RDB編集委員会を開催し、ニーズレター第18号の入稿スケジュールと19号の編集方針を決定ました。[写真:「運とツキの法則」の著者はエコカフェ発起人でもある林野宏さんです)] 入稿は7月30日に予定されているエコカフェの第7回通常総会に間に合わせる必要があります。編集委員一同、気を引き締めてあたることになります。 19号では「芦生公開講座2011」、「南アルプス鳳凰三山」などを取り上げることになりました。 また、今後、編集委員を対象とした「エコカフ..
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2011年06月09日

芦生公開講座2011「今,森から考える−森のめぐみ−」のご案内

080725芦生公開講座 051.jpg初めてこの森に足を踏み入れた時、日本にはこんなにも美しい森が残されていたのかと驚きを隠せませんでした。 普段は立ち入りを制限している、原生的天然林内を歩くことのできる貴重な機会です。今年は、今、森からできることは何か、森のめぐみについて考えるプログラムを設定したそうです。また、新しい試みとして、クラブ活動などでの中学生・高校生グループを対象とした参加枠も設定しているそうです。 皆さん、ぜひ参加してくださいね。[京大フィールド研HP・詳細はこちら⇒] −プログラム−..
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2010年08月05日

クマの寝室

100730Ju 055s-.jpg芦生公開講座では、一日フィールドでの実習があります。 森を京大フィールド研の先生方が案内してくださるという贅沢な時間です。 以前の森の状況との違い、植物の役割、現在の問題点など様々な視点からとらえることができます。 そんな森には、クマが使っていたという洞がありました。 小学生だったら3人ぐらい入れると言っておられましたが本当に大きな穴が木の根元にぽっかりと・・・。 大人でも十分入れます。 クマは、頭が入れば小さいと思われる穴でも入っていくことができるそうです。..
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2010年08月01日

芦生公開講座閉講です

20100801100939.jpg最終日の本日は、講義と実習でした。 昔からの植物の使い方なども教えていただき生活との関連も知ることができました。 総集編は、また後で記載しますがとりあえず3日間、頭と体を使った公開講座でした。
posted by エコ・カフェ事務局 at 13:24

2010年07月30日

芦生公開講座はじまりはじまり

20100730142125.jpgセミの鳴き声が山間にこだましているなか、芦生公開講座が始まりました。
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2010年07月30日

芦生の森から新たな価値創造を

IMGP7935.JPG今日から京大芦生研究林で芦生公開講座が始まります。 5月末の第5回エコの寺子屋でも高柳敦先生から芦生の森林内でシカの食害の影響調査(ABCプロジェクト)についてお聞きした。 生物多様性や生態系保全にたいする関心が高まるが、何をしてよいかわからない人は芦生公開講座などに参加してみるとよいだろう。 生態系の保全はできるだけ人間の影響を排除することにあるが、人とて生態系の一員として利用する側の頂点にいることは明らかだと思う。 IMG_8906.JPG芦生の森ではシカの棲息密度は大台ケ原..
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2010年07月25日

アシウスギ(芦生杉)の生命力

080725Ju 039.jpg芦生の森は屈指の豪雪地帯に位置する。(参照「芦生の森の気候条件」⇒) 全面積(4200ha)の約半分は原生林を含む天然林であって、片波川源流域赤崎中尾根一帯にはアシウスギ (芦生杉) の推定樹齢800年以上の巨樹が何本もあるという。巨樹の森に遭遇すると圧倒するパワーに人間の小ささを感じずにはいられないだろう。特に、新緑に萌える時期は生命エネルギーに満ち満ちているのを全身で感じることができよう。 この地域の巨樹は豪雪のため複雑な樹形をしており、「伏状台杉」と呼ばれるが..
posted by エコ・カフェ事務局 at 04:52

2010年07月18日

森の生物多様性を実践しよう!

IMGP7922.JPG17日梅雨明け宣言! 気象庁によるとこの夏は赤道太平洋ではラニーニャ現象が成長するという。 2007年2月、エコカフェの第3回シンポジウムでの山形俊男先生の講演でその年夏はラニーニャ現象が成長するため猛暑との発表。かくして、猛暑、酷暑の辛い夏を経験したのだった。 さて、涼しいニュース。今月30日(金)から3日間、京都府南丹市にある京都大学芦生研究林で公開講座「森のしくみとその役割」が開催。IMGP7921.JPGエコカフェもANAと協賛しています。芦生の森は日中気温が上がっても朝夕の気温は..
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2010年06月30日

芦生公開講座「森のしくみとその役割」−芦生のあゆみ−

1005295GRq 032.jpg京都大学の芦生研究林は「芦生の森」と呼ばれています。 特異な地形や気候がもたらす影響があちこちに見られる貴重な森です。 氷河期の生き残りとも言われる植物や鳥類の種類の多さに驚かされることも多々あり、また、何といっても由良川の源流、最初の一滴を目にすることができる場所には感動します。 京大フィールド研の先生方がゆっくりとご案内しながら、芦生の森の魅力を語ってくれるこの公開講座は、20回記念を迎えました。 森の移り変わりを肌で感じ、森からパワーをもらえるそんな場所です。 ..
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2010年06月26日

トチノキ(栃の木)の立体的な花

100529熊が入るほどのトチノキの洞.JPGIMG_8914.JPGエコカフェの活動でトチノキを観察することがよくある。 トチノキ(栃の木、学名:Aesculus turbinata Bl.) はトチノキ科トチノキ属の落葉高木。日本固有種。この仲間は北半球にしか分布しておらず、セイヨウトチノキ(マロニエ)はヨーロッパ、アカバナトチノキは北アメリカに、トチノキは北海道西南部から九州の冷温帯域の山地の沢筋や谷沿いの土壌・水分条件の良いところに自生樹高30m、幹回り3mを超える巨木になるものも多い。 葉も大きく、葉柄を含めた長さは50cmにも..
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2010年06月20日

カラフルなイモムシはヒョウモンエダシャクに

IMGP8256.JPGこの季節は森は生命力に溢れていることに気づかされる。 森には新緑とともに林床も一面の緑が深くなり、林間や林縁にはいろんな蛾や蝶が舞っているのを愉しむことができます。[@川苔山] アセビ(馬酔木)の葉っぱにヒョウモンエダシャクのイモムシ(幼虫)がいました。ヒョウモンエダシャク(豹紋枝尺、学名:Arichanna gaschkevitchii gaschkevitchii (Motschulsky))はチョウ目シャクガ科の蛾の仲間。北海道、本州、四国、九州の山地の薄暗いと..
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2009年11月11日

ガマズミ(莢迷)も生活の中に

小雨の中、参道のガマズミ(莢迷)の実が真っ赤に熟していた。 この木はスイカズラ科ガマズミ属の落葉低木で、北海道南部から種子島まで山野によく分布する。 実はクエン酸を含むため甘酸っぱい味がし、健医効能などがあり、果実酒として利用されてきたし、枝は弾力があり折れにくいため、薪などを縛る縄代わりに使われたそうだ。昔の人は自然をいろいろと利用する千里眼を持っていたようだ。 名前の由来は、中国名「莢(ジャミ)」が「ガマ」に変化し「酸実(ズミ)」と合成した、また、幹を鍬の「鎌(カマ..
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2009年10月13日

田んぼの生き物@/アカハライモリ(赤腹井守)

IMGP6740.JPG稲刈り&ふれあいサッカーin日立」では、子供たちと一緒に稲刈りをしながらの生き物観察ができなかったのは本当に残念であった。 エコカフェ生物多様性研究所の虫博士こと吉岡さんも少し淋しそうであったが、参加者はみな好奇心旺盛、「これは何か?」「何をしているのか?」など何故何質問も多く次回への予習的な姿も見られた。 一番バッターは「アカハライモリ(赤腹井守、赤腹蠑螈)」で「ニホンイモリ」ともいう。環境省レッドリストでは準絶滅危惧種(NT)に、埼玉県、千葉県など..
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2009年10月04日

芦生公開講座2009のご報告

09koukai2.jpg今日は穏やかな一日で、洗濯物もよく乾いたのではないでしょうか。 エコカフェでは京都大学フィールド科学教育研究センターが主催する芦生公開講座2009を全日本空輸株式会社(CSR推進室)とともに後援しました。 今年度は、7月24日から23日間、『「森のしくみとその役割」−森の動きをつかむ(Long Term Research)−』をテーマに、森林ステーション芦生研究林(南丹市美山町芦生)で実施されました。【京大報告書⇒】 森から流出する「ゴミ」と「栄養」などの講義、森..
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2008年07月25日

芦生公開講座

20080725130137.jpg京大フィールド研が主催、エコカフェ協賛の芦生公開講座に参加。 東京のベターとする重い暑い空気とは違い、カラッとした夏の日差しの中開講! 参加者は、十代から六十代まで幅広い。 大人の中で高校生が一生懸命学ぶ姿を見て、エコカフェが目指す形があった。 あと2日間の体験を通して多くのヒントをつかみたい。
posted by エコ・カフェ事務局 at 17:58