屋久島はウミガメの産卵でも有名

⇒エコツアー 2008年11月28日 08:43

081106vGRcA[P 092.jpg屋久島エコツアーの目的の一つにウミガメ保護の実態調査があった。

アカウミガメが大半だがアオウミガメ、タイマイの産卵で有名な永田浜を訪ねた。ゴミのない静かな砂浜が広がっていた。
ここは夏になると日中は海水浴客でごった返し、夜になると産卵上陸するウミガメが頻繁するそうだ。
しかしながら、ここの浜は人とウミガメカメとの共生ルールが追い付いていなようだ。産卵場所を人が踏み固めてしまったり、ガイドさんが限度を超えた産卵見学案内をしている実態もあるという。081106vGRcA[P 091.jpg
自然には浄化作用や人的圧迫に対するキャパシティは場所によって自ずと限界があると思う。
ことさら自然保護と観光振興の在り方には難しいものがある。何故なら一方の当事者であるウミガメたちには訴える術がないからである。
私たち一人ひとりが人が自然の一員であるという事実をしっかり受け止め行動をとるしかないのでしょうか?
「NPO法人屋久島ウミガメ館」の皆さんの努力は続くようだ。頑張ってください!!


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巨木の森と矮小植物を理解するために

⇒エコツアー 2008年11月19日 00:51

屋久島エコツアー番外編として「第25回草花教室」より少し紹介しよう!IMGP5520.JPG

屋久島の植生については、海岸部は亜熱帯性常緑広葉樹による海岸植生を示すが、開発のため自然林は少なく、山岳地の急斜面が直接海に迫る国割岳の西側斜面及び北側斜面やその他の海岸断崖部、河川の岸壁に自然林が残っている程度とされる。

樹齢800年から1000年以上の屋久杉は、南面で標高300から400m、東面で500m、北面で700mに出現し、ツガ、モミ、カヤ、イヌガヤなどと混成し、上限は標高1700から1800mのヤクザサ帯に及んでいる。
混成する広葉樹は、下部のヤマグルマ、イスノキ、タブ、ウラジロガシ、ツバキ、ユズリハなどの常緑樹と、上部のヒメシャラ、オオシマザクラ、コハウチワカエデ、シマウリカエデ、アカシデなどの落葉樹であって、何れの樹種も巨大化している(写真の中央下部の人が豆粒大だ)。

ところが、標高1500m以上の風衝帯では、散生し、すべて委縮木となっている。
屋久島の矮小植物については「屋久島山上の小型植物」と題する論文が1913年に牧野富太郎により発表されているが、それら矮小植物の出現する植生帯は必ずしも標高の高い山地とは限らない。
これはこの地域の地質要因のほか多雨であることなどの気象要因が考えられている。
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水のちから

⇒エコツアー 2008年11月09日 23:50

屋久島エコツアー 4日目(最終日)

昨日の疲れがまだ残る体に少し休息をあたえ、朝はゆっくりと宿を出発。
屋久島1周(130`)を車で走破。
まずは、千尋の滝(せんぴろのたき)へ行ってみる。
とても大きな花崗岩の一枚岩から滝が流れ落ちている。
キレイな岩に感動!
落差60mの大きな滝だ。
081106vGRcA[P 049.jpg
そして、もっとマジかで滝をみられるのが大川の滝(おおこのたき)、落差は88mある。
すごいしぶきと水量に圧倒される。
この滝は、日本滝百選に選ばれているようだ。
081106vGRcA[P 065.jpg
そのほかにも屋久島にはたくさんの滝があった。
今回のツアーは、水のもつエネルギーを実感させられた。
森を育む水。
海を潤す水。
そして生き物すべてに活力を与える水。
水は、すべての源です。
大事にしましょう。
屋久島動物編は、近々アップします!
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水滴る苔上のキッコウハグマ

⇒エコツアー 2008年11月08日 23:30

IMGP5547.JPG屋久島エコツアー 3日目補足

この季節は森には目立った花は少ない。
ウィルソン株から大株歩道入口を過ぎ安房森林鉄道を楠川分れまで下る途中、湧水が滴る苔に覆われた花崗岩の岩壁上で一株の花。
思わず切ったシャッター。

正体はキク科モミジハグマ属の多年草で「キッコウハグマ(亀甲白熊)」である。
名の由来は5角形の葉を亀甲、花を白熊の手に見立てついたらしい。
特に珍しい花ではないとされているが、今回は一度の出逢いだった。
他に気付かなかったのか株数が減ってしまっているのか、気になるところではあるが。。。。



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屋久杉の巨木化の謎に

屋久島エコツアー 3日目補足081106vGRcA[Q 106.jpg081106vGRcA[Q 093.jpg

屋久島はひと月に35日雨が降るといわれている。
年間平均降水量は日本一、平地で年間平均4千mm、山岳部で7千mmから1万mmを超えるという。
雨の少ないとされているこの時期でさえ山岳部では霧雨の中の行進を余儀なくされた。

雲霧や降雨は樹木や苔を濡らし花崗岩の大地で濾過され、超軟水の名水を育み、流れは渓谷を刻み太平洋に落ちる。
このような豊富な水を巡る環境が屋久杉ばかりかヒメシャラなども巨木化させ、巨樹の森を育んでいるに違いない。081106vGRcA[Q 132.jpg081106vGRcA[Q 131.jpg
屋久杉は年輪が緻密で樹液にはセスキテルペン類、ジテルペン類などの腐朽菌抗菌活性化作用のある成分が多量に含まれているそうだ。
腐りにくいため倒木のうえに次代のスギが育まれ、根元に大きな穴を抱えた大木となり伐採され、切り株を覆うようにさらに次の世代が育まれる。

全く自然の生命力には驚くばかりである!
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豊かな水に支えられ

081106vGRcA[Q 101.jpg
屋久島エコツアー 3日目

山小屋を出発し、縄文杉を改めてみる。
近づけないのが残念だ。遠くからみても、やはり雄大だ。
ここからは、荒川登山口からのぼってくる人たちとのすれ違いにしばし苦戦。なかなか前に進むのに時間がかかった。
途中、夫婦杉や大王杉を見上げ、ウイルソン株までたどりついた。
大きな切り株で、太閤秀吉が大阪城築城のために切り出された木の切り株といわれている。
切り株の中に入り上を見上げると、ハートの形に空が見えた。

081106vGRcA[Q 103.jpg

朝降っていた雨もすぐやみ、時折見える青空がまぶしい。
トロッコ道を下ること1時間半。
白谷雲水峡への分かれ道へ。
もののけの姫の森を目指してひたすら登り、そして下る。
081106vGRcA[Q 113.jpg081106vGRcA[Q 120.jpg
徐々に、苔むした岩や木々が多くなってきた。
気づくとそこは「もののけ姫」の森だった。
残念なことにゆっくり静かに見るという場所ではないらしい。
観光客が写真を撮るのでどいてくれないかと、地元のガイドさんに言われてしまった。
ゆったりとした自然の流れの中で、人は慌しく過ごしていく。
すこし疎ましく思った瞬間だった。
081106vGRcA[Q 136.jpg
1泊2日の屋久島の森横断。
なかなか険しい部分もあったが、森は温かく懐深く包み込んでくれた。
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高塚小屋にて一夜を明かす

⇒エコツアー 2008年11月07日 22:14

屋久島エコツアー 2日目補足

081106vGRcA[Q 074.jpgIMGP5486.JPG投石平から標高1936m九州最高峰で100名山でもある宮之浦岳を越え新高塚小屋を通過し高塚小屋に至る。
小屋の前にはヒメシャラの巨木の森が広がっていた。

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山肌に花崗岩のアクセントが

屋久島エコツアー 2日目補足IMGP5481.JPGIMGP5458.JPG

花之江河から黒味岳分岐を通過し投石平まで高度を稼いでゆく。
時に花崗岩の露出した岩盤の道をロープ頼りに必死に辿り、時に岩盤を覆い尽くす苔類や地衣類の上を勢いよく流れる清流に感激する。やがてして花崗岩が広がる投石平に到着。

屋久島は1500万年前に堆積岩の四万十層群に花崗岩が中央部分で貫入し、隆起してできた島で、現在も隆起は続く。IMGP5463.JPG
081106vGRcA[ 042.jpg花崗岩の貫入時に四万十層群の接触部分が高圧高熱で硬いフォルンフェルス(接触変成岩)に変成し、中央の山岳地帯はすべて花崗岩の基盤からなる。
屋久島の湧水が美味しいのも当然だ!

風は強いが雲は消え、屋久島固有種で絶滅危惧種U類(VU)に登録されている「シャクナンガンピ」のブッシュ脇でゴロンと一休み。
心地よい雲上の世界に暫しの至福を大いに感じた。


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日本最南の高層湿原は

屋久島エコツアー 2日目補足

IMGP5455.JPG淀川を渡り標高を稼ぐと再び雲霧の中を尾根筋の樹林帯を登る。
スギばかりかモミ、ツガ、紅葉の始まったヒメシャラ、ヤマグルマ、ハリギリなどの大木が頭上を覆う。ヤマグルマは常緑樹だが紅葉する。
一帯は巨木化の現象を観察するには持って来いである。
急な斜面を登ると標高1640m、国内最南の高層湿原「小花之江河」続いて「花之江河」に到着、休息をとる。

高層湿原については、「第3回自然観察会in尾瀬」で学んだばかりだ。IMGP5448.JPGIMGP5449.JPG
高層湿原は、冷温・加湿な環境下で植物の有機分が分解されず貧栄養な酸性土壌の泥炭が安定的に堆積して出来上がる。
尾瀬ケ原は8000年程、ここは2600年から2800年程の時を経て現在に至っている。
小さな積み重ねがこのような魅惑の絶景を創造している。凄いことだ!
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モミの大木とハゼノキの黄葉

081106vGRcA[Q 009.jpg屋久島エコツアー 2日目補足

深い雲霧の中をヘッドランプを頼りに淀川小屋まで黙々と行進。
火照った体を休めながら小屋の軒先で朝食をとる。
深い雲霧も日の出とともにうっすらと徐々に消え視界が回復する。

小屋を出てすぐに淀川に掛かる橋を渡る。
橋の上から川面越しにヒメシャラ、ナナカマド、コハウチワカエデの紅葉やヤクシマオナガカエデ、ハリギリの黄葉だろうか。
細かな霧雨が舞う中、しばらく歩くと「モミ」の大木のところで「ハゼノキ」が「黄葉」しているのをパシャリ!IMGP5433.JPG

モミはマツ科モミ属で、屋久島が分布の南端、本州でも照葉樹林帯と落葉広葉樹帯の中間や落葉樹林帯の尾根筋の条件の悪い場所でツガと混生し出現し、太平洋側に多い。エコカフェではよく観察対象としている。
ハゼノキはウルシ科ウルシ属で、東南アジアの暖地に自生し、ヤマウルシ同様かつては果実からロウソクの原料を採ったりしていた。

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縄文杉までの道のり

屋久島エコツアー 2日目

いよいよ本格始動!
今日から明日に掛けて屋久島を横断します・・・
不安を掻き立てられるまだ暗い朝5時の出発。
天気予報では曇り時々雨。
だんだん夜が明け白みかかってくると不安も解消された。
話に聞いていた以上に苦しい山道がつづく。
しかし、エコカフェですので自然観察も忘れずに!
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石楠花も様々だ。
葉っぱの裏が茶色く毛が多いもの、そうでないもの。
ヒメシャラの群生。
モスフォレストと呼ばれるコケの森。

一生懸命歩いたら、縄文杉までたどり着いた。
朝5時に出発し、夕方4時半の到着だった。

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屋久島への道のり

⇒エコツアー 2008年11月06日 19:00

081106vGRcA[P 006.jpg
屋久島エコツアー 第1日目
東京を出発するころは、少し汗ばむような陽気だった。
羽田空港を出発し鹿児島空港へ向かう空は、青空のもとに雲海がひろがりとてもキレイだった。

081106vGRcA[P 023.jpg
今回の旅で、最初の不安に直面。
鹿児島空港で屋久島空港への乗換便を待っているなか、アナウンスが流れた。
天候不良のため条件つきのフライトになると・・・着陸できない場合は引き返すことになる!?
一瞬のうちに「どうしよう」という顔になった。
激しい雨が降っているわけでもないし、なぜなの?
他の乗客も同様の反応が。

081106vGRcA[P 034.jpg
しかし、無事に飛び立ち上空では夕焼けも見える。
屋久島空港に午後5時半着陸。
明日からの縦走に備えて、しっかりした準備をし早めの就寝となった。


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屋久島エコツアーのご案内

⇒エコツアー 2008年10月17日 21:22

081106vGRcA[Q 075.jpg終了しました⇒報告書を掲載
世界自然遺産登録をされて15年が経過している屋久島。
今回のエコツアーは、百名山の一つ宮之浦岳をのぼり縄文杉周辺で泊まりながら夜の訪れを静かに待ちます。帰りは、もののけ姫の舞台にもなった白谷雲水峡を目指します。

日程:2008年11月6日(木)〜9日(日)
行程:
6日 14:30羽田空港発→16:25鹿児島空港着(乗り換え)→17:00鹿児島空港発→17:35屋久島空港着
7日 3:30民宿出発→5:00淀川入口→花之江河→黒味岳→宮之浦岳→縄文杉まで(15:30〜16:30ぐらいを目指す)
8日 縄文杉→大王杉→ウィルソン株→小杉谷→白谷雲水峡→民宿
9日 島内観光(千尋の滝→平内海中温泉→フルーツガーデン→中間ガジュマル→大川の滝→西部林道→永田浜)
18:00屋久島空港発→18:30鹿児島空港着(乗り換え)→19:45鹿児島空港発→21:20羽田空港着 解散

お問い合わせは、事務局まで

※応募締め切り10月20日厳守!

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小笠原エコツアー報告書

⇒エコツアー 2008年08月14日 20:00

20080619-041-s.jpg長らくお待たせいたしました!
地球温暖化最前線!小笠原エコツアー報告書が完成いたしました。
今回は、虻川さんの力作です!
小笠原に行った人もそうでない人も様子がよくわかると思います。
虻川さん、お疲れ様でした。
ありがとうございます!


関連記事(6月27日)⇒
関連記事(6月22日)⇒
関連記事(6月14日)⇒
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人工の虹に清涼感

⇒エコツアー 2008年07月30日 12:30

080711_.JPG
昨年夏の猛暑ぶりも凄かったが今年も暑くてという人が多いようだ。
ならばこの夏は高山の魅力に涼を求めるのも一興ではないか。
エコカフェの立山雷鳥ツアーはすこぶる好評だった。
陽光に黒部ダム放流の虹を満喫した。
涼しさを越え寒さを身体中で覚えるほどだった。

今報告書は添削し、修正中です。
もうしばしのお時間を!!!
おまけ⇒ 

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夏スキー

⇒エコツアー 2008年07月14日 21:51

080711RGRcA[ 088s-.jpg7月11日から2泊3日の立山雷鳥エコツアーが終わった。
山の天気は変わりやすいというが本当にそうだ。


標高2400メートルの室堂についたら、あたり一面真っ白。
雲の中にいるようだ。


080711RGRcA[ 089s-.jpg


今年は残雪も多く、お花畑などは残念ながら見られず。
そんな中、残雪でスキーを楽しむ姿が・・・
日本スキー場開発の高田さんだ!
さすがに上手い!!


080711RGRcA[ 090s-.jpg



スキーを楽しんでいる最中に雨が降ってきた。
そして、アラレも。
それもお構いなく下まで一気に降りていく高田さん。
最後は、板を担いでひたすら登る。

今回のツアーで予想もしていなかった夏スキー。
思わぬ楽しみとなった。
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称名の滝

⇒エコツアー 2008年07月13日 14:15

20080713121941.jpgツアーの最後は称名の滝。
日本一の落差がある滝。
すごい爆風と水量に、一瞬のうちに汗もひき昨日の疲れも忘れるぐらい。
これから、東京へ戻る。今回のツアー、参加された皆さんはどんな風に感じたのでしょうか?

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ツアー最終日

20080713085938.jpgイイお天気の中、最終日にみくりが池を横にみながら、立山をあとにする。
一路下界へ。

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朝日

20080713054718.jpg朝四時半から日の出を待ってました。
一時間後に、やっと拝めた。

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雷鳥にこんにちわ

⇒エコツアー 2008年07月12日 17:18

20080712153418.jpg雪山登山のようなツアーの中、雷鳥に遭遇。
雄大な姿に圧巻。

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