宮古島エコツアー

⇒エコツアー 2010年09月17日 20:08

IMG_8055.JPGIMG_7790.JPG宮古島は、目の覚めるようなエメラルドグリーンの海、どこまでも続く純白の砂浜に囲まれ、自然あふれる島です。昨年の調査を経て、今回宮古島でのエコツアーを企画いたしました。
愛嬌たっぷりの天然記念物宮古馬とのふれあい、沖縄最大の湿原池間湿原での野鳥の観察、マングローブでの生き物観察、そして神の島と呼ばれ、神聖な場所がある大神島を散策するなどのほかのツアーでは、体験できない内容となっています。


日 程:2010年10月10日(日)〜12日(火)

行 程
10日 羽田発6:50 → 宮古島着9:50(JTA21便)
【宿泊】アトールエメラルド宮古島  2泊・シングル(朝食付)

    10:00〜レンタカーにて移動
          東平安名崎(ひがしへんなさき)
来間島(昼食)・・・宮古そば
         宮古馬とのふれあい
          ホテル
          夕食(市内にて島料理を堪能) 

11日 9:00〜10:30  島尻マングローブ観察 (ガイド:まさぼう)
  10:30〜12:00 大神島散策 (ガイド:島尻さん)
  12:30〜  池間島(昼食)
          池間湿原観察
           西平安名崎(にしへんなさき)
           夕食(市内にて島料理を食べつくす)

12日 フリー
  (例 : 伊良部島・下地島散策、釣りや海水浴など)

    ★宮古島発14:55 → 那覇着15:40(JTA564便) / 那覇発16:40 → 羽田着19:00(JAL918便)


▼島内移動・・・3日間 レンタカー


※参加ご希望の方は、事務局までご相談ください。
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オガサワラセスジゲンゴロウはちっちゃい

⇒エコツアー 2010年07月14日 23:15

P5070224.JPG小笠原父島東平植物群落保護林内に設定された「アカガシラカラスバト・サンクチュアリー」内の水溜りでゲンゴロウを観察した。ガイドの原田さんによるとオガサワラセスジゲンゴロウというそうだ。

オガサワラセスジゲンゴロウ(学名:Copelatus ogasawarensis)はコウチュウ目オサムシ上科ゲンゴロウ科の小型のゲンゴロウ。小笠原の固有種天然記念物に指定。水中生活のためグリーンアノールの捕食から逃れ、沢筋や水溜りで普通に見られるという。しかし、体長5mmと超小型のためよく目を凝らして観察しないと確認はできない。小笠原には広域種のヒメゲンゴロウハイイロゲンゴロウも棲息しているそうだ。ゲンゴロウの仲間は飛翔能力が優れていることや耐海水性を有していることから長距離は別としても近距離ならば容易に移動がせきると考えられる。

ゲンゴロウの仲間は肉食性であることから、ゲンゴロウが普通に見られるのは小笠原の水生生態系では餌となるミジンコなど動物プランクトンなどが豊富であると推察してもよさそうだ。機会があったらもう少し調べたいものだ。

@小笠原エコツアー「ケータ島沖(聟島列島)と小笠原固有植物の森をめぐる旅」

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オガサワラチビクワガタは

小笠原の森に入ると気付くが、精気が感じられないことであろう。
森には生命力が溢れている気配が少ない。それはグリーンアノールなどの外来種による食圧で森の生き物の絶対量と多様性が衰えているためであろう。

そんな中で、夜行性の昆虫や朽木の中でその生涯のほとんどを過ごす昆虫は適度に維持されているようだ。写真のオガサワラチビクワガタは後者の仲間。IMG_3037.JPGオガサワラチビクワガタ(学名:Figulus boninensis)はクワガタムシ科チビクワガタムシ属の甲虫であって、小笠原諸島の固有種である。
日本には他に4種のチビクワガタ属が適応放散している。
@ 関東以南の本土と伊豆諸島:チビクワガタ
A 伊豆諸島と南西諸島:マメクワガタ
B 中硫黄島:イオウマメクワガタ
C 南北大東島:ダイトウマメクワガタ
この仲間は世界的にはアジアを中心にオセアニア、アフリカに分布するが詳細は分かっていないという。未知なる連中でもある。

オガサワラチビクワガタは、全身が黒く、前胸背板が広く、前翅には縦筋が入り、雌雄による大顎の大きさの相異はなく性的二形は認められない。体長は2cm程度とこの仲間では最大。成虫になっても朽木の中で集団生活し、親は幼虫にエサを与えるなどの保育行動を発達。このため亜社会性のレベルにまで達した社会性昆虫に近いものと考えられている。地味ではあるが興味深い存在である!

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神秘の島、屋久島

⇒エコツアー 2010年06月20日 22:20

P1000252.JPG今夜のテレビ東京「世界何でも大図鑑」をザッピングしていたら、ちょうど屋久島永田浜でのアカウミガメ産卵観察会の様子が放映されていた。

2008年11月に「屋久島エコツアー〜洋上のアルプスを訪ねて〜」を実施した時に、屋久島うみがめ館を訪ねたのを思い出した。季節外れのためか静かな細長い花崗岩質の砂浜広がっていた。
永田浜は前浜、いなか浜、四ツ瀬浜からなり、海蝕崖に囲まれた細長い浜で、永田川が流れ込む貴重な浜でもあって、ラムサール条約登録湿地として保護されている。この浜には5月頃から7月にかけてアカウミガメが産卵に訪れるという。一度は産卵の頃に訪島を企画したいと思う。

アカウミガメの保護と産卵観察会をルールを決めて実施しているという。海岸を清掃しきれいな浜を守ることは、そこを生きる場としている多くの生き物を守っていることにもつながるのである。

関連記事(屋久島はウミガメの産卵でも有名)⇒    関連記事(アオウミガメを)⇒

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非日常への誘い

⇒エコツアー 2010年06月17日 15:20

小笠原から戻り早くも1ヶ月以上がすぎてしまいました。
私たちが行った頃は、梅雨のはしりだよとガイドさんが言っていましたが、もう梅雨明けしているようなお天気が続いているようです。
同じ東京でも、こちらはこれからが梅雨本番。
本格的な夏は、少し先です。
小笠原での出来事を振り返ると、ケータ島への移動やサンクチュアリの散策など内容の濃いものばかりでしたが、ハプニングもありまさしく非日常を体感でした。

そして、もうひとつの非日常は食事。
地元の食材を使った料理を楽しめるのも旅ならでは。
今回の参加いただいた方々も「地元の食材をぜひ楽しみたい!」と言うことで、小笠原と言えば「カメ」でしょう!
カメの「お刺身」「ポン酢」「煮込み」「から揚げ」「炒め物」と「島寿司」のフルコースです。
昼間は、海洋センターに行き「アオウミガメ」の赤ちゃんを見てカワイイ〜と言っていたにも係わらず、夜には「感謝」して美味しくいただきました。

●カメのお刺身
 あっさりしていて、思った以上に食べやすい。
 馬肉のあっさりしたようなイメージ?
P5050092s-.jpg


●カメのポン酢
 ゼラチン質があり、コリコリしている部分も含まれ食感が楽しい。少しカメ独特の臭みがあるが、気にならない人は美味しいと思う。
P5050094s-.jpg


●カメの煮込みとから揚げ
 煮込みは、臭みがなく食べやすかった。本来ならもう少しクセがある味なのだが、お店の主人が時間をかけて下ごしらえしたようだ。
 から揚げは、カメの肉と言われないとわからないのではないかと思うほどだ。
CIMG0135s-.jpg


●カメの炒め物
 見た目は、カメとはわかりにくい。にんにくが効いているので臭みは感じられず美味しいかった。
P5050095s-.jpg


●島寿司
 鰆をづけにして、わさびの代わりにからしがぬってある。
P5050096s-.jpg


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カツオドリは愛嬌たっぷり

⇒エコツアー 2010年05月25日 06:21

P5050031.JPGおが丸は東京と小笠原の1000kmを航路を旅する。
初めて乗船する人は26時間近い船旅に戸惑うかもしれない。とにかく東京湾を出てしまうと島影以外に太平洋の大海原の単調な風景に耐えられないのではないかと。
確かに脳への視覚的刺激が極端に少なくなるため、日頃疲れている脳はしっかり休むことができそうだ。いつしか慣れてしまい不思議とのんびりしたモードに入ってしまう。
P5050027.JPG船旅の友と言うとカツオドリ(鰹鳥)である。海水面ぎりぎりの波間に上手に飛行する姿は芸術的で美しい。カツオなど大型の魚に追われ海面に上がってくる小魚を狙っているのである。
カツオドリ(鰹鳥、学名:Sula leucogaster (Boddaert))はペリカン目カツオドリ科の海鳥で、IUCNレッドリストでは経度懸念(LC)に指定。小笠原航路ではよく見かけ、おが丸と並行して飛行するなど愛嬌たっぷりである。

好奇心が旺盛なのだろうか、気儘な来訪者の姿になんとなく頼もしくなる。そんなゆっくりと時間が流れる単調な船旅に疲れた脳を休めてみるのもよいかも知れません。

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アルバトロスの軌跡

⇒エコツアー 2010年05月21日 06:36

.JPG小笠原の聟島は昭和初期まではアホウドリ(阿呆鳥、英名:アルバトロス、学名:Diomedea albatrus)の繁殖地であったそうだ。
訪島の日は上空を風に乗って数羽のクロアシアホウドリコアホウドリが舞っていた。さてみんなカメラを向けて何を撮っているのでしょうね。
アホウドリは羽毛目当ての乱獲で激減し、今ではIUCN、環境省レッドリストで絶滅危惧U類。現在の繁殖地は伊豆諸島鳥島尖閣諸島南小島のみという。火山島である鳥島は噴火の危険があり、尖閣諸島は領土問題があることから、2008年から故郷聟島列島を繁殖地として復活しようという壮大な保護計画が開始された。
AzEh.JPG今年も鳥島から15羽の生後35日の真っ黒なヒナが聟島に移送。山科鳥類研究所のスタッフにより保護飼育。栄村さんの話では昨年の巣立った個体の追跡調査でも結果良好で、今年も5月20日頃に巣立つとのことであったから、もうヒナたちは成長して真っ白な羽毛に変身し、太平洋の大海原に飛び立っているのでしょう。[写真をクリックし拡大してね!白はデコイ、クロはヒナ。]

翼開張2.4m、彼らの未来への希望を背に雄大に空を舞う姿が想像されます。5年後に繁殖のためしっかり聟島に戻ってきて欲しいですね!

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大自然が見せる暮れなずむ美

⇒エコツアー 2010年05月20日 18:22

IMGP7521.JPGP5050090.JPG小笠原父島の三日月山(標高204m)にある展望台(ウェザーステーション)は夕陽を眺める最高の場所とされている。
水平線の彼方には必ずと言ってよいほど厚い雲がかかり完全な太陽が没するのを見ることができることはほとんどないと聞く。
エコツアー初日は曇りがちであったが日没のころには水平線上にわずかに雲を残すまでに晴れた。
空一面をオレンジ色に染め上げやがて水平線の彼方に没してゆく太陽。当日このブログで速報したが、夜の帳が下りると闇は足元からひたひたと広がるが、ほのかに明るさを残す空には一番星が現れ次第に満天の星空が世界を支配するには静かな時が流れることに気づこう。

奥山で感じる日没とともに一瞬のうちに訪れる闇とは異なり、大海の彼方水平線に没する夜の帳は時間のながれがゆっくりとしていて不思議な趣がある。

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大自然が見せる刹那の美

CIMG0081.JPG小笠原父島の最高峰中央山(319m)に登った。
低い山にもかかわらずこの季節は雲霧が発生することが多いそうだ。
頂上から二見港を眺めていると白の世界を割って浅い雲霧からわずかに日差しが差し絶景を作った。
左側には振分山を越え須崎のくびれの向こうに野羊山の陰が遠く現れている。
周囲は深い白の世界が広がるがわずかに広がる海面の波間に反射光がキラキラとして不思議に美しい。

大自然が刹那に贈る絶景美はどうしようもない。こんな滅多に遭遇できないチャンスに巡る会うことができるのもエコカフェが企画するエコツアーならではと思う。あなたも自然の不思議に入り込んでみませんか。

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大自然の造形美と作者

⇒エコツアー 2010年05月19日 05:07

P5050039.JPG行きの船から遥か海原に朦朧(もうろう)と見えた島影。小笠原諸島聟島列島は名前の付いた九つの島と十一の岩からなるそうだ。
あらためて聟島列島の島々と岩々を船で巡った。聟島(ケーター島)の南に位置する針之岩とそれに続く畳岩の光景は奇怪な造形美である。この作者は荒波と風雨であり、幾百万年の歳月をかけて、岩塊の弱いところを丁寧に削り、砕き、磨いた結果なのである。眼鏡岩も不思議なトンネルを作っている。
P5060172.JPGIMGP7624.JPG自然は偉大な力をとことん感じさせてくれる。大自然は芸術作品であり芸術家でもあるところが奥深く面白いと思う。

小笠原の長い船旅でいつも思うことだが、エコツアーの醍醐味は素直に自然を受け入れる感性を磨くことである。それはエコカフェの企画するエコツアーの魅力の一つでもあるのです。とりわけ自然には季節、天候、時間帯、見る場所、見る人の心(魂)でまったく異なって見えてくる不思議があります。

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最後はシロトベラ(白扉、白海桐)

⇒エコツアー 2010年05月17日 12:30

080101}ij 115.jpg小笠原固有種のトベラ科トベラ属は4種に種分化していることはよく知られている。先に紹介したコバノトベラオオミトベラハハジマトベラに加えシロトベラである。これらの種は形体差が比較的大きいものの遺伝的差異が小さい特徴があり、生育場所を棲み分けていることが確認できるのが面白い。
シロトベラ(白扉、白海桐、学名:Pittosporum boninense Koidzumi)はトベラ科トベラ属の常緑小高木。分布は父島、兄島、弟島、母島で、乾性小高木で山地の林縁や明るい林内に自生し、個体数も多いとされる。樹高は3、4mほど。しかし、現実にはクマネズミによる結実種子の食害が問題になっているそうだ。樹皮が白く、葉は全縁がオオミトベラ同様波打つが花茎が短いことなどが特徴である。

これらの種分化は小笠原諸島の形成史が起因している。4800万年前と3300万年前の太平洋プレートのフィリピン海プレートへの沈み込みに伴う海底火山噴火が父島列島と母島列島の形成起源であって、その後陸地化と浸食・沈降を繰り返し、数百万年前に陸地を点在させたと想定されている。トベラ属の種内分化はDNA鑑定により16万年前に起きたとの研究報告があるこの分野の研究が進むことで大洋島である小笠原諸島における植物等の適応放散による種分化の真実が明らかにされることで生命の不思議の一端が解き明かされることを期待したい! 

[小笠原エコツアー報告書]⇒

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小港海岸に注ぐ八ツ瀬川は

⇒エコツアー 2010年05月15日 07:23

IMGP7480.JPGIMGP7477.JPG小港海岸の砂浜は真っ白な珊瑚砂のようだ。
この海岸には八ツ瀬川が注いでいる。正確には降雨の多いこの時期には注いでいるというべきであろう。
近年八ツ瀬川は河口に近い流域の護岸工事をしてしまいすっかり綺麗になってしまった。宮古島島尻マングローブ林は護岸工事をしないことで命が守られている。IMGP7481.JPGこの川には大ウナギが棲んでいるのが見えたのだが今ではよく分からない。
河口付近にはボラの稚魚であろうか。小さな魚が泳いでいるのに気づきました。 [右上写真を拡大してね!] 静かに注ぐ川の水温は海水よりもずっと暖かかったのが印象的でした。

静かなるかな、静かなるかな、小港の白砂を

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ヌマエビとアメンボの仲間を発見!

⇒エコツアー 2010年05月14日 17:36

IMG_8758.JPGサンクチュアリー内にある小さな渓流で小さな命に出逢った。
手のひらをそっと水中に沈める。間もなく小さな生き物が近づき、手の甲に乗ってゴソゴソとあいさつしてくるではないか。
原田さんの説明によるとヤマトヌマエビ(学名:Caridina multidentata)だそうだ。ふーん。小笠原には7種のヌマエビが棲息し、6種は海で産卵し、ゾエア期を過ごす両側回遊性だという。へー。
帰って調べると小笠原固有種は2種(オガサワラヌマエビとオガサワラコテナガエビ)だが、淡水エビはどうも奥が深いらしい。
緩やかな流れの水面には天然記念物のオガサワラアメンボ(学名:Neogerris boninensis)が何匹もスイスイと泳いでいた。

薄暗いジャングルの中でみんなびっくりしてしまいました。この自然は何としても守っていかなければと心に誓った。


関連記事(小笠原の淡水生態系を守ろう!)⇒
タグ:小笠原 父島
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オガサワラモクズガニ(小笠原藻屑蟹)はでかい!

⇒エコツアー 2010年05月13日 18:18

100507YNKj@TN`A[.JPG父島の中央山東平植物群落保護林内にアカガシカラスバトの生息環境を守るための「アカガシカラスバトサンクチュアリー」が設定されている。実はサンクチュアリー内はほかの生き物たちにとっても生息環境が守られる副次効果をもたらしているようだ。
サンクチュアリー内のバッファーゾーンを散策中のことである。小さな渓流沿いの林内で「オガサワラモズクガニ」(学名:Eriocheir ogasawara Komai)に遭遇した。小笠原固有種で父島、兄島、弟島、母島に棲息し、ノネコトラップにかかることで最近分かったことだがこの時期には産卵のために海にくだるという。
このカニの特徴は、本土のモクズガニに比べ体格が大きく甲羅の長さに比べ幅が広いこと、甲羅の背が平らなこと、第4前側縁歯を欠くこと、オスの交尾器が長いこと、であるという。
体色は暗黒褐色で暗い林内では保護色化しているように見える。

こうしてサンクチュアリー内では運がよいと希少な生き物たちを観察することができるのです!!


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古のうた方は不思議な風景を今に

⇒エコツアー 2010年05月12日 23:54

IMGP7475.JPG時代は遡ること第二次世界大戦中、1944(昭和19)年6月某日、サイパン沖である惨事が起こったという。
輸送船「濱江丸(ひんこうまる)」は航行中に船尾に米軍の爆撃を受け操舵不能のまま漂流したが、必死の修繕ののち自力で北に航行していたという。
しかし同年7月末に、父島近海で再び爆撃を受け漂流し、境浦で座礁。その残骸が鉄錆の塊として今に至っているという。
海中に沈んだ船体の残骸部分は今日では皮肉にもシマハギ、ユウゼン、カサゴなどの熱帯魚が集まる静かな魚礁となってしまっている。

海と沈船という不思議な風景は歴史の痛みを今日に静かに伝えているのだが......そして、何を感じ、何を思い、何を大切にするかは、まったくあなた次第であるこことが不思議である!
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ハハジマトベラは変種

IMGP7789.JPG小笠原亜熱帯農業センターの温室を視察した。
ハハジマトベラ(学名:Pittosporum parvifolium Hayata var. beecheyi (Tuyama) H. Ohba,)はトベラ科トベラ属の常緑の乾性低木。樹高は2、3mほど。小笠原固有種で平島以外の母島列島に分布し、コバノトベラの変種で結実はよくするという。
絶滅の危険が高まっている種として環境省RDBで絶滅危惧種U類に指定。群落も形成しており比較的安定しているように思われる。

関連記事(オオミトベラ)⇒

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そーっと贅沢な時間を

IMG_8613.JPGミルクを掻き混ぜたようなやわらかな青色が陽の光に優しくする。
小港海岸の波は小さく繰り返すばかりで静かな時がただただ流れている。
この海岸がみんな私たちのものに思えるほどに....。
砂浜は優しく足の裏を触ってくれるし、
さざ波は心地よく足の甲を流れていく。
うぐいす色の砂浜は小さな貝や珊瑚の宝物を隠しているが、
ああそーっとして欲しいほどに....。
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オオミトベラの受難

P5070228.JPGオオミトベラ(学名:Pittosporum chichijimense Nakai)はトベラ科トベラ属の常緑低木で湿った林内に自生。小笠原固有種で父島と兄島にのみ分布し、花柄が長いのが特徴で結実はしにくいという[写真中央付近に1個小さな実が確認できます。拡大してみてね!]
コバノトベラと同じように近い将来野生での絶滅の危険性が高い種として環境省RDBで絶滅危惧TA類に指定。トベラの仲間の中ではヤギが最も好んで食べることから激減しているという。
結実しにくいうえヤギの食害ターゲットのため父島の個体は受難が続くのである!

関連記事(貴重なコバノトベラ)⇒


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貴重なコバノトベラ

⇒エコツアー 2010年05月11日 18:57

100507Romgx@(?1{)QRr.JPGコバノトベラ(小葉扉、小葉海桐、学名:Pittosporum parvifolium Hayata)はトベラ科トベラ属の常緑の乾性低木。小笠原固有種で父島と兄島のみに分布し、強い日差しから守るため葉が小さいのが特徴である。
近い将来野生での絶滅の危険性が高い種として環境省RDBで絶滅危惧種TA類に指定。現に雌株は写真のものが最後の1株であるという。
悲しいかな、まったく貴重な存在なのである!

参考情報(森も海も不思議いっぱい!小笠原エコツアー)⇒
参考情報(小石川植物園における小笠原関係調査)⇒

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クサトベラ(草海桐)は何故に

CIMG0156.JPG聟島南浜にはクサトベラがこつ然と存在感を示していた。
クサトベラ(草海桐、学名:Scaevola frutescens(Gaertn.) Roxb)はクサトベラ科クサトベラ属の常緑低木であって、小笠原諸島のほか南西諸島やオーストラリア、ポリネシアに多く分布するらしい。浜辺に真っ先に進出してくる逞しい植物である。
ノヤギの食害が無くなったためか島には多くのクサトベラの進出が植生回復の初期の段階として確認された。

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