アマミハナサキガエル(奄美鼻先蛙)はスタイル抜群

⇒エコツアー 2015年11月17日 23:18

12250126_965395336861011_5392072318277278332_n[1].jpg奄美大島の亜熱帯照葉樹林の森には珍しい蛙たちが棲んでいます。住用地区の林道でみたアマミハナサキガエルもその一つです。[2015年11月13日撮影:奄美大島エコツアー2015@阿部]

アマミハナサキガエル(奄美鼻先蛙、学名:Odorrana amamiensis(Matsui))は無尾目(カエル目)ナミガエル亜目アカガエル科ニオイガエル属の蛙。日本固有種、IUCNレッドリストで絶滅危惧TB類。分布は奄美大島、徳之島に限り、山地の自然林や二次林内の渓流付近に棲息。成体の平均体長は雄で65mm前後、雌で88mm前後。体色は背面が緑色タイプとわずかに茶色タイプがいて、黒褐色の字に光沢のある各色の斑点が入ります。四肢がやや長く、後脚を前屈うると下腿と足根の間の関節が吻端の前に出るほどです。食性や社会性は不明。繁殖期は奄美大島では10月中旬から5月上旬(徳之島では2月頃?)、上流から中流域の急流下のよどみに乳白色の卵を産む。鳴き声がピヨ、ピーヨと美しい。

森林伐採による水質汚染や奄美大島では外来種のマングースの食圧により数を減らしているという。近縁種に沖縄本島に棲息するハナサキガエルが知られます。


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石も心も洗われて

⇒エコツアー 2015年11月14日 12:25

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さて、ホノホシ海岸へ

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国民文化祭を開催中

⇒エコツアー 2015年11月13日 14:52

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奄美大島に到着

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奄美大島エコツアー

⇒エコツアー 2015年09月09日 18:45

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奄美大島の雄大な景色と自然体験を満喫しにいきませんか?
佐渡ヶ島に次ぐ大きさの奄美大島は、森が深く島の海岸線はリアス式のように入り組んでいます。
固有な動植物も多く、また島の歴史や食文化も豊かです。
島の魅力を凝縮した2泊3日のツアーを企画いたしました。
この機会にぜひご参加ください。

日程:2015年11月13日(金)〜15日(日)

募集人数:7名(10/27定員になりましたので、募集を締め切ります)

スケジュール
13日  11:30 羽田空港集合
     12:10 羽田空港出発
     14:35 奄美大島空港到着
           到着後は、エコカフェ絶滅危惧種保護センター訪問
           
           (オプショナルツアー:アマミノクロウサギナイトツアー)
     
14日   8:30 宿出発
      9:30 環境省野生生物保護センター訪問
           金作原原生林散策     

15日   8:30 宿出発
      9:30 マングローブ原生林カヌーで散策
     15:25 奄美大島空港出発
     17:15 羽田空港到着
           解散  

参加費:45,000円(往復航空券、ホテル、レンタカー代込)

宿 泊:ホテルニュー奄美(新館)(朝食付き)

※天候により、スケジュールの変更がありますので予めご了承ください。

申し込み先:一般社団法人エコロジー・カフェ事務局
      電 話:03-5280-2377
      メール:info@ecology-cafe.net

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ウラジロガシ(裏白樫)の葉はお茶に

⇒エコツアー 2014年12月20日 00:19

141108ウラジロガシ@エコカフェ.JPG対馬二日目。龍良山原始林でみたウラジロガシを紹介します。ウラジロカシともいう。葉のエキスに胆石・腎臓結石排出促進作用があることが確認されているそうです。葉を乾燥してお茶にします。松崎さんどうですか。[2014年11月8日撮影:対馬エコツアー@阿部]

ウラジロガシ(裏白樫、学名:Quercus salicina Blume)はブナ科コナラ属の常緑高木。分布は本州宮城県・新潟県以南、四国、九州、南西諸島、国外では朝鮮半島、台湾に及び、低地から山地の尾根沿いや渓流沿いなどの温暖湿潤地に自生。141108ウラジロガシ樹幹@エコカフェ.JPG樹高は20m以上、樹皮は暗褐色から灰色で平滑、葉は互生し、葉身5pから13pほどの倒卵状から楕円状長楕円形、葉縁の鋸歯が鋭く尖り、葉裏が粉白色になるのが特徴です。花期は5月から6月頃、新枝基部から長さ約4pの雄花序を下垂、新枝上部の葉腋から長さ約7oの雌花序をつけます。雄花序は褐色の軟毛を密生。果実は長径約2pの広卵状楕円形から長楕円形の堅果(どんぐり)、濃褐色です。

シイやアラカシと異なり、人里近くにあまり出現することはないという。品種レベルにヒロハウラジロガシが知られます。また、オキナワウラジロガシとの交雑種があるそうです。


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アリドオシ(蟻通し)は林内あちこちに

⇒エコツアー 2014年12月19日 21:54

141108アリドオシ@エコカフェ.JPG対馬二日目。厳原町内山地区にある龍良山(標高558.5m)、天道信仰の聖地(神山)であるが故、伐採されずに手付かずの自然、照葉樹林が残されています。そんな林下でたくさん見られたアリドオシを紹介します。名前の由来は鋭い棘が「蟻をも刺し通す」ことにあります。別名に「イチリョウ(一両)」ともいう。[2014年11月8日撮影:対馬エコツアー@阿部]

アリドオシ(蟻通し、学名:Damnacanthus indicus C.F. Gaertn.)はアカネ科アリドオシ属の常緑低木。分布は本州関東地方以西、四国、九州、南西諸島、国外では東アジア、東南アジアからインド東部まで広く、薄暗い林下に自生。樹高は20pから60pほど、主茎は真っ直ぐに伸び、側枝は二叉分枝しながら横に広がります。若枝には曲がった短毛が生えます。葉は対生し厚く光沢、大小二形が交互、葉腋に短毛が変異した棘が1対、葉身7oから20oほどの卵形、全縁で先は尖ります。両面とも無毛。花期は4月から5月頃、葉腋に筒状の白い花を1対ずつ咲かせます。花冠は長さ約1pの漏斗型で先が4裂。果実は径約5oの球形の液果、冬に赤く熟します。

千両万両有り通し」と称し、お正月の縁起物とされます。変種・品種にオオアリドオシ、オオバオオアリドオシ、ホソバオオアリドオシ、ヒメアリドオシなどが知られます。


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クロキ(黒木)はひょろりと

⇒エコツアー 2014年12月16日 20:00

141108クロキ@エコカフェ.JPG対馬二日目。龍良山原始林はシイ・カシを中心とする照葉樹林のからなります。クロキもそんな照葉樹林のひとつです。名前の由来は樹皮の色が黒褐色なことにあります。[2014年11月8日撮影:対馬エコツアー@阿部]

クロキ(黒木、学名:Symplocos kuroki Nagamasu)はカバノキ目ハイノキ科ハイノキ属の常緑小高木。日本固有種。分布は本州南関東地方以西、四国、九州、沖縄に及び、シイ林域の温暖な沿岸域に自生。141108クロキ樹幹@エコカフェ.JPG樹高は5、6m(10m)ほど、樹皮は黒褐色から白っぽく平滑で小さな皮目が付き、枝は緑色で稜があります。葉は互生し有柄、葉身4pから7pほどの楕円形か長楕円形で全縁か葉先縁に波状浅鋸歯、葉先はやや鈍頭。表裏とも無毛、葉表は主脈が隆起、革質で光沢があり、乾くと黄緑色になります。花期は3月から4月頃、前年枝の葉腋に極短い穂状花序をだし、白い小花が密集。花冠は径約8o、5深裂、雌蕊1本、多数の雄蕊が目立ち、芳香がするという。果実は長径1pから1.5pほどの楕円形の核果、秋に紫黒色に熟します。

クロキの幼体の葉は成木に比べて丸く、鋸歯が顕著だそうです。植物では幼体の葉の形などがしばしば成体のものとは異なるため、観察する際には注意が必要です。


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ツシマジカ(對州鹿)は本州鹿に近い

⇒エコツアー 2014年12月03日 20:00

141109ツシマジカ雄@エコカフェ.JPG対馬三日目。対馬野生生物保護センターから空港に向かう途中で、あそうベイパークに立ち寄りました。オートキャンプ場があり、ゲンカイツツジやダンギクなど四季折々を楽しむことができます。ここでは、展示飼育しているツシマジカを紹介します。[2014年11月9日撮影:対馬エコツアー@阿部]

ツシマジカ(対馬鹿、学名:Cervus nippon.pulchellus )は偶蹄目ウシ亜目シカ科シカ属のシカ。日本固有亜種でホンシュウジカ(中国地方産)に極めて近い。肩高は76cm、尾は24cmほど、全身は茶色で夏毛は胴体に白点が出現、冬毛は黄褐色で背に黒条のある点はユーラシア大陸のアカシカに似るが、尾はニホンジカと同じく白色で縁が黒です。食性は植物食、草や木の葉、樹皮などを食します。交尾期は9月から11月頃、翌年5月から7月頃に1頭の仔を出産、仔鹿は生後2年で性成熟します。

日本国内にはエゾジカ、ホンシュウジカ、キュウシュウジカ、マゲジカ、ヤクシカ、ケラマジカの7地域亜種が知られ、体格はベルグマンの法則に従い、南に棲息するものほど小さくなります。


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チョウセンイタチ(朝鮮鼬)は遺存個体群!?

⇒エコツアー 2014年12月01日 20:41

141109チョウセンイタチ@エコカフェ.JPG対馬三日目。対馬野生生物保護センターに展示されている剥製からチョウセンイタチを紹介します。日本列島がまだ大陸と陸続きであった名残をとどめる種と考えられます。[2014年11月9日撮影:対馬エコツアー@阿部]

チョウセンイタチ(朝鮮鼬、学名:Mustela sibirica (Pallas))はネコ木イタチ科イタチ属の中型のイタチ。IUCNレッドリストで経度懸念(LC)に指定。分布は対馬、国外ではユーラシア大陸北部、ヨーロッパ東部、ヒマラヤ北部からシベリア、中国、朝鮮半島、台湾に広く、住宅地や農村周辺、山麓に棲息。体型は性的二形、雄で頭胴長28pから39pほど、尾長16pから21p、体重は650gから820g(雌で25pから31pほど、13pから16pほど、360gから430gほど)、体色は山吹色でやや帯褐色、額中央部から鼻にかけ濃褐色の斑紋が入ります。食性は雑食、ネズミ類、鳥類、甲殻類、魚類を主に、果実類なども食します。繁殖期は4月から5月頃、一夫多妻、雌は5、6頭の仔を生み、仔は秋には親離れをします。

別名にシベリアイタチ、タイリクイタチとも呼ばれます。対馬の個体群を亜種とする学説もあるようです。西日本を中心に移入。在来のニホンイタチは目の周りが灰色でより小型で尾がやや短めだそうです。


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マナヅル(真鶴)は越冬に

141109マナヅル@エコカフェ.JPG対馬三日目。対馬野生生物保護センターには対馬で見られる貴重な野鳥の剥製が展示されています。佐護平野に冬季に越冬のため飛来するマナヅルもそんなひとつです。[2014年11月9日撮影:対馬エコツアー@阿部]

マナヅル(真鶴、真名鶴、学名:Grus vipio Pallas)はツル目ツル科ツル属のツルの仲間。IUCNレッドリストで絶滅危惧U類。分布は夏季に中国北東部、モンゴル北東部、アムール川・ウスリー川流域、冬季には日本、朝鮮半島、長江下流域へ南下、湿原や低地の草原などに棲息。体長は120pから135pほど、体色は灰色、頭部から喉、後頸にかけて白色。嘴基部は黒い剛毛で被われ、耳孔後方から側頸、前頸、下面にかけて濃灰色、雨覆が灰白色、初列と次列の風切の羽先は黒く、三列風切は長く白い。眼の周囲から嘴基部にかけ赤色の皮膚が裸出。虹彩は橙色、嘴は黄緑色、後肢は淡赤色や暗赤色です。食性は雑食で、魚類、昆虫、カエル、植物の茎や葉、種子を食します。産卵期は5月、2個を産卵し、雌雄交替で抱卵します。

名前の由来は「ま」が「標準的な」、「な」が「食用」を意味することにあります。越冬飛来数の多い出水平野(鹿児島県)は「ツルおよび飛来地」として告に特別天然記念物に指定されているという。


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ヤマショウビン(山翡翠)は旅鳥

⇒エコツアー 2014年11月29日 00:25

141109ヤマショウビン@エコカフェ.JPG対馬三日目。対馬野生生物保護センターには対馬で見られる貴重な野鳥の剥製が展示されています。アカショウビンに続き、ヤマショウビンを紹介します。[2014年11月9日撮影:対馬エコツアー@阿部]

ヤマショウビン(山翡翠、学名:Halcyon pileata )はブッポウソウ目カワセミ科ショウビン亜科ヤマショウビン属のカワセミの仲間。分布は繁殖期に中国東部、朝鮮半島、冬季に東南アジア、インド沿岸やスリランカで通年、日本には南西諸島、対馬、隠岐、舳倉島など日本海側の島嶼に飛来、森林に棲息、捕食時には河川、農耕地、海岸に出没。体長は30pほど、体色は腹が淡黄褐色、翼の芯が黒く翼の縁と背中が紺色、嘴と足が赤色です。配色がアオショウビンに似るが、頭部が黒く首が背中側まで白いことが異なります。

食性は動物食、カニ、カエル、トカゲ、ムカデなどの小動物。産卵期は5月から6月頃、樹洞や崖に巣穴を掘り、営巣。産卵数は4個から6個という。


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アカショウビン(赤翡翠)は森の宝石

⇒エコツアー 2014年11月28日 08:55

141109アカショウビン@エコカフェ.JPG対馬三日目。対馬野生生物保護センターには対馬で見られる貴重な野鳥の剥製が展示されています。アカショウビンもそんな1種です。別名に「火の鳥」と呼ばれます。[2014年11月9日撮影:対馬エコツアー@阿部]

アカショウビン(翡翠、学名:Halcyon coromanda (Latham))ブッポウソウ目カワセミ科ショウビン亜科ヤマショウビン属のカワセミの仲間。経度懸念(LC)。分布は日本と朝鮮半島を北限、フィリピンからスンダ列島、中国大陸からインドに及び、北に分布する個体群はフィリピン、マレー半島、ボルネオで越冬、森林に棲息。日本には夏鳥として渡来。西表島は有数の繁殖地。体長は約27p、翼開帳は約40p、体色は雌雄ほぼ同色で、上面の羽毛が赤褐色、下面は橙褐色、腰は水色、嘴と足は赤色、眼は黒色です。食性は動物食、カエル、サワガニ、水生昆虫、カタツムリ、トカゲ、キリギリス、セミ、バッタなどです。捕獲後に再び石や枝に戻り、足場に叩きつけるなど弱らせてから丸呑みします。日本での産卵期は6月から7月頃、キツツキの古穴を営巣とし、5個ほど産卵します。

オスは朝夕や昼下がり、「キョロロロロ−・・・・」と、しり上がり調に鳴きます。日本で見られるカワセミの仲間には、他にカワセミ、ヤマセミが知られるが、何れも留鳥で渡りはしないという。


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対州馬は人びとの暮らしと共に

⇒エコツアー 2014年11月27日 21:08

141109対州馬@エコカフェ.JPG対州馬は元寇の際に対馬国主であった宋氏一族の武将を載せて活躍したとも伝えられる。古く対州馬の世話や馬を利用しての運搬作業は女性の仕事とされたようです。体格は小さくおとなしい性質のため、対馬の人びとの暮らしに根付いてきたようだ。[2014年11月09日撮影:対馬エコツアー@阿部]

日本在来馬8種の中では中型と小型の中間。大高は107pから136pほど、毛色は鹿毛系、青毛系、栗毛系の順。頭部がやや大きく、141109対州馬A@エコカフェ.JPG芽は大きくて円い、き甲(首と背の境の盛り上がり)は高く長い。地形的に山道での運搬が多いため、胴幅が狭く、肢蹄が強いのが特徴です。対馬ではオイルショック前後まではどの家でも、牝馬2頭ずつ飼って、農作業や荷役と仔馬作りを交替で担当させていたという

今日ではすっかり見かけなくなってしまったが、対州馬は長崎の高台地区でも近年まで荷役に使われてきたという。近年、農業の機械化と就業人口の減少で約30頭と激減しており、絶滅の危機にあります。


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対馬の漁業の行く末は

141107イカ干し@エコカフェ.JPG対馬海流と日本海流が交わり、周辺に大陸棚が広がることから、良質な漁場となっているという。沿岸や日本海でのイカ釣漁が盛んなほか、タイやブリなどの一本釣漁、沿岸での定置網漁が行われているそうです。[2014年11月7日撮影:対馬エコツアー@阿部]

浅茅湾に面した昼ケ浦の漁港ではくるくる回る回転干機でイカを干していました。こうすることで綺麗に一夜干しができるのだそうです。湾内の目先にはマグロ養殖生簀が点々と存在します。141107マグロ生簀@エコカフェ.JPGまた、比田勝の漁師さんの話では対馬周辺で獲れるサバは日本一、一本釣り、釣り上げた魚は船上で処理を施すのがポイントだそうです。数量は多くないが高値で取引されるため、コスト・パフォーマンスを確保しつつ、資源を保護することもできると考えているのだそうです。このようなクオリティ重視の漁師仲間が増えつつあるそうです。庶民でもたまに贅沢ができるくらいであって欲しいですね。

漁獲高ではスルメイカが断トツ、浅茅湾を中心として行われているマグロの養殖は、漁師仕事にサラリーマン仕事を持ちこんでしまったという。高値で取引されているうちはよいが、餌代や生簀維持などに相当の費用が掛かるのも現実のようです。対馬では両極端な漁業の実態を垣間見ることができます。


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佐護地区水田でのツシマヤマネコ保護の取組み

⇒エコツアー 2014年11月26日 03:22

141109佐護地区水田風景@エコカフェ.JPG対馬三日目。韓国展望所から対馬野生生物保護センターへ向かう途中に佐護平野の水田地帯を通過。山間の多い対馬にあって、平野が広がり佐護川が蛇行しながら流れています。ツシマヤマネコは「田ネコ」とも呼ばれ、水田地帯に小魚を求めよく出没するという。[2014年11月9日撮影:対馬エコツアー@阿部]

平成21年8月、佐護地区の農家4人が集い、ツシマヤマネコの保護のため、「佐護ヤマネコ稲作研究会」を組織し、農薬を減らした米作りに取り組んでいるという。141109佐護田園風景@エコカフェ.JPG現在は農家7人、事務局、アドバイザーの16名ほどがメンバー、作付面積20ha、佐護ツシマヤマネコ米栽培基準(化学肥料・化学農薬の5割以上低減など)を採用。田んぼのオーナー制度、空港やインターネットでの「佐護ツシマヤマネコ米」販売、小学校での総合学習などに取り組んでいるそうです。今回は保護センターで関連説明を受けるに過ぎませんでしたが、ぜひぜひ取組を応援していきたいものです。次回、訪島する時にはお会いすることができればと考えます。

また、佐護平野の生態系全体が回復し、多様な昆虫やクモ類、小魚、チョウセンヤマアカガエル、ツシマアカガエルなどの両生類、ヤマショウビン、ヤツガシラ、ナベヅル、コサギ、アマサギ、クロツラヘラサギ、セイタカシギ、アカガシラサギ、タゲリ、マダラチュウヒ、レンカクなど多数の野鳥を観察することができるとそうです。


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対馬野生生物保護センターを訪ねて

⇒エコツアー 2014年11月25日 20:55

141109ツシマヤマネコの説明@エコカフェ.JPG対馬三日目。韓国展望所から対馬野生生物保護センターへ。上県町地区の棹崎公園というところに平成9年(1997年)8月に開所、かなり山道を走った辺鄙な感じのする場所にある。説明は広報担当の吉岡さん。ツシマヤマネコの棲息数が多い場所を選択しのだとの説明があった。[2014年11月9日撮影:対馬エコツアー@阿部]

現在、保護センターでは、オス3頭、メス1頭を保護飼育中。保護増殖事業のため、全国各地の動物園で飼育、仔ネコ誕生も僅かにあり、30頭を数えるが、141109ツシマヤマネコの一年@エコカフェ.JPG野生下では種を維持するに最低限の厳しい状況が続いているとの認識だそうです。減少要因は、交通事故や農家の飼う鶏襲撃対策用のトラバサミや毒、里山放棄等棲息地荒廃による餌(ネズミ等)の減少、があげられるそうですツシマヤマネコの保護対策は、地域住民の理解なしには成し遂げることができないため、啓発・広報活動に力を入れているとの説明がありました。急がば回れ、総力戦で地道に保護に取り組むことが、対馬という国境の島を一段と輝かせるに違いありません

佐渡島のトキ、奄美大島・徳之島のアマミノクロウサギ、小笠原諸島のアカガシラカラスバトオガサワラオオコウモリの保護活動など国、地元自治体、地元住民、研究者の連携が極めて重要であることは言うまでもないのです。


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ツシマヤマネコ(対馬山猫)の保護活動は

⇒エコツアー 2014年11月24日 23:50

141109ツシマヤマネコ@エコカフェ.JPG対馬三日目。対馬野生生物保護センターで保護飼育中のシマヤマネコ「ふくまくん」が一般公開されています。私たちが訪問した時、ちょうど生餌(ハツカネズミ)を与える機会に恵まれました。優しい顔立ちにも拘らず、獲物を捕獲する際の俊敏な動きに驚かされます。[2014年11月9日撮影:対馬エコツアー@阿部]

ツシマヤマネコ(対馬山猫、学名:Prionailurus bengalensis euptilurus Elliot)は食肉目ネコ科ベンガルヤマネコ属のアムールヤマネコの地域個体群。141109ツシマヤマネコ捕食@エコカフェ.JPG天然記念物、国内希少野生生物種、環境省レッドリストで絶滅危惧TA類(CR)に指定。分布は対馬、国外ではモンゴル、中国大陸北部、東シベリア、朝鮮半島、済州島に及び、対馬では山間部や餌のある水田周辺などに棲息。体長は50pから60pほど、体重は3sから5sほど、耳の裏に白色の斑点が入るのが特徴です。食性は肉食性でネズミ、野鳥、ウナギや魚などの小動物を食します。山間部の耕作地の放棄による小動物の減少、交通事故や農家の仕掛けたトラバサミの犠牲、などが減少の原因のようです

センターの職員の方のお話では現在の棲息数は、推定で70頭から100頭と横ばいが続いているそうで、動物園での保護増殖活動に力を入れているそうです。種の保存の観点から危機的な状況が続いていると理解されます。


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上対馬町鰐浦の韓国展望所から

⇒エコツアー 2014年11月23日 06:00

141109韓国展望所@エコカフェ.JPG対馬三日目。比田勝の宿から韓国展望所を目指す。朝鮮半島の釜山まで距離にして49.5q、天気の良い日には韓国展望所からは釜山の山並みが遠望でき、夜には夜景が水平線上に浮かびあがるそうです。[2014年11月9日撮影:対馬エコツアー@阿部]

手前にある海栗島(うにしま)には航空自衛隊のレーダー施設があり国境の警備を担当しているそうです。灯台があるのが三ツ島。展望所のある断崖下斜面はヒトツバタゴの群生地となっているそうです。141109海栗島@エコカフェ.JPG花のないこの季節では存在を確認することは難しいですね。展望所周辺は鰐浦韓国展望公園として整備されており、「朝鮮国訳官使遭難追悼碑」が建立されています。元禄16年(1703年)、宗義真の弔問に訪れた朝鮮国訳官使の乗った船が海栗島沖で座礁し、転覆沈没し、112名全員が尊い命を落とすといった事件があり、慰霊するためのものと記されています。

展望所の中にはパネルが展示されていて、天気の良い日に眺望できるとする釜山の昼間と夜の様子などが紹介されています。一度は必ず訪ねたいところです。


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タグ:対馬
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