ケルミとシュレンケの不思議

⇒自然観察会 2008年10月28日 23:05

IMGP5366.JPG第3回自然観察会の報告書からダイジェスト!

山の鼻から三叉(牛首分岐)に向かう途中、川上川を越えると「草紅葉」に縞模様が見て取れる。
これは高層湿原にできた泥炭の高まりと窪みであって、ケルミ(凸)とシュレンケ(凹)と呼ばれているものである。

その成因は雪解け時の水の流れが等高線に沿って帯状に堆積物を残すことによると考えられている。
シュレンケの部分は水が溜まりやすいためナガバノモウセンゴケ、ミカズキグサ、ホロムイソウなどが、ケルミの部分は水が溜まりにくいためツルコケモモ、キンコウカ、ヒメシャクナゲなどが、棲み分けをしているという。ぜひ夏にも出掛けたいものだ!
また、湿原にはブルテと呼ばれる半球状の高まりがあったりもする。
ブルテやケルミ・シュレンケの複合体が長い年月をかけ成長することで小さな池塘を形成する成因になっていると考えられている。




posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(1) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

天は荒れ地は静寂に平伏す

⇒自然観察会 2008年10月27日 23:53

IMGP5407.JPG厳かに蠢く雲
天を隠し天を一瞬にかき乱す雲
地は受け身にて
ただただそなたを静かに受け入れるばかりか

生きとし生きるものすべてを支配する天よ
雲の仲介者がときおり笑い叫び
おお、いとしき大地よ
おまえの今が未来にどう平伏すというのか

人の世に普遍などない、普遍など
この世は変わりゆくすべてのものを許容するというのか
ただただ、真理は不変であるがゆえに

by トノサマガエル


posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

静寂ばかりが主人公

IMGP5382.JPG尾瀬ケ原の晩秋はどこに
低い雲の波がとめどなくどこに
草原の黄金色は沈黙にじっとこらえ
雲間をかいくぐりひとりぽっちの陽光に
やわらかな草原の池塘は去りゆくものをシラカンバの幹に
ああ、何もない
何も
遠方を囲む山々から時折の牡鹿の声が
静寂を破る気高き鳴き声はこの一瞬をどこに
私の息づかいさえもどこに

by トノサマガエル

posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

ここはツキノワグマの生活圏だ

IMGP5417.JPG第3回自然観察会の報告書からダイジェスト!

山の鼻から鳩待峠へ向かう途中、ミズナラの枝が落ちていた。
来るときは気付かなかったのだが。。。。
折った跡があり、ドングリが枝に残っていたので、割ってかじる。
少し渋いが甘くて美味しい。

IMGP5416.JPGIMGP5413.JPG周囲の樹木を仰ぎ見ると、あった、あった、クマ棚だ。枝割れからここ1週間内だろうか。
クマが樹上でどっしり座り、周囲の枝を寄せ手繰ってミズナラの実(ドングリ)を食べた時にできる絡み合った枝の塊である。

近くにはクマの冬眠にもってこいの洞があるミズナラの大木もある。
登山道には、数か所、クマよけの鐘がおかれていた。
近年、人とクマとの遭遇事故が発生している。
クマの生態を知るとともに出逢ったら刺激をしないよう対処する方法などを身につけておく必要がある。
私たちは「ツキノワグマ」の生活場所を少し借りているだけなのだから。。。。
posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

吹割の滝

⇒自然観察会 2008年10月26日 11:55

20081026095458.jpgちょっと曇っているなか、吹割の滝まで足をのばしてみた。
イロハモミジやイタヤカエデ、ウリハカエデなどのカエデ類やミズナラなどの木々がキレイに色づいていた。

posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

自然観察会in尾瀬

⇒自然観察会 2008年10月25日 22:03

20081025131122.jpg曇り空から時折みえる青空のなか自然観察会が尾瀬で行われた。
参加者8名は、順調に足を運び鳩待峠から山ノ鼻、三又から竜宮、ヨッピ橋をまわり山ノ鼻へ。
途中、池塘のなかにはヒツジグサの葉が浮きその影に隠れるようにイモリが泳いでいたりする。
拠水林の典型といわれる唐松は金色の葉に輝く。山は、少しばかり遅かったようで紅葉は終わりに近かった。
少し駆け足の観察会となったが、尾瀬の特徴や秋の植生を見ることができたのでは?
また、時期を変えて散策してみたい尾瀬でした!

posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(1) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

第3回自然観察会in尾瀬のご案内

⇒自然観察会 2008年10月06日 18:28

iRj 039.jpg秋の深まりを感じられるようになってきましたね。
初雪のお便りもありますが、今年度最後の自然観察会を尾瀬で行います。

第3回自然観察会のテーマは、「高層湿原と拠水林の不思議に迫る 〜地形の成り立ちと湿生植物と雪の戦い〜」

開催日時:2008(平成20)年10月25日(土)〜26日(日)

集合日時:2008(平成20)年10月25日(土)午前10時
集合場所:鳩待峠駐車場(車両規制がない時期のため)

行  程
25日
鳩待峠出発 → 山ノ鼻 → 三又 → 竜宮十字路 → ヨッピ橋 → 三又 → 山ノ鼻 → 鳩待峠到着(5〜6時間の散策を予定)
※健脚の方は、東電小屋の方面へ足を延ばされてもOKです。

鳩待峠 → 老神温泉「紫翠亭やまぐち」宿泊

26日
老神温泉「紫翠亭やまぐち」 → 吹き割りの滝散策 → 解散

参加費:21,000円(お一人)(1泊2食付、交通費込み)

その他、お問い合わせは事務局まで!



posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(4) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

森の新陳代謝はなんとものんびりしている

⇒自然観察会 2008年09月27日 22:38

IMGP5226.JPG朽ちたミ老巨木ズナラの倒木。
表面には苔がところ狭しと海をつくっている。
苔の主はケヘチマゴケ(毛糸瓜苔)らしい。
地衣類、藻類のことはまだ詳しくない。

こうして老巨木はゆっくりと土に帰ってゆく。
何年、何十年と静かに、生前に多くの生き物を育んだように、
朽ちゆくとも多くの生き物に養分を与える。
その養分は雨滴とともに河川の流域を潤し、やがて海をも潤す。
フルボ酸鉄

森は深く、季節は移ろい、多くのことを教えてくれる。
森は活性化物質に満ち満ち、心ばかりか体までも元気にしてくれる。
のんびりと足を止め、道草しながら、散策するのは楽しい。




posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

三頭山を登り終えて

20080927132911.jpgゆっくり登って降りて4時間半のコース。
頂上付近はシロブナがよく残っていた。
林床には他の木々とともにわずかにブナの幼樹も認められた。
子孫を未来に繋げたらと、祈る気持ちだ。
空気は冷たく頬を伝わり初冬の感じだ。
お弁当と温かいスープ、コーヒーがとても美味しい!
秋の花や落ち葉が道に…
もうすぐ紅葉がはじまる。

posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

三頭大滝へ

20080927111418.jpg森林セラピーをしながら三頭大滝まできました。
マイナスイオンもいっぱいに浴び軽快な足取り!
この滝は落差33m、大規模な断層によりつくられた。
比較すると硬質砂岩にシオジ、石英閃緑岩にサワグルミの進出を目にする。大木をよく目にする。
カツラの木はパイナップルのような甘い香りを発していた。
説明は続く。

posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

都民の森へ

20080927100707.jpgお天気もよく風もさわやか。
絶好の自然観察会!
バスを乗り継ぎ、やっと都民の森へ到着。
三頭山の渓畔林、小氷期に残されたブナや野鳥をジックリ観察してきます。

posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

第2回自然観察会in三頭山

⇒自然観察会 2008年08月29日 18:16

080316RwuiORj 012.jpg今年は、ゲリラ豪雨が日本各地で発生している。
山は土砂崩れ、川は氾濫し、都市は水没。
昨夜の大雨も被害が全国に拡大している。
まだまだ、警報や注意報が発令されている。
雨が止んでるからといって油断大敵だ。

さて、大雨や風によって山も被害にあっていることだろう。
第2回自然観察会は、奥山低山の魅力に迫る 〜地形の成り立ちと落葉広葉樹と針葉樹の混合林の思い出〜と題し三頭山をフィールドに開催。
キレイに生い茂っていたブナなどが、どのようになっているのか変化をみるのも楽しい。

集合日時:2008年9月27日(土)午前10時30分

集合場所:都民の森(ゲート売店前)

持 ち 物:お弁当、水筒、おやつ、メモ帳、筆記用具、コンパス・地図・ルーペ・双眼鏡(以上あれば)、なお、「第2回自然観察会しおり」を当日配布いたします。

参考:
行き)新宿7:44発(ホリデー快速秋川1号)→JR武蔵五日市8:48着→武蔵五日市9:00発(西東京バス)→都民の森10:18着
帰り)都民の森発15:28(16:45) → 武蔵五日市駅着16:41(17:58)

続きを読む(行程詳細)
posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

自然観察会

⇒自然観察会 2008年04月27日 21:39

20080426162541.jpg江ノ島で行った初めての自然観察会!
海岸林の特徴を間近に見られる。
植物や地層をじっくり観察!
スダジイ、タブノキ、海岸で見られるトベラ。
よくよ〜く見て葉っぱの写生。
たまに、こんな絵も…

posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

江ノ島の自然を満喫B

⇒自然観察会 2008年04月26日 21:58

080426R?fRA.JPG江ノ島は島の南側と北側の断崖面で植生に特徴があった。
南側の断崖面では強烈な波浪と潮風のために典型的な海岸低木林が観察される。
龍野ヶ岡の断崖を双眼鏡で観察した。
上部は常緑広葉樹のタブノキ、スダジイが繁茂している。
その下に強風と乾燥に強いマサキ、トベラ、シャリンバイなどが観察される。
よく見ると何本もの株立ちをし枝別れも多く厳しい環境に形態を適用させている。
その下の断崖の直上部にヤブツバキやクズなどのつる類が、絶壁の途中のパッチにハマカンゾウなどの草木がへばりついていた。
断崖の右奥の潮風を逃げるようにアズマネザサやススキの群落があった。
みどり橋から見た北斜面には、乾燥化がなく林床にシダ類、スゲ類、海面近くにアカメガシワ、カラスザンショウなどの陽樹も観察された。
そんな風に江ノ島の自然を植物から知るのも面白のではないでしょうか。

「第1回自然観察会報告B」 曇り
posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(1) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

江ノ島の自然を満喫A

080426[w.JPG
山ふたつと呼ばれる地点がある。
江ノ島の誕生物語が隠されている。
ここは日本列島にフォッサマグマ帯が誕生した後およそ1500万年前に海底に降り積もった火山灰と砂が凝固した葉山層と500万年前頃の火山灰と泥が凝固した三浦層群逗子層が衝突し、断層を造っている。
その後の隆起で島が形成されることになる。
13万年前頃の下末吉海進で今の島の上部基盤が波で平らに洗われ、隆起後2万年前から1万年前の富士山・箱根山の噴火による関東ローム層が基盤上部に堆積している。
山ふたつは断層面に海食が入り、崩落し鞍部を形成しているとされる。
山ふたつの手前100m付近で関東ローム層の小崖が確認できる。
ちなみにフィリピン海プレートの丹沢山塊が列島に衝突したのも1500万年前頃である。伊豆半島は約170万年前、三浦半島は約50万年前に衝突。前者では富士山が誕生し、後者では房総半島が隆起。

写真は、関東ローム層の小崖。

「第1回自然観察会報告A」 曇り

posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

江ノ島の自然を満喫@

080426^umL.JPG曇り小雨曇りの天気だった。
観察会は「第1回 自然観察会」しおりに沿って手際よく進められた。ポイントは、植生と環境と島の形成の3点。参加者は10名であった。
島の内陸部の児玉神社の常緑広葉樹のタブノキとスダジイの極層林は見事であった。関東の典型的な沿岸林である。モチノキやケヤキも散見された。
写真はタブノキの巨木である。
巨木が多いのもこの地が竜神様を祭る江ノ島神社など神聖な地であったからであろう。
児玉神社の樹林内は階層構造がよく認められ、参加者皆で葉っぱや葉脈の写生をした。
高木層(樹高10m以上)はタブノキ、スダジイ。
亜高木層(3〜10m)はカクレミノ、ヤブツバキ。
低木層(50cm〜3m)はイヌビワ、アオキ、カクレミノ、ヤブツバキ。
草木層(50cm以下)はシダ類、つる性植物。
スダジイは花が咲きそうなものもあった。アオキは赤い実を、イヌビワも小さな実をつけていた。


「第1回自然観察会報告@」 曇り



posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

第1回自然観察会(会員対象)

⇒自然観察会 2008年04月10日 19:23

080406RRwi2j 016.jpg
江ノ島のいがいな魅力に迫る〜地形の生立ちと樹木と風の戦い〜
をテーマに約3時間の観察会を行います。江ノ島は海からの南風が強く、乾燥に強い典型的な海岸低木林が見られます。参加希望の方は事務局までお知らせください。
日  時:4月26日(土)
集合場所:小田急線片瀬江ノ島駅前
集合時間:午前11時
持 ち 物:お弁当・飲み物、双眼鏡、筆記用具、ノート又はスケッチブック(観察のしおりは当日配布します)

報告@ 報告A 報告B 報告(番外)


posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(1) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ