ハルニレはエネルギーに満ちる

ビーグル号の航海日誌 2011年09月25日 23:04

081018みどりの広場@エコカフェ.JPG9月23日、お彼岸の中日が「秋分の日」となり昼と夜の長さが同じになります。「暑さ寒さも彼岸まで」といいますが、極楽浄土のような暑くもなく寒くもないちょうど心地よいお日柄というわけです。
東日本大震災で被災した東北地方の方がたも初彼岸を迎えられ、一気に駆け抜ける秋から厳しい冬季への準備と復旧・復興の取組みを加速させなければならない現実にあるようです。やるべきことは分かっているであるから、政府には率先し手順よく対応してもらいたいものです。

081018ハルニレ@エコカフェ.JPG赤城自然園の東南の「みどりの広場」は芝生が広がり、その一角に大きなハルニレの木があります。鬼門の包囲に植えられたものでエネルギーに満ちているように思えます。ハルニレは各地に巨木が残されていますが、地域の人びとにとって御神木として信仰されてきたためです。特に、東北地方の田園・里地にはよく残されています。人びとが大切にしてきたのでしょう。赤城自然園に行ったら、ぜひハルニレの木の生命力、エネルギーを感じてみましょう。

ハルニレ(春楡、学名:Ulmus davidiana Planch. var. japonica (Rehd.) Nakai)は イラクサ目ニレ科ニレ属の落葉高木。分布は北海道、本州、四国、九州だが北方に多く、さらに朝鮮半島、中国東北部、樺太などに及び、川沿いの氾濫減や肥沃な低地などに自生。樹高は35mにもなり、樹皮は灰褐色でコルク質、触ると温かみがある。葉は広倒卵型、互生、葉身は3pから15cmほど、葉縁には重鋸歯があり、裏面は微毛がある。花期は3月から4月頃で葉の展開に先だって、前年の枝先に花を7個から15個ほど咲かせる。花弁はなく、淡緑色の萼片4枚、雄蕊4本、雌蕊1本で柱頭が2裂する。果実は翼果、5月には実るという。材は楽器や薪炭、枝繊維は縄に利用してきたという。

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ワレモコウに赤とんぼが

ナツアカネとワレモコウ@エコカフェ.JPGこの週末は台風が去り北から上空に乾いた冷たい空気が流れ込んできてすっかり秋めいたような気がしますね。日中の気温は30℃以下、朝夕もひんやりして過ごしやすくなります。
こうなると夏の間、標高の高い高原や高山地帯で過ごしていたアキアカネが一斉に大群になって繁殖のために里や平地に下りてきます。すると丘陵地や平地でそれまで生活しているナツアカネと区別が難しくなりますよね。
9月11日に予備的調査のために赤城自然園を訪ねた時に、秋を代表する花、ワレモコウの花の先端で休んでいる赤とんぼを見つけました。気温が30℃を超えるほどもありましたので、ナツアカネではないかと思います。[2011年9月11日撮影:赤城自然園@阿部]

マレモコウ(吾亦紅、学名:Sanguisorba officinalis L.)はバラ科ワレモコウ属の多年草。分布は北海道から九州、中国、シベリアからヨーロッパに及び、平地や山地の草原などに自生。草丈は約1mにもなり、地下の太い根茎から長いい柄のある根生葉をだす。根生葉奇数羽状複葉で小葉5枚から11枚をつけ、各小葉は細長い楕円形で葉縁に粗い鋸歯を伴う。茎葉は互生し、奇数羽状複葉で小さい葉の枚数は上部ほど少ない。花期は8月から10月頃、長く伸びた花茎の先端にぼんぼりを縦長にしたような穂状花序をつけ、たくさんの小花が密集させる。小花には、花弁はなく暗紅色の萼片4枚と雄蕊4本、雌蕊1本からなるそうです。根茎にはサポニンタンニンを多く含み、乾燥して生薬といして止血、火傷、湿疹などの治療に利用されてきたそうです。

ワレモコウはその暗紅色の花の色合いが褪せず侘びた感じで、古くから人びとから愛され、ススキキキョウなどとともに活花としても好まれますね。名前の由来も平安時代に額にかぶった帽額(もこう)にあり、古くは「割れ木爪(帽額)」という漢字があてられていたそうです。

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つや姫と先物取引

ビーグル号の航海日誌 2011年09月24日 17:11

20110806山形盆地@エコカフェ.JPGお米は、品種改良は進み、ご当地風土に合わせた美味しいお米が生産されるようになりましたね。山形では「つや姫」という品種が有名なんですって。ブランド米ですね。

先月、まぶしい緑の稲が綺麗に並んでいましたよ。
山形盆地の上段の写真中・右上は、山の麓に見えるビニール畑は減反政策によって畑化した佐藤錦さくらんぼ畑でしょう。
090928庄内平野@エコカフェ.JPG庄内平野の中段の写真中・左下は、鳥海山の麓、最上川による肥沃な土壌のためより美味しいお米になるでしょう。
お米の美味しい土地には、もちろん美味しいお酒があるものですよね。

20110807つや姫@エコカフェ.JPG先月8日、米の先物取引が72年ぶりに再会されましたが、市場は先細りであまりうまく機能していないらしいですね。ブランド米の市場投入はどんなでしょうか。
先物取引」というシステムは、大阪商人が考え出したんですって。実需に裏打ちされた取引であることが大切なんですよね。
現在では農家から直接に消費者がお米を買えるようになりましたが、以前は完全に農家と農協と役所がタイアップして米の値段を決めていたんですね。守りばかりでチャレンジ精神が失われて行ってしまったように思います。

うちも島根県の山奥の美味しい仁多米を農家から直接買い求めています。これからは流通業や商社が参入し、各地のお米が農家の智恵や意図に沿って、適切に消費者に行き渡ることを祈っています。


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斐川町の閉町式に思うこと

110919_165610.jpg110919_165733.jpg島根県簸川郡(ひかわぐん)斐川町(ひかわちょう)は、平成の市町村大合併からかなり遅れて、平成23年10月1日に隣接する出雲市と合併します。私の生まれた町です。それに先立ち9月17日に閉町式が行われました。

なぜ?今に合併を?
斐川町には富士通のノートPC工場があり、村田製作所があり、津島製作所があり、雇用も税収もあります。
宍道湖に流れる神話の斐伊川(ひいかわ)があり、水田地帯が広がり、農村の暮らしは豊かです。
110919_165811.jpgJRも高速も走り、空港までも交通や流通にも長けています。
観光は湯の川温泉もあります。
当初は、合併しなくても税収はあり、逆に合併するメリットはないように思えました。

ところが、いざ!という事態のときに驚く事態が起こりました。
火事のときに消防を派遣する金額や火葬場の使用料金を実費で住民が負担し、給食センターの機械が故障したときは幼稚園や小中学生がお昼を抜く事態が起こりました。などなど。
いつもは出雲市と協力をしていたのに、他の町村が出雲市と合併をしたため、立場が変わり斐川町は行政の孤立が起こりました。

議会は大きく定数を減らされるため合併反対。
町長はかかる異常事態打開のために合併賛成。
最終的には住民投票の結果により合併賛成となりました。

何年にも及び重ねてきた討論議論の終止符を、政府の「官報」の合併の記載で確認したときは、ほっとしました。簸川郡を「ひかわぐん」となかなか読んでもらえなかった苦悩は、今となっては懐かしいような少し淋しいような思いです。夫婦箸は、新しい地域が未来に向かって、子どもたちを育んでいけるよう願いながら、大切に大切に毎年10月1日に使います。

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高山植物の魅力(34)/ミヤマアキノキリンソウ(深山秋の麒麟草)

ビーグル号の航海日誌 2011年09月23日 18:44

090921ミヤマアキノキリンソウ@エコカフェ.JPG上高地から本谷橋を渡ると樹林帯に入り標高を稼いでいくと、シラビソなどの針葉樹林からナナカマドなどに変化する植生の垂直分布を楽しむことができます。モミジカラマツの近くにはミヤマアキノキリンソウなども咲いていました。[2009年9月21日撮影:屏風ノ頭下樹林帯@山崎]

ミヤマアキノキリンソウ(深山秋の麒麟草、学名:Solidago virgaurea L. subsp. leiocarpa (Benth.) Halt. f. japonalpestris Kitam.)はキク科アキノキリンソウ属の多年草。アキノキリンソウの高山タイプ。アキノキリンソウはヨーロッパ原産のヨウシュアキノキリンソウの亜種とされる。分布は本州中部地方以北と北海道、千島列島、樺太、シベリア東部などに及び、亜高山帯から高山帯の草原や砂礫地などに自生。
草丈は15cmから30cmほどで、根生葉はロゼット状で丸みがあり、茎葉は互生し長楕円形で先が尖る。葉縁に粗い鋸歯がある。花期は8月から9月頃、花茎の先にアキノキリンソウに比べ散房状にまとまってたくさん花をつける。総苞片は3列で先がとがり、キク科特有で舌状花が周囲につき、中央に筒状花が密生する。なお、アキノキリンソウはミヤマアキノキリンソウに比べ草丈が高いことが異なるという。実際の見分けは難しそうです。

名前の由来は黄色い花がキリンソウ(ベンケイソウ科キリンソウ属)に似ていること、秋に咲くことによるという。この仲間は、高山や島嶼において変異が認められ、ハチジョウアキノキリンソウ、イッスンキンカ(屋久島)、キリガミネアキノキリンソウなどが知られているそうですよ。

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高山植物の魅力(33)/モミジカラマツ(紅葉唐松)

090921モミジカラマツ.JPG上高地から涸沢ヒュッテまでの道のりは長いですが、横尾谷を梓川源流沿いに屏風岩を巻きながら進むと、やがて本谷橋を渡り、梓川源流に別れを告げ山中に入り標高をあげていきます。途中、ガマズミミヤマダイコンソウモミジカラマツなどが観察されます。

モミジカラマツ(紅葉唐松、学名:Trautvetteria japonica Sieb. et. Zucc.)はキンポウゲ科モミジカラマツ属の多年草。分布は本州中部地方以北と北海道、千島列島、ウスリー地方に及び、亜高山帯から高山帯に自生。090921モミジカラマツ (2).JPG草丈は40cmから50pほどで、根生葉は2、3枚、茎葉は互生し長い葉柄をもつ。葉身は5cmから20cmになり、紅葉の葉のように掌状に5から10深裂します。
花期は7月から9月頃、花茎の先に散房花序をつけ、花径1pほどの白い小花を10個ほど咲かせる。花弁は無く白く花弁に見えるのは雄蕊であって、中央に黄緑色の雌蕊をもつ。萼片も開花と合わせて落下してしまうという。シンプルな美しい花で近縁のカラマツソウ(キンポウゲ科カラマツソウ属)の花に似ていますね。

名前も雄蕊が唐松の葉に、葉が紅葉の葉に似ていることから付けられたそうです。そんな植物は沢山ありますよね。少し薄くらい樹林内で純白の花を見るとほんとうに美しいなと見入ってしまいますよね。

関連記事(高山植物の魅力(32)/ハクサンフウロ(白山風露))⇒
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高山植物の魅力(32)/ハクサンフウロ(白山風露)

IMGP6584.JPG今日は秋分の日です。3連休の初日でもあり、墓参りや行楽に出かける方も多いのではないでしょうか。
涸沢ヒュッテ(標高2350m)は涸沢カールの東端に位置し、穂高連峰を見渡すことができます。[2009年9月21日撮影:北穂高岳眺望@山崎]紅葉の頃は素晴らしいでしょうね。そんな涸沢ヒュッテの近くで可憐な淡い紅紫色の花が咲いています。朝露に濡れたハクサンフウロの花です。[2009年9月22日撮影:涸沢ヒュッテ近く@山崎]

090922ハクサンフウロ@エコカフェ.JPGハクサンフウロ(白山風露、学名:Geranium yesoemse Fr.et.Sav.
var. nipponicum Nakai(Geraniac.))はフウロウ科フウロウ属の多年草。日本固有種。エゾフウロ(蝦夷風露、学名::Geranium yesoemse Franch. et Sav.)の変種。分布は東北地方から中部地方に及び、亜高山帯から高山帯の雪渓周辺や湿った草地に自生。東北地方では海岸近くでも見られるという。
草丈は30cmから80cmほどで、根生葉は長い葉柄があり掌状に5深裂し、裂片はさらに2、3中裂。茎葉は対生または互生し、根生葉と同じように5深裂、2、3中裂するが、葉柄は短い。根生葉の葉柄以外は毛は目立たない。花期は7月から9月頃で、花径3cmほどの5弁花、花弁の内側に紅紫色の縦筋模様が入り、花弁基部に軟毛がある。咲いたばかりの時には雌蕊の柱頭は開かず雄蕊のみが目立つ。その後に雄蕊の葯が脱落すると雌蕊の柱頭が開き、受粉が可能となる。これを雄性先熟といい、自家受粉を避ける戦略をとっていると考えられる。

雄性先熟のように性表現を変える植物ヤツデマムシグサミズバショウなど多くあります。植物の世界は不思議がいっぱいですね。

関連記事(高山植物の魅力(31)/ミヤマダイコンソウ(深山大根草))⇒

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フジアザミ(富士薊)の巨大な花を

ビーグル号の航海日誌 2011年09月22日 09:32

090921フジアザミ.JPG台風一過、秋の青空が広がっています。フジアザミを紹介しましょう。一昨年のこの時期、上高地から涸沢までを散策した際に、梓川沿いの砂礫地でヤチトリカブトの青紫色の花の近くで、フジアザミが巨大な薄紫色の花をつけていました。以前、イリオモテアザミの紹介の際に書きましたが、アザミの仲間は世界に250種以上、日本だけで100種以上あるとされ、日本はアザミの多様性のメッカといえるのです。[2009年9月21日撮影:上高地@山崎]

フジアザミ(富士薊、学名:Cirsium purpuratum (Maxim.) Matsum.)はキク科アザミ属の多年草。日本固有種分布は富士山及び周辺(標高1400mから1800m付近)の火山礫地、本州中部地方の山地帯から亜高山帯の崩壊地、川原などに自生。草丈は20cmから100cmほど、根生葉はロゼット状に広がるが、その葉身は4、5年で最大で80cmにもなる。茎葉は長楕円形で深裂し、裂片の先端は棘(トゲ)が発達。花期は8月から10月頃で、花茎の先端に花径10cmにもなる巨大な頭花(頭状花序)をつけ、その花序には筒状の小花が密生します。子どものこぶしほどもあるのには圧巻ですね。棘があり触るのは無理でも眺めていて飽きない花です。

この季節、盛夏の頃とは違った少し落ち着きのある山野草たちの花を観察をするのも楽しみですね。花の少ないこの季節、暫く眺めているとアブやハエの仲間が盛んに蜜を求めて訪れるでしょう。

関連記事(ノハラアザミ)⇒    関連記事(高山植物の魅力(22)/クロトウヒレン)⇒

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ひょうたんの蕾に

ビーグル号の航海日誌 2011年09月20日 08:00

110918_075129.jpg110918_072257.jpg小笠原の皆様、台風16号の影響は大丈夫だったでしょうか?
綺麗な星と海が見えることを祈っています!

秋に足を踏み入れたこの頃になって、節電エコのために植えた「ひょうたん」にやっと雌花の蕾が付きました。
しかも6つも!
今年の7月8月の猛暑日には大きな葉っぱをゆうに100枚は茂らせ、涼しいバルコニーにしてくれました。
あまりにもたくさんの葉っぱに、ご近所さんには、これは何の植物ですか?っとよく聞かれましたよ。
雄花はチラホラ咲きましたが、雌花は咲かずに葉っぱだらけで秋を向かえました。
ひょうたんの葉っぱは、ゴーヤより大きく頑丈で、キュウリよりは柔らかい。
今以上に2階へ道路へ成長しないように芽を切ったのが、雌花の蕾を付けるきっかけになったのでしょうか?
それにしても、嬉しい!
授粉のための雄花も10つは蕾があります。
願わくは1か月早ければ〜と思うのは贅沢でしょうか。
私の性格に似ているような?


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ウリ科の冬瓜は

ビーグル号の航海日誌 2011年09月13日 00:19

ウリ科つる性植物の仲間の「冬瓜トウガン」は、「冬」が付きますが「夏」に収穫をします。
95%以上も水分でできている一年草です。
なぜ?冬瓜と書くのか?というと、夏に収穫しても丈夫な皮に包まれて3か月はみずみずしいまま保存ができ冬になっても食べれるからですって。
110910_130239.jpg110910_130307.jpg
八ヶ岳にある野菜市場で、70cmもの大きい冬瓜を見つけました。
煮浸しにしたらとても美味しいのでしょうが、何人分できるのでしょうか?
その前に、まずは、持ち帰るのに一苦労ですね。隣のワゴンには直径30cmもある夕顔ユウガオがありました。ビッグサイズですね!
確かに、大きな野菜の西瓜スイカもウリ科ですのでツジツマは合いますが〜

もしかして?胡瓜キュウリもかしら?
安心しました。
20cmのいつも見るサイズでした。


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中秋の満月

ビーグル号の航海日誌 2011年09月12日 15:56

080912小笠原母島ツアー2 148.jpg
今日は、旧暦の8月15日、十五夜です。
月もちょうどに満月。
こよみの十五夜と月の満月が重なるのは、何年に1回とのこと。
残暑は厳しいですが、秋の草花(ススキや萩など)やお団子などをお供えし、
ゆっくりとお月見はいかがですか。


満月写真は、3年前に小笠原から帰る船の上でお月見をしたものです。波の音と静かな光に包まれ幻想的でした。
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ハクウンボクは豊作

ビーグル号の航海日誌 2011年09月11日 21:27

ハクウンボク果実1@エコカフェ.JPG赤城自然園の玄関脇にハクウンボク(白雲木)の大きな木があります。
6月初旬には白い花を長い花序に白雲のようにたくさんつけます。エゴノキ科エゴノキ属の落葉高木で花はエゴノキの花と同じような形をしています。葉はハクウンボクのほうがずっと大きいそうですよ。

季節は晩夏から初秋へと向かいます。今日見上げると、ハクウンボクの大木には多くの実がなっていました。豊作のようです。この実には毒性は弱いですが、エゴノキと同じようにエゴサポニンという毒成分が含まれているようです。ハクウンボク果実2@エコカフェ.JPGこの毒成分は果皮に含まれていることから、ヤマガラは一度土中に埋めて果皮を腐らせてから殻を割って中の種子を取り出して食べるんでしたよね。

ヤマガラは他の鳥が食べないエゴノキやハクウンボクのカロリーの高い種子を食べる術をマスターしているなんてとても賢いですよね。どのようにして、そのような術を身につけたのか不思議ですね。

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赤城山の麓の産地直売所にて

IMGP9915.JPG今日も昨日に続き、南から湿った暑い空気が流れ込み、蒸し暑い一日となりました。
子どもたちの自然体験プログラムの事前調査のための関越自動車道をひた走り、赤城自然園まで行ってきました。
空を見上げると間違いなく秋の雲が頭上に広がっていました。しかし、遠くを見ると入道雲も湧いていたりして、空が季節の移り変わりを演出してくれているのに思わず不思議な気持ちになりました。

IMGP9884.JPGさて、赤城山の南西側の麓(赤城IC近く)の直売所では地元でつくられた生産者の分かる朝取りした野菜を売っています。赤城自然園を訪ねる時には必ずといってよいほど立ち寄ります。今日は11時半と遅くなってしまったので、ピーマン、ナス、トマト、ネギ、ハクサイ、ミョウガ、モロヘイヤ、ナメコなどのキノコ類などすでに残りわずかになっていました。都会から車で高速道路を走り、大量に買い求めて行かれるお客さんもいるそうです。

カボチャ(南瓜)は煮たり、焼いたり、スープにしたり、美味しくいただくことができますよね。カボチャはいろんな種類があるそうです。

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小笠原固有種のカサガイ

ビーグル号の航海日誌 2011年09月09日 12:24

カサガイ2@エコカフェ.JPG台風一過、すがすがしいお天気になりました。空に浮かんだ雲はすっかり秋めいています。小笠原諸島母島の属島である向島の海岸で小さな子供の握り拳ほどもある大きなカサガイを確認しました。残念なことに、最近では生息が確認できる場所や個体数が少なくなっているようです。もちろん採取することは禁止されています。[2010年9月11日撮影:母島向島@山崎]

カサガイ(傘貝、学名:Cellana mazatlandica(Sowerby))は軟体動物門腹足網カサガイ目ヨメガカサ科の大型の傘貝。小笠原固有種カサガイ@エコカフェ.JPG天然記念物。分布は小笠原諸島(聟島列島、父島列島、母島列島、北硫黄島)とされ、波浪の強い潮間帯の岩礁に生息。貝殻は傘型で成体では、殻長9cm、殻高5cmにもなり、頂点から殻縁に流れる放射肋が目立つ。巻貝類のような殻に蓋はなく、アワビ類と同じように幅の広い腹足で岩盤などに協力に吸着して身を守っている。岩表面のケイ藻類などを舌歯で削り取って食するが、同時に岩の表面さえ削るためつるつると磨かれたようになってしまうという。
雌雄異体で放卵放精し、受精卵から孵化したトロコフォア幼生は変態して殻をもったべりンジャー幼生になると岩上に着底し稚貝となる。この幼生の間は摂食することはなく卵黄のみで成長するそうですよ。なんとも不思議でしょう。

小笠原諸島の周辺海域はリン酸や窒素が少ないため、そもそも石灰藻以外の珪藻などの藻類が生息しにくい環境にあることからも、カサガイ類にとっては厳しい生息環境にあるのではないでしょうか。学名のマザトランドはメキシコにある地名ですから誤認し命名されてしまった例のひとつらしいです。

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ゆっくりな台風とおばあちゃん

ビーグル号の航海日誌 2011年09月07日 06:10

110903台風12号による増水.jpg伊勢湾台風のような進路をたどった台風12号はゆっくりと進んだことから紀伊半島を中心に大きな被害をもたらしました。
日本一長いバス路線も大変なことになっています。とてもとても心配です。

さて、この日、東京に住む私は山梨の八ヶ岳に向かいました。
西日本の台風の出来事なので別段は何もないと思っていましたが、大月で立ち往生となり各駅電車で夕方には小淵沢までなんとか到着しました。
途中の車窓からの河川(桂川)の濁流に、はっ!としました。
特急は全て不通となり、明日の昼にはどうしても東京へ戻りたい私達にはこのまま各駅電車で進むか戻るか選択が迫られていました。

なぜ?台風から遠く離れた山地の山梨でこんなに強風と激しい雨が?
平野を通り越し山地に直接湿った空気が当たり上昇気流が起こり山地に多くの降水をもたらしているようです。そして台風からの強風と狭まった地形は暴風をもたらしていると推察します。

小淵沢駅ホームで一人のおばあちゃんに、電車はどうなってるの?と聞かれました。
東京方面に向かう電車の状態を伝えると血相を変えて困った顔に。伊豆伊東まで行くとか〜
甲府までは各駅電車は動くこと、そのさきは甲府で考えることを伝えるが、おばあちゃん一人には難しい様子です。それならば一緒に行きましょ!
甲府に到着すると身延線は鰺沢までしか行かず富士には出れないことから東京まで同乗しました。東海道線の電車までご案内をしてサヨナラ。

道中、面白いお話をしましたよ。この北村おばあちゃんは、夏は八ヶ岳、冬は伊豆伊東に在住と。詳しくは内緒だけど。
台風に巻き込まれ、北村おばあちゃんとともに東京へ。またにはいいでしょう。
東京駅で駅弁を買って帰りました。宿題は八ヶ岳に残したまま〜来週にしましょう!


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日本の基準点

ビーグル号の航海日誌 2011年09月06日 23:18

110901水準原点石碑.JPG地面に関しては造山運動、地盤沈下、地滑り、土砂崩れなどの土地の変動をよく聞きますね。
土地の変動は、「日本水準原点」を基に測量を行い、数値で表します。
もちろん、近代の衛星を使ったGPS測量もこの日本水準原点を基にしています。
お家を建てるのも道を造るのも東日本大地震復興計画も全てがこの数字で表されています。

石碑の上の方には、大日本帝国と右から記されてありますね。110901日本水準原点@エコカフェ.JPGなんとも明治のにおいがします。
この石碑は、24.4210mですが、東京湾の0m基準は釣りで有名な油壺にあります。
江戸時代伊能忠敬が測定した地図が現在の地図とほぼ同じなのは、当時のお月様を利用した三角測量の精度の高さが伺えますね
近年になって、原版がアメリカやヨーロッパで見つかるのも面白いですね。

そうそう、この日本水準原点の所在地は、国会議事堂の前にある憲政記念館です。
そして、日本の政治の基準は国会議事堂ですよね。
頑張れ!


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秋を感じませんか?

IMG_2072.jpgIMG_8920.jpgIMG_8255.jpg




「秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる」と藤原敏行が詠んだ立秋から1ヶ月近くが経ちました。ワンコ達と散歩で行く公園でも日陰は涼しく、とても心地の良い風が流れています。また夕焼けもなんとなく秋色になってきたと思いませんか?丁度去年の今頃、個人的な事ですが、ここ十年で一番の出来事がありました。月日の流れるのは早く、あれから一年が過ぎようとしています。ある人が非常に興味深い話をしていたのを思い出しました。「ヤマちゃん、年を取ると月日の流れを早く感じない?」そうですねと尋ねると、「人間の年齢を時速に変えてみな、10代は時速10km/h、20代は時速20km/hでしょ、だから僕は70代だから時速70km/hで走っているのと一緒なんだよ」と言っていました。妙に納得したのを覚えています。この一年色々な物事に目を向けてきました。そして自分なりに色々な事に「気づき」ました。「捨てる神あれば、拾う神あり」「因果応報」「流れに逆らはない」等々、きっと今後の私に役に立つでしょう。無駄なことって無いんですね。さあ秋です、楽しいことが、きっとあることを信じましょう!

 

ヤマより



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高山植物の魅力(31)/ミヤマダイコンソウ(深山大根草)

ビーグル号の航海日誌 2011年09月05日 00:09

090922ミヤマダイコンソウ (3).JPG9月の標高の高い深山も秋の深まりを感じさせてくれて楽しい山行となりそうですね。
上高地から涸沢ヒュッテまでの道中は好きなコースです。横尾谷を屏風岩を巻きながらずんずん進み本谷橋を渡ります。やがて梓川源流を離れて標高をぐんぐん稼ぐことになります。
途中、ミヤマダイコンソウの黄色い花を見ることができます。[2009年9月21日撮影:横尾谷@山崎]

ミヤマダイコンソウ(深山大根草、学名:Geum calthaefolium Smith var. nipponicum (F. Bolle) Ohwi)はバラ科ダイコンソウ属の多年草。分布は千島、北海道から本州中部地方以北にかけてと奈良県の大峰山、四国の石鎚山で、高山帯から亜高山帯の岩隙や砂礫地に自生。
090922ミヤマダイコンソウ.JPG草丈は10pから30cmほど、根生葉は単葉で丸く鋸歯を持つように見えるが、実は羽状複葉、頂小葉が大きく葉身約10pもあるのに対して、2枚の小さな側小葉は小さく目立たないのである。何れも鋸歯があり、表面は光沢。茎葉は茎の途中に柄のない鋸歯のある3裂した総包葉として直接取り巻く。
花期は7月から9月頃、総包葉から伸びた花茎が分枝し複数の黄色い花をつける。花径約2cm、チングルマと同じように花弁5枚、花の中心にたくさんの雄蕊と雌蕊がある。果実は多くの痩果の集合果。

チングルマと同じように受粉後に花柱が伸びて髭のようになるのでしょうか。どうもそうではないらしいです。柱頭は一定伸びますが、子房が成熟すると、節がありそこから先が脱落して落ちるそうです。なんとも。

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高山植物の魅力(30)/ヤチトリカブト(谷地鳥兜)

ビーグル号の航海日誌 2011年09月04日 19:51

090922ヤチトリカブト@エコカフェ.JPG秋晴れが恋しいです。夏が終わり初秋の高山でもいろいろな植物を観察することができますよ。上高地からコ沢までの梓川沿いのコースは好きですね。写真はヤチトリカブトです。[2009年9月22日撮影:上高地@山崎]

ヤチトリカブト(谷地鳥兜、学名:Aconitum senanense Nakai var. paludicola (Nakai) Tamura)はキンポウゲ科トリカブト属の多年草。 ホソバトリカブト(細葉鳥兜、学名::Aconitum senanense Nakai)の変種で日本固有種。分布は本州中部地方で高山帯の草原や亜高山の林縁や川岸の湿った場所に自生。
草丈は70cmから150cmほど、葉は掌状に5深裂し、各裂片はさらに半ばまで裂する。葉の基部から毛の密生する花茎を伸ばし、高山では散房状、低い所では円錐状の花序をつけるという。写真は円錐状の花序の一部である。
花期は8月から9月頃、花序に5個から10個程度の青紫色の花を咲かせる。花は縦長約3p、花弁に見えるのは萼片です。

青紫色の兜状の綺麗な花ですが、全草に猛毒成分のジテンペル系アルカロイド(アコニチン(aconitine)など)を含み、ドクウツギドクゼリとともに日本三大猛毒植物のひとつ、春先の芽葺の頃はセリやヨモギなどの山菜と葉が似ているので注意が必要だそうですよ。芦生の森でもトリカブトはシカも見向きもしないことから群落をつくっていました。

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水の高きは低きにつきる

上高地梓川@エコカフェ.JPG古代中国の春秋戦国時代(紀元前5世紀頃)、老子なる思想家が『道』を唱えたものが『老子』上下巻に書き残されています。『老子道徳経』とも言われ、道教として確立しました。荘子もそうですが「無為自然」の生き方を人びとの理想の生き方と捉えています。『老荘思想』とも。[2009年9月22日撮影:上高地梓川@山崎]

さて、『老子』の一節に「上善水の如し。水は善く万物を利して而も争わず。衆人の悪む所に処る。故に道に幾し。居るには地を善しとし、心には淵きを善しとし、与にするには仁なるを善しとし、言は信あるを善しとし、政には治むるを善しとし、事には能あるを善しとし、動くには時なるを善しとする。夫れ唯争わず、故に尤無し。」と。
水は高きから低きに無心にただただ流れます。森や里、田畑を潤し、万物の命をわけへだてなく育んでくれます。前途のいかなるなる障害物をも、変幻自在に姿形を変え、流れを変えることで、越えていきます。しかも信じられないような大きな力をもって巨岩をも動かし、ときに長い年月をかけ岩をも削り、大地に渓谷を刻み、海へ海へと流れて行きます。あるときは、深き大地、マントルに静かに沈み、溶岩をつくり、あるときは、大空に雲となって現れます。嘘偽りない真実そのものが大切です。真実を識ることです。政治には秩序を旨とし、深い知恵をもって考え、行動には時期を待つのがよいとします。争うことなく、危機に陥ることもないのです。

今般の台風12号のもたらした豪雨のよる土砂崩れ、鉄砲水、河川の氾濫などにより被災された方がたに心からお見舞いを申し上げます。被災対応に日夜あたられている方がたに頭が下がります。

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