ぼっかけ焼きそばの食文化

ビーグル号の航海日誌 2011年10月09日 20:00

NEC_0050.JPG立川駅の駅ナカには、駅そばは駅そばでも「焼きそば」の駅そばがあります。
ここ長田本庄麺は、神戸の下町の長田にある関西の昔ながらのお店です。

仙台の牛タンと同じく、GHQの廃物だった「スジ肉」をこんにゃくと合わせて、砂糖醤油で甘く煮込み(写真の鍋)、アレンジします。
たこ焼きも始めはタコではなく牛スジ煮込みをネタに入れていたんですよ。お好み焼きも。今では御当地ものも多く、工夫を重ねて戦後生まれの立派な食文化になっていますよね。
NEC_0045.JPGNEC_0047.JPG写真の「ぼっかけ焼きそば」も、まずは鉄板に牛スジ煮込みと野菜と丸い太麺ー炒め、仕上げにどろソースを加えて味を整えて、青ネギをふりけて、3分で出来上がり。
早い!
やった〜
いただきます!
テーブルの調味料に「魚粉」があるのは、いかにも関西らしい。
ソースはどろソースに限りますね。
オムライスのように焼きそばを卵で包んだ「オムそば」も人気なんですって。

今日も行列のお店でした。


コタより

関連記事(探究心とラーメンの食文化)⇒人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ


posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

秋の実り、ウメモドキ(梅擬)

ウメモドキ@エコカフェ.JPGこの季節になると森にも庭先の植栽にも赤い実をつけている樹木が目に付きませんか。
多くの木々は子孫を残すために果実をつけ、第3者に散布のお手伝いをしてもらっているのです。ウメモドキ、モチノキ、ソヨゴ、クロガネモチ、アオハダの赤い実もそのひとつで、ツグミやヤマドリなどの野鳥が好んで食べるそうですよ。うんちとともに森の至る所に散布、種蒔きされ、埋土種子といって発芽のチャンスを長年待つことができます。[2009年10月11日撮影、新宿御苑@阿部]

ウメモドキ(梅擬、学名:Ilex serrata Thunb.)はモチノキ科モチノキ属の落葉低木。日本固有種雌雄異株。分布は本州、四国から九州に及び、湿地の周辺や湿気の多い落葉広葉樹林内に自生。
樹高は2mから3mほどで、灰褐色の樹皮、枝ぶりは繊細で、葉は単葉で互生し、葉身は2から7p、倒卵状楕円形で先が鋭尖頭、葉縁には細かな鋸歯がつく。葉表にはわずかに毛があるが、葉裏は脈上に短毛が密生する。近縁種のイヌウメモドキは無毛で、西日本に多いという。
花期は5月から7月頃で、本年枝の葉腋に淡紫色の小花をつける。雄株には5から20個の雄花、雌株には2から5個の雌花、いずれも花弁4枚、萼片4枚、雄蕊4本、雌蕊1本であるが、雄花は雌蕊が退化し、雌花は雄蕊が退化しているのが確認でします。果実は核果、直径約5mmで10月から11月頃に赤く熟す。

赤い実だけではなく花も雄花と雌花の様子が似ていて異なるので花卉として御茶席などで重宝されるようです。枝振りが繊細で美しく、微妙な相違、変化が私たち日本人にとっては何とも言えぬ美を演出してくれるのでしょう。
わずかな変化を感じ取る繊細な心は日本人の美の原点であるような気がします。花の季節も楽しみです。

関連記事(秋の実り、ヤマボウシ(山法師))⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ


posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

高尾山薬王院四天王門

持国天@エコカフェ.JPG
高尾山はエコカフェでも自然観察のためによく訪れる場所です。
江戸時代には幕府直轄領として山林は保護されるなど、関東の低山としては珍しくあまり人の手が入ることなく守られてきたため、照葉樹林と落葉広葉樹林など山の斜面の向きによって異なる典型的な植生を観察することができます。
 
かつては修験道霊場であったが、今日は真言宗智山派、関東三大本山のひとつ高尾山薬王院有喜寺の寺領でもある。この寺の創建は744年(天平16年)にさかのぼるといわれているんですよ。薬王院の表参道の杉並木を抜けると四天王門があります。仏教にいう三界(無色界、色界、欲界)のうち欲界の六欲天の一番下の天にいて帝釈天が頂にいる須弥山の四方を守護しているとされています。
広目天@エコカフェ.JPG多聞天@エコカフェ.JPG増長天@エコカフェ.JPG
持国天(じこくてん):東守護
増長天(ぞうちょうてん):南守護
多聞天(たもんてん):西守護
広目天(こうもくてん):北守護

それぞれの四天王は手に何を持っているのでしょうか。皆さんも訪ねたら確認してみてください!

関連記事(ドングリと森のネズミ)⇒人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ


posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(1) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

マツタケの不思議

IMGP0185.JPG昨年は「マツタケ」は豊作であったと聞くが、今年も9月にしっかり雨が降ったので、そこそこよいのではないでしょうか。
平安の頃から食され、桃山時代には武士の間で「松茸狩り」がはやり、江戸時代には庶民の間にも普及していたと言いますが、今日では国産のものは減り高級な代物となり、庶民的な食べ物ではないです。地域の入会地としての里山は、焼畑や薪炭、山菜取り、キノコ採りなどに利用されてきた。もちろん、アカマツ林も里山の一部を構成し、その落小枝・マツバなどを採集し、下草を刈るなど管理されてきた。農村のライフスタイルもすっかり近代化した今日、里山は利用されず、放棄され、どんどん荒廃しています。
その上、近年の「松くい虫」の被害による松枯れの影響も深刻になっているのではないでしょうか。

マツタケ(松茸、学名:Tricholoma matsutake (S. Ito et Imai) Sing.)は担子菌門ハラタケ目キシメジ科キシメジ属のキノコ。土壌中の糸状菌の一種であって、アカマツの根(吸収根)に共生し、外菌根を形成。この場合、菌糸は根の周囲を菌鞘として覆い、土壌中に広がるとともに、根の細胞と細胞の間に入るが、細胞壁内部までは入り込まない。菌糸は土壌中からリン酸、窒素を吸収し、アカマツに供給し、アカマツから光合成産物(単糖類)を獲得しているそうです。
マツタケは貧栄養、酸性で比較的乾燥した場所を好み、生育温度5℃から30℃と生育環境が厳しく、菌糸の成長も遅いという。私たちが食べるのは菌糸の先端にのびた「子実体(松茸)」であって、コケ植物の胞子嚢のような働きをしています。菌糸の塊だそうですが、なぜか匂いがよい。ここでたくさんの胞子をつくり、静かに次世代を繋いでいるのですよ。

マツタケは環状のコロニーをつくるそうですよ。ならば、ひとつ見つけたらザックザックと行くのでしょうか。コロニー形成は菌糸が球状に伸びていくことに関係しているのでしょうか?私たちの生活に役立っていることは間違いないのでしょうが、菌類の世界も不思議がいっぱいですね!

関連記事(マツタケ林の憂鬱)⇒人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ


posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(1) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

郷土料理、ごどうふ

ビーグル号の航海日誌 2011年10月08日 15:32

ごどうふ@エコカフェ.JPG食欲の秋、到来ですね。
この季節、紅葉狩りもよろしいですが、季節の食べ物、郷土料理も楽しみですよね。
佐賀県の有田町には「ごどうふ」という郷土料理があります。
お盆の上部の皿です。[2011年9月20日撮影:有田@コタ]
ゴマ豆腐のように見えるのですが、豆乳を寒天で固めて作ります。
食感もゴマ豆腐のようなんですよ。
などなど、おばあちゃんに色々聞きましたよ。

自宅パーティーの時に作ろうかな。


関連記事(「一期一会」の記憶)⇒

人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ


posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

忍者みたいなミズグモ

ミズグモ@エコカフェ.JPGみなさん、3連休ですね。いかがお過ごしになられますか?
さて、井の頭動物園の分園には「川の生き物」が飼育されています。そのうち「ミズグモ」についてご案内します。

なんと1科1属1種の貴重な種です。日本には亜種が生息しています。綺麗な水と水草が豊かでなくては住めませんので、今日では絶滅危惧U類(VU)に指定されています。
大きさは1p程度の自宅で時たま見るハエトリグモの仲間と変わりはありません。
水中に入るときは水草を頼りに歩き、体の表面を覆う微毛の間に空気をためます。
エビなどの甲殻類や小動物を捕らえて食べます。
糸を駆使して水中に丸い球体の空気の巣を作り、巣を起点に水中で生活し、一時的に身体を干すために水から上がります。
北半球の旧北区(ユーラシア大陸大半・サハラ砂漠など)に広範に生息するクモなんです。

もともと陸で生活していたのに水中を選んで生きることを選んだ理由は?
空気の汚染・捕食物の有無・・・
人類にはできるかな?人類は地球という限れれた生活空間で何を選択していくのかな?


人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ


posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

秋の実り、ヤマボウシ(山法師)

ヤマボウシ果実@エコカフェ.JPG空気が澄んで夜空に透明感が増してゆきます。星空が綺麗ですね。
この季節、森の恵みとして森の生き物たちにとってどんぐりやキノコが目立ちますが、ガマズミヤマボウシ、ヤマブドウ、アケビなどの果実は小動物にとって生きる糧となっています。[2011年11月1日撮影:赤城自然園@阿部]

ヤマボウシ(山法師、学名:Benthamidia japonica )はミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属の落葉高木。街路樹や公園樹などに利用されています。エコカフェでは稲村岩山頂、岩殿山、高尾山、赤城山、芦生などでよく観察しています。花、果実、紅葉の頃と年に3回楽しむことができます。特に、果実は仄かに甘く食用になるほか、果実酒などに利用されるようですよ。材も硬く家具などに利用されるという。なんと、街路樹に多用されているハナミズキ(アメリカヤマボウシ)は近縁種だそうです。

分布:本州から九州、朝鮮半島、中国の山地の水はけの良い谷筋
樹高:5〜10m
葉:対生、楕円形で葉身4cmから12cm、全縁で波打つ
花期:6〜7月
花:淡黄色、小花が多数球状に集合し、白色の花弁に見えるのは4枚の総包片
果実:9月頃に赤色に熟し、果肉は黄色で柔らかく、中に種子が1から3個

名前の由来は蕾をお坊さんの頭に、4枚の白色の総包片を頭巾に見立てたことからくるそうですよ。この季節は葉の間からニョキニョキと赤い頭を出した果実が美しいですよ。


関連記事(食材を求めて裏山へ)⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ


続きを読む
posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

「きょうの説法」を

ビーグル号の航海日誌 2011年10月07日 07:54

RIMG0263.JPG今日は秋晴れの爽やかな気持ちのよい一日になりそうです。この3連休に山に行きましょうとのお誘いの声もあるのですが。どこへ出かけようかと。皆さまもお出かけしてみてくださいね。

さて、火曜日水曜日木曜の朝5時42分からテレビの情報番組で「きょうの説法」というコーナーがあります。昨日は「人の為は互いの為となる」というお話をさいたま市にある浄土宗真福寺のご住職のお話でした。

相手の為だと思っての行動がうまく行かずに落ちこんだ経験はありませんか?
人の為にみんなの為にと思って行ったことなのに、逆に怒られたり、気分を害したり、憤慨したり、と。
ご住職いわく「人(ひと)+為(ため)=偽(いつわり)」だそうで。
この方程式は、色々考えさせられます。
瀬戸静寂聴さんもそうですが、言葉に知識だけではなく仏智に恵に通じた深い愛があります。盲目の愛ではいけないのです。

ふと、中学校の卒業式の校長先生の祝辞で、心に留めていた「盥(たらい)」のお話が蘇りました。「盥の水を向こう側(人)に向けると、水は盥の壁にぶつかって自分に戻ってくる」ここで、盥は物事であり、水は人の思いであります。

このコーナーの〆は合掌をしておっしゃいます。「今日も一日あなたらしくお過ごし下さい。

写真は、佐賀県唐津市中里太郎右衛門窯にて
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ

posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

秋雨に

ビーグル号の航海日誌 2011年10月06日 00:16

IMGP9866.JPGやっぱり神様が泣いているのだろうか
悲しみに泣いているのだろうか
悲しみがどんどん深くなっているような
いつまでも悲しみが癒えないような
あらゆるものを叩く雨粒
大地の芥を洗い流すように叩く雨粒

深い悲しみの原因は何なのだろうか
私たちの行いにあるのだろうか
私たちの行いがどんどん神様の意に反していくような
いつまでも私たちの行いが正されないような
あらゆる罪を叩く雨粒
心の芥を洗い流すように叩く雨粒

万物に感謝し慈しみ合い助け合う
誠はどこに


by トノサマガエル
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ

posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

おやつにカジチゴ(梶苺)

ビーグル号の航海日誌 2011年10月05日 09:24

カジイチゴ@エコカフェ.JPG昨年に伊豆大島を視察した時の報告書を書いています。
エコカフェの活動に参加させていただいき報告書の作成担当になってもついつい遅れがちになっています。
訪島したのが6月だったので三原山の外輪山内ではカジイチゴの花や果実が同時に見られました。
もちろん、果実のほうはほんのり甘く、山業のおやつには持って来いですよ。

カジイチゴ(梶苺、学名:Rubus trifidus)はバラ科キイチゴ属の落葉低木。分布は本州関東地方南部から中部地方で、太平洋側の海岸近くに自生。伊豆七島でもよく見られるそうです。樹高は2mほどで上部はよく枝分かれする。葉は互生し、棘は無い。葉身6cmから12cmにもなり、5から7に掌状に深裂し、葉縁に鋸歯がある。開花は3月から5月頃で、花径3p、白色、5弁で可愛い。果実は5月から6月頃には熟し、径2p、オレンジ色。食べられます。

まさに自然からの贈り物で、小鳥たちは喜んで食べています。私たちが食べても美味しく感じることができます。

関連記事(マルベリーもたくさん)⇒     関連記事(深い森に足を踏み入れてみませんか)⇒

人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ


続きを読む
posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

東松浦半島「風の見える丘公園」から

ビーグル号の航海日誌 2011年10月04日 23:18

玄海原発を眺望する@エコカフェ.JPG佐賀県の日本海側の東松浦半島の先端の加部島には「風の見える丘公園」があります。穏やかな青い海と爽やかな青い空に囲まれて、高台にある風車はひときは輝いていました。

大地に目を配ると、右には玄海原発があります。福島原発の四角い建屋とは異なり、丸い球体が建屋で、周囲には風力発電もちらほら見えますね。

名護屋城跡@エコカフェ.JPG中央の大橋の先には、豊臣秀吉が朝鮮出兵のために築いた名護屋城跡があります。
約400年前は名だたる武将が合戦に備えて陣を張ったそうです。
あんとも、この穏やかな地が戦地だったとは考え難いですね。
捕虜として連れて帰った朝鮮人によって唐津焼が始まり有田焼伊万里焼へと発展し、全国へと広まりました。
ドラえもんの「どこでもドア」があったならば、チラッとだけ覗いてみたいな。風力発電エコカフェ.JPG

左にはイカ(烏賊)で有名な呼子港があります。
イカは夏から秋にかけたこの時期に身が一番厚く美味しいそうです。
港には大きな電球の付いたイカ釣り漁船がたくさん停留していました。
衛星画像でも明々と見えるので、とても明るい電球なのでしょう。
玄海原発がどうにかなったら、イカは食べれないくなるのか〜

考えさせられることの多い風が見えました!?

人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ

posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

井の頭公園の象のはな子は

井の頭動物園@エコカフェ.jpg10月1日は東京都民の日でした。
東京都の施設は都民に解放されます。
無料で観覧できるのです。

さて、その恩恵で井の頭動物園に行ってきました。井の頭公園内にある有料エリアで、分園には水鳥や東京の川の生き物が飼育されています。

日本に初めて来た象さんは、ここにいる「はな子」ですよ。
今日のパンダと同じ扱いだったようですが、聞いたことありませんか?
1947年生まれのおばあちゃんなんですよ。
体にシワは、ご愛嬌に。
象さんについては皆様詳しいことと思いますので、今回は歯(臼歯)についてご案内します。
像の臼歯@エコカフェ.JPG象さんの歯(臼歯)は全部で4本しかありません。
はな子は3本抜けて今は1本なんですって。
写真のチーズの塊のようなのが象さんの歯ですよ。
だいたい1本で3キロかな?重いですね。

4本もあれば十分のようで。体重は3トンだから計算は合うのかな?
今も毎日、100キロものお食事するんですって、すごいですね。
これからも長生きしてくださいね!!!

人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ

posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

秋の花、オミナエシ(女郎花)

ビーグル号の航海日誌 2011年10月02日 12:31

オミナエシ1@エコカフェ.JPG赤城自然園です。オミナエシ(女郎花)は秋の七草のひとつで、藤袴と同じように万葉のころから人びとに愛されてきたようです。花言葉は「約束を守る」ということで、人びとの純粋な気持ちを表しているかのようです。秋の花には多くの虫たちが蜜をせわしく求めている姿が、季節の移り変わりをいっそう感じさせてくれます。花の状態はよくありませんが、この花には小さな蟻がよく訪れています。[2011年10月1日撮影:赤城自然園@山崎]

オミナエシ2@エコカフェ.JPGオミナエシ(女郎花、学名:Patrinia scabiosifolia Fisch. ex Trevir)はマツムシソウ目オミナエシ科オミナエシ属の多年草。分布は北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国から東シベリアに及び、日当たりの良い草地、畦、土手、裸地などに自生。草丈は60cmから100cmほどで、越冬した根出葉のまま初夏を向かえ、晩夏に茎をスーッと伸ばす。葉は対生し、上部のものは単葉で、下部のものは奇数羽状複葉で深裂する。
花期は8月から10月頃、花茎の上部でよく分枝し、枝先に複集散花序をつけ、多くの黄色い小花を咲かせる。花は花径3、4mm、花冠は深く5裂し、雄蕊4本、雌蕊1本からなる。果実は扁平な楕円形で長さ3、4mm、3つの子房室の1つに翼のない種子が1つ入っている。全草にサポニン、トリテンペノイドのオレアノール酸などを含み、乾燥させたものは解熱・解毒効果があるとして薬草としても利用されることがあるという。

名前の由来は「女性を圧倒する美しさ=おみな圧(へ)し」とする説や黄色い粟粒のような花の咲くようすを「粟飯=女飯(オミナメシ)」と見立てたとする説があるらしいが確かなことは分からないようだ。草花教室でも学びましたが、オミナエシに対して白い小花をたくさん咲かせる男性的な「オトコエシ(男郎花)」があるそうですよ。面白いですね。

関連記事(秋の花、フジバカマ(藤袴))⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ

posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

「一期一会」の記憶

ビーグル号の航海日誌 2011年09月30日 18:31

RIMG9939.JPG恒例のGWSW家族旅行で、佐賀県を訪れました。
国内のどこかにみんなで一泊するのが常時で、このたびはイカで有名な唐津市呼子(よぶこ)へ。
ただ今渦中の玄海原発と名護屋城のお隣りです。

途中、有田焼の酒井田柿右衛門窯に出向き、有田駅前道路の陶磁器店通りへ。
この通りはGWには3kmに渡って陶磁器の出店が出て、九州では博多どんたくに次ぐ観光地になりますよ。

陶磁器をみていると時間の経つのは早く、気が付くと14時です。
義父がニッコリして、お寿司屋さんへ行こう!と。
亀井鮨!
DVC00363.JPG扉を入るとウミガメが。
なるほど!亀井鮨なんですね。
お茶を出してくれたおばあちゃんに、元気で何より!と義父が切り出しで、かれこれ30年ぶり来店ですって。
ビックリ!
店主の姿に、変わらないな〜と。
店主は義母のことも鮮明に覚えてらっしゃる。
おばあちゃんも思い出したように、あれあれこれこれですって。
再会にニッコリ。

亀は万年ですから30年前は昨日のことでしょうか?
いやいや。「一期一会」は本当に大切ですね。


コタより人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ

posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

探究心とラーメンの食文化

ビーグル号の航海日誌 2011年09月29日 06:08

博多ラーメン2@エコカフェ.JPG昨今のラーメンブームは、海を渡ってシンガポールでもブームに火をつけているそうです。
ちゃんと「大勝軒」や「一風堂」もあります。
もともと、東南アジアでは麺類を食す文化があるのでスムーズに受け入れられたのでしょう。
「日本食というと→ラーメン」というのがシンガポールに広がっています。
日本のラーメンは濃厚スープだから人気なんですって。

博多ラーメンは、戦後、津田茂さんが豚骨スープに山平進さんがかん水で麺を作り、博多ラーメンとして完成させたんですって。(長浜ラーメンともいいます)
この9月22日に博多の中心街の天神にある津田さんのお店「赤のれん節ちゃん」に行きました。

博多ラーメン@エコカフェ.JPG器は、ひと型小さめなどんぶりに入っていますよ。
麺は、平たい細麺。
豚骨スープは、ほのかに甘い。
紅しょうがで辛さを調整するのでしょう。
替え玉をすると満腹です。

ラーメンは、もはや中華ではなく日本食なんですね。


コタより

関連記事(冷やしラーメンの食文化)⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ

posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

秋の花、フジバカマ(藤袴)

ビーグル号の航海日誌 2011年09月28日 21:36

フジバカマ2@エコカフェ.JPGフジバカマ(藤袴)は秋の七草のひとつで、万葉集で詠まれ、源氏物語に「藤袴の巻」があるように、古くから日本人には格別の思いがある花のですね。この時期にはアサギマダラヒョウモンチョウなどの蝶をはじめ多くの昆虫が吸密に訪れます。花言葉は「やさしい思い出」、「ためらい」ということで、そこはかとない古色なにおいがします。

フジバカマ(藤袴、学名:Eupatorium japonicum Thunb.)はキク科ヒヨドリバナ属の多年草。分布は本州、四国、九州、朝鮮半島、中国に及び、河原などやや湿った場所に自生。フジバカマ1@エコカフェ.JPG日本では河川改修などで激減し、準絶滅危惧(NT)に指定。あってもサワヒヨドリとの交雑種だったりするそうです。草丈は20cmから150cmほどで、葉は互生し、短い葉柄があり、茎上部のものはしっかり3裂する。花期は8月から9月頃で、茎の先に散房花序をつけ、たくさんの淡紫紅色の小花を咲かせます。

そもそもフジバカマは中国が原産であって、日本には奈良時代に薬草・芳香利用として移入され、のちに野生化したらしい。薬草としては利尿、通経に利くとされ、芳香剤としては十二単に忍ばせたという。上品な芳香がするのは、サクラの葉と同じように、茎や葉に含まれているクリマン配糖体が乾燥させることで加水分解され、オルト・クルマリン酸が生じるためだそうです。人に愛されることで種を維持することもできる。かくも植物は奥が深いのです。

関連記事(秋の花、キキョウ(桔梗))⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ


続きを読む
posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

北上川も…

F1000144.jpg台風15号は、日本列島各地に大きな被害をもたらした。
宮城県の北上川も増水し、庭先まで水がきているところもあった。
今年は、自然の脅威に翻弄される年なのだろうか。

posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(1) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

「稲むらの火」って何?

ビーグル号の航海日誌 2011年09月27日 23:04

110925宍道湖のほとり松江に手@エコカフェ.JPG稲むらの火」というお話をご存知ですか?
私は小さい頃に、紙芝居?マンガ?で記憶の片隅にある程度の薄ら覚えでしたが、[2011年9月25日撮影:宍道湖のほとり松江にて]

原作は「A LIVING GOD(生きる神様)」という英文で、1897年に小泉八雲(ラフカディオハーン)が発表しました。
これを日本語訳しアレンジしたのが中井常蔵です。
和歌山県広川町での安政地震の出来事が書かれています。[気象庁ホームページ参考⇒]

ハーンは、英語教師として松江に在住し、作家であり外国人ジャーナリストでもありました。
「怪談」や「耳なしほういち」が有名ですが、「稲むらの火」も世界中で読まれています。
津波は日本語ですが、世界共通して「TSUNAMI」となっているのはハーンの功績のひとつですね。
ハーンの意図するところは、
*自己犠牲をしても救いたい。
*救われた人の恩返し。
*西洋ではありえない生きている人が神様になること。
*地震がきたら高台に逃げろ。

今年度から半世紀を経て小学校の教科書に復活しました。

コタより人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ

posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

秋の花、キキョウ(桔梗)

キキョウ@エコカフェ.JPG赤城自然園の自然生態園ゾーンの「はらっぱの広場」には秋の七草のひとつキキョウが咲いていました。桔梗は古くから人びとに親しまれ、万葉集では「朝顔」として詠まれているそうですよ。今日では園芸品種も出回っており、この季節の花卉として広く利用されていますね。青紫色の花の色合いがなんとも落ち着きます。

キキョウ(桔梗、学名:Platycodon grandiflorus (Jacq.) A.DC.)はキキョウ目キキョウ科キキョウ属の多年草。分布は日本全土、朝鮮半島、中国、東シベリアに及び、日当たりの良い山野などに自生。秋の七草のひとつで、自生種は絶滅危惧U類(VU)。草丈は40cmから100cmほどで、葉は互生し長卵形、葉縁に鋸歯がある。花期は6月下旬から9月頃で、蕾の時は花弁が合着し風船のよう。緑色から青紫色に変化すると裂けて星型の花を咲かせる。両性花であるが雄性先熟で、自家受粉を避け、遺伝子の多様性を図る戦略を取っています。花径4、5cm、花冠は開いた釣鐘型で5裂、雌蕊、雄蕊ともに5本つく。

太い根にはサポニンを多く含み、昆虫の食害から防御しています。人びとにとっては生薬として去痰、鎮痛、解熱剤などとして利用してきたそうです。見てよし、飲んでよし、ということでしょうか。私たちの生活に役立てますね。

関連記事(季節遅れの秋の七草のひとつ)⇒   関連記事(季節のうつろいは瞬間芸術)⇒

人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ


続きを読む
posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

秋の花、アキノキリンソウ(秋の麒麟草)

ビーグル号の航海日誌 2011年09月26日 23:32

アキノキリンソウ1@エコカフェ.JPG赤城自然園では園内をゾーンニングしている。自然生態園の「はらっぱの広場」の一角に蛇紋岩石灰岩の岩場のゾーンがある。そこではなぜかニッコウキスゲアキノキリンソウなどが咲いています。[2011年9月11日撮影:赤城自然園@山崎]

アキノキリンソウ(秋の麒麟草、学名:Solidago virga-aurea var. asiatica(Nakai ex H.Hara) Kitam. ex H.Hara)はキク科アキノキリンソウ属の多年草。分布は北海道から九州、朝鮮半島に及び、山地や丘陵地の日当たりのよい林内や草原などに自生。ヨーロッパ原産のヨウシュアキノキリンソウの亜種。秋を代表する花のひとつ。
アキノキリンソウ2@エコカフェ.JPG草丈は30cmから80cmほどで、根生葉は心形で葉柄が長く束生し、茎は直立し、下部は暗紫色。茎葉は互生し、長い葉柄には茎下部のものでがあり、葉身約8cm、長楕円形で先が尖り、茎上部のものは被針状、葉縁に粗い鋸歯がつく。
花期は8月から11月頃で、花茎の先に散房状でまばらに多数の黄色い花を咲かせる。花径は約1cm、周囲に舌状花、中央に筒状花が密集、総苞片は4列となる。先に紹介したが、この仲間は地域変異が多く、高山型の亜種ミヤマアキノキリンソウの総苞片は3列でした。

種子はキク科らしく白っぽい綿毛(冠毛)を伴い風に乗って遠くに散布(風散布)し、生息範囲を拡大する戦略を取っているのですね。

関連記事(高山植物の魅力(34)/ミヤマアキノキリンソウ(深山秋の麒麟草)⇒
 

人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ
続きを読む
posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ