帰化植物、ハルジオン(春紫菀)はもうすぐ

ビーグル号の航海日誌 2012年03月29日 07:05

ハルジオン@エコカフェ.JPG今日は日中は全国的に晴れて気温がぐんぐん上がりそうです。花粉もいっぱい飛翔するでしょう。桜の咲く土手などではそろそろこの花も見られるでしょう。不名誉なことに特定外来生物に指定、日本の侵略的外来種ワースト100にも選定されています。[2009年4月19日撮影:鳩森八幡神社@山崎]

ハルジオン(春紫菀、学名:Erigeron philadelphicus L.)はキク科ムカシヨモギ属の多年草。帰化植物。原産は北アメリカ、日本には大正時代中ごろに園芸植物として移入、北海道から九州にまで広がっています。草丈は30pから60cmほどで、茎の真ん中に空洞があり、茎葉の基部で茎を抱くのが特徴という。秋に芽を出しロゼット状の根出葉で冬季を過ごします。花期は4月から7月頃で、花茎を伸ばし茎頂と上部に数個の頭花咲かせます。花は中心に黄色の筒状花を密生、周囲に多くの白色の舌状花をつける。蕾は下向きに垂れるのが特徴です。

似ている花のにヒメジョオンは一年草(越年性の二年草とも)で花の時期は5月以降と遅いのです。両社は他にも違いがあります。ことハルジオンは根に不定芽をもち、これが発芽して繁殖することができるので根抜きによる除草をしないとどんどん増えてしまうそうです。逞しい生命力の持ち主です。うーん。

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逞しいヒメスミレ(姫菫)

ビーグル号の航海日誌 2012年03月26日 23:55

ヒメスミレ@エコカフェ.JPG春は足踏みをしているようで、北日本から西日本の日本海側では雪を記録したそうです。東京ではコートを手放す若者たちも見かけますが。足元で小さなヒメスミレが花が咲かせていました。スミレは生命力が強くアスファルトのわずかな隙間などに根を下ろして命を紡ぐことができます。

ヒメスミレ(姫菫、学名:Viola inconspicua Blume subsp. nagasakiensis (W.Becker) J.C.Wang et T.C.Huang)はキントラノオ目スミレ科スミレ属の多年草。日本固有種。分布は本州、四国、九州に及び、やや乾燥した日向の背の低い草地や人家の庭先や道端などに自生。タイワンコスミレの亜種とも。草丈は4pから8pほど、地下茎は短く、無茎、長い柄のある根出葉を束生。葉身は1.5pから4pほどで三角状披針形、基部はハート形で葉柄には翼はなく、無毛で葉縁に粗い鋸歯があります。花期は3月から5月頃で根元から花茎を伸ばし、先端に横向きに径約2pの濃紫色の花を咲かせます。花の側弁は有毛、距の長さは4oに満たないという。

ヒメスミレはスミレより一回り小さくノジスミレ(野路菫)に似ているが、後者は花の側弁が無毛ですが全草に微毛があることから区別することができますよ。


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ジンチョウゲ(沈丁花)は沈香の如く

ビーグル号の航海日誌 2012年03月25日 22:42

ジンチョウゲ@エコカフェ.JPG今日は日差しが戻り日中は春めき一所懸命歩くと汗ばむほどでした。夕方からは西の風が流れ込んで寒さを連れて来ていました。蕾を膨らませていたチンチョウゲはすっかり開花し、甘く爽やかな上品な芳香を辺りに漂わせています。民家の庭先によく植栽されています。園芸品種に白い花を咲かせるシロバナジンチョウゲがあります。[2012年3月25日撮影:明治神宮の森@山崎]

ジンチョウゲ(沈丁花、学名:Daphne odora Thunb. )はフトモモ目ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑低木。雌雄異株。原産地は中国南部。シロバナジンチョウゲ@エコカフェ.JPG日本への移入時期は明確ではないが、文献からは室町時代中期には栽培。しかも雄株のみ。樹高は1mから1.5mほど、樹皮は暗褐色、よく分枝し球状の株になり、葉は互生し、柔らかな皮質で表面に光沢、葉身は7cmから12pほどで倒披針形、全縁。花期は3月から4月頃で、枝先に頭状に10個から20個の小花が集まって咲きます。小花は系約1p、筒状の萼片が4深裂し平開、外側が紅紫色、内側が白色でよく目立ちます。仮に雌株があって結実すれば、楕円形の液果で6月頃に赤く熟すという。

植物、特に花の芳香は、アルコール系、フェノール系、ケトン系、アルデヒド系、エステル系、ラクトン系、エーテル系などを分子構造に伴う芳香性物質に由来します。沈丁花にはβ-フェニルエチルアルコール、ゲラニオール、d-リナオール、l-シトロネロール、ローズオキサイド、酢酸ベンジル、cis-ジャスモン、インドール、d-ネロリドール、イオノン、cis-オシメンなどが含まれているそうです。香は奥が深く、香ソムリエなんて難しそうですね。


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タグ:外来種
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ヤブニッケイも照葉樹林を

080426ヤブニッケイ@エコカフェ自然観察会(江ノ島) 072.jpg江の島龍野ヶ岡自然の森で見られる照葉樹林のひとつにヤブニッケイがあります。別名にクロダモ、ナンジャモドキというそうですが、伊豆大島にある笠松の海浜植物群落などでは海岸近くの内陸寄りの照葉樹林の亜高木層を構成します。[2008年4月26日撮影:第1回自然観察会@阿部]

ヤブニッケイ(藪肉桂、学名:Cinnamomum tenuifolium (Makino) Sugim. ex H.Hara)はクスノキ目クスノキ科クスノキ属の常緑亜高木。分布は本州福島地方以南、四国、九州、南西諸島、済州島、中国南部に及び、海岸近くから低地の照葉樹林内や混合林内に自生。シイ・タブ葉や字の二次林の構成種。樹高は約15m、樹皮は灰黒色で平滑、若枝は緑色。葉は有柄で疑似対生(ややずれる)、革質で無毛、葉脈は3行脈が顕著、葉身は6cmから12pほど、楕円形で全縁、先端はやや尖る。葉表は深緑色でクチクラ層が発達し光沢、葉裏は淡白緑色、葉を揉むと気高い芳香がします。花期は6月から7月頃で、本年枝の葉腋から集散花序を伸ばし淡黄緑色の小花を咲かせます。小花は花弁は6枚、雄蕊は12本。果実は楕円形の刮ハ、12月頃に黒く熟します。この果実からは香油を採取することができます。

ヤブニッケイの葉の葉脈状には、点々と虫こぶができることがあります。それはニッケイトガリキジラミがつくるニッケイハミャクイボフシと呼ばれる虫癭(ちゅうえい)です。気をつけて観察しましょう。

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マサキ(柾)も照葉樹林を

080426マサキ@エコカフェ(江ノ島) 067.jpg江の島龍野ヶ岡自然の森では照葉樹林の主役たちを観察することができます。マサキもそのひとつでトベラヒサカキなどとともに低木層を構成します。[2008年4月26日撮影:第1回自然観察会@阿部]

マサキ(柾、学名:Euonymus japonicus Thunb.)はニシキギ目ニシキギ科ニシキギ属の常緑低木。分布は北海道南部、本州、四国、九州、伊豆諸島、南西諸島、小笠原諸島、中国、朝鮮半島に及び、暖地の海岸近くの照葉樹林内などに自生。樹高は1mから5mほどで、樹皮は灰褐色で白く縦に筋目が入り、若い枝は緑色。名前の由来は「真青木」が語源であるという。葉は対生、まれに互生か3輪生し、枝先のほうに集まり、皮質でクチクラ層が発達、葉身は3pから8pほど、円形か楕円形で先は鈍頭、葉縁には基部を除き浅い鋸歯がつく。花期は6月から7月頃で、本年枝の上部の葉腋から集散花序を伸ばしたくさんの黄緑色の小花を咲かせます。小花は径約7mm、花弁と萼片は各4枚、雄蕊4本の花糸と雌蕊花柱が長い。果実は径約7mmの球形の刮ハで、11月から翌年1月頃に赤く熟すと4開裂し、4個の橙赤色の仮被種に覆われた種子を出します。

マサキは丈夫であることから垣根や神社の境内に植栽されたりしているので、比較的よく観察することができます。明治神宮の森などでもサカキ、ヒサカキと同じように普通に見られます。


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イヌビワ(犬枇杷)は役立たない

0804イヌビワ葉@エコカフェ26自然観察会(江ノ島) 031.jpg江の島の江島神社境内でイヌビワが果実をつけていたんですよね。この果実は食用には不向きなのです。そのため不名誉にも名前に役にたたないことを意味する「イヌ」がついているんですよ。イヌザクラ、イヌブナ、イヌツゲなどもそうなんですね。[2008年4月26日撮影:第1回自然観察会@阿部]

イヌビワ(犬枇杷、学名:Ficus erecta Thunb.)はイラクサ目クワ科イチジク属の落葉小高木。雌雄異株080426イヌビワ花序@エコカフェ自然観察会(江ノ島) 032.jpg分布は本州関東以西、四国、九州、南西諸島、朝鮮半島に及び、海岸近くの山地などのコナラ林内や林縁に自生。樹高は約5mで樹皮は灰白色で平滑、葉は互生し、薄い草質、葉表は滑らかか短毛が粗生、葉身は8pから20pほど、狭倒卵形から長楕円形、全縁で先端は尖る。花期は4月から5月頃で、本年枝の葉腋にイチジク果実状の花のう(雄花序または雌花序)の内側に集合花が咲きます。外から花は見えませんが、受粉にはイヌビワコバチ類のみが寄与します。果実は径約2pで果のうといい、晩秋に黒紫色に熟します。名前のように美味しくないそうです。

イチジクコバチ類は雄花序の奥にある退化した不妊性花柱に産卵し、幼虫は子房が成熟し果実状になったものを食べて翌年初夏に成虫になるという。雌成虫は外に出るが、雄成虫は雄花序の中で雌成虫と交尾して一生涯を終えます。雌成虫が外に出るときに雄花の花粉を受け、雌花序に入るとイヌビワは受粉し、雄花序に入ると産卵し子孫を残すことができるのだそうです。何とも。


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サカキ(榊)は玉串に

ビーグル号の航海日誌 2012年03月24日 23:41

080426サカキ@エコカフェ(江ノ島) 029.jpg朝方は雨模様でしたが、どんよりした灰色の雨雲はいつしか東に移動し、夜空には星が輝いています。
今日は日中久し振りにエコカフェの事務打ち合わせをしました。
江の島の話に。江ノ島は自然観察会で行った時に、江島神社境内でサカキの古木の小枝に可愛い白い花が咲いていました。サカキ(榊)は神前に「玉串(たまぐし)」として奉納されます。「堺木」と書き、この世とあの世、神と人の堺に立つ木、橋渡しすると考えられています。また、「逆木」とも、あの世はこの世に対して逆さまになっているという古代日本の宗教・世界観に根ざすとする考えのほうが先にあるような気もします。[2008年4月26日撮影:第1回自然観察会@阿部]

080426サカキ花@エコカフェ(江ノ島) 028.jpgサカキ(榊、学名:Cleyera japonica Thunb.はツバキ目ツバキ科サカキ属の常緑小高木。分布は本州関東以西、四国、九州、南西諸島、済州島、台湾、中国に及び、温暖な照葉樹林内に自生。樹高は約10m、乾燥した尾根筋などでは低木にとどまり、樹皮は暗赤褐色で小さく丸い皮目がつく。葉は二列性の互生、厚めの革質で、葉身は7cmから10pほど、卵状楕円形から狭楕円形、葉先は鋭頭、全縁で無毛。葉表は濃緑色でクチクラ層が発達しつやがあり、葉裏は帯青緑色。葉脈の側脈は不明瞭です。乾燥に強いのはヒサカキと同じように気孔が「陥没気孔」といって葉裏の陥没した位置にあるからです花期は5月から6月頃で側枝の葉腋に数個の白色の小花が束生。小花は径約2p、5弁で雄蕊約20本。果実は液果で径約8mmの球形、晩秋に黒く熟します。

サカキもヒサカキと同じように照葉樹林の構成種で混生しますが、サカキのほうが寒さ、乾燥ともに弱く、両性株による生活史であることから分布域は狭く、個体数も少なく、見かけることが少ないです。ヒサカキ雌雄異株ですが、山火事など生育環境の変化により性転換し、種を残す戦略をとるというからすごいですね。そう言えばセキモンノキも性表現が変わり最近では花が咲かなくなっていると聞いてたのですが、....。


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ウグイスカグラ(鶯神楽)

ビーグル号の航海日誌 2012年03月21日 09:51

080412ウグイスカグラ@エコカフェ第19回草花教室(in小石川植物園) 057.jpg戸外に出ると公園や民家の軒先の陽だまりにある桜の小枝先には薄桜色の花が咲いています。メジロが花蜜を狙って訪れる様子も趣があります。高尾山三頭山関八州見晴台など東京周辺の低山ではウグイスカグラが淡紅色の花を咲かせ始める頃です。そろそろ低山散策から始めるのがよいかもしれませんね。[2008年4月12日撮影:小石川植物園@阿部]

ウグイスカグラ(鶯神楽、学名:Lonicera gracilipes Miq. var. glabra Miq. )はマツムシソウ目スイカズラ科スイカズラ属の落葉低木。日本固有種。分布は北海道南西部、本州、四国から九州に及び山野に自生。樹高は1mから3mほど、樹皮は灰黒色で縦裂し、よく分枝し若枝は灰褐色。葉は対生し、対生した葉柄基部につば合着、葉身は3pから5cmほど、広楕円形で鈍頭、葉表は無毛だが葉裏には毛が散生、全縁で縁部分に赤みがさす。花期は3月から5月頃で葉腋から花柄を長く伸ばし1個か2個の淡紅色の花を咲かせます。花は漏斗状の筒状花で花冠が5裂し開きます。果実は楕円形の液果で秋に赤く熟します。鳥が好んで種子散布をします。

ウグイスカグマには変異があり、本州、四国に自生するヤマウグイスカグラは茎、枝、葉、花に毛が生え、本州日本海側、四国・九州の山地に自生するミヤマウグイスカグラは若枝や葉柄、花柄、子房に線毛があるという。また、果実が黄色いものをキミノウグイスカグラ、黒いものをクロミノウグイスカグラというそうです。ただし、花が白色のものは園芸品種ですよ。


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タグ:日本固有種
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モチノキ(黐の木)も照葉樹林の主役

080412モチノキ花@エコカフェ・第19回草花教室(in小石川植物園) 067.jpg日本の森林は大まかに、@トカラ列島以南の亜熱帯多雨林帯、関東地方以南の照葉樹林帯、A中部地方高地から東北地方、北海道南西部までの夏緑樹林帯(落葉広葉樹林帯)、B北海道中部以北の常緑針葉樹林帯に区分されます。高度による垂直分布では、エコカフェがよくフィールドとする関東の山では800m付近まで照葉樹林帯、1700m付近までが夏緑樹林帯、2600m付近までが針葉樹林帯、それ以上は森林限界でハイマツ帯となります。さて、小石川植物園で見たモチノキ(雄花)を紹介しましょう。[2008年4月12日撮影:第19回草花教室@阿部]

080412モチノキ@エコカフェ・第19回草花教室(in小石川植物園) 069.jpgモチノキ(黐の木、学名:Ilex integra Thunb.)はニシキギ目モチノキ科モチノキ属の常緑高木。雌雄異株。分布は本州、四国、九州、南西諸島、台湾から中国中南部に及び、照葉樹林内に自生、耐潮性があり乾燥にも比較的強いため海岸近くに多い。樹高は約20m、樹皮は灰褐色で平滑(しばし皮目や縦しわ)、葉は互生し、楕円形、革質で先端がやや尖り、葉表には光沢、葉身は4pから7cmほどで全縁、葉脈は目立たず、両面とも無毛。ただし、幼樹の葉には鋸歯が現れやすいという。花期は4月頃で前年枝の葉腋に短い枝を出し黄緑色の径約5mmの小花を束生します。雄花は2個から15個。雌花は1個から4個。果実は径約1p、球形の核果、11月から12月頃に赤色に熟す。中には種子が4個入り、鳥散布されます。

古くこの木の樹皮を細かく砕いて水にさらし、「鳥もち」、つまり鳥や昆虫を捕まえるための粘着物をつくり、鳥がとまる枝や竿先に塗りつけて利用したそうです。何とも原始的ですが人びとの智恵が活かされているということですね。

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海浜植物、ソナレムグラ(磯馴葎)

ビーグル号の航海日誌 2012年03月20日 22:15

ソナレムグラ@エコカフェ.JPG三宅島の海岸にはタイトゴメワダンヒメオニヤブソテツハマボッスイソギク、ラセイタソウ、ハマゴウ、ネコノシタ、ソナレムグラなどの海浜植物が見られます。これらは耐潮性があるだけではなく貧栄養土壌でもしっかり育つことができるようです。[2009年5月17日撮影:第1回エコカフェみんなの森づくり@阿部]

ソナレムグラ(磯馴葎、学名:Hedyotis strigulosa Bartling ex A. P. de Candole var. parvifolia (Hook. er Arn.) Yamazaki)はアカネ目アカネ科フタバムグラ属の常緑多年草。分布は本州千葉県以南、四国、九州、南西諸島、朝鮮半島、中国、フィリピンなどに及び、海岸崖地の岩の割れ目や岩場などに自生。草丈は5cmから10pほどで、茎は基部から分枝し匍匐する。葉は対生し、葉身は1pから2cmほどで卵形、多肉質、光沢がある。花期は7月から9月頃で枝先に集散花序をつけ数個の白い小花を咲かせます。小花は径約4oで花冠は筒状で4深裂。果実は緑色の刮ハ、径約4oの壺型で口上部に4個の萼列片を残す。

名前の由来ははっきりしませんが「磯慣れ草」が転訛したものと考えられているようです。江の島などでも見られるそうなので天気のよい日に散策に行くのもよいかもしれませんね。


関連報告書(三宅島植林ツアー 2010 報告書)⇒人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ


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春分の日に想う

静かなるかな大路池@エコカフェ.JPG今日は春分の日、春は足踏みしているようですが、「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日とされています。[2009年5月17日撮影:三宅島大路池、アカコッコの絵]

今日からは夜よりも昼のほうが日一日と長くなるのです。森は長い眠りから目覚め、生き物たちは活発になります。南から北に向かって。そしてやがて恋の季節がやってきます。

三宅島の野鳥@エコカフェ.JPG雄山の火山噴火で大きく傷ついた三宅島の森、生息場所を奪われた小鳥や昆虫など生き物たちも年々しっかり戻ってきています。森はエネルギーに満ちています。子どもたちも笑顔いっぱいです。

東日本大震災で大きく被災した東北地方太平洋沿岸も自然というレベルでは回復エネルギーに満ちていると思います。私たち日本人も深い知恵をもって共同で復興させていかねばなりません。

今日はお彼岸の中日でもあります。太陽が西方彼方に沈むことから西方浄土と結びつき、先祖供養の風習が全国的あり、お花参りをされた方も多かったのではないでしょうか。


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タブノキ(椨)は照葉樹林の代表樹

080426タブノキ巨木@エコカフェ(江ノ島) 039.jpg080426タブノキ@エコカフェ(江ノ島) 038.jpgこのブログでたびたび出てくる「照葉樹林」は温帯常緑広葉樹林のひとつのタイプです。特徴は葉の表面を覆う透明な膜(クチクラ層)が乾燥を防ぐとともにテカテカとツヤ光することにあります。関東地方南部の低山、北陸地方や東日本の低地、東北地方の海岸域などが北限・高度限界のようです。
構成樹種はシイ・カシ類、タブノキ、シロダモ、ホルトノキ、モチノキ、クロガネモチ、タラヨウ、ヤブツバキ、サザンカ、モッコク、ヤマモモ、イスノキ、ユズリハ、シキミ、サンゴジュ、バクチノキ、リンボクなどがあげられます。[2008年4月26日撮影:第1回自然観察会in江の島@阿部]

080426タブノキ新芽@エコカフェ(江ノ島) 025.jpgタブノキ(椨、学名:Machilus thunbergii Sieb. et Zucc.)はクスノキ科タブノキ属の常緑高木。分布は本州、四国、九州、南西諸島、朝鮮半島南部、中国、台湾、フィリピンに及び低地など広く自生、海岸近くで多く見られます。
樹高は20m超、樹幹径1m超、樹皮は暗褐色で皮目が目立ち、大きく枝を張り、こんもりとした樹冠が幾層にも重なる。葉は互生し、枝先に集まる傾向、葉身は8pから15pほど、倒卵形で全縁、革質でつやのある深緑色。頂芽は大きく、若葉は赤みを帯びる。材は古くから船材として利用されてきたそうです。
花期は4月から6月頃、頂芽腋から数本の円錐花序を伸ばし、径約1pの淡緑色の小花をたくさん咲かせます。果実は漿果で偏球形、7月から8月頃に黒紫色に熟します。この果実は小鳥が好んで食べて種子散布をしてくれるそうです。

温帯常緑広葉樹林にはもうひとつのタイプがあって、地中海地方に見られるような夏季に極端に雨が少なく乾燥の厳しいことから葉が小さく硬いという特徴をもつ硬葉樹林があります。実は亜熱帯気候下の小笠原群島の乾性低木林もそうでしたね


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イノデ(猪手)はいろいろ

イノデ@エコカフェ.JPG三宅島はエコカフェの活動フィールドのひとつ。メインは植生回復のための植林活動です。[2011年11月26日撮影:三宅島@阿部]
三宅島の本来の植生はスダジイ、タブノキ、ヤブツバキなどの照葉樹林であって、林下にはリュウビンタイ、リョウメンシダ、イノデやアスカイノデなど、樹上にはオオタニワタリ、ヒトツバマメヅタなど何と約70種ものシダ植物が自生するシダ植物の宝庫でもあります。

イノデ(猪手、学名:Polystichum polyblepharum (Roem. ex Kunze) Presl)はオシダ科イノデ属の常緑性シダ植物。イノデ葉裏@エコカフェ.JPGイノデ中軸麟片@エコカフェ .JPG分布は本州東北地方中部以南、四国、九州、朝鮮半島から中国に及び、常緑広葉樹林の谷筋などに自生。草丈は60cmから100cmほどで、根茎は塊状、葉柄は約25cmで射上し、茎、中軸や羽軸とともに密に褐色の鱗片をつける。葉は深い緑色でつやがあり、2回羽状複葉で先端が細る。小羽片は裏面縁に鋸歯が目立ち、基部前側が耳たぶ状で、先端は芒状にとがります。胞子嚢群(ソーラス)は小羽片の中肋と片縁の中間につきます。
新芽に鱗片がついた様子が猪の手に似ていることが名前の由来だそうです。

イノデの仲間は雑種も含め多くの種類があり判別が困難。イノデに似ていて三宅島に自生するアスカイノデは鱗片が暗褐色でソーラスが片縁近くにつくことから判別が可能といいますが、林下で両者の比較なくして単独の個体で同定することは難しいと思います。


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ユノミネシダ(湯の峰羊歯)の不思議

ビーグル号の航海日誌 2012年03月18日 12:46

ユノミネシダ@エコカフェ.JPG三宅島のスダジイの森の林下や火山灰や溶岩原の植生回復地にはユノミネシダが多く見られます。このシダは2000年噴火による火山灰に覆われた原野に真っ先に進出してきたそうです。ユノミネシダは火山性ガスに対生があるのは生存競争を生き抜いた結果なのでしょう。また、このシダは熱帯地域ではつる性となりウラジロのように草丈を伸ばすそうです。[2011年11月26日撮影:第3回エコカフェみんなの森づくり@阿部]

ユノミネシダ(湯の峰羊歯、学名:Histiopteris incisa (Thunb.) J. Sm.)はコバノイシカグマ科ユノミネシダ属の南方系の大型シダ植物。天然記念物。分布は熱帯・亜熱帯アジアに広く、日本では本州伊豆地方以西の太平洋岸から南西諸島、伊豆諸島、小笠原諸島に及び、海岸に近い林下や川沿いなどに群生。火山性ガスに耐性があるため鉱山跡や温泉地を好むという。草丈は2m超、根茎が這い、葉柄には鱗片がつく。葉は2回羽状複葉か3回羽状複葉で、葉身は約2m、革質、葉表は鮮緑色、葉裏は白緑色、裂片の縁は裏側にわずかに反り返ります。胞子嚢群(ソーラス)は葉縁に沿って連続してつきます。

和歌山県田辺市本宮町の湯峰温泉で南方熊楠博士により発見されたことが和名の由来なのだそうです。


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最前線のヒメオニヤブソテツ(姫鬼藪蘇鉄)

ビーグル号の航海日誌 2012年03月17日 14:33

ヒメオニヤブソテツ@エコカフェ.JPG三宅島の溶岩原植生回復を進めるお手伝いをしてはや3年。初夏、晩秋、晩秋と実施しました。来年度は初夏の小鳥たちの歌声が美しい季節に実施できたらと考えています。植林活動のほか海浜植物の観察などもしようと思います。
さて、そんな三宅島の岩礁海岸の崖地、最前線にはヒメオニヤブソテツが潮をかぶりながらもしっかり根をおろしています。生命力の逞しさに驚かずにはいられません。[1011年11月26日撮影:第3回エコカフェみんなの森づくり@阿部]

ヒメオニヤブソテツ葉裏@エコカフェ.JPGヒメオニヤブソテツ(姫鬼藪蘇鉄、学名:Cyrtomium folcatum (L.f.)C.presl ssp. littorale S. Matsumoto & K.Kanamori)はオシダ科ヤブソテツ属の小型のシダ植物。オニヤブソテツの変種。分布は北海道から九州の海岸の岩場に自生。草丈は20p以下で、葉は一回羽状複葉、全体が厚くつやがあり、側羽片は6対から10対。裏面一面に胞子嚢(ソーラス)がつく。
ヒメオニヤブソテツは2倍体であり有性生殖をおこなうが、オニヤブソテツは3倍体のため単為生殖、ちなみにナガバヤブソテツは4倍体で有性生殖をします。まったく自然界とは不思議ですね。

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役立つサンシュユ(山茱萸)

サンシュユ花@エコカフェ.JPG葉よりも先に花をつける植物はたくさんありますね。もちろん、それらは落葉樹に限ります。
早春に花を咲かせるモクレン、コブシマンサクヒュウガミズキなど、真っ先に小鳥や昆虫などに訪花してもらい受粉してもらうという作戦なのです。サクラやサンシュユもそうですね。[2011年4月5日撮影:サンシュユ@新宿御苑]

サンシュユ(山茱萸、学名:Cornus officinalis Sieb. et Zucc.)はミズキ科ミズキ属の落葉小高木。サンシュユ@エコカフェ.JPG分布は中国や朝鮮半島で、日当たりのよい場所などに自生。樹高は4、5mほどで、樹皮は薄茶色、葉は対生し、葉身4pから10pほど、卵状楕円形で両面に毛が生え、主脈、側脈ともよく目立ちます。これはミズキ科の植物の葉の特徴ですね。花期は3月から5月頃、若葉に先立ち枝に径約1pの散形花序をつけ、鮮黄色の4弁の小花をたくさん咲かせます。果実は液果で長径1p強の楕円形、晩秋に紅色に熟します。

日本には江戸時代享保年間(18世紀前半)に生薬用として種子が移入されたという。果肉にはイリドイド配糖体などが含まれ、乾燥したものを生薬「山茱萸」として、果実酒にして滋養強壮、疲労回復のための民間薬として利用してきたそうです。昔の人の自然の恵みを利用する知恵そものもです。


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タグ:外来種
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仙石線終着は石巻駅!

ビーグル号の航海日誌 2012年03月15日 07:39

RIMG1586-1.jpgRIMG1583-1.jpg
仙石線の最終駅の石巻駅は、真っ青な空が広がり、石ノ森章太郎のキャラクター達がお出迎えをしてくれます。
ゴレンジャー世代にとっては、赤、青、緑、ピンク、黄色〜懐かしく嬉しい!
根っからの赤レンジャー好みで変身真似までしたりして、おじいちゃんからは女の子はピンクでしょ!おばあちゃんからは男の子は青でしょ!と、笑顔がこぼれたりして。
仮面ライダーも思い出がたくさんあって....。
さて、駅を出て少し歩くと更地が広がって、う〜ん。まだまだ、これからなんですね。
駅の入口看板には青空に向かって指を指すキャラクターがあります。
石巻市は宮城県第2位の人口数があった。

未来に向けて、心をあわせよう、石巻!

コタより
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ジンガサゴケ(陣傘苔)は可愛い

ビーグル号の航海日誌 2012年03月14日 23:45

ジンガサゴケ2@エコカフェ.JPGフタバゼニゴケのコロニーのある石垣の別の場所にはジンガサゴケもありました。最初はゼニゴケかと思いましたが雌器床の形が可愛く調べたらジンガサゴケだと分かりました。日本産のものは4属12種が知られています。[2012年3月14日撮影:ジンガサゴケの若い雌器床@渋谷区西原]

ジンガサゴケ(陣傘苔、学名:Reboulia hemisphaerica (L.)Raddi subsp. orientalis R.M.Schust.)はゼニゴケ目ジンガサゴケ科ジンガサゴケ属の苔類。雌雄同株ジンガサゴケ雌器床@エコカフェ.JPG分布は日本を含むほぼ全世界で、人家近くの石垣や山野の湿った日陰などに自生。葉と茎が未分化の葉状体は長さ1pから4p、幅5mmから7oほど、灰緑色、縁は紫色を帯び、裏側も紫色で仮根を伸ばし地表に密着します。葉状体の先端に雌器托がつき、長い柄の先にある器床は浅く3から5裂した陣傘形となり、傘の裏側の造卵器で卵細胞が造られます。雄器床も葉状体の先端につき、無柄で形は盤状となり、遊走子(精子)が造られます。

ジンガサゴケにはは無性芽はつかないため、有性生殖のみで繁殖することになります。つまり、雄器床で造られる遊走子(精子)が雨を頼りに卵細胞と受精し、傘の裏側に胞子体から黒色の胞子を散布するのです。


関連記事(緑色植物に見られる生活史)⇒     関連記事(路傍のフタバネゼニゴケ(二羽銭苔))⇒

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路傍のフタバネゼニゴケ(二羽銭苔)

フタバネゼニゴケ@エコカフェ.JPG車通りの少ない閑静な住宅街の路面に面した石垣にゼニゴケに似ている杯状体のようなものがついている苔が着生していました。この石垣は水分条件が適当なため蘚苔類のほか地衣類も多く着生しています。調べてみると杯状体の形状からフタバネゼニゴケではないかと思います。[2012年3月8日撮影:フタバゼニゴケ無性芽@渋谷区西原]

フタバネゼニゴケ(二羽銭苔、学名:Marchantia paleacea Bert. subsp. diptera (Nees et Mout.) Inoue)はゼニゴケ目ゼニゴケ科ゼニゴケ属の苔類。雌雄異株。分布は本州、四国、九州に及び、平地や丘陵地の岩上や地上、路傍の石垣などに自生。葉状体といって茎と葉が未分化。その葉状体は長さは3pから5cm、幅5mmから10mmほどで、やや白っぽい緑色、縁が紅紫色となる。裏側は紅紫色で仮根を伸ばし地表などに密着します。写真の杯状器は無性生殖の器官であって、この中に無性芽(栄養繁殖器官)が形成されます。また、雌の葉状体からは雌器托が伸び、先端で9裂し、裂片の2枚が大きく、造卵器がつく。受精すると均等に9裂した傘状に開き、受精できないと2裂に見えるという。名前の由来もこの辺からくるのでしょう。
雄の葉状体には造精器である雄器托ができ遊送子(精子)が造られます。雨が降ると遊走子は造卵器の卵細胞と受精するのです。これが成長し胞子体になり、胞子を造り、種を紡ぎます。永世と続く何億年ものいとなみなのです。

最初は帰化植物で市街地でよく見られるミカヅキゼニゴケかとも思いましたが杯状器の形が三日月型ではなく円形であることから違うだろうと、葉状体の縁などが紅紫色なのゼニゴケではないと判断しました。


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南三陸町松原公園は瓦礫の山に

ビーグル号の航海日誌 2012年03月13日 07:27

SL残骸と瓦礫の山@エコカフェ.JPGSL残骸@エコカフェ.JPG3月11日。志津川湾は静かだった。湾を行きかう漁船はなく養殖筏の浮きがわずかに揺れているばかりで。
海浜公園でもある松原公園、ここからは志津川湾全体が眺望できた。湾の左に荒嶋神社が鎮座する荒島、右に竹島と椿島が浮かび美しいはずだが。

松原公園@エコカフェ.JPG現在、公園は膨大な瓦礫が集められ山積みになっている。
公園に展示されていたSL蒸気機関車「C58-16」も無残に壊れ横たわったままだ。
同じC58型のSLは現在秩父線で活躍しているという。

最近の報道では瓦礫処理が進まないため復興のめどが立たないというが。ともちろん瓦礫処理は待ったなしで自治体の努力だけでは難しく国の指導力が問われている。
南三陸町では高台移転を決定しているが、瓦礫処理とは別にこちらのほうも現行規制下で手続きをクリアするためには煩雑すぎる申請書を作成する必要があり、自治体の努力だけではマンパワー的に事務能力が追い付かないのが現実のようだ。
査定するばかりの人材ではなく申請書類を適切に作成する実務能力のある人材の手当てが必要なようだ。現場が欲している人材派遣の仕組みが絶対的に必要であることを理解して欲しいと思う!


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