金環日蝕の意味すること

ビーグル号の航海日誌 2012年05月21日 08:11

金環日蝕を見ることはできましたか?何を感じましたか?
金環日食@エコカフェ.JPG東京では7時32分頃がピーク、薄雲越しにしっかりと観察することができました。[2012年5月21日7時21分撮影:東京、2009年7月22日撮影:母島]
月が太陽の方向にあるため今宵は新月になります。
そして東京湾では明日22日にが干満の差が最大になります。
月と太陽は潮の満ち引きのほかにも地球の自転、オーロラ現象、気候変動などにも影響を与えています。
これを機会に太陽と月と地球の関係についていろいろ調べてみるのも面白いと思います。

皆既日食の途中@エコカフェ.jpgエコカフェで平成21年(2009年)7月22日に実施した皆既日食ツアーのことを思い出します。
母島の陸と海と同時観察しましたが、この時は皆既日食時に周囲が薄暗くなり、外灯が点灯し、鳥がねぐらに急いで帰るため騒いだりするのが見られました。[皆既日食ツアー報告書はこちら⇒


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オーロラは宇宙の渚だって

ビーグル号の航海日誌 2012年05月20日 23:55

オーロラ@エコカフェ.JPGNHKスペシャル見ました。オーロラは宇宙の渚だそうです。
渚と言えばエコカフェでは「NaGISA project」、沿岸域の海洋生物の多様性をグローバルなレベルで継続的に調査することにより各国の政策などに役立てようとする取り組みを思い起こします。白山先生の指導で小笠原や南三陸町、白浜で調査に参加しました。

さて、番組では宇宙空間と地球大気圏とのせめぎ合いの空間を指しているようです。地球は巨大磁石であって周囲に地場をつくり、太陽から噴き出されるプラズマ(太陽風)から地上の生き物を守っているのですね。そう言えば、オゾン層は紫外線を吸収し私たちを守ってくれているのですね。
太陽の活動が不活発になると太陽磁気圏は弱まり、銀河宇宙線の侵入が地球にも増えるため、上空に雲が湧きやすくなり、太陽光を遮ることが多くなり、結果として気温が下がる現象が起こるという。
17世紀中期から18世紀初期に頻繁に起こったテムズ川の凍結、飢饉、ペスト流行の原因と考えられるそうですよ。この時期をマウンダー小氷期といいます。

ニュージーランドの南島の氷河湖テカポ湖畔で撮影したオーロラの写真[2005年8月24日撮影]です。今年は太陽活動の極大期に入っていますからオーロラがよく見られそうです。それにしてもオーロラは美しいですね!


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チーターは陸上で一番早い

ビーグル号の航海日誌 2012年05月19日 10:55

チーター@エコカフェ.JPG小さい頃に「野生の王国」という番組を観て、シートン動物記を読んだことを思い出します。

チーターは、陸上で一番早く走ります。
時速110キロで走ります。
ところが、たくさん走れない、走らない。
1回に300メートルだけしか走らない。
F1よりもエンジンのかかりが早く、ブレーキも早くかかる。
効率良く狩りをするんです。
そして、獲物を捕まえて、すぐに食べて、ライオンやハイエナに譲り、いわゆる食物争奪戦に加わる前に降ります。

写真を見ると、顔はまさにネコですね。
ホッソリと横からウチワで扇いだらパタンと倒れそうなほど。
足の付け根のゴツゴツさは、何ともたくましい。
大地を踏みしめる肉球は柔らかいのだろう。


コタより
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ハチジョウカグマ(八丈かぐま)

ビーグル号の航海日誌 2012年05月17日 09:34

100812ハチジョウカグマ群生@エコカフェ(浦内川 ).JPG西表島の浦内川岸辺には鬱蒼とした亜熱帯の森が競り出ています。ひときわスーッと樹高を伸ばしているのが木性シダのヒカゲヘゴ、川面に届くほどに葉を伸ばしているのがハチジョウカグマだそうです。[2010年8月12日撮影:浦内川@山崎]

ハチジョウカグマ(八丈かぐま、学名:Woodwardia orientalis Sw. var. formosana Rosent.)はシシガシラ科コモチシダ属の常緑性シダ。コモチシダの変種(別種とも)。分布は本州(小笠原諸島、伊豆諸島、千葉県から紀伊半島、山口県)、四国南部、九州南部、南西諸島、台湾、中国、フィリピンに及び、海岸近くの低地や山地の湿気のある崖地などに自生。草丈は2m以上、葉柄基部には名褐色の全縁の鱗片が密生。葉は革質で厚く、1回羽状複葉で羽片は深裂(2回羽状裂片とも)し鋸歯があります。花片の裏面に胞子嚢群(ソーラス)をつけ、表面にコモチシダと同様に無性芽をつけます。 無性芽は葉を出し地上に落ちて新しい成体となります。

コモチシダより一回り大きく、新芽は腺毛があり赤っぽく、小羽片(裂片とも)が長く先細であることなどから、両者は見分けられるといいます。写真では分かりづらいですね。

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芦生の森で見たキセルガイは

110722キセルガイ@エコカフェ(芦生公開講座) .jpg京都府の北東部、滋賀県と福井県との県境をなす芦生の森は古くから人びとが木地氏や炭焼きなどに利用されてきた。かつて民家のあった場所ではアンズなど持ち込んだ果樹などが野生化していますので一目瞭然です。今は住む人もいなく、京都大学フィールド科学教育研究センターが管理しているので、自然は豊かに保たれています。そこではシカによる食害の影響度調査が行われていて興味深いお話を聞くことができます。

さて、昨年7月に「芦生公開講座2011」に協賛参加した際に、杉尾峠(標高765m)付近の朽ちかけた倒木上にたくさんのキセルガイが蠢いているのを見つけました。どうも樹肌に着生しているコケ類を食べているようでした。名前を聞いておけばよかったのですが、京都府内には16種のキセルガイが生息しているようです。世界最大のオオギセル(大煙管、学名:Megalophaedusa martensi (Martens))も生息しているそうです。写真はオオギセルに似ているような気もしますが定かではありません。ただし、殻高は30mm近くあったので大型であることは間違いないようです。[2011年7月10日撮影:芦生公開講座@阿部]

キセルガイの仲間は隔離分布や局所分布しているものが多く、京都府で生息が確認されている16種のうち絶滅危惧があるものとして環境省レッドリストで4種、京都府では8種が指定されています。生息地では周辺の環境も含めて保護する必要がありますね。


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タグ:日本固有種
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高山植物の魅力(41)、キバナノコマノツメ(黄花の駒の爪)

ビーグル号の航海日誌 2012年05月16日 09:18

110709キバナノコマノツメ@エコカフェ(鳳凰三山 ).jpg南アルプス北岳の東側に位置する鳳凰三山(地蔵岳、観音岳、薬師岳)は古くから山岳信仰のメッカ。名前を聞けばなるほどですね。もちろん高山植物もいろいろ見ることができます。花崗岩の隙間で耐えるキバナコマノツメの小さな花が綺麗です。[2011年7月9日撮影:薬師岳@澤]

キバナノコマノツメ(黄花の駒の爪、学名:Viola biflora L.)はスミレ科スミレ属の多年草。分布は北半球の冷温帯に広く、日本では北海道、本州中部地方以北、四国山地、屋久島亜高山帯・高山帯に隔離し、草原や林縁、露岩の隙間などに自生。草丈は5pから15pほどで葉は柔らかく光沢はなく、葉身は2pから4pほどの腎円形で葉縁に波状の鋸歯、葉表に短毛がつきます。名前の由来はこの葉の形を馬蹄の見立てたことにあるそうです。
花期は6月から8月頃で花茎の先に黄色の花を一つ咲かせます。唇弁に褐紫色の筋がしっかり入り、上弁と側弁が反り返るのが特徴です。

キバナノコマノツメ之変種として、南アルプスのみに分布し果実に疎らな毛のあるアカイシキバナノコマノツメ(赤石黄花の駒の爪)と北アルプスと中央アルプスのみに分布するクモマスミレ(雲間菫)が知られています。写真の個体はアカイシキバナノコマノツメである可能性もあります。


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タグ:広域種
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シロダモ(白梻)は唐傘お化け

シロダモ新芽@エコカフェ.JPG風薫る五月、多くの木々は新緑に萌えていますね。皆さんは公園や植物園、低い山などに出かけると奇妙な若葉をつけている樹木を目にするでしょう。若枝の先に白い絹をまとった唐傘お化けのような若葉をつけた姿を。それはシロダモです。[2012年5月4日撮影:小石川植物園@山崎]

シロダモ(白梻、学名:Neolitsea sericea (Blume) Koizumi)はクスノキ科シロダモ属の常緑亜高木。雌雄異株。分布は本州(山形・宮城以南)、四国、九州、南西諸島と台湾、中国、朝鮮半島に及び、山地や丘陵地のやや適潤な土壌などに自生。シロダモ葉裏@エコ科で.JPG樹高は10mから15mほどで樹幹は直立し樹皮は暗(紫)褐色、若枝は黄褐色の絹毛をまとう。葉は互生し、有柄で枝先に集生、葉身は6pから18pほどの長楕円形か卵状長楕円形で全縁、先が尖る。三行脈が目立ち葉裏は粉白色で若葉では黄褐色の絹毛が密生するのが特徴です。
花期は10月頃で葉腋に散形花序をだし小花をたくさん咲かせます。果実は液果で長径約1.3pの楕円形、翌年秋に赤色に熟します。

古葉はヤブニッケイの葉と見た目では区別がつきませんが、芳香が無いことで確認できます。初島でも見かけましたが芳香が無いことでシロダモと確認できました。


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トキワサルトリイバラ(常葉猿捕茨)は棘無し

ビーグル号の航海日誌 2012年05月14日 23:51

トゲナシサルトリイバラ@エコカフェ.JPG初島の崖地上部の林縁にサルトリイバラが白色の未熟な果実をつけていました。枝を触ってみると棘がありません。サルトリイバラの変種でトキワサルトリイバラとか、トゲナシサルトリイバラと呼ばれているものです。[2012年5月13日撮影:初島@山崎]

トキワサルトリイバラ(学名:Smilax china L. var. yanagitai Honda.)はユリ科(又はサルトリイバラ科)シオデ属のつる性常緑低木。日本固有種。雌雄異株。分布は小笠原諸島、伊豆諸島で山地や丘陵の疎林地や林縁などに自生。トゲナシサルトリイバラ果実@エコカフェ.JPGサルトリイバラとの違いは、茎に棘が無く、葉は厚めで葉先が円頭から凹頭なことです。花期は3月から4月頃で葉腋から散形花序を伸ばし黄緑色の花を咲かせます。果実は液果で秋に赤く熟します。サルトリイバラと同じですね。

植物における島嶼効果のひとつに、捕食者を欠くことにより防御機能が退化する方向に進むことが知られています。棘が無くなることはまさにこれにあたるのですね。

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コウゾウリナ(浜髪剃菜)は広域種

コウゾウリナ@エコカフェ.JPG初島で散策中に黄色い花を見つけました。背が高いことからハマコウゾウリナではなく広域種のコウゾウリナだと分かります。[2012年5月13日撮影:静岡県初島@山崎]

コウゾウリナ(髪剃菜、学名:Picris hieracioides L. subsp. japonica (Thunb.) Krylov)はキク科コウゾウリナ属の二年草(越年草)。分布は北海道、本州、四国、九州と樺太に及び、道端や、堤防、草地などに自生。草丈は30pから100cmほどで根は棒状、茎は直立しよく分枝、根生葉は7pから30pほどで倒披針形で細鋸歯があり、花期には枯れます。コウゾウリナ花@エコカフェ.JPG茎葉にも細鋸歯があり、基部では有柄で6pから15pほど倒披針形、上部ではより小さく無柄の披針形、何れも茎を抱きます。茎、葉、萼に赤褐色の剛毛が疎らに生えざらつくのが特徴です。名前の由来もここにあります。
花期は5月から10月頃と長く、分枝した枝先に参謀花序をだし黄色い頭花を幾つか咲かせます。頭花は径約2pで舌状花冠で、小花は30個から34個あります。果実は痩果で赤褐色、白色の羽毛状の冠毛がつきます。冠毛は小花の萼片でしたね。[第50回草花教室⇒]もちろん風散布です。

国内に分布するコウゾウリナの近縁種には高山型のカンチコウゾウリナがあります。また、変種としてはアカイシコウゾウリナ、ヒゴコウゾウリナ、ホソバコウゾウリナ、ハマコウゾウリナ(品種とも)が知られています。


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初島から見た夕日は

ビーグル号の航海日誌 2012年05月13日 18:10

初島から夕陽を2@エコカフェ.JPG初島から夕日を@エコカフェ.JPG昨日、ホテル最上階から相模湾を超えて山稜に沈む夕日を見ました。
夕立があったので空気が澄んでいるのでしょう。
夕焼け空にはなりませんでした。
相模湾には潮目が大きな文様をつくりだしていました。

時間とともに文様は微妙に変化し、ただただ静かだな、と。


◎初島
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潮風に誘われバーベキュー

新鮮なアジとサザエ@エコカフェ.JPGバーベキューに花が咲き@エコカフェ.JPG相模湾の爽やかな潮風に誘われ、ランチにバーベキューをしました。
もちろんシーフード・バーベキューです。
新鮮なアジ、サザエ、エビに野菜やウィンナー、おにぎり、…。
対岸の熱海や湯河原の町並みが小さく点在しています。
談笑しながらのバーベキューに舌鼓でした。

ゆったりした時間の流れは心をおおらかにしてくれるようです。


@初島
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初島の風景

初島の風景@エコカフェ.JPG初島の風景2@エコカフェ.JPG初島では漁も行われているという。
漁港近くの堤防に真っ赤な魚網が干されていた。
コンクリートの地べたには天草(テングサ)も干されていた。
お食事処店先の水槽には伊勢エビ、カサゴなどが展示されている。

何とものどかである。



@初島

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夕闇に浮かぶ富士山

夕闇に浮かぶ富士山@エコカフェ.JPG初島のホテル最上階から「夕闇に浮かぶ富士山」を眺めました。

海を挟んで熱海の街並みの背後の山の稜線の奥に黒々と大きな富士山の影が浮かびあがっています。

富士山の左稜線には雲がかかっているようです。

日本人が愛してやまない霊峰富士山、圧倒的な存在感です。



@初島
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初島から熱海対岸を

ビーグル号の航海日誌 2012年05月12日 23:14

初島から熱海対岸を@エコカフェ.JPG先ほどまで初島はスコールのような夕立に見舞われました。温暖化の影響でしょうか。

熱海からわずか25分の船旅。
ここはリゾートアイランド、全く別の世界が広がっています。
シャリンバイの白い花が咲き、トベラ、タブノキなどの照葉樹林が広がっています。
きっと海浜植物も多いのではないでしょうか。

写真はホテルの部屋から見た対岸の熱海上空は夕立雲が覆いつつある様子です。
夜景も素晴らしいですよ!


◎初島
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ミスジマイマイ(三筋蝸牛)

ビーグル号の航海日誌 2012年05月10日 00:02

ミスジマイマイ@エコカフェ.JPG五月連休に出かけたエコカフェ・ミニ農園の近くでヤマモミジの葉で休息をする蝸牛がいました。蝸牛の同定はには自信がありませんが調べるとミスジマイマイではないかと思います。[2012年4月30日撮影:深谷市山崎]

ミスジマイマイ(三筋蝸牛、学名:Euhadra peliomphala (Pfeiffer))はマイマイ目オナジマイマイ科マイマイ属の樹上生の陸産貝類。日本固有種。雌雄同体。ミスジマイマイ横@エコカフェ.JPG分布は関東地方利根川以南、中部地方南東部、伊豆諸島神津島以北に限定し、平野から山地の落葉広葉樹林帯内の地上から樹上まで生息。気温が16℃、湿度70%を下ると休眠に入ります。
成貝は殻高約20o、殻径約45oの中型で右巻き淡黄白色、一般に螺層は5.5階で褐色の色帯が側面2本と底面臍孔周辺に1本の計3本入る。ただし、色帯は変異が多くゼロ本から4本まで見られるという。繁殖期は4月から10月で梅雨時が活発で産卵数は平均30個から40個ほどという。

基亜種ミスジマイマイに加え、亜種として伊豆半島と伊豆諸島(神津島以北)に分布するシモダマイマイ、箱根山と甘木山周辺に分布するトラマイマイ、静岡県東部の一部などに分布するクノウマイマイの3種が地域分布種として知られています。カタツムリ難しいですね!


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高山植物の魅力(40)、キバナノヤマオダマキ(黄花山苧環)

ビーグル号の航海日誌 2012年05月09日 07:31

110709キバナノヤマオダマキ@鳳凰三山 128.jpg昨年7月、鳳凰三山の下山途中でキバナノオダマキの美しい花に出会いました。急勾配が続き足の膝が笑ってしまい踏ん張りが利かなかったのを思い出します。[2011年7月10日撮影:鳳凰三山@澤尚幸]

キバナノヤマオダマキ(黄花の山苧環、学名:Aquilegia buergeriana Sieb. et Zucc. f. flavescens Makino)はキンポウゲ科オダマキ属の多年草。日本固有種。ヤマオダマキの変種。分布は北海道、本州、四国、九州の低山から亜高山帯の草地や林縁などに自生。草丈は30pから60pほどで根出葉は長い柄をもち2回3出複葉、小葉の葉身は2から4p、扇形で2、3裂します。茎上部の葉は1回3出複葉です。
花期は6月から7月頃で茎の先に黄色い花をうつむきに咲かせます。花は径約3p、円筒形の花弁5枚を傘状に萼片5枚が囲み、長い距が後方に突き出ます。果実は袋果です。


関連記事(間野集落はずれにオダマキ(苧環)の花)⇒
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そなたはカメノコテントウ(亀子瓢虫)

110709カメノコテントウ@エコカフェ.jpg昨年7月に南アルプス鳳凰三山を目指して夜叉神峠登山口からカラマツ林を進みました。林縁にはマムシグサやフタリシズカなどの下草が見られました。葉っぱの上で朝露に濡れた赤と黒の綺麗な模様のテントウムシがいました。気になっていましたが漸く調べることができました。カメノコテントウというらしいです。[2011年7月9日撮影:夜叉神峠@阿部]

カメノコテントウ(亀子瓢虫、学名:Aiolocaria hexaspilota Hope)はコウチュウ目テントウムシ科の大型テントウムシ。分布は北海道、本州、四国、九州から中国、シベリアに及びます。体長は約12mm、半球状、翅は黒地に橙赤色の亀の甲に似た特徴的な斑紋が入り、光沢があります。写真で白色の目に見える部分は前胸背板の斑紋だそうです。
発生時期は4月から6月頃で10月頃まで見られます。食性は成虫、幼虫とも肉食でクルミハムシやドロノキハムシの幼虫を食します。越冬は成虫のまま岩の隙間や樹皮の下などで集団で行います。

このテントウムシは外敵に襲われると肢を辻目死んだふりをしたり、肢の関節から赤く臭い液を出して防御するそうです。触らなくてよかったと思います。へーですね。


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マルバウツギ(丸葉空木)

ビーグル号の航海日誌 2012年05月08日 08:46

マルバウツギ花@エコカフェ.JPGみどりの日に小石川植物園内の森を散策している時に林縁でマルバウツギの白い花を見つけたので紹介します。[2012年5月4日撮影:小石川植物園@山崎]

マルバウツギ(丸葉空木、学名:Deutzia scabra Thunb.)はバラ目ユキノシタ科ウツギ属の落葉低木。日本固有種分布は本州関東以西、四国、九州に及び日当たりのよい山地、丘陵地に自生。樹高は1mから1.5mほどで樹皮は灰色で縦裂、葉は対生し葉脈が目立ち、葉身は3pから6pほどの卵形か広い卵形で葉縁に細かな鋸歯がつき先はやや尖ります。葉の両面と若枝には赤褐色で星状毛が覆います。
マルバウツギ葉@エコカフェ.JPG花期は4月から5月頃で枝先に円錐花序をだし、上向きに白い花を咲かせます。花は径約10mm、萼片と花弁5枚、雌蕊は3本、雄蕊10本で花糸にはウツギと同じように狭い翼があり、花の中心部に黄橙色の蜜腺が目立ちます。果実は径約3oの独楽形の刮ハ、子房下位のため萼片と雌蕊柱頭が果実上部に残るようです。

名前の由来は木の中心部が中空であることからウツギであって葉が丸いことからマルバとしたことによります。別名にツクシウツギ(筑紫空木)ともいうそうです。「ウツギ」と名のつく樹木は結構多いですよ!

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南三陸町に通いつめて

120504 南三陸町@エコカフェ.jpg120504現在@エコカフェ.jpgみなさんは連休をどう過ごされたのでしょうか。
宮城県南三陸町で復興ボランティアに参加してきました。
定期的に継続して参加させていただいております。
東北地方太平洋沖地震のあと日本人の価値観が大きく変わったといいますが、どう変わったのでしょうか?
この地震による巨大津波により東北地方及び関東太平洋沿岸域は甚大な被害を受けました。
この地域の人々の暮らしは一変してしまいました。

110327昨年三月@エコカフェ.jpg110813昨年八月@エコカフェ.jpg瓦礫撤去は昨年8月から少しは進展しているようですがまだまだです。
仮設住宅の窮屈な暮らしが続きます。
仕事がありません。
夢がありません。
希望がありません。
若い人たちは戻ってきません。
今後の先行きが見えないといいます。
タイの洪水被害の復旧は日本政府も支援して迅速に行われました。
政府も被災地の復興の支援を惜しまないと言い続けています。
言葉が責任を待たず空回りしていませんか。
被災地の復興にかける意気込み、何かおかしくありませんか!

写真は南三陸町の復興の軌跡?[撮影:みのわ]
1段目は2011年3月27日、2段目左から8月13日、2012年5月4日の風景の違いは何を意味するのでしょうか


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ツリバナ(吊花)はどことなく

ビーグル号の航海日誌 2012年05月07日 09:39

080518ツリバナ@エコカフェ(赤城自然園).jpg赤城自然園の森も大賑わいだったようです。この季節に「四季の森」ゾーンの小径をのんびり歩いていると気になる存在なのがこの花。ツリバナです。[2008年5月8日撮影:赤城自然園@阿部]

ツリバナ(吊花、学名:Euonymus oxyphyllus Miq.)はニシキギ科ニシキギ属の落葉低木。分布は北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島から中国などに及び、山地の落葉広葉樹林内の谷筋などに自生。樹高は3mから5mほどで、葉は短対生し短柄があり無毛、葉身は2pから10pほどの卵形から倒卵形で葉縁に細かな鋸歯があり先は尖ります。
花期は5月から6月頃で葉腋からしばしば15pもある分枝した花柄を伸ばし、複数の花を吊り下げるように咲かせます。花は径約15oで淡黄緑色にやや紫を帯び、萼片と花弁は各5枚、雄蕊5本、雌蕊1本。花の中央に太った星型の「花盤」と呼ばれる黄緑色の構造があり雌蕊も雄蕊も埋没した感じになっているのが特徴です。果実は径10mm前後の球形の刮ハで9月頃に熟すと5裂し、朱赤色の仮種皮に包まれた種子が顔を出します。種子は鳥散布の典型です。

花や果実が風に揺れる様子を見ていると上下左右に不規則な動きをしていて面白いです。やっぱり気になる存在です。子どもたちも目が釘付けですね。


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