葦毛湿原は東海のミニ尾瀬

ビーグル号の航海日誌 2012年10月27日 22:40

121027葦毛湿原@エコカフェ.JPG晴天。葦毛湿原に着く頃にはやや風も出てきて日差しの暖かさとあいまってちょうど良い心地さです。葦毛湿原は豊橋市東部の弓張山山麓の標高60mから70mのなだらかな傾斜面に広がる湿原です。チャート質の固い岩盤の上に薄い土壌が広がっていて湧水に洗われることで約5haの湿原を保っています。[2012年10月27日撮影:葦毛湿原@阿部]
湿原は愛知県指定天然記念物であって、周囲にはコナラやハンノキの雑木林が広がっり、湿原内には周遊できる木道があり、季節を通じて湿原の多様な湿生植生や小動物たちを観察することができます。
特に、湿生植物では トウカイコモウセンゴケ、ミカワシオガマなど分東海地方にほぼ分布が限定される植物群(「周伊勢湾要素植物」または「東海丘陵要素植物」と呼ばれます。)や、ミカワバイケイソウ、イワショウブなど氷河期の生き残りとされる植物(氷河遺存種)、ミカヅキグサ、ヌマガヤなどの北方系植物、ミミカキグサ、ヒメミミカキグサなどの南方系植物など、学術的に希少な種が数多く生育しているそうです

121027葦毛湿原看板@エコカフェ.JPG121027葦毛湿原看板2@エコカフェ.JPG[春:4-5月]
ショウジョウバカマ、オオバノウマノスズクサ、トキソウ、ハルリンドウ、カザクルマ、ハンカイソウ、キンラン、ミカワバイケンソウ、バイケイソウ
[夏:6-8月]
カキラン、ミズキク、ミズギボウシ、ノハナショウブ、サギソウ、ノギラン、モウセンゴケ、ノリウツギ、サワシロギク
[秋:9-11月]
ミミカキグサ、イワショウブ、サワヒヨドリ、ミカワシオガマ、シラタマホシクサワレモコウスイラン、ヤマラッキョウ、サワギキョウ、マアザミ、ホソバリンドウ、ウメバチソウ

今回はシラタマホシクサミミカキグサホザキノミミカキグサ、ヌマガヤ、ヤマラッキョウ、ホソバリンドウ、マアザミスイランなどを観察することができました。来て良かったです。


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いざ出陣、葦毛湿原へ

爽やかな秋晴れです。かねてより行きたいと考えていた葦毛湿原。日本一標高の低い所にある湧水湿原のひとつです。今、消滅の危機にあるようです。エコカフェとしては調査隊を受入体制ができたので急きょ派遣することになりました。いざ出陣!121027品川駅@エコカフェ.JPG

8:15  東京駅集合
8:33  東京(ひかり505号)
8:40  品川
9:58  豊橋着・・・中村合流
       ※中村車(真っ赤なプリウス)で出発
       ※集合場所は到着間際に阿部さんにご連絡します。
10:30 葦毛湿原着
       散策・昼食
        ※豊橋で名物のいなりずしを買っていこうと考えています。
          また、コッヘル・バーナーを持参しますので、味噌汁やコーヒーもお楽しみいただけます。
13:00 葦毛湿原発
14:00 竹島着
       散策
15:30 竹島発
18:00 名古屋駅前着

by 湿原調査隊


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千畳敷海岸が語るものは

ビーグル号の航海日誌 2012年10月26日 22:49

071012千畳敷海岸2@エコカフェ(白神山地).jpg西津軽の深浦に千畳敷海岸があります。白神山地エコツアーで青森空港からその日の宿である黄金崎不老不死温泉に向かう途中、開放的で厳しい日本海の海原を体感したくて訪ねました。海風は冷たく頬をさし、波浪は白い飛翔を次から次へと散らかす。言葉にならない感傷が全身を支配していく。[2007年10月12日撮影:白神山地エコツアー@阿部]

時は1792年(寛政4年)12月28日、西津軽地震が発生し、鯵ヶ沢・深浦などの海岸線で海床が、長さ12kmにわたり、高さ20cmから場所によっては3.5mも隆起し、広大な海岸段丘面が形成されました。071012千畳敷海岸看板@エコカフェ(白神山地).jpg071012千畳敷海岸@エコカフェ(白神山地).jpg平坦な段丘面の正体は明白緑色のグリーンタフであって、所々に黒色や暗赤色の奇怪な岩塊がアクセントをつけています。
この地震の規模はM6.9から7.1と推定。深浦周辺で震度6、弘前で震度5、記録によると津波が発生し、沿岸域では家屋が流失したそうです。内陸部では山崩れが発生し、堰き止められた水が鉄砲水となって二次災害をもたらしたそうです。死者12人、潰家154軒、水田埋土、弘前藩は領内寺社で「国家安全」祈願をし、即刻、山崩れによる水田復旧事業に人夫12000人余りを投入しています。まさに藩の命運をかけ迅速な復旧を断行したと伝えられています。

実際、秋田県から北海道渡島半島にかけては火山活動、隆起など地殻変動の激しい地域でグリーンタフが発達しているという。海岸段丘は美しく過去に幾度となく地震が発生し地面が隆起したことが見て取れます。青森西海岸沖合にはユーラシアプレートと北アメリカプレートの境界面が隠れているのです。知らないより知っている方がよいと思うこの頃です。


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ダケカンバ(岳樺)の清涼感

120927ダケカンバ@エコカフェ.JPG瑞牆山の標高1500m付近の冷涼な森の主役のひとつにダケカンバがあります。ダケカンバは芽吹き、新葉の展開時に、フィトンチッドとして知られる青葉アルコールを発散するんです。青葉アルコールはアレロパシーやカイロモン作用も伴うそうです。この時、ダケカンバの森は清涼感に包まれ、樹冠が青く霞むようなブルーマウンテン現象が見られるそうです。[2012年9月27日撮影:瑞牆山@山崎]


ダケカンバ(岳樺、学名:Betula ermanii Cham.)はブナ目カバノキ科カバノキ属の落葉高木。分布は北海道、本州近畿地方以北、四国、国外では朝鮮半島、中国東北部、ロシア沿海州、カムチャッカ半島、樺太に及び、亜高山帯などの冷涼な日当たりの良い場所に自生。120927ダケカンバ樹皮@エコカフェ.JPG樹高は10mから15m、ときに20mほど、樹幹は直立、樹皮は若木で赤茶色か灰褐色で横縞、光沢があって薄く剥離、老木は白っぽく縦裂、多雪地帯では奇怪な樹形を形成します。葉は互生し、短枝では2枚、葉身5cmから10cmほどの三角状広卵形、葉縁に鋭い重鋸歯、葉先は尖ります。側脈は7対から12対、葉裏には腺点が多くあり、秋には葉は美しく黄葉します。
花期は5月から6月頃、新葉の展開と同時に長枝先の葉腋から長さ約10pの雄花序が尾状に数個垂れ下がり、雌花序は長枝下の短枝先の葉腋から1個が斜上、どちらも小花は苞ごとに3つの花が集合。雄花は黄緑色の雄蕊3本、雌花は赤い雌蕊が苞の先に目立ちます。果実は堅果、半透明の翼があって風散布します。

富士山ではハイマツを欠くため森林限界の最上部で矮小化したダケカンバの純林を形成、他地域ではハイマツ帯に混生、また崩壊地に積極的に進出するなどパイオニア植物ともいえます。シラカンバとの見分けがつかない場合もあるが、ダケカンバは寿命が長く、樹皮の色合いが赤っぽく、側脈が多い、果穂が直立するなどの違いがあるそうです。


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ミズナラ(水楢)は森の食糧に

ビーグル号の航海日誌 2012年10月25日 09:55

120927ミズナラ大木@エコカフェ.JPG120927ミズナラ大木枝張り@エコカフェ.JPG朝夕はぐんと冷え込んできました。奥秩父山塊最北部の主峰、瑞牆山(標高2230m)の山稜は秋真っ盛り。瑞牆山荘からのしばらく登山道を登ると緩やかな尾根筋にでますが、そこでは立派なミズナラの大木や洞を抱えたもの、老いて朽ちかけたものなどが観察されます。森の営みをミズナラを通して感ずることができます。ミズナラはシロブナ、イヌブナなどとともに落葉広葉樹林の主要な構成樹種のひとつとされます。[2012年9月27日撮影:瑞牆山@山崎]

120927ミズナラ枯木@エコカフェ.JPGミズナラ(水楢、学名:Quercus crispula Blume)はブナ科コナラ属の落葉高木。分布は北海道、本州、四国、九州、国外では南樺太に及び、山地帯から亜高山帯の日当たりのよい場所に自生。樹高は20mから35mほど、樹皮は灰褐色で不規則に縦裂し薄皮状に剥離、巨木では縦裂でなく葉鱗片状になります。葉は互生し枝先に集生、葉柄はほとんどなく、葉身は7pから15pほどの倒卵状長楕円形、基部は狭く葉縁に粗い鋸歯、葉先は尖ります。幼葉は葉脈の凹凸が著しく、葉表の主脈に白色の長毛が生えます。
120927ミズナラ洞@エコカフェ.JPG花期は5月頃、新葉の展開と同時に、雄花序は6pから8pの尾状に数個垂れ下り、雌花序は頂芽腋から穂状に小さく立ち上がります。果実は堅果でコナラより大きく長径2pから3cm、殻斗は瓦状で灰褐色、微毛が密生します。秋には熟し、落下すると幼根を出して越冬し、翌春に芽を出します。

名前の由来は材に水分が多く燃えにくい「ナラノキ」でということです。別名にオオナラとあるようにしばしば大きく巨樹に成長します。ドングリにはタンニンが多く渋いですが、森の動物たちの貴重な食料になっています。ドングリが熟す前に葉とともに小枝が落下していることがありますが、ハイイロチョッキりというオトシブミ科の甲虫の仕業です。なぜそんなことをするのでしょうね。


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ウリハダカエデ(瓜膚楓)は性転換を

ビーグル号の航海日誌 2012年10月24日 23:56

120927ウリハダカエデ樹皮@エコカフェ.JPG120927ウリハダカエデ@エコカフェ.JPG奥秩父山塊最北部の主峰で百名山のひとつである瑞牆山(標高2230m)の山稜は秋真っ盛りだそうです。登山道入口のある瑞牆山荘(標高1520m)から広がる森には、先に紹介した樹肌が個性的なヤエガワカンバに加えてもう一つウリハダカエデがみられます。ウリハダカエデは意外にも性転換するんですよ。[2012年9月22日撮影:瑞牆山荘付近@山崎]

ウリハダカエデ(瓜膚楓、学名:Acer rufinerve Sieb. et Zucc.)はカエデ科カエデ属の落葉高木。日本固有種。分布は本州、四国、九州、屋久島に及び、山地の丘陵地からブナ帯以下の明るい広葉樹林帯に自生。樹高は10mで、樹皮は緑色でマクワウリにように暗緑色の縦筋が入り、老木では淡灰褐色でコルク質が発達し浅縦裂、葉は対生、葉身10cmから15cmほどの扇状で上部が浅3裂(または5浅裂)し、葉縁に不整重鋸歯がつきます。秋の紅葉はとりわけ綺麗です。
花期は4月から5月頃、雌雄異株、本年枝先の葉腋から細長い総状花序をだし10個ほどの黄緑色の花を咲かせます。雄花は雌蕊が退化、雌花は雄蕊8本が退化しています。萼片も花弁の5枚ずつ有ります。果実は2cmから3cmほどの翼果で翼は斜めに開きます。種子は風散布します。

ウリハカエデは雌雄異株とされますが、性転換することが知られています。極度の乾燥や庇陰などの環境ストレスにより雄性から雌性に性転換を枝単位で起こすことが観察されているそうです。前に紹介したようにヒサカキでも性転換が起こります。マムシグサも性転換を起こしましたよね。かくも摩訶不思議な植物の世界があるのです。


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ヤエガワカンバ(八重皮樺)は斧折れ

ビーグル号の航海日誌 2012年10月23日 12:00

120927ヤエガワカンバ@エコカフェ.JPG奥秩父山塊最北部の主峰で百名山のひとつである瑞牆山(標高2230m)の山稜では紅葉が始まっているそうです。瑞牆山荘(標高1520m)のある場所が登山道入口、この付近の森では樹肌が個性的なヤエガワカンバとウリハダカエデがみられます。シラカンバは病気か強風で倒木したのでしょうか、累々と横たわっていました。ここではヤエガワカンバを紹介します。材が非常に堅く別名にコオノオレと呼びます。[2012年9月27日撮影:瑞牆山荘付近の森@山崎]

ヤエガワカンバ(八重皮樺、学名:Betula davurica Pall.)はブナ目カバノキ科カバノキ属の落葉高木。日本固有種で環境省は準絶滅危惧(NT)に指定。分布は北海道、本州関東・中部地方に隔離し、国外では朝鮮半島、中国東北部、ロシア極東沿海州地方などに及び、冷温帯の日当たりの良い山地に自生。樹高は約20m、樹皮は帯灰褐色か灰色で縦裂で鱗片状に幾重にも剥離、小枝に灰褐色の腺点があり毛が密生します。葉は長枝には互生、短枝には1対つき、葉身3cmから7cmほどの卵形からひし状卵形で葉縁に不揃いの鋸歯、葉先は尖ります。葉裏の脈上に毛が生え、葉脈は6対から8対ほどが目立ちます。シラカンバの葉に似るが小さく硬いのが特徴です。
花期は4月から5月頃、雌雄同株、葉の展開に同時に本年長枝の先に長さ4cmから7cmの雄花序が2、3個垂れ下がり、短枝の先に長さ3mmから6mmほどの雌花序が直立します。果実は長径約2.5cmの卵状楕円形の堅果で秋に淡褐色に熟します。

カバノキ属には北半球の亜寒帯から温帯にかけて広く分布し、世界に約40種、うちオノオレカンバ、ウダイカンバ、ジゾウカンバ、チチブミネバリ、ミズメ(アズサ)、アポイカンバなど約10種が日本固有種として知られています。


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大学改革は子どもの目線で

110723芦生の森の中で@エコカフェ.jpg中央教育審議会高大接続特別部会で大学入試改革の協議がスタートしたそうです。新聞報道によると論点のひとつに時代を風靡したAO(アドミッションオフィス)入試の見直しは論点のひとつになりそう。AO入試は1990年に慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスで日本では初めて導入された。[2011年7月23日撮影:京都大学芦生公開講座2011@阿部]

墨守主義の教育現場において、それまでの知識偏重の画一的筆記試験の限界を超え、高校の成績や小論文、志望理由書、面接などを組み合わせる「欧米流のきめ細かな選抜」を導入した。草木から何を学ぶか@エコカフェ.JPG多様な学生を入学させ、マンネリ化したキャンパスに創造性の高いチャレンジングな人材創出のチャンスを狙ったものです。

この20年、IT市場を中心に新たなベンチャー企業の誕生し、時に異端児的な経営者の出現を見ながらも日本経済を活性化させ時代を牽引することが期待されてきた。ところが、全国の大学の7割がAO入試を導入し、8.5%の学生がAO進学しているが、このところ定員枠を満たせない実態が明らかになっているという。

どんな革新的な制度もやがては陳腐化する。制度が普遍性を貫くことなく運用する側も利用する側もついつい当初の思いとは別にやがて堕落していく。人の常のようなものです。教育においてはとりわけ多様な人材を一律の基準で扱えるのかといった問題がありそうだ。多様性の本質は価値観であって創造性であると捉えるべきであり、そのためにも知識レベルは一定の一律的な基準に基づくほうがよいに決まっている。

そのうえで、価値観の多様性こそが発見や気づきを通じて創造性高い学業活動を生み出すことを忘れてはいけないのではないか。時代がグローバル化し価値観の異なる文明社会とともに社会経済活動をしなければならないとすれば、自ずと理解できよう。子どものうちに気づきや創造性を養い、しなやかで芯のある思考ができるおとなになってもらいたいものです。幼稚園から大学まで通して考えたいですね。


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木質バイオチップボイラーの導入で

ビーグル号の航海日誌 2012年10月22日 22:21

120729木質チップボイラー全景@エコカフェ.JPG南丹市美山町では木質バイオチップボイラーも導入したという。スイス製、メンテナンスに多少の心配が無いわけではないが、愛情を込めて丁寧に使うことにしているそうです。市内小学校などではペレットストーブが普及しているそうです。南丹市長の佐々木稔納さんの熱弁は続きます。[2012年7月29日撮影:奈良・京都視察@阿部]

「杉間伐材を利用してペレットを作り、環境に優しいペレットストーブの公共施設への導入を進めています。ボイラーは河鹿荘の暖房とお風呂沸かし、給湯に利用しています。120729木質チップボイラー建屋外観@エコカフェ.JPG120729チップサイロ@エコカフェ.JPG重油利用と異なり煙突から煙は出ません。カーボンニュートラルの木材利用は地球温暖化対策にもCO2増加を抑える取り組みを通じて地域資源の利用を進め地域振興をも目指します。とにかく自然との共生を実践していきたいと思います。お湯は温泉ではありませんので、松鉱石を利用してマイナスイオン効果と遠赤外線効果を創出します。また、湯にはバラ・薬草を浮かべたりして保湿効果や鎮静効果などを組み合わせています。」なんだか熱血営業マンに変身でした。エコカフェでも再訪したいと思います。

この地域に生まれ育った子どもたちは身近に芦生原生林があって清流由良川の源流域で幾筋もの支流が走って、貴重な動植物も観察することができます。そこで生活をするお父さんもお母さんもこの地が大好きで、そんな自然を大切に守っている。南丹市長の佐々木さんさんや議長の田村さんも一所懸命に地域の人びとの暮らしや子どもたちの未来のことを考えていらっしゃる。これからが楽しみです


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小水力発電所の導入促進を!

120729芦生地区マイクロ水力発電所案内板@エコカフェ.JPG10月16日の新聞報道で国土交通省が小水力発電の導入加速のため許可制から登録制に規制緩和するための河川法改正法案を次期通常国会に提出する方針とあった。大いに喜ばしいことですがもっとスピード感をもって対応して欲しいものです。

この夏、エコカフェでは京都府南丹市美山町が取り組むマイクロ水力発電施設を視察するために芦生を訪ねました。京都大学芦生研究林のお膝元に位置し、「山の家」の電力の1/3をまかなっているそうです。[2012年7月29日撮影:奈良・京都視察@阿部]120729芦生地区マイクロ水力発電所取水@エコカフェ.JPG120729芦生地区マイクロ水力発電所内部@エコカフェ.JPG
この地には昭和初期まで京都大学演習林の製材所のための水力発電所があったという。その廃止水路は今も芦生原生林からの清流を集め、上流ではヤマメが泳いでいる。4月25日に通水・発電開始。クロスフロー式の発電施設は落差6mの水流圧を利用し、直径20cmの回転羽を回し、出力約1.5kwを得るという。災害時のコンセントと冷蔵庫に用いる山の家用の電源、電力会社に売電する補助電源、の2系列が整備。京都府の事業で、@自主電源による地域防災の強化、Aクリーンエネルギーの活用による地域振興、を目指すという

私たちも「芦生山の家」主人の今井崇さんに京都大学主催「芦生公開講座」で毎年お世話になっています。今回は南丹市長の佐々木稔納さんや議長の村田正夫さんも一緒にご案内してくださり、芦生集落の歴史やこれからの地域ビジョンも楽しく伺うことができました。子どもたちが環境を考える学びの場として活用されることを切に願います。

佐々木市長からは農業用水路を活用した可搬型の連続小水力発電施設の導入の必要性についてもお聞きしました。効率性を狙った過度の一極集中型から地域の資源を活かたリスク分散型の経済社会のあり方を推し進めたいものです


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瑞牆山は黒雲母花崗岩

瑞牆山南方@エコカフェ.JPG瑞牆山東方@エコカフェ.JPG瑞牆山は奥秩父山塊最北部の主峰で百名山のひとつでもあります。[2012年9月27日撮影:東側、南側、南西側、西側、北西側、北側@瑞牆山山頂眺望]
標高は2230m、全山が黒雲母花崗岩でできていて奇怪な岩がそそり立つ山でもあります。
瑞牆山西方@エコカフェ.JPG瑞牆山西南方向@エコカフェ.JPG甲府盆地の東北側には白亜紀から古第三紀の付加体である四万十帯に新第三紀中世紀(15百万年から14百万年前)に貫入した花崗岩が広く帯状に分布しています。金峰山、瑞牆山、昇仙峡にかけての一帯がそれに当たります。

瑞牆山北方@エコカフェ.JPG瑞牆山北西方向@エコカフェ.JPGさらに甲府盆地の北西側の鳳凰三山から甲斐駒ヶ岳、飛んで紀伊半島の熊野、高知の室戸から足摺岬、宮崎大崩山や市房山、鹿児島の大隈半島、屋久島、甑島にかけて断続的に分布しています。
これらは時期をほぼ同じくし若干組成分の違いが見られるそうですが、総称して「外帯花崗岩」と呼びます。

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ヒロハカツラ(広葉桂)は珍しい

ビーグル号の航海日誌 2012年10月21日 22:49

120922ヒロハカツラ@エコカフェ(小石川植物園).JPG120922ヒロハカツラ樹皮@エコカフェ.JPG小石川植物園では樹木の一部にネームプレートが付いているので植物を身近で観察するフィールドとしては最適だと思います。エコカフェ草花教室ではこれまでに小山博滋先生の御指導を何度かいただいております。さて、園内では標高1000m以上でないと見られない珍しいヒロハカツラの大木を観察することができます。[2012年9月22日撮影:小石川植物園@阿部]

ヒロハカツラ(広葉桂、学名:Cercidiphyllum magnificum (Nakai) Nakai)はユキノシタ目カツラ科カツラ属の落葉高木。日本固有種でカツラとは近縁種。分布は本州の中部地方以北に限り、比較的標高の高い亜高山帯などの渓流沿いなど湿潤な場所に自生。樹高は15mから20mほど、よく株立ちし、樹皮は若木で平滑、大木で縦裂、葉は長枝では互生、短枝では先端に1葉がつき、葉身8pから12pの幅広の円形で基部が深いハート形、葉縁に鋭鋸歯がつきます。もちろん秋には黄葉します。
花期は5月から6月頃、雌雄異株、葉が出る前に葉腋に、雄株には小さな雄蕊だけの雄花、雌株には小さな雌蕊だけの雌花を咲かせます。花には萼片の花弁はありません。果実は円柱状の袋果で熟すと中から両端に翼のある種子を飛ばします。

ヒロハカツラ(広葉桂)とカツラ(桂)は2種で1属1科を構成し、雌雄異株で花の特徴として萼片も花弁もないことから比較的原始的な特徴をもっていると考えられています。このように花に原始的な形質を残しているものにクスノキハスノハギリモクレンオオヤマレンゲホオノキなどが知られています。イチョウなどは古代植物といわれているんですよ。奥が深いですね。


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タグ:日本固有種
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カヤ(榧)は最高級とは

120922カヤ果実@エコカフェ.JPG将棋や囲碁に興ずる人は榧材で作った将棋盤や碁盤を最高級品として愛してやまないようだ。榧材は年輪が緻密で堅く滑らかで他の針葉樹のものとは異なった独特の上質なテンペル系の香りがあります。古くは葉を薫じて蚊や虫除けに利用したそうです。名前の由来も「カヘ」が転訛したものだそうです。また、種子の油成分を搾って食用油や灯明油に利用したそうです。[2012年9月22日撮影:小石川植物園@阿部]

カヤ(榧、学名:Torreya nucifera (L.) Sieb. et Zucc.)はイチイ目イチイ科カヤ属の常緑針葉樹で高木。軽度懸念(LC)。120922カヤ@エコカフェ.JPG分布は本州宮城・山形以西、四国、九州、屋久島、国外では朝鮮半島に及び、暖温帯に自生。暖帯では主にカシ類シイ類タブノキイスノキなど照葉樹林に混生、温帯ではコナラ、クリ、ケヤキなど落葉広葉樹モミ、ツガなどの常緑針葉樹に混生するようです。樹高は20mから25mほどで、樹幹は直立し樹皮は青灰色で縦裂、枝は対生し三叉状に伸び、新枝は緑色をしています。葉は螺旋状につき革質で光沢があり、葉身約2pの線形で断面は扁平で先が鋭く尖ります。葉表は濃緑色、葉裏はやや白い気孔帯が2列に並びます。側枝では葉は2列水平に並びます。
花期は4月から5月頃、雌雄異株、雄株の雄花は1pほどの淡黄黄色の楕円形で前年枝の葉腋につきます。雌株の雌花は緑色の球形で新枝基部の葉腋に2個つきます。果実は球形の堅果、翌年秋に緑色から紫褐色に熟し、果肉状の仮種皮に淡褐色で楕円形の種子が包まれています。


耐陰性があり樹林内でも幼樹は育つことができ、成長は遅く、土壌さえ恵まれれば長寿なため他の樹木との競争に勝ってしっかりと大木から巨木へと成長していくそうですよ。大器晩成型ですね。


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オニグルミ(鬼胡桃)も実りの季節に

120922オニグルミ@エコカフェ.JPGこの季節、森の中に入るとドングリやクリ、クルミの実が落ちているのを目にすることがあるでしょう。もっともドングリを実らすカシ類は多く自生しているので、高尾山など関東周辺の低山ではどこでも見られるでしょう。クリやクルミとなると簡単にはいきません。[2012年9月22日撮影:小石川植物園@阿部]

オニグルミ(鬼胡桃、学名:Juglans mandshurica Maxim. var. sachalinensis (Komatsu) Kitam.)はクルミ科クルミ属の落葉高木。120922オニグルミ樹皮@エコカフェ.JPG120922オニグルミ果実@エコカフェ.JPG分布は北海道、本州、四国、九州、国外では樺太に及び、山地の川沿いなどの適湿な土壌に自生。樹高は約25、樹皮は暗灰色で縦に深裂、葉は互生し、奇数羽状複葉、小葉は5対から9対で葉身は7pから12pほどの卵状長楕円形、葉縁に鋸歯、葉先は尾状に尖ります。葉表は濃緑色で葉裏に星状毛、葉軸には星状毛と腺毛が生えます。
花期は5月から6月頃、雌雄異花、雄花は前年枝の葉腋から10pから30pの尾状花序を垂れ下げ緑色の小花を多数咲かせます。雌花は新枝の頂芽から穂状花序を直立させ小花を複数咲かせます。雌花の雌蕊花柱は赤色です。果実は径約3pの球形の核果、秋に熟すと褐色になり中には深い皺のある堅い核があって食することができます。核の中の種子は脂肪が多く、ネズミやリス重要な食料になります。

オニグルミはユグロンというアレロパシー物質(他感作用)があるため樹下には他の植物を寄せ付けないという。ただし、ササ類やハルニレは生えることができるそうです。小笠原で外来種とされるギンネムも強いアレロパシーがありましたね。


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アラカシ(粗樫)のドングリ

ビーグル号の航海日誌 2012年10月20日 23:54

121013アラカシ堅果@エコカフェ.JPG神代植物園で普通に見られる樹木にアラカシがあります。アラカシは照葉樹林の主要な構成種のひとつです。別名にクロガシ(黒樫)、東アジアの暖温帯を代表するカシ類のひとつという見方もあります。[2012年10月13日撮影:神代植物園@阿部]

アラカシ(粗樫、学名:Quercus glauca Thunb.)はブナ科コナラ属の常緑高木。分布は本州宮城県・石川県以南、四国、九州、南西諸島、国外では済州島、中国、ヒマラヤ、台湾に広く、丘陵地に自生するほかコナラ、ツブラジイ(コジイ)などと人里の雑木林や里山の二次林を形成。121013アラカシ@エコカフェ.JPG121013アラカシ葉@エコカフェ.JPG樹高は約20m、樹皮は暗緑灰色で平滑、葉は互生し有柄、葉身5pから13cmほどの長楕円形から倒卵状長楕円形、葉上部に粗鋸歯、葉先は尖ります。葉表は深緑色で光沢(クチクラ層が発達)があり、葉裏は灰白色をしています。一説にシラカシと似ていますが枝振りや葉のつき方が粗っぽいことが名前の由来とするそうです。
花期は4月から5月頃、雌雄異花、雄花は新枝基部から5pから10pほどの尾状花序を数個下垂し、褐色の苞を被った黄褐色の小花をたくさん咲かせます。雌花は新枝の葉腋から花序を直立し同色の小花を数個咲かせます。果実は長径1.5pから2pほどの卵形の堅果で殻斗には6本から8本ほどの環が入るのが特徴です。

古来より人びとは材が堅いことから鎌や鍬などの柄、薪炭などに利用し、今日でも西日本では防風林や防火林として屋敷林としている地域もあります。

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生態系全体で考える、ヒグマと私たち

ヒグマ@エコカフェ(芦別市).jpg北海道に生息するヒグマの個体数は約2000頭といわれています。昔はもっと棲息していたと言います。
知床半島では国立公園のため禁猟区であって、地球温暖化の影響で積雪量が近年減っているため冬季におけるエゾシカの食料事情が良くなったことからエゾジカが増え、ヒグマも頭数が増え続けていると思われます。しかし、この夏は天候不順のため山の恵みは少なく食糧事情が悪かったこと、秋口のカラフトマスの遡上が遅れていること、などから食糧条件の悪い生息地のヒグマは激やせしてしまったと考えられます。9月頃に流れたニュースはそんなことが背景にあったのではないでしょうか。

そもそも世界自然遺産登録により観光客が増え人と遭遇する機会が増えたこと、猟師が減りヒグマにとって身の危険を感じる機会が減ったこと、から人を恐れることのないヒグマが増えたこと、さらに少なからず観光客などの忘れゴミを餌とすることを覚えてしまった可能性があること、なども食糧事情の悪化にあいまって人里に出没し、人と遭遇し、結果として人を襲ってしまうと考えられます。
ひとたび味をしめたヒグマは本能として再犯を繰り返すことになるので、私たちにとっては害獣となります。結局は殺害される運命にある訳です。[2012年6月21日撮影:巨大ヒグマ@芦別市内]

本州に生息するツキノワグマにおいては、上述の環境変化に加えて、ニホンジカの増加により山森があれていること、里山が崩壊し人里と縄張りとの間のバッファーゾーンが消滅したことからより人里へのアクセスが容易になったことが上げられます。何れにしても人とクマとの関係はクマが生息する自然の有り様、つまりは冬眠するクマにとっての春、夏、秋の各シーズンにおける食糧事情、森の生産活動をどう考えるか、という視点が大切であるように思われます。加えて、狩猟のほかにも人を恐れることを学習させることや接触そのものの機会を絶ったり、減らすことを地域ごとにどう考えていくかといったプロセスも必要でしょう。多様な自然のクマ対人で考えるのではなく、生態系全体で捉えることが解決のための一番の近道のような気がします


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ムラサキシキブ(紫式部)の思い出

071123ムラサキシキブ@エコカフェ(気仙沼).jpg071123唐桑湾@エコカフェ(気仙沼 ).jpg5年前(2007年)の11月23日、エコカフェは移動理事会と称して初めて気仙沼で理事会を開催しました。理事会にあわせて唐桑湾にある畠山重篤さんのカキ養殖施設を見学するのも目的のひとつ、畠山さんとはその後もエコカフェの活動などを通じて交流させていただいております。当時、唐桑湾に面した傾斜地の雑木林で冬枯れの小枝に薄紫色の果実が固まって残されていました。ムラサキシキブです。[2007年11月23日撮影:第27回理事会in気仙沼@阿部]

ムラサキシキブ(紫式部、学名:Callicarpa japonica Thunb.)はクマツヅラ科ムラサキシキブ属の落葉低木。分布は本街道、本州。四国、九州、国外では朝鮮半島、中国、台湾に及び、低山の森林によく自生。樹高は2、3mほど、樹皮は灰褐色で縦長の皮目、枝は真っ直ぐに斜上します。葉は対生し薄用紙質、葉身6pから13cmほどの長楕円形で葉縁に細鋸歯、葉先が尖ります。花期は6月から7月頃で、葉腋に散房花序をだし、薄紫色の花をたくさん咲かせます。花は筒状で4深裂、花冠から突き出た雄蕊4本、雌蕊花柱はさらに長い。果実は径約3oの球形の核果で秋に熟すと紫色になり、落葉後も枝に残ります。

この仲間は変異が大きく、小笠原には絶滅危惧TA類のウラジロコムラサキシマムラサキシキブオオバシマムラサキの三固有種、オオムラサキシキブ、果実が白色のものはシロシキブ、葉の小さいものはコバノムラサキシキブ、果実の小さいものはコムラサキシキブと呼ばれています。都会で見られるのは公園などにコムラサキか園芸品種ということになります。材は強靭なため道具の柄、杖、箸などに利用されてきたそうですよ。


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綺麗な花には棘があるとは

ビーグル号の航海日誌 2012年10月19日 08:03

IMGP0259.JPGIMGP0257.JPG神代植物園にはいろんなバラ(薔薇)が植栽されています。
北半球の温帯に広く自生するが古くから人びとから愛され、多くの園芸品種が開発されているといいます。
日本にもイノバラ、テリハイノバラ、ハマナシの野性3種が自生しています。
IMGP0265.JPGIMGP0261.JPG薔薇の花には上品な芳香がありますが、ローズオイルも好まれています。
芳香成分の暗にオールは抗菌、沈静、皮膚弾力回復などの効能があるようです。
左からジャニナ、ドクター・ファウスト、フレンチ・レース、フラワー・ガール、モンパルナス、ムーン・シャドウ
IMGP0269.JPGIMGP0267.JPG
なぜに薔薇には棘があるのでしょうか。





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翻弄される一般旅行者は

101231旅立ち@エコカフェ.JPG自然のなせる技とはいえ納得がいくか行かないかは人間界のちょっとした気遣いにあるようです。[2010年1231日撮影:「お正月の旅小笠原」船内プログラム@阿部]
おが丸の運航予定が出航後に再度変わったらしいのです。
一般のお客様には全く理解の行かない次のような小笠原海運のアナウンスが同社HPに掲載されました。乗船を断念したお客様には納得のいかない情報提供に過ぎませんね。

10月21日 父島→東京 おがさわら丸は、台風21号の影響により、下記のとおり変更させて頂きます。

■変更後

10/21 父島発14:00→10/22東京着15:30

*海上状況によっては時間が変更になる場合がございます。
ご利用のお客様には、ご迷惑をお掛けして申し訳ございません。
また度重なる変更、誠に申し訳ございません。

競争がない市場でもよい、自然に左右される市場でもよい、せめて丁寧な説明(アナウンス)が必要ではないか。自然の気まぐれをよく理解しているエコカフェ会員の人たちもサービスを提供する側の姿勢、思いやりが少し気になってしまいます。


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おが丸は条件付き出港に

ビーグル号の航海日誌 2012年10月18日 06:44

101231波@エコカフェ.JPG101231爆弾低気圧の影響@エコカフェ.JPG小笠原父島への訪問はキャンセルしました。
台風22号と台風21号が太平洋上にあっておが丸の航路は大荒れになることが予想されます。
詳しく整理すると台風22号は小笠原近海から毎時30kmで離れつつあり波が残るものの影響は軽微です。
しかしながら台風21号は大東島近海にあって時速25kmで北東に進んでいます。
小笠原海運からの発表でおが丸の17日東京発の運航が次のように並行されしかも条件付きで行われることになりました。しかも海上状況によっては時間が変更するということです。

10/17 東京発12:00→10/18父島着14:00(当初10/17東京発10:00→10/18父島着11:30)
10/18 父島発18:00→10/19東京着19:30(当初10/21父島発14:00→10/22東京着15:30)

101231天気図@エコカフェ.JPGということで父島滞在がわずか4時間(変更当初は1日だったが)しかありませんのでもはや訪島することの意味がなくなってしまいました。
折角の機会でしたがあっさりあきらめることになったのです。
船旅では台風の風による波の影響が一番心配されるのです。
写真は一昨年度のお正月の旅の時の写真です。
この時は爆弾低気圧の影響で父島に上陸できず、硫黄列島遊覧の旅をすることになってしまったのでした。


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