ソテツ群生地

ビーグル号の航海日誌 2013年03月13日 18:21

120415奄美大島 001.jpgソテツの群生地です。
奄美大島のあやまる岬の付近にあります。
非常に大きく、人の背丈を越えるものもありました。
島の所々で見られることができるので、今回の訪問でもたくさん見ることができるでしょう。



関連記事(化石植物、ソテツ(蘇鉄))⇒
posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

春よ来い、早く来い、・・・・

ビーグル号の航海日誌 2013年03月12日 07:11

120624影@エコカフェ.JPG東日本大震災は人びとの心に何を残したのだろうか
復興、復旧、絆、絆が大切と口では言ってきたが
先行きの見えない不安ほど人の心を蝕み
生きる気力を減退させ
免疫力さえ低下させてしまう
生きる希望の光
春のような明るく優しい日の光
少しずつ明るさを増していく日の光
120624シロサギ@エコカフェ.JPG春の光の中に一筋の希望を見出そうと
あなたがいるからわたしはいる
わたしはあなたのために
あなたはわたしのために
わたしたちは東北の人たちのために
小さなことでもできることを
心がつながるできることを
春の光の中で一筋の希望を見出そうと

「春の日の光」よりトノサマガエル
posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

唐津旧七山村『薫や』親父さんのお話

ビーグル号の航海日誌 2013年03月10日 18:50

130302七山村名産@エコカフェ.jpg旧七山村は佐賀県唐津市の北西部に位置し、背振・天山山系の尾根に連なる山々に囲まれた風光明美なところであるという。平成の全国的な大合併の流れの中、村議会と村長が対立し、揉めに揉めた末、最後のやり直し選挙で合併推進派の村長が当選し、2006年(平成18年)1月1日に唐津市に編入した有名な村でもあり、記憶に新しいのではないでしょうか。

そもそも七山村は明治22年の周辺8村が合併して誕生。名前の由来は村の周囲を、玄界灘から内陸に時計回りで十坊山(標高535m)、浮岳(標高805m)、女岳(標高748m)、穀地蔵岳(標高893m)、笛岳(標高698m)、亀岳(標高740m)、椿山(標高760m)の七つの山に囲まれていることにあるという。『燻や』の親父さんのお話では兎に角、水が美味しい所だそうです。そんな場所で自然の恵みの中で育てた豚の肉を使って燻製をつくっているという。もちろん、海に近く、玄界灘でとれた魚も燻製にして販売しています。味は本場の燻製をしのぐほどに美味しく、脂身がしつこくなく素晴らしいといいます。

阿蘇外輪山の西側に位置し山々に囲まれているため水が豊かなのも素晴らしいのでしょう。林業が中心ですが稲作も頑張っているそうです。日本滝百選にも選ばれている観音の滝をはじめ渓流には多くの滝があり、樫原湿原などが広がり貴重なサギソウ、ユウスゲ、コバギボウシなど水生植物も観察できるそうです。ぜひとも訪ねてみたい場所のひとつです。


関連記事(葦毛湿原は東海のミニ尾瀬)⇒


posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

午後から東京上空にも黄砂の飛来→煙霧の発生

130310黄砂襲来@エコカフェ (2).JPG報道では中国大陸からの偏西風に乗って飛来した黄砂が3月9日に九州から甲信地方にかけての広い範囲で観測されたという。気象庁予報では本日に関東地方にも到達とあったが、まさに正午過ぎから西南の空が黄土色に染まり始め、小1時間もしないうちに全天を覆いつくしてしまいました。新宿の副都心の高層ビルは視界からすっかり消えてしまいました。[修正:気象庁によると地上付近の霧が風で巻き上げられた煙霧だそうです。しかし車のボンネットには薄ら細かな砂埃が積もっていますよね。]

黄砂は東アジアから中央アジアにかけて広がるタクラマカン砂漠、ゴビ砂漠や高度高原などの乾燥地帯が故郷だそうです。130310黄砂襲来@エコカフェ.JPGこれらの地域では春先の気象条件により発生頻度が多く、偏西風に乗って日本までやってくという。特に、中国工業地帯の上空を通過するときにPM2.5や光化学オキシダント、二酸化硫黄などの大気汚染物質も吸着させるため、日照を妨げ、視界を遮るだけではなく、健康被害を及ぼしかねないなどの影響をもたらします。スギ花粉の飛来時期と重なって辛い日々が続きそうです。

これらに対する対処としては、普及しているマスクでは十分な効果がないことから外出を控えるのが一番との考えがあります。熊本県、福岡市、山口県などではPM2.5が環境省の暫定指針値(1日平均70マイクロ・グラム超)以上トなる可能性がある場合に、県民や市民に外出自粛、うがい、目洗いなど推奨など注意喚起などを呼びかけています。しかしながら、過去の経験からも健康被害はただちにが現れるわけではなく、得てして時間がかかるケースが多いことから、自治体により対応にバラつきがあることは好ましいことではありません。国により安全安心できる国民に向けた対応の仕組みの整備が急務でしょう。


人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ



posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

オガサワラハチジョウシダ(小笠原八丈羊歯)

ビーグル号の航海日誌 2013年03月09日 14:44

110917オガサワラハチジョウシダ@エコカフェ.JPG小笠原諸島母島に上陸し、宿に荷物を下ろし、さっそく出かけたのが清見ヶ岡鍾乳洞です。鍾乳洞へ向かう途中の岩場でオガサワラハチジョウシダを見かけました。[2011年9月17日撮影:祝世界自然遺産登録・エコカフェ小笠原諸島ツアー@阿部]

オガサワラハチジョウシダ(小笠原八丈羊歯、学名:Pteris boninensis H. Ohba)はイノモトソウ科イノモトソウ属の常緑性シダ植物。小笠原固有種。分布は小笠原諸島、火山列島に及び、山地のやや乾燥した場所などに自生。草丈は約1m、根茎葉太く斜上し葉は束生、葉柄は黄緑色で葉身より長く、基部は茶褐色で鱗片があります。葉質はやや厚く硬いうえに葉表の光沢が強く、羽片の先が尾状に伸びます。胞子嚢群(ソーラス)は葉裏に縁取るように並んでつきます。小笠原にはハチジョウシダも自生するが葉表の光沢は強くないらしいです。

葉の先の形が蕨に似ているので「大花蕨」とも書くようです。この夏に小笠原ツアーを計画中で父島列島沈水カルスト地形の南島に上陸を考えています。海に洗われるような南島の岩場などでは、マルベリーの吉井さんのブログによるとオガサワラハチジョウシダやコヒロハハナヤスリ、ケホシダも過去に記録があるようです。


関連記事(リュウビンタイモドキ(龍鱗擬き))⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ


続きを読む
posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

もうすぐやってくる

ビーグル号の航海日誌 2013年03月06日 12:29

090411第30回草花教室 020.jpg
もうすぐ桜の季節がやってくる。
あとどれくらいで咲くのだろう?
今年は寒かったからいつに増して待ち遠しい。
早く桜の季節がやってこないかな。
posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(1) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

奥鬼怒で見たコウヤノマンネングサ(高野の万年草)

ビーグル号の航海日誌 2013年03月04日 22:34

120708コウヤノマンネングサ@エコカフェ.JPG奥鬼怒温泉郷日光沢温泉から丸沼までの登山道は広葉樹林と針葉樹林の混合林から針葉樹林へと森が変化する様子を楽しむことができます。もちろん、湿気が多いようで林下などは蘚苔類の協奏曲が広がっています。コウヤノマンネングサを紹介します。[2012年7月8日撮影:奥鬼怒@山崎]

コウヤノマンネングサ(高野の万年草、学名:Climacium japonicum Lindb.)はコイヤノマンネングサ科コウヤノマンネングサ属の大型の蘚類。120708コウヤノマンネングサ群生@エコカフェ.JPG分布は北海道、四国、九州、国外では朝鮮半島、中国、シベリアなどに広く、温帯上部から亜高山帯の林下の半日陰の朽ちた樹や腐食土上に自生。草丈は5pから10pほど、地下茎は地中を這って仮根を生じ、地上茎を地上に直立。地上茎(二次茎とも)は長さ5pから6cmで先端に羽状の枝伸びる。直立茎につく葉はウロコ状、枝の葉は長さ2.5mほどの広被針形で鋸歯がつき先が尖ります。凾つけることはめったなく、地下茎で増えて群落を形成するようです。

名前の由来は「高野山」に生え地下茎から次から次へと万年ほどに芽をだすことあるようです。高野山では昔から乾燥させ色づけしたものをお守りとしているそうです。へえですね。


関連記事(下田代で見たフロウソウ(不老草))⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ


posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

エダツヤゴケ(枝艶苔)は美しい

エダツヤゴケ@エコカフェ.JPG奥鬼怒温泉郷加仁湯温泉近くの路傍の林下の岩上や地面、樹上には多様な蘚苔類、地衣類が観察できます。新緑とともに梅雨の頃にもなると美しいモスグリーンの装いをしています。ここではエダツヤゴケを紹介します。[2013年2月1日撮影:奥鬼怒@山崎]

エダツヤゴケ(枝艶苔、学名:Entodon flavescens (Hook.) A.Jaeger)はツヤゴケ科ツヤゴケ属の蘚類。分布は北海道、四国、九州、東アジアに広く、山地の岩上や地上などに自生。草丈は4cmから5cmほど、茎は匍匐し不規則に羽状によく分枝し枝をおよそ10pも伸び、下垂したりもします。茎葉は長さ1.2mmから1.6ほど広卵状で先端部に微鋸歯があって尖り、枝葉は長さ0.6mmから1.3mmほどの長楕円形で葉縁全体に微鋸歯がつく。葉は濡れると鮮やかなモスグリーンで美しい。雌雄異株。胞子体は剳ソの長さ3、4cmほど、凾ヘ円筒形で赤褐色、剋2列にパピラがつきます。


人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ


続きを読む
posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

タチシノブ(立忍)の北限は

ビーグル号の航海日誌 2013年03月03日 21:28

120504タチシノブとササグモ@エコカフェ.JPG国立科学博物館・筑波実験植物園で展示植栽されているシダ植物のコレクションのほかにも園内に自生しているシダ植物があります。タチシノブはそのひとつです。別名にカンシノブ(寒忍)ともいいます。タチシノブは北限が茨城県ではなく数か所の自生地があることから福島県いわき市周辺らしいです。一緒に写っている蜘蛛はササグモといいます。[2011年5月11日撮影:第46回草花教室@山崎]

タチシノブ(立忍、学名:Onychium japonicum (Thunb.) Kunze)はホウライシダ科ホウライシダ属の暖地性の常緑性シダ植物。120504タチシノブ@エコカフェ.JPG分布は本州福島県南部以南、四国、九州、南西諸島、小笠原諸島、国外では朝鮮半島南部、中国、マレー半島、インドなどに広く、低山の林内や林縁、民家近くの日当たりのよい場所に自生。草丈は30pから70pほど、根茎は匍匐し茶褐色の鱗片がつく。葉は栄養とやや長い胞子葉の二形だが、シシガシラヤマソテツのように外形的に明確な違いが認められるわけではない。葉身は3、4回羽状複葉で卵状披針形、細かく裂けた裂片は先が尖ります。胞子嚢群(ソーラス)は細長く裂片の中央部に位置し、葉の縁が膜状になった偽苞膜を伴います。

日本にはこの仲間は1種のみ、世界では10数種。名前の由来はシノブ科シノブ属のシノブに似ていて地上から葉を立てることによるそうです。葉が似ているシノブは夏緑性で裂片の先は鈍頭であるため区別は難しくないようです。最も冬期に見たらタチシノブということになります。


関連記事(オリヅルシダ(折鶴羊歯)の北限は)⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ


続きを読む
posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

オオイタチシダ(大鼬羊歯)は美しい

120504オオイタチシダ@エコカフェ.JPGどんよりしていると時間が止まってしまったかのような感覚になります。体内時計のみが頼りですね。続いて国立科学博物館・筑波実験植物園での展示植栽されているシダ植物コレクションの中からオオイタチシダを紹介します。先に紹介したイヌイワイタチシダの近縁です。[2011年6月11日撮影:第46回草花教室@山崎]

オオイタチシダ(大鼬羊歯、学名:Dryopteris pacifica (Nakai) Tagawa)はオシダ科オシダ属の常緑性シダ植物。 分布は本州東北地方南部以南、四国、九州、沖縄本島、国外では朝鮮半島、中国に及び、内陸部山地の林縁などに自生。草丈は50pから120pほど、根茎は短く斜上しやや株立ち、葉柄基部には線状披針形で黒褐色の鱗片がつく。葉質は硬紙質で時に光沢があり、葉身は2回羽状複葉、卵形か五角形で先は急に細く狭まります。最下部の羽片は大きく有柄、各小羽片先端の辺縁に小さい鋸歯がつくのが特徴です。胞子嚢群(ソーラス)は小さく、小羽片の中肋と辺縁の中間かやや辺縁寄りにつきます。染色体数はn=123の3倍体で無融合生殖で増えます。

オオイタチシダは変異が大きく、葉に光沢のないもの、裂片の鋸歯が不明瞭なもの、綜辺の縁が裏側に反るもの、などが知られます。葉に光沢がなく、裂片に鋸歯のないものをヤマイタチシダ、葉質が厚く革質で先端がほこ型になるものをナンカイイタチシダといいます。


関連記事(恐ろしのドクウツギ)⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ


続きを読む
posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

ヒメカナワラビ(姫鉄蕨)

120504ヒメカナワラビ@エコカフェ.JPG東京は午後からどんよりと曇り、寒さは緩んでします。続いて国立科学博物館・筑波実験植物園での展示植栽されているシダ植物コレクションの中からヒメカナワラビを紹介します。別名にキヨズミシダというそうです。[2011年6月11日撮影:第46回草花教室@山崎]

ヒメカナワラビ(姫鉄蕨、学名:Polystichum tsus-simense (Hook.) J.Sm)はオシダ科イノデ属の常緑性シダ植物。分布は本州福島県南部以南、四国、九州、南西諸島まで、国外では朝鮮半島、中国揚子江以南、台湾、インドシナなどに及び、山地の湿った岩上や岩壁、特に石灰岩地や結晶片麻岩地を好むという。草丈は40pから60pほどで根茎は短く斜上、葉身は披針形で2回羽状複葉、小羽片は全縁で先は刺状に尖ります。胞子嚢群(ソーラス)は葉身の下部中軸寄りから外に向けてつくそうです。染色体数はn=123の3倍体で無性融合生殖で増えます。

名前に「ワラビ」とつきますが、ヒメカナワラビは私たちが山菜として食べる「ワラビ(蕨)」とは科も属も全く異なります。シダ植物も名前だけで推測すると大間違いをおかしそうです。


関連記事(ワラビ(蕨)に要注意)⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ




posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

イヌイワイタチシダ(犬岩鼬羊歯)

120504イヌイワイタチシダ@エコカフェ.JPGこの冬、オホーツク海岸には例年より寒くずっと多い流氷が押し寄せているそうです。国立科学博物館・筑波実験植物園内のシダ植物の展示植栽コーナー、イヌイワタチシダの紹介です。[2011年6月11日撮影:第46回草花教室@山崎]

イヌイワイタチシダ(犬岩鼬羊歯、学名:Dryopteris saxifragi-varia Nakai)はオシダ科オシダ属の常緑性シダ植物。分布は本州(福島県以南、岐阜県以西)、朝鮮半島に及び、山地の二次林などの林下の斜面地などに自生。草丈は15pから30pほど、葉身は卵状長楕円形、2・3回羽状複葉、全縁で先が尖る。葉柄につく鱗片が上方に鉤形に曲がり、柄の上方で多く下方で少ないのが特徴のようです。

近縁のイワイタチシダは日本全土のやや標高が高く岩場や岩礫地に自生し、鉤形鱗片がやや下方に曲がり葉柄全体につくのが特徴といいます。この仲間にはオオイタチシダやヤマイタチシダが知られています。


関連記事(ヒョウタンボク(瓢箪木)には毒が)⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ


posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

イズコモチシダ(伊豆子持ち羊歯)は自然雑種

120504イズコモチシダ@エコカフェ.JPG昨日、北海道オホーツク海側では爆弾低気圧による猛吹雪で視界不良、交通機関がマヒし道路も通行不能となったといいます。東京でも強い風が吹いていました。今日は桃の節句、春はもうすぐそこまで来ています。草花教室もそろそろ始動しようかと。国立科学博物館・筑波実験植物園では多様なシダ植物が展示植栽されています。写真の写りが悪くてすみません。[2011年6月11日撮影:第46回草花教室@山崎]

イズコモチシダ(伊豆子持ち羊歯、学名:Woodwardia ×izuensis Sa. Kurata)はシシガシラ科コモチシダ属の常緑性シダ植物でコモチシダとハイコモチシダの自然雑種。分布は本州静岡県と九州熊本県の一部に限り、コモチシダとハイコモチシダの混生する場所に自生。 コモチシダは広域種であり、ハイコモチシダの分布が本州伊豆半島や九州南部(熊本県・鹿児島県)に限られるといいます。自然雑種であるのか、よく似た変種・亜種であるのか、の判別はほぼ不可能です。専門の研究者に委ねたいところです。そういった意味ではつくば植物園のように名称を掲げて展示栽培してくれているのはありがたいですね。


関連記事(コモチシダ(子持ち羊歯))⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ




posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

マスタケ(鱒茸)は美味しい!?

ビーグル号の航海日誌 2013年03月02日 22:00

120708マスタケ@エコカフェ.JPG奥鬼怒温泉郷日光沢温泉から丸沼までの登山道は広葉樹林と針葉樹林の混合林から針葉樹林へと変化する森で出逢った綺麗な薄橙色の分厚いキノコの塊。ミズナラ立木の樹幹を思うままに宿主としていた。名前はマスタケというらしい。傘が黄色いアイカワタケの変種とする考えと同一種とする考えがあるようですが、ここでは前者に従いました。[2012年7月8日撮影:奥鬼怒@中村敏之]

マスタケ(鱒茸、学名:Laetiporus sulphureus (Fr.) Bond. et Sing. var. miniatus (Jungh.) Imaz.)はサルノコシカケ科アイカワタケ属の大型の1年性キノコ。木材腐朽菌。120708マスタケ@エコカフェ (2).JPG分布は北海道、本州、四国、九州で本州以北に多く、国外では朝鮮半島、中国、サハリンなどに及び、冷温帯の針葉樹、まれに広葉樹などの倒木や枯木の樹幹の低い所に自生。発生時期は7月から9月頃。傘は半円形か扇形で厚さ1、2pほど、重なり合って全体幅で20pから30pほどになります。傘表は朱紅色で放射状に皺が入り、傘裏は鮮黄色又は白色で官孔状になります。幼体は柔らかく、やがて硬く堅牢となり、しかし最後にはぼろぼろなり崩れます。

名前は傘肉の色を「淡い鱒肉の色」になぞらえて付けられ、幼体は食すことができるそうです。マスタケやアイカワタケはセルロース分解菌であって、樹皮と材部との間に白っぽいなめし革に似た菌糸の厚い層(暖皮、間皮)をつくります。


関連記事(マツタケの不思議)⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ


続きを読む
posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

久米島の自然とはての浜の夢

ビーグル号の航海日誌 2013年03月01日 22:00

121031はての浜@エコカフェ(久米島).JPG久米島は琉球内孤隆起帯に属し火成岩(安山岩や火山最屑岩)からなり、現在でも島の西方海域ではカルデラ式海底火山や活発な海底熱水活動が確認されています。熱水鉱床の発見は最近のことのようです。意外と資源国家日本なのです。島内北部には最高峰宇江城岳(標高:310.4m)はかつてグスク(城)を擁し、山域にはラムサール条約に登録の「久米島の渓流・湿地」が広がっています。[2012年10月31日撮影:久米島@阿部]

121031熱帯魚たち@エコカフェ(久米島).JPG島の形成は1500万年前頃のフィリピンかプレートがユーラシアプレートの下に沈み込みによる激しい地殻変動による隆起や沈降によるが、現在のように近隣島嶼と分離したのは170万年前以降と考えられます。植生は基本的に沖縄本島と同じだが、生息する生き物の中にはクザトサワヘビやクメジママイマイ、クメジマミナミサワガニ、クメジマホタルなど島で分化・進化したものが確認されています。

島の東海上には全長7kmもの「はての浜(ハテノハマ)」と呼ばれる珊瑚州が断続して伸びています。ただひたすら白い珊瑚砂と青い海、潮風と太陽の光しかない世界が広がっているのです。小さな島ながら変化に富んだ素敵な時間が約束されているようです。


関連記事(久米島、ミーフガーと地質史)⇒人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ




posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

兼六園の雪吊り

ビーグル号の航海日誌 2013年02月28日 23:55

110206兼六園桂坂口@エコカフェ.JPG110206徽軫灯籠と霞ヶ池と内橋亭@エコカフェ.JPGこの冬は積雪が多かった。金沢の兼六園では雪吊りにより庭園内の松が守られています。冬の風物詩といったところですね。写真は2年前のものです。[2011年2月6日撮影:兼六園@十川雅彦]

110206兼六園内唐崎松雪つり@エコカフェ.JPG110206眺望台@エコカフェ.JPG兼六園は岡山後楽園、水戸偕楽園とともに日本三名園のひとつです。17世紀中頃、加賀藩による金沢城の外郭に造営された藩庭が起源、13代藩主前田斉泰によりほぼ現在の形になったという。庭園は江戸時代に大名の間で流行った池泉回遊式です。大きな池を中心に築山、滝や流れ、小島、橋、名石、植栽などにより景勝を再現し、茶室や展望台などを設えています。まあ、日本人の美意識が凝縮されていますね。

110206瓢池と夕顔亭@エコカフェ.JPG桂坂口から庭園内に入り、徽軫灯籠のある地点から霞ヶ池越しに内橋亭を眺める。これが唐崎松の雪吊り、まったくもって美しい。眺望台という場所から外へ目をやると金沢市街地を一望することができる。とぼとぼゆっくり歩いて行くとやがて瓢池にでる。池の水面には氷が解けず薄らと白濁し覆っている。対岸には茶室の夕顔亭が佇んでいるのが目に入る。のんびりのんびり歩いていると視覚から飛び込んでくる美の映像に心がゆっくりと深くまで癒されてゆくのが意識されるでしょう。


関連記事(建長寺に八方睨みの雲竜図が)⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ




posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

横須賀港の風景は!?

ビーグル号の航海日誌 2013年02月27日 20:00

米海軍イージス艦「ジョン・S・マッケイン」と「シャウプ」@エコカフェ.JPG輸送艦「しもきた」とイージス艦「きりしま」@エコカフェ.JPG横須賀港には海上自衛隊横須賀基地と在日米軍横須賀海軍施設がある。地域の人びとにとっては当たり前になっている自衛艦や軍艦などがたたずむ港の風景は、外からの訪問者にとっては新鮮で不思議な風景に写るかもしれない。同じ日本であることに。[2013年2月22日撮影:横須賀@山崎]

130223ヴェルニー公園@エコカフェ.JPG横須賀港の左手にはイージス艦「きりしま」と輸送艦「しもきた」が停泊し、右手には米海軍イージス艦「ジョン・S・マッケイン」と「シャウプ」が人影もなく停泊していました。波止場の一角にあるヴェルニー公園には照葉樹林の代表樹であるホルトノキやタブノキ、多くの園芸品種のバラが植栽されています。

そこはただただ静かな時間が流れています。JR横須賀駅が近いので時折、駅に入ってくる電車と出発する電車をアナウンスする声が聞こえてくるに過ぎないのが不思議なくらいです。


関連記事(ヴェルニー記念館でスチームハンマーを)⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ




posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

ヴェルニー記念館でスチームハンマーを

ビーグル号の航海日誌 2013年02月26日 12:58

130223スチームハンマー(0.5t、3t)@エコカフェ.JPG早朝、降り立った横須賀駅は意外にもこじんまりしていた。駅前から道路をまたぐと波止場沿いに細長い小さな緑地公園がある。ヴェルニー公園と名付けられています。

時は江戸時代末期、明治維新に先立ち、日本の近代化のため多くの外国人技術者が招かれた。フランス人技術者のフランソワ・レオンス・ヴェルニー(François Leonce Verny)もそのひとり、造船のエンジニアである。明治政府の殖産興業・富国強兵のもと、ヴェルニーは最先端の西欧技術と機械類を移入して横須賀製鉄所(造船所)を建設・運営の礎を築いた。130223スチームハンマー案内板@エコカフェ.JPG130223ヴェルニー祈念館内@エコカフェ.JPGその名誉を讃えて公園が整備され、片隅に歴史を伝えるためのヴェルニー記念館が建てられた。館内には、加熱した金属材料に打撃を加えて鍛造作業を行うスチームハンマー2台(0.5t、3t)が展示されています。慶応2年(1866年)にオランダから輸入されたもので、国の重要文化財に指定されています。横須賀製鉄所は、フランス、オランダの技術に加えて、明治以降はドイツ、イギリス、アメリカの工業技術も移入された最先進工場であったといいます。

JR横須賀線や京浜急行線の沿線には、洋風の洒落た駅や病院がたたずみ、当時を忍ぶことのできる和風建築と洋風建築の混在する趣のある町並みを見ることができるのも嬉しいですね。


関連記事(芽万生徳春)⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ




posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

ホッサマグナと栃木県北部地震

ビーグル号の航海日誌 2013年02月25日 23:55

眼下に八丁の湯@エコカフェ.JPG小雪崩後@エコカフェ.JPG2月25日16時23分、栃木県北部を震源とする日光湯元で震度5強(深さ約10km、M6.2)、続く34分、震度4(M4.7)の地震が相次いで発生、その後も有感地震が続いています。奥鬼怒温泉郷手白沢温泉は雪崩で孤立。栃木県北部はホッサマグナの東端の柏崎千葉構造線上に位置することから、茶臼岳、日光白根、男体山、高原山など日光火山群が連なり、地震が多発する地域でもあるのです。60年前の昭和24年(1949年)12月26日8時17分、25分に相次いでM6.2とM6.4の地震が発生しています。この地震は「今市地震」と呼ばれ、被害が大きかったようです。

およそ2100万年前から1100万年前頃にかけてユーラシアプレートに海洋プレートが沈み込むことで、日本海がグリータフを交えながらゆっくりと開き、古日本列島は逆くの字に折れながら形成されたのがホッサマグナ帯と呼ばれる地溝帯です。ホッサマグナ帯では、海洋プレートの更なる沈み込みにより再び左右からの圧縮が起こり、褶曲や造山運動などの地殻変動や、基盤に亀裂が入った場所で地下からマグマが貫入したり、火山が誕生したりしたという。現在でもホッサマグナ帯内には、新潟焼岳、妙高山、草津白根山、浅間山、八ヶ岳、富士山、箱根山、天城山などの火山列が南北に走っているんです。山好きの人なら知っています。

立山雷鳥エコツアーを実施したときに、トローリーバスでトンネルを抜けるときに見た破砕帯を思い出すと今でもぞっとします。私たちが生きている地球の上に住んでいるという宿命のようなものを感じます。


関連記事(千畳敷海岸が語るものは)⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ




posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

ツボゴケ(坪苔)は淡黄緑色で美しい

ビーグル号の航海日誌 2013年02月24日 20:10

120407ツボゴケ@エコカフェ(鋸山).JPG鋸山山中で見蘚苔類のひとつにツボゴケというのがあります。苔とは思っていなかったのですがよく見ると胞子体がある。調べてみるとツボゴケか、コツボゴケらしいです。ここではツボゴケとしておきます。[2012年4月7日撮影:第12回自然観察会@阿部]

ツボゴケ(坪苔、学名:Plagiomnium cuspidatum (Hedw.) T.J.Kop.)はチョウチンゴケ科ツルチョウチンゴケ属の蘚類。分布は日本全土、北米大陸や東アジアなど広く、やや湿った林下の切株や倒木、岩上などに自生。草丈は2pから3pほど、匍匐茎と直立茎があり、葉は一層のみの細胞からなり薄く透明感がある。葉身は2oから3.5oほどの卵形、葉縁に舷があり上半部に鋭鋸歯がつき、葉先が尖ります。雌雄同株。胞子体は1pから3cmほどの長い剳ソの先に凾つけます。匍匐茎はシュートし仮根をだし増殖することもできます。

近縁種に日本をはじめ東アジア、ヒマラヤなどに分布するコツボゴケ(小坪苔)があるが、やや小さめで雌雄異株である点が異なるそうです。それにしても胞子体がなければ蘚類であるとは気づきにくいですね。


関連記事(ジャゴケ(蛇苔)の小さな協奏曲)⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ




posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ