二本松城

ビーグル号の航海日誌 2009年04月30日 21:35

{.JPG日帰りで二本松城に行ってきました。
楓や欅の新緑に覆われた本丸までの山道を
鶯の囀ずりを聞きながら登ると
目の前に突如現れる美しい天守の石垣。
その天守台からは残雪が輝く安達太良山の
素晴らしい景色が広かってました。
こんなに感動する城とは思ってなかった!
土地の自然を理解して築城した山城に
改めて魅せられました!!

さて次はどこの城に行こうかな♪

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引っ越し作業の合間に

ビーグル号の航海日誌 2009年04月29日 12:22

04290001.jpg今日は爽やかな陽気で助かります!
世の中的には絶好の行楽日和なのでしょうが。
朝からみんなで最後の梱包とお部屋の掃除です。
一休みして作業は続きます。
近くのカリスマ美容室の花壇にはアサガオの双葉がいっぱいでした!


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キュウリグサは目立たぬけれど

ビーグル号の航海日誌 2009年04月28日 18:33

IMGP5880.JPGキュウリグサ(胡瓜草)はムラサキ科キュウリグサ属の二年草である。
秋に芽生え、ロゼット状に葉を広げて越冬し、3月頃から茎を伸ばし、ゼンマイ状の花序を成長させながら順次花を咲かせる。
古代帰化植物のひとつで、麦作の伝来とともに移入し帰化したものである。日本全土の畑や道端、空地など普通によく見られる雑草である。
花は微小だが清楚で色、形ともにワスレナグサ(勿忘草)のようにムラサキ科の特徴を持っている。若い茎や葉は山菜料理に使われる。
名前は葉を揉むとキュウリのような匂いがすることから付けられたとのことである。

学名:Trigonotis peduncularis
別名:タビラコ
原産地:アジア各地(温帯)
花期:3〜4月
草丈:10〜30cm
特徴:
@ 花茎は下部で分岐し、それぞれの茎の先端の巻散花序(ゼンマイ状の花序)が解け伸び順次花を咲かせる。
A 花は径3mm、長さ3〜9mmの柄を持ち、5弁、花冠は澄んだ青色で、中央に黄色の副花冠(花冠の一部が内部に突き出たもの)がある。果実は4個の分果で三角垂の形をしている。
B 葉は茎の基部のものは楕円形で葉柄がるが、それ以外のものは長楕円形で長さ1〜3cm、幅6〜15mmで綿毛が密生している。

【付録】
・ムラサキ科の雑草には東アジアが原産のハナイバナ(葉内花)がある。

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ヤハズエンドウはソラマメの仲間

ビーグル号の航海日誌 2009年04月27日 20:00

090419JXmGhE.JPGヤハズエンドウ(矢筈豌豆)はマメ科ソラマメ属の越年草である。
秋に発芽し、冬眠して春先に成長し、エンドウに似た小型の紅紫色の花を付ける。
豆果はソラマメと同じで空を向いて茎に付き、熟すと黒くなり、自然に裂け種子を周囲に散布する。マメ科の植物の特徴として根粒菌と共生関係にある。
最終氷期(ウィルム氷期)が終わり、古代オリエント地方で麦作農耕の始まった頃にエンドウなどとともに栽培され、人の移動に伴い広まった典型的な植物であるが、何時しか作物ではなく雑草とされてしまったようだ。
日本では本州、四国、九州、沖縄の道端、土手などで普通に見られる。かつて、若い果実の両端を切り取り種子を除いて草笛にし、子供たちがよく遊んだものだ。
和名は小葉の先端の窪みが弓矢の弦を受ける部分(矢筈)に似ていることに由来する。

学名:Vicia sepium 
別名:カラスノエンドウ(烏野豌豆:一般に定着)
原産地: オリエントから地中海(現在:ユーラシア大陸全域、日本本州以南)
花期:3〜6月
草丈:60〜150cm
特徴:
@ 茎は四角柱状で全体に毛が密生し、巻ひげがあって絡みつくこともあるが、多くは自立する。
A 葉は互生し羽状複葉、小葉は狭倒卵形で長さ1〜2.5cm、幅3〜7mmで先端に窪みが入る。基部にある托葉は小さな三角形で暗紫色の蜜腺があり、この蜜腺にはアブラムシがよく集まる(写真参照)。
B 花は蝶形花、紅紫色で葉腋に1〜3個付く。果実は長さ3〜5cm、中には5〜10個の種子があって熟すと黒化し、自裂し飛散する。
C 根にはマメ科植物に特徴の根粒(根粒菌を共生)があり、大気中の窒素をニトロゲナーゼによる還元でアンモニア態窒素に変換して宿主へ供給し、宿主からは光合成で生成された炭水化物が供給される。

【付録】
・近縁種に、スズメノエンドウ(Vicia hirsuta)、カスマグサ(Vicia tetrasperma)、ホソバヤハズエンドウ(Vicia angustifolia)などがある。
・巻ひげのないものをツルナシヤハズエンドウという。

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クサイチゴ(草苺)は何と木なんだって

ビーグル号の航海日誌 2009年04月26日 12:23

IMGP5789.JPGクサイチゴ(草苺)はバラ科キイチゴ属の半常緑低木である。
日本には8亜属70種のキイチゴ属が自生し、日当たりのよい林床や草地で見かけることができるそうだ。
名前は背丈が低く、葉も軟毛が密生し優しく、冬枯れすることから付いたらしい。
地下茎を長く横に這わせ、早春に新芽を出し、開花し、結実する。
もちろん甘酸っぱいが、そのままでも美味しく、ジャム、果実酒などにすることもある。動物が食べて種子を散布(動物被食散布)することから実生でも増える。
第27回草花教室で学んだことであるが、私たちが果物としてのイチゴと呼んでいる果物は、実際は、花弁、雌蕊、雄蕊の基部である「花床」が成長したものであって、その表面に「種」と呼んでいる小さな粒一つ一つが「果実」であって、専門的には「痩果(やせか)」というそうだ。へーですよね!

学名:Rubus hirsutus
別名:ワセイチゴ(早稲苺)、ナベイチゴ(鍋苺)
原産地:日本 (本州岩手県以南、四国、九州)、中国、朝鮮
花期:3〜4月
樹高:20〜60cm
特徴:
@ 花は白色で離弁花、楕円形の花弁5枚を平開させ直径3〜4cmになる。中央に雌蕊が多数、周囲の雄蕊も多数で葯は白色で、やがて黒化する。雌蕊と雄蕊の基部に蜜腺があり昆虫が集まる。萼片は花弁と花弁の間に、5枚が細長く尖る。
A 果実は集合果といい、花床が成長したものが直径1〜1.5cm程に成長し、多くの核果を表面に付けている。この集合体を果物と呼んでいる。
B 葉は互生で、奇数羽状複葉。3〜5枚の葉を付け、長楕円形で葉縁は鋸歯がある。長さ3〜7cmで先端は尖り、両面に軟毛が密生し、葉中脈と茎には棘がある。

【付録】
・バラ科(Rosaceae)の植物は、南極を除く大陸に約107属3100種が分布。本ブログでは、キイチゴ属のほかに、ヤマブキ属シモツケ属(ユキヤナギ)ボケ属ナナカマド属を紹介してきた。先は長い!

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カタバミ(片喰)は沢山のハートを

ビーグル号の航海日誌 2009年04月25日 23:56

090419J^o~.JPGカタバミ(片喰、傍食)はカタバミ科カタバミ属の多年草、道端などどこにでもある雑草である。
日本には11種が知られているが帰化種も広く分布しているようだ。名前は葉の一部が欠け、部分的に食べられたようだということからついたらしい。
ヤマトシジミの幼虫はカタバミの葉を食べるため、よく見ると幼虫や産みつけらた卵を探すことができる。
昔からこの葉の幾何学的なハート型文様は家紋「カタバミ紋」として100種類以上に及ぶ。
葉や茎にシュウ酸を含むことから、昔はこの草で真鍮製の仏具や鉄製の鏡などを磨いていたという。
また、酢漿草(サクショウソウ)という生薬名でも知られ、その絞り汁は虫毒に拮抗作用があり、昔から利用されてきた。
花言葉は「輝く心」だそうだ。04230001.jpg

学名:Oxalis corniculata L.
別名:雀の袴(夜に葉を畳むことから)
原産地: 日本
花期:4〜9月
草丈:10〜20cm
特徴:
@ 葉はハート型、三出複葉で頂小葉と側小葉の区別がほとんどつかない。葉は昼開き夜には閉じる。葉の色は薄緑色のもののほか、緑紫色(ウスアカカタバミ)、赤紫色(アカカタバミ)がある。
A 花は黄色、葉腋から一つ出るか、柄の先に集散花序として出て、花弁は5枚、雄蕊は10、雌蕊は5本。
B 果実は円柱状で先が尖り、真っ直ぐに上を向き、成熟すると自ら割れ中の種子を周囲に弾き飛ばす。
C 地下に鱗茎か根茎を持つほか、地上には葡萄茎を伸ばすものもあり、繁殖力がある。

【付録】
・カタバミは全世界で南アメリカやアフリカなどの熱帯を中心に850種ほどが知られ、花の美しいものは園芸用とされている。


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雨らしい雨に

IMGP5866.JPGこの週末の「三宅島視察」は雨らしい雨にあえなく泣くことになってしまった。
5月16日(土)実施の「第1回エコカフェみんなの森づくり」を前に地元への挨拶や現地の確認などを予定していたが誠に残念である。
旅職人の村上さんに準備をお願いしているので心配はないのだが。。。。
五月晴れのもと、企画も盛り沢山、皆さまの参加をお待ちしております!

それにしてもこんなに静かに長く降る雨らしい雨は、東京ではしばらくぶりのような気がする。
生き物たちにとっては命を紡ぐ恵みの雨にもなるのだろう。
カタバミは黄色い花を閉じ、葉をやや折りたたみ、雨滴に堪えているし、そんなカタバミの小さな葉を傘代わりに色白のシャクガが細い茎にじーっと息をひそめしがみついているのが面白い。
生きとし生きるものすべてに「共存共栄」の真理がありそうだ!

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新緑の天窓に赤芽モミジが

ビーグル号の航海日誌 2009年04月24日 17:47

IMGP5802.JPG常緑樹の森も少しずつ古い葉を落とし新しい葉に変えてるそうです。
樹上にぽっかり空いた空間にヤマモミジの大木が若葉を飾っている。
最初は枯れているのかと思ったが、じーっと見上げているとどうやら赤芽のものだと合点した。
落葉樹の若葉に比べると常緑樹は深い緑でいつも変わらない。
季節ごとの光量や渡る風、周囲の気配でわずかに表情を変えてくれるのが何とも言えない。
目立ってもよいし、目立たなくてもよい。
トンネルの向こうに大きな天窓があったりするのも面白い。

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新緑のトンネル

20090422081125.jpgつい先日までサクラのトンネルだったところが、あっという間に新緑のトンネルにかわっていた。
やさしいミドリ色がキラキラとまぶしい。

少しだけ遠回りして歩いてみるのもいいのでは?


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帰化したオオアラセイトウは

ビーグル号の航海日誌 2009年04月20日 18:41

090411TLnii.JPGオオアラセイトウ(紫羅欄花)はアブラナ科オオアラセイトウ属の越年草である。
牧野富太郎博士が命名したが、一般にはムラサキハナナと呼ばれることが多い。
こぼれた種からすぐに芽が出るなど繁殖力が強いためか、空地や土手などではかつてのナノハナに代わって群生していたりする。
明治期に日本に採油のため中国から移入されたが、戦後に園芸種として配布されるなどしたため都市部から全国的に帰化したようだ。このため都市部でもスジグロシロチョウが個体を増やしていると聞く。
ちなみに原産地である中国では葉を食するようで、「諸葛菜」の名も中国三国時代の武将、諸葛孔明が兵糧の代用にしたとする故事から付けられたとされるようだ。
花言葉は「優秀」「知恵の泉」と立派だ。

学名:Orychophragmus violaceusIMGP5800.JPG
別名:ショカツサイ(諸葛菜)、ムラサキハナナ(紫花菜)、シキンソウ(紫金草)
原産地:中国東部
花期:3〜5月
樹高:30〜50cm
特徴:
@ 花は総状花で、茎先につき、花径は2、3cm、花弁は薄紫色で細い紋様が入り、4枚の花弁が「十字架」状に付き、花弁の先端に爪状の突起を持つ。花は最後は色落ちし白っぽくなる。
A 花の中央に6本の雄蕊と1本の雌蕊があり、雄蕊の葯(ヤク)と雌蕊の柱頭はいずれも黄色をしている
B ガクは4片、細長く径3mm程で筒状、花と同じ色である。
C 果実は先端に細長い突起を持つ長角果で、内部に黒褐色の種子を多数有し、熟すと自然散布する。

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蔦、時代を紡ぐことの大切さ

04110002.jpg新宿御苑から伊勢丹まで歩く
北側の末広通りと南側の要通りに挟まれた新宿3丁目界隈の一角には哀愁がありタイムスリップさせてくれる
路地裏の建物の壁面には蔦やらがびっしりと絡まっている
ほう、何の店だろう
看板に「どん底」と大胆な字体が踊っている
ほう、聞いたことがある、さて、
居酒屋らしく、入口脇の衝立にメニューがくすんでいる
そうか、三島由紀夫ら数々の文豪や著名人が通った店がここにある
「花ざかりの森」から「豊饒の海」までが凝縮している

日常の忙しさを忘れ、たまには親しい友人と時代を遡ってみたりするのもよいかもしれない

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迎賓館赤坂離宮とユリノキ

ビーグル号の航海日誌 2009年04月19日 23:49

090419}omL.JPG四谷見附から権田原へ車を走らせる
迎賓館赤坂離宮の正面を北から西側の鮫ヶ橋坂を下り安鎮坂を上りきると権田原の交差点である
迎賓館赤坂離宮の正面に続く街路樹はモクレン科ユリノキ属の「ユリノキ(Liriodendron tulipifera)」、樹高30mにもなる落葉高木で紅葉も美しい
和名は「ハンテンボク(袢纏木)」で葉の形が袢纏に似ていることに由来するが、英名は花の形から「チューリップの木(tulip tree)」と呼ばれているそうだ
北アメリカ東部が原産地であり、日本には明治初期に移入され、初代のものは新宿御苑に植えられ、この街路樹は新宿御苑のユリノキの子木で約90年を超える
この近縁種としては、中国の揚子江以南の「シナユリノキ」が唯一であり、大陸分裂前のゴンドワナ大陸の頃に起源がありそうだ
花はチューリップ形で黄緑色、まさにこれから開花するの楽しみにしたいが、樹上高くでは適わぬことかもしれない
皆さんも街路樹を眺めて季節の移ろいを感じてみてはいかがでしょうか

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こんな日は、。。。。

90419.JPGこのところ寒気が列島上空に入り東日本では気温は低めで愚図ついた天気であった。
今日は晴れが広がって気持のよい一日となりそうだ。
こんな日は気ままに大股で歩いてみたいものだ。
空を渡る雲のように大きな目線でのんびりものを見てみたいものだ。
おおらかになると何だか気持ちがウキウキするだろう。
小さなことから大きなことへ、目の前のことからその向こうにあるものへと。。。。
故郷のある人は想いを馳せてもよいだろう。
観桜会(花見)が終わると新緑の芽生えが空気までを浄化してくれる。
森はエネルギーに満ち満ちている。植物たちも動物たちも。。。。
そんなエネルギーに鼓動しよう。大空を渡る雲をつうじて。。。。
雲は自由。今日は素敵な一に日なりそうだ!!!

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七重八重のヤマブキに酔う

IMGP5809.JPGヤマブキ(山吹)はバラ科ヤマブキ属(一属一種)の落葉低木で、黄金色の花は桜に僅か遅れ今が見ごろである。
北海道から九州までの山野に自生し、寒さにも強く、古くから親しまれ、一重が一般で稀に八重の花がある。名前は山に生え花の色がフキ(蕗)の花の色に似て黄金色で美しいことに由来。
花が八重のものは突然変異で配偶子の染色体が3倍体であって、地下に茎を伸ばして増える。もちろん株分けでも増やすことができる。
今でも公園や庭の植栽の定番で八重のものが好まれているようだ。
「七重八重 花は咲けども 山吹の 実の一つだに なきぞあやしき」(兼明皇子)や「ほろほろと 山吹散るか 滝の音」(松尾芭蕉)など歌によく詠まれている。
花言葉は「気品」「崇高」「待ちかねる」。IMGP5810.JPG

学名:Kerria japonica
別名:オモカゲソウ
原産地:中国、日本
花期:4〜5月(夏に再び咲くことがある)
樹高:1〜2m
特徴:
@ 花は山吹色(黄金色)で、当年枝の先に一つ付き、花弁は5枚、花径は3〜5cm程度の一重。雌蕊の周囲に多数の雄蕊と5〜8個の離生心皮があり、心皮は熟して分果になる。
A 株立ちし、茎は細く、柔らかいため、先が垂れことが多い。
B 葉は互生、単葉で卵形をし薄く縁が重鋸歯となっている。

【付録】
・名前が混同しやすいものにシロヤマブキ(白山吹)があるが、バラ科シロヤマブキ属で別種。日本、朝鮮半島、中国に自生し、花は花弁が4枚。
・八重咲きのものは「雄蕊」に変異が起こり、少なかったり花弁に分化しかかったりし、正常な交配ができない構造になっている。ヤマブキのほかに、サクラ、ツバキ、サザンカ、バラ、ボタン、ムクゲ、タチアオイ、シャクヤク、スイセン、チューリップ、ストックなどの花に見られる。

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里山の不思議はシャガたち

ビーグル号の航海日誌 2009年04月18日 09:28

シャガ(射干・著我)はアヤメ科アヤメ属の多年草、繁殖力が強く、唯一常緑である。
本州、四国、九州に分布するが、人家近くの林縁や寺院、かつて人里だったところの木陰でよく見られ、自然林内では見られることは稀である。
名の由来は、中国名のヒオウギと同じものだと間違えて、漢名の射干(しゃかん)をそのまま使い、シャカンが転訛(てんか)して、シャガとなったとされる。
中国に分布するものは配偶子(生殖細胞)の染色体が2倍体で花色、花径などに変異も多い。しかし、日本のものは3倍体であり結実することはなく、根茎を伸ばして増え、全てが同一の遺伝子をもつ。
これらのことから古く中国から入り、日本各地に人の移動とともに人為的に広がり、野生化したものと考えられている。中国では全草を薬用とするようだ。
「ソメイヨシノ」のようにどこで見ても不思議なことに同じ花を見ていることになる。
花言葉は「友達が多い」と「反抗」だそうだ。VK.JPG

学名:Iris japonica
別名:胡蝶花
原産地:中国
花期:4〜5月
草丈:50〜60cm
特徴:
@ 葉は剣型でつやのある緑色、表裏がなく折り紙を折ったように両面とも裏の構造になっている、いわゆる単面葉である。[草花教室ではネギの葉が円筒形の単面葉であることを学んでいる]
A この種の場合、株の根本から左右どちらかに傾いて伸びて、葉の片面だけを上に向け、その面が表面のような働きをし、生態上は二次的に裏表が生じているに過ぎない。
B 花は朝から夕方までしか咲かない一日花、白っぽい紫で、花弁は6枚、萼はない。外側の3枚は外花被(片)で、紫と黄橙色の縞紋様があるが、内側の内花被(片)には縞模様はない。

【付録】
シャガの類似種にヒメシャガがある。わが国の固有種で北海道南西部〜九州北部に分布する。こちらはシャガよりは小型で、草丈20cmほど、花も1カ月ほど遅れて薄紫のきれいな花を咲かせる。

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ドウダンツツジに小さな夢を

ビーグル号の航海日誌 2009年04月17日 19:00

001.JPGドウダンツツジの小さな白い花は美しい。
枝先にびっしり小さな白いカウベルが下を向いて整列している。
風に揺れる姿は小さな妖精たちがよりそい震えているかのようにも思える。
ドウダンツツジ(満天星躑躅・灯台躑躅)はツツジ科ドウダンツツジ属の落葉低木。この仲間は東アジアとヒマラヤに約10種が知られ、日本にはうち6種が自生している。
名前は由来は枝分かれする姿が「燈台・燭台」に似ていることからの「トウダイツツジ」と呼んだのが転訛したらしい。
江戸時代に庭木として広く楽しまれて、今日でも公園や民家のお庭でよく見られる。
一般の土壌が弱酸性であるのに対して、日本列島に局所的に出現する蛇紋岩帯や石灰岩帯においては特殊な植生やフローラが発達するが、ドウダンツツジはそのような山地の岩場、特に超塩基性(アルカリ性)の蛇紋岩地帯に自生する。
なお、前に「これなんだシリーズ」で紹介したトサミズキも同様である。

学名:Enkianthus perulatus
原産地:東アジア、ヒマラヤ、日本(静岡・愛知・岐阜・紀伊半島・高知・徳島・九州の一部)
花期:4〜5月
樹高:1〜3m
特徴:
@ 花は白色、釣り鐘のような感じで、5mm程の大きさ、花序は散形花序である。1週間程度で散る。
A 葉は、菱形に近く、大きさは通常約2cm、大きなものは、約5cmになる。葉は紅葉し、10月中旬から11月上旬(寒冷地)、11月中旬から12月中旬(温暖地)が見頃。
B 根が浅く、乾燥に弱い。

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想像力の先にオドリコソウ(踊子草)

ビーグル号の航海日誌 2009年04月16日 00:04

IMGP5798.JPG何とも可愛らしい名前である。花言葉は「陽気な娘」
その名前は花の形が笠をかぶった踊り子の姿を思わせることに由来する。
オドリコソウ(踊子草)はシソ科オドリコソウ属の多年草であって、アジアモンスーン気候帯の温帯域に典型的に出現する。地下茎でも増えるため、国内でも野山や野原、半日陰になるような林縁に群生する。
若芽、若葉、花は天ぷらや、茹でて、和え物、おひたし、汁のみ、油炒めにし、食されることがある。
また、草木にはテルペノイド・ラマルピド、アルカロイド・スタキドリンなどの薬効成分が含まれることから、中国の民間療法では、月経不順や泌尿器系疾患に、花を乾燥したものを煎じて服用したり、腰痛や打撲傷には、全草を濃く煎じた液で湿布したりするそうだ。

学名:Lamium album var. barbatum IMGP5801.JPG
別名:波見(はみ)[古名]
原産地:中国、朝鮮半島、日本(北海道、本州、四国、九州)
花期:4〜5月
草丈:30〜50cm
特徴:
@ 花は淡紅紫色、白色、淡紅色などがあり、複数の唇形の花が輪生状態に茎の上部の葉脇に数段つく。
A 上唇は帽子状で雨から雄蕊の花粉を守っており、下唇は3裂、中央の裂片が大きい。
B 萼片は深く5裂、裂片の先端は細く尖っている
C 茎は四角形で根元から多数出て直立する
D 葉は十字対生、柄があり卵形、先端は尖り、縁には粗い鋸歯があり、全体に毛がある

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タグ:広域種
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雨降って・・・

ビーグル号の航海日誌 2009年04月15日 08:26

20090415075950.jpg20090415075624.jpg20090415075552.jpg昨日は、夜から激しい雨に降られました。
今朝は、雨に洗い流され空気が少しキレイな気がします。
風もすがすがしく気持ちがいいですね。
あの雨に負けず、花を咲かせていたハナミズキとサトザクラです。
道が満開のサトザクラでキレイです♪
雨が降って、植物にも動物にも潤いを与えたのではないでしょうか?




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淡黄色の花は欧米では

ビーグル号の航海日誌 2009年04月11日 08:12

IMGP5779.JPG財務省の桜田通りに面した庭には3種類の桜の木があり、今が満開だ。
オオシマザクラ系統で淡黄色の花を咲かせる「ウコンザクラ(鬱金桜)」、このブログでも紹介済みのエドヒガンザクラの変種である「シダレザクラ(枝垂桜)」、そしサトザクラ系統で見事な八重の大輪の花を咲かせる「カンザン(関山)」である。
どれも栽培品種で、「ソメイヨシノ」の花が散る前後から順次咲き始める。
特に、黄色系の花を咲かせる桜は「ウコンザクラ」のみであって、黄色を好む欧米の人たちの間では人気があるようだ。
いずれも「謙譲の美徳」を象徴するにふさわしい花に思える。
まだまだ桜の花は楽しめますよ!

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御濠土手には異国の紫色が

ビーグル号の航海日誌 2009年04月10日 07:04

90440.JPGムラサキツメクサ(紫詰草)はマメ科シャジクソウ属の多年草で帰化植物である。
葉の中ほどに三日月形の白い模様が入ることからクローバー(ツメクサ)の仲間であることが分かる。
名前の由来は、江戸時代にオランダ船がガラス器を入れた箱に乾燥したシロツメクサを詰めたことから「詰草」、花が紫色であることから「紫詰草」となったようだ。
日本にはシロツメクサとともに牧草として明治以降に移入されたが、種子でも地下茎でも増殖することから放棄耕作地などを中心に全国的に分布を広げているようだ。
御濠土手に自生するものが、何故、ここに自生しているのか、原産地がどこかは不明です。

学名:Trifolium pratense
別名:アカツメクサ、赤クローバー
原産地:ヨーロッパ、西アジア、北西アフリカ(地域ごとに7変種がある)
花期:4〜10月
草丈:30〜60cm
特徴
@ 葉は互生し3枚の葉片から構成される三つ葉で、葉片3枚をあわせた径は 15-30 mm であり、葉片1枚の幅は 8-15mm である。葉柄は長さ 1-4cm で2本の托葉を備える。
A 花は鞠状の集合花序で、径は 2-3cm 、花色は赤紫色で、基部ほど色が薄い。
B レンゲソウ(ゲンゲ)と同様に、根粒菌(リゾビウム属)の共生細菌を宿していることから空気中の窒素を地中に固定する窒素固定植物である。
C フラボノイド、芳香族カルボン酸、揮発油、シトステロールなどの成分を含み便秘、咳や痰、強壮などに薬効があるとされる。


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タグ:外来種
posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

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