アカシデ(赤四手)は赤っぽい?

ビーグル号の航海日誌 2014年12月11日 20:00

141130アカシデ@エコカフェ.JPG国立科学博物館附属自然教育園の武蔵野の植物コーナーのなかからアカシデを紹介します。名前の由来はシデの仲間で樹皮や葉柄、冬芽が帯赤色であること、見事に紅葉することにあるそうです。別名にコシデ、シデノキ、ソロノギ、コソロなどがあります。[2014年11月30日:自然教育園@山崎]

アカシデ(赤四手、学名:Carpinus laxiflora (Sieb. et Zucc.) Blume)はブナ目カバノキ科クマシデ属の落葉高木。分布は北海道南部、本州、九州、国外では朝鮮半島に及び、山地から丘陵地に自生。141130アカシデ樹皮@エコカフェ.JPG樹高は15mほど、樹皮は暗灰白色から暗灰褐色で滑らか、老木では縦筋状の窪みが多数走ります。葉は互生し、葉柄に淡褐色の毛が密生、葉身3pから7pほどの卵形から卵状楕円形、細かな重鋸歯で葉先は尖ります。側脈は7つから15対ほど。花期は4月から5月頃、雌雄異花、葉の展開と同時に花序を下垂させます。雄花序は前年枝の葉腋から、雌花序は本年枝先から、それぞれ下垂します。果穂は長さ5、6pで葉に似た果苞を疎らにつけ、その基部に堅果が隠れます。もちろん風散布します。

イヌシデクマシデに比べるとやや小型で、シイタケ栽培のほだ木や製炭材、公園木などに利用されます。この仲間はフィールドではなかなか見分けるのが難しいように思えます。


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ヤマコウバシ(山香ばし)の葉は芳香

ビーグル号の航海日誌 2014年12月10日 00:20

141130ヤマコウバシ@エコカフェ.JPG国立科学博物館附属自然教育園の武蔵野の植物コーナーで見られる植物からヤマコウバシを紹介します。名前の由来は葉や小枝を折るとよい香りがすることにあります。乾燥させた葉を粉にし、餅に混ぜて食したことから、別名にモチギともいうそうです。[2014年11月30日撮影:自然教育園@和田晃]

ヤマコウバシ(山香ばし、学名:Lindera glauca (Siebold et Zucc.) Blume)はクスノキ科クロモジ属の落葉低木。分布は本州関東地方以西、四国、九州、国外では中国、朝鮮半島に及び、山地や丘陵地、尾根筋のやや乾燥した林内に自生。樹高は5mほど、幹は叢生、樹皮は灰褐色、若枝に短毛が密生するが翌年に脱落し、皮目を生じます。葉は互生しやや厚い洋質紙、葉身5pから10pほどの楕円形か長楕円形、縁は波状で鈍頭。若葉葉裏に毛が生え、やがて脱落。秋に黄葉や紅葉します。花期は4月頃、雌雄異株(雄株不確認)、新枝基部に1個から3個の花序をつけ、それぞれ数個の雌花を咲かせます。花柄に絹毛、花被片6枚、雌蕊1本、仮雄蕊9本。果実は径約8oの球形の液果、10月頃に黒に熟します。

クスノキの仲間であるが葉は三行脈でなく、枯葉は冬でも落葉でずに枝に残り、春先に新芽の展開とともに落葉するのが特徴です。


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薄雪舞った佐久平で

ビーグル号の航海日誌 2014年12月09日 08:40

141206コムラサキシキブ@エコカフェ.JPG週末に佐久平を訪ねました。日本列島の上空に大一級の寒気が入り冷え込みが厳しいです。多くの地域で雪に見舞われたようです。[2014年12月6日撮影:佐久平@和田晃]

佐久平では冬野菜の出荷が盛んです。ダイコン、ハクサイ、キャベツ、ほうれん草など、どれも霜が降りると甘味が増し極上の味わいを提供してくれます。時どき、佐久平を訪ねますが、どこまでも広がる田んぼや畑は都会の喧騒をすっかり忘れさせてくれます。141206佐久平@エコカフェ.JPG141206雪中のコムラサキ@エコカフェ.JPG自分自身が多くの恵みをもたらしてくれる大地と一体になってくるような錯覚さえ覚えます。

ちょうど、第21回自然観察会で教えていただいたコムラサキシキブが、雪の中、葉を落とし紫色の果実をたくさん実らせていました。餌の不足するこの季節、小鳥たちの貴重な食料になるのです。


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タグ:佐久平
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ナワシログミ(苗代茱萸)は常緑

ビーグル号の航海日誌 2014年12月08日 20:00

141130ナワシログミ@エコカフェ.JPG国立科学博物館附属自然教育園の武蔵野の植物コーナーで見られる植物からナワシログミを紹介します。別名にタワラグミ、トキワグミともいう。一年中葉をつけ青々としています。[2014年11月30日撮影:自然教育園@和田晃]

ナワシログミ(苗代茱萸、学名:Elaeagnus pungens Thunb.)はヤマモガシ目グミ科グミ属の常緑低木。分布は本州関東地方以西、四国、九州、国外では中国中南部、朝鮮半島に及び、山野、特に海岸に多く自生。141130ナワシログミ棘@エコカフェ.JPG樹高は2、3mほど、株立ちし、樹皮は灰褐色で丸い小さな皮目が多数(古木では縦裂し剥離)、若枝は褐色の鱗状毛に覆われ、小枝は棘化、先端の枝は垂れ下がります。葉は互生し硬い革質で有柄、葉腋に小さな刺、葉身5pから10pほどの楕円形から狭い披針形、縁は不規則に浪打ち、乾燥時には内側に巻きます。新葉表面には星状毛が密生し白っぽいが、やがて脱落し光沢のある深緑となります。花期は10月から11月頃、葉腋に淡黄褐色の花を幾つか咲かせます。萼筒長は約7o、4陵で先が4裂。雄蕊4本、花弁は無い。果実は長径約15oの偽果、翌年4月から5月頃に赤く熟します。果実はリコピンを多く含み、食することができます。

この仲間はユーラシアから東南アジアにかけ約70種、日本には落葉樹のナツグミ、アキグミ、常緑樹のオオバグミ、ツルグミなど十数種が知られます。


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林の移り変わりを学ぶ

ビーグル号の航海日誌 2014年12月07日 18:49

141130森の移り変わり@エコカフェ.JPG国立科学博物館附属自然教育園の森は、親子参加型の「自然観察会」を行うにはもってこいである。来春になり新芽が芽吹く頃に、観察会を実施したいと思います。落葉樹の新芽がすっかり展開してしまう前は、常緑樹との違いがとてもわかりやすいからです。[2014年11月30日撮影:自然教育園@山崎]

まだ年中組のスーちゃんのデビュー戦、林が大きくなり、小さいのが次に大きくなり、みんな一緒の緑いっぱいの森になるんだねと、しきりにカメラのシャッターを切っていました。

1950年頃:若いマツ林が手入れされていました。
1950年頃から1960年頃:下草刈りをやめるとウワミズザクライイギリミズキなど落葉樹やスダジイタブノキなどの常緑の幼樹が育ち始めます。
1963年頃マツは大きく育った落葉樹に光を奪われ下枝を~し始めます。
現在:スダジイなどの常緑樹が先に大きくなった落葉樹に追いつき安定した林になります。林に台風などのニッチが生まれると新しい幼樹が育ちます。

春になったら、子どもたちと一緒に林に入ります!会員の皆さまの参加をお待ちしております。





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事務所の清掃が終わり

ビーグル号の航海日誌 2014年12月06日 22:11

1417870955845.jpg1417870967988.jpgたくさんの書類を分別し処分しました。ビックリするほど紙ごみが出ました。今後の運営の改善に繋げたいと思います。
終了後にエコカフェの機関誌ニューズレターの取材と次回事務局MTGの事前打ち合わせをしました。

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BauMusik 5th Concert へ

1417841981579.jpgエコカフェ会員でもある十川さんのコンサートへ顔出ししました。
残念なが予定が折り合わなく気持ちをあまいチョコレートに託しました。
出番は2番目です。代々木上原MUSICASAでやっています。
お近くのかたはぜひ一時をお楽しみください。

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ヤツガシラ(八頭)は珍鳥では

ビーグル号の航海日誌 2014年12月01日 07:51

141109ヤツガシラ@エコカフェ.JPG対馬三日目。対馬野生生物保護センターには対馬で見られる貴重な野鳥の剥製が展示されています。そんな中から、佐護平野の水田や周辺でよく観察されるヤマガシラを紹介します。お雑煮に使う「八頭」とは違いますよ。[2014年11月9日撮影:対馬エコツアー@阿部]

ヤツガシラ(戴勝、八頭、学名:Upupa epops Linnaeus)はブッポウソウ目ヤツガシラ科ヤツガシラ属の渡りをする鳥。分布はヨーロッパ南部及び中部、アフリカ、南アジア、東南アジア、中国、沿海州に広く、平地の開けた草地や農耕地に棲息。日本には旅鳥(迷鳥?)、冬鳥として渡来。北方で繁殖した個体は冬季に南方に渡ります。体長は30pほど、体色は雌雄同色で頭部と上背、胸が橙褐色、翼と尾が黒褐色で白色の横縞紋様が入ります。体下は帯白色、頭に広げると扇状になる橙黄褐色で先端が岐路色の冠羽があるのが特徴です。食性は主に動物食、昆虫類です。産卵期は4月から6月頃、樹洞や石垣の隙間などに営巣、5個から8個を産卵します。

日本各地で目撃されるそうですが珍鳥とされます。興奮すると冠羽を広げて威嚇するそうですよ。近縁種にアフリカヤツガシラが知られます。


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タグ:広域種 対馬
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2014豆腐&大豆食品フェアで染野屋さんに

ビーグル号の航海日誌 2014年11月24日 19:22

141124染野屋ブース@エコカフェ.JPG今日も静かな一日。午後から東京ブックサイトで開催中の「2014豆腐&大豆食品フェア」に出掛けました。参加無料ということもあり、大勢いの人が集い、各ブースをのぞき、熱心に説明を聞いているようでした。
会員の和田さんはご家族で来場、手作り豆腐体験教室に親子で参加していました。料理の好きな奥さまには人気ですね。子どもたちに早いうちから料理に興味を持たせることができます。料理は科学実験に似ているような気もします。

141124染野屋ブース幟旗@エコカフェ.JPG創業文久二年の「染野屋」さんのブースで豆腐セットや豆腐ヨーグルト、豆乳入りのもちもち焼そばなどを購入いたしました。染野屋の小野社長は「大豆が世界の飢餓で苦しむ子どもたちを救うことができるのではないか」と考えている。節分会の豆まきは全国的な行事。日本昔話に『大豆の神様』という、大豆が九州地方の土地の痩せた村を救う話がある。そもそも大豆は、古くから伝わる日本の習慣や神事にも数多く登場するのが興味深いですね。


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小石川植物園とエコカフェ

ビーグル号の航海日誌 2014年11月21日 07:03

120922小石川植物園@エコカフェ.JPG小石川植物園(東京大学理学研究科附属植物園)は都心にありながら、エコカフェにとっては基礎的なフィールド活動を可能としてくれています。

@ 1684年(貞享元年)の徳川幕府開設の「小石川御薬草園」を起源とする日本最古の植物園であること
A 日本の植物学の学問・研究の中枢にあり、園内には約1800種の植物が植栽展示されていること
B 小笠原諸島に自生する140数種のうち117種を系統保存し、うち指定希少種8種と独自選定種4種の保護増殖事業に取り組んでいること

指定希少種:ムニンツツジムニンノボタン、タイヨウフウトウカズラ、ウラジロコムラサキコバノトベラホシツルラン、シマホザキラン、アサヒエビネ
独自選定種:ウチダシクロキ、コヘラナレン、シマカコソウ、ヒメタニワタリ


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表と裏

ビーグル号の航海日誌 2014年11月17日 16:00

DSC_1397.jpgDSC_1399.jpg昨年の出雲大社大遷宮にちなみ、おかげ参り!
表側から参拝し、一周し裏側からも一枚。
参拝客が少なかったので、ゆっくりとまわれた。



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なんじゃもんじゃの会で

ビーグル号の航海日誌 2014年11月12日 22:03

1415797359346.jpg編集委員長のプチ誕生会です。楽しくやろう。

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イヌコリヤナギ(犬行李柳)は役立たず?

ビーグル号の航海日誌 2014年11月06日 06:53

130505イヌコリヤナギ@エコカフェ.JPG国立科学博物館附属自然教育園内の水生植物園に植栽展示されている植物からイヌコリヤナギを紹介します。名前の由来は柳行李の材となるコリヤナギに似ているが役に立たないことから「犬」を付けたことにあります。[2013年5月5日撮影:自然教育園@阿部]

イヌコリヤナギ(犬行李柳、学名:Salix integra Thunb.)はヤナギ科ヤナギ属の落葉低木。分布は北海道、本州、四国、九州、国外では朝鮮半島、ウスリーに及び、日当たりの良い川岸や湿った裸地に自生。樹高は2mから3mほど、株立ちし、葉は対生(時に互生、3輪生)し革質でほぼ無柄、葉身4pから10pほどの狭長楕円形、葉縁に浅鋸歯、鈍頭ないし円頭。葉裏表ともに無毛、葉表には光沢があり、葉裏は粉白色です。花期は4月頃、雌雄異株、葉の展開前に前年枝葉腋から細い円柱形の尾状花序をだ、小花を密生。雄花の雄蕊は2本、花糸は合着し1本、葯は紫赤色。雌花の子房は淡緑色の卵形、花柱は短く柱頭は黄緑色から紅色。苞は倒卵形、表裏ともに白色の長い毛が生えます。果実は刮ハ、熟すと2裂し白色の綿毛をつけた種子を風散布させます、

樹皮には他の柳と同様に配糖体のサリシンが含まれ、解熱効果があることから日干しにしたものを民間療法で利用されるそうです。


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ヌメリスギタケ(滑杉茸)は美味

ビーグル号の航海日誌 2014年11月05日 21:54

140914ヌメリスギタケ@渡邊_n.jpg群馬県の北西部に位置する東吾妻町は1000m級の山々に囲まれ、緑の豊かな土地です。秋になると森林内ではキノコもたくさん採れるそうです。ここではとても美味しいヌメリスギタケを紹介します。[2014年9月14日撮影:東吾妻町@渡邊]

ヌメリスギタケ(滑り杉茸、学名:Pholiota adiposa)はモエギタケ科スギタケ属の担子菌類。分布は日本全土、国外では欧州、北米、ニュージーランドに及び、ブナやハンノキなどの広葉樹の切り株や枯れ幹などに群生。出現時期は初夏から秋。傘の直径は5pから12pほど、中央がやや高い円形、黄褐色で縁部は黄色、表面には粘性があります。幼菌時は饅頭型、成長すると平開。表面にはゼラチン質の鱗片を無数に生じます。傘の柄細長く、表面の小鱗片はササクレ状で粘性があるのが特徴です。

似ているヌメリスタケモドキは傘の柄にヌメリがないことで区別ができるそうです。どちらも美味しく、鍋料理や澄まし汁に用いています。


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ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)は必ずしも

120922ヒヨドリジョウゴ果実@エコカフェ.JPG小石川植物園に植栽展示されている約1800種の植物の中から、かつて写真に収めた植物からヒヨドリジョウゴを取り上げます。万葉集にも登場、古名にホロシという。名前の由来はヒヨドリが果実を好むことにあるとするが、現実にはそうでもないようです。[2012年9月22日撮影:小石川植物園@阿部]

ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸、学名:Solanum lyratum Thunb.)はナス科ナ属のつる性多年草。分布は北海道、本州、四国、九州、南西諸島、国外では台湾、朝鮮半島、中国、インドシナ半島などに広く、山地や平地の林縁などに自生。草丈は2mから4mほど、新枝をつる状に伸ばし、葉柄を草木に絡ませながら伸びます。120922ヒヨドリジョウゴ@エコカフェ.JPG葉は互生し、葉身3pから10cmほどの卵形だが、変異も大きく下部の葉は3裂から5裂。茎や葉には柔毛が密生。花期は8月から9月頃、葉と対生し疎らに集散花序をだし、白色の小花を幾つも咲かせます。花冠は5裂し反り返り、雄蕊は雌蕊を筒状に囲む。果実は径約1pの球形の液果、赤く熟します。全草にジャガイモの新芽と同じ神経毒のアルカロイド配糖体ソラニンを含みます

葉や茎は生薬「白毛藤」として、解熱、利尿、解毒などに使われるが、果実には毒成分を多く含むことから生食は危険です。近縁種にヤマホロシ、マルバノホロシ、オオマルバノホロシが知られます。


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ミスジリュウキュウスズメダイ(三筋琉球雀鯛)も雄性先熟

ビーグル号の航海日誌 2014年11月04日 20:23

101011ミスジリュウキュウスズメダイ@エコカフェ.JPG宮古島本島から船で北東に15分、神秘に満ちた大神島がある。小中学校も廃校になり、お年寄りだけが住む島になってしまった。本当に大切なものは何かを考えるには相応しい地でもあると思う。浅瀬からミスジリュウキュウスズメダイを紹介します。[2010年10月11日撮影:宮古島エコツアー@阿部]

ミスジリュウキュウスズメダイ(三筋琉球雀鯛、学名:Dascyllus aruanus (Linnaeus))はスズキ目スズメダイ科ミスジリュウキュウスズッメダイ属の小型の熱帯魚。分布はインド洋から西太平洋にかけ、日本では和歌山県以南であって、主に熱帯域沿岸の水深10m以下の浅いサンゴ礁で棲息。101011キノコ岩群@エコカフェ(大神島) (2).JPG体長は8pから10pほど、体色は白地に3本の黒色の横縞が入ります。オス1匹とメス数匹からなるハーレムを形成、雄性先熟の性転換をします。産卵は造礁サンゴ基部などに付着、親が卵を保護するという。食性は雑食性、植物プランクトンや藻類や魚卵、底性動物などです。

サンゴ礁で見られる魚たちは人の営みとは無縁、この島が誕生し、浅瀬の珊瑚礁では昔も今も熱帯魚たちの楽園であることに変わりはないようです。


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忘れられた丸型ポストに想う

ビーグル号の航海日誌 2014年11月03日 10:21

141101丸型郵便ポスト@エコカフェ.JPG大内宿本陣裏手のトイレ近くに丸型ポストがひっそりと佇んでいました。
現役を退いたものの惜しまれて置かれたものですが、痛々しい姿になってしまっています。
今や年間80万人も訪れる観光地の隠れた生き証人のようなものです。
観光に来て景色を愛でて歴史に触れ、美味しいものを堪能するのは楽しいものです。
観光客のほとんどは関東一円からだそうです。141101大内宿本陣裏手@エコカフェ.JPG

旅先から田舎に暮らすおじいやおばあ、別居暮らしの両親にそっと手紙を宛ててみるくらいのゆとりが欲しいものです。近頃では特別養護施設で暮らすお年寄りが多くなっていると聞きます


by トノサマガエル

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会津若松東山温泉の今昔

ビーグル号の航海日誌 2014年11月02日 10:37

141101東山温泉街@エコカフェ.JPG奥州三楽郷のひとつ、東山温泉、かつては賑わった。開湯は8世紀後半とも天平年間とも、伝承では八咫烏(やたがらす)に導かれて発見という。湯川の渓流沿いに20軒ばかりの温泉宿が展開。滝が多いことから滝のつく温泉宿が多い。[2014年11月1日撮影:会津訪問@阿部]

日本経済は、平成3年(1991年)2月、安定成長期の終焉、いわゆるバブル崩壊を迎え、以降20年にわたり低迷を続けることになる。消費も雇用も冷え込み、デフレーションに突入、2000年代後半に好景気が訪れるが、リーマンショックで腰折れ、後退する。141101湯川@エコカフェ.JPG141101三滝@エコカフェ.JPGこの間、日本の地域経済は厳しい状況を余儀なくされた。会津東山温泉も例外ではなく、民事再生などにより温泉宿の多くは経営者が代わっていったという。3.11による風評被害の後遺症もまだ尾を引いているというが、地域の人びとの地道な努力が続き、最近では外国からの観光客も増えてきているという。

この10月からは世田谷下北沢に会津美里町のアンテナショップ「会津問屋」が12月末までの限定でオープンしています。行動こそが一番大切なのです。


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会津下郷の大内宿は賑やか

141101大内宿街道@エコカフェ.JPG深まりゆく秋に大内塾は新たな顔、新たな役割を演出している。江戸時代には下野街道の宿場町として栄えた。当時の人びとは半農半宿の生活だった。周囲を神龍ヶ岳や六石山など1000m級の山々に囲まれた盆地(標高800m)にあり、夏は暑く、冬は豪雪で厳しいという。[2014年11月1日撮影:会津訪問@阿部]

全長450mほどの往還の両側に、萱葺きの寄棟造りの古民家が保存され、重要伝統的建造物群保存地区に選定。本陣は戊辰戦争で焼失、後に復元、往時は600名規模の参勤交代で大いに賑わったという。141101大内宿案内板@エコカフェ.JPG141101大内宿本陣@エコカフェ.JPG名物は「ネギ蕎麦」、お箸の代わりにネギを用いるが、伝統的な食べ物ではないようだ。今日では年間80万人もの物観光客が訪れる観光名所となっている。お土産は地元の名産も多いが、店の運営はこの地に住んでいた宿の所有者しかできないという。そうすることで大内宿全体を守っているのだという。

このような宿場町は、長野県の妻籠宿、奈良井宿、海野宿、福井県の熊川宿、三重県の関宿、兵庫県の福住が同様に保存地区に指定されています。


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下野街道に秋を感ず

ビーグル号の航海日誌 2014年11月01日 21:53

141101下野街道@エコカフェ.JPG下野街道(南山通りとも)は会津若松城から下野今市に至る全長128kmの街道。寛永20年(1643年)に保科(松平)正之が陸奥会津藩に移封されてから整備。関東側では会津西街道と呼んでいた。現在はひっそりと山中に石畳が残るばかりだが、往時は江戸への参勤交代や日光神社参拝のほか、廻米や坂下煙草、麻、椀木地、塩など物資の輸送にも使われたという。冷たい小雨に包まれ、静まり返ったクヌギの雑木林は土色に落葉の絨毯を敷き詰め、深まりゆく秋を演出していました。周囲の山々は紅葉真っ盛りでもありました。141101下野街道案内板@エコカフェ.JPG141101下野街道2@エコカフェ.JPG街道筋には大内宿をはじめ多くの文化財が残されているのも趣があってよいと思います。




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