高山植物の魅力(140)、シラタマノキ(白玉の木)

ビーグル号の航海日誌 2016年08月21日 17:26

160807シラタマノキ@エコカフェ.JPG池の平湿原は、上信越国立公園内の浅間連峰西側、湯の丸高原と高峰高原の中間に位置する。標高約2000m、三方ヶ峰火山の噴火口跡に形成された氷河期以降の比較的若い高層湿原であるが、周囲からの土砂流入や植物侵入が激しく、全体として乾燥が進んでいる状況にあって、モウセンゴケなどの本来の湿生植物にとっては厳しい生息環境に変化しつつあるようだ。そんな湿原を取り巻くかつての火口壁上部や斜面地の林縁や湿原周辺にはシラタマノキがたくさん見られる。[2016年8月7日撮影:池の平湿原@山崎]

160807シラタマノキ花@エコカフェ.JPGシラタマノキ(白玉の木、学名:Gaultheria pyroloides Hook.f. & Thomson ex Miq.)はツツジ科シラタマノキ属の常緑小低木。分布はサハリン、千島列島、北海道や本州中部地方以北の亜高山帯から高山帯にかけての林縁や草地などの比較的乾燥した場所に自生。樹高は約30p、葉は互生し、皮質で厚く光沢、葉長1pから3pほどの楕円形、縁に鋸歯、葉先は丸い。花期は7月から8月頃、長さ約5oの釣鐘状の白い花を下向きに数個咲かせます。花は先端がややつぼまり5浅裂し反り返る。果実は球形の偽果(萼が成長し刮ハを包み多肉化したもの)、白色でつぶすとサロメチールの匂いがするという。

葉や果実には、配糖類のガウテリンやウルソール酸、サルチル酸メチルを含みます。このため筋肉痛などの効能があるとされる。ならば、鎮静作用もあるということだろう。エッセンシャルオイルの研究をしてみるのも面白いかもしれない。


関連記事(高山植物の魅力(38)/クロマメノキ(黒豆の木))⇒


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池の平湿原の魅力を

ビーグル号の航海日誌 2016年08月20日 14:49

160807鏡池A@エコカフェ.JPG盛夏、平地では37℃にもなり、蒸暑さ満点といったところだ。
夏休みといっても子連れ、年寄連れで遠出をするには庶民的には周到な準備と少しばかり懐のひもを緩めて無理をせねば難しい。
そんなわが家では、身近な自然で少しでも喜ばすことができるところがないかといつも思案している。両親も80を優に超えるからなおさらである。
今回は軽井沢からでも車で40分。湯の丸高原と高峰高原の中間地点に広がる池の平湿原を目指した。そこは標高2000m、安山岩質成層火山である三方ヶ峰火山の中心にある噴火口跡に形成された高層湿原である。160807池の平湿原周囲@エコカフェ.JPG160807池の平湿原全景@エコカフェ.JPG
この火山は数万年前に噴火したものと推定され、直径はおよそ700mあり、全体が平坦な地形で歩きやすい。周囲にはこの地の火山活動が激しかった過去をほうふつさせるかのように多くの溶岩ドームが山を連ねている。
湿原特有の木道も整備されているが、湿原は乾燥化がずいぶん進み、外から湿原特有でない植物も持ち込まれてしまっているようにも思われる。160807池の平湿原案内図@エコカフェ.JPG
それでも寒暖差の大きい内陸性気候と特殊な地形ゆえに、年間を通じ役1200種もの湿原植物や3000m級に植生する高山植物も見られるという。その他、オコジョ、ニホンカモシカ、ノスリ、ハヤブサなども生息しているという。
6月:イワカガミ、ハクサンシャクナゲ
7月:レンゲツツジ、アヤメ、コマクサ、ゴゼンタチバナ、ハクサンイチゲ、ツマトリソウ、ニッコウキスゲ
8月:ヤナギラン、オオバギボウシ、ハクサンフウロウ、グンバイヅル、クガイソウ、ツルガネニンジン
8・9月;ノアザミ、マツムシソウ、エゾリンドウ、ウメバチソウ、イワインチン、アキノキリンソウ、ワレモコウ、マルバダケブキ
まあ、蒸暑い平地を離れ身近かな高原や湿原を訪ね清々しい自然のやさしさに触れてみるのもよいだろう。お弁当をもって、コンロでスープやちょっとした温かいものを作る。参加したみんなの素晴らしい思い出となるだろう。

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タグ:池の平湿原
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モミジイチゴの愛らしい花は

ビーグル号の航海日誌 2016年03月27日 15:22

無題.png高尾山山中は遅い春がやってきた感じです。昨日の雨のため渓流沿いにある6号路はやや足元が滑りやすく注意が必要であった。尾根筋にでるとモミジイチゴ(モミジバイチゴとも)の株があちこちで見られ、しかもたくさんの白い花をつけていました。[2016年3月26日撮影:自然観察会in高尾山@中村敏之]

モミジキイチゴ(紅葉苺、学名:Rubus palmatus var. coptophyllus)はバラ科キチゴ属の落葉低木。12494691_1048021308576880_8361550446265299643_n.jpg別名にキチゴ、ナガバモミジイチゴ変種です。分布は北海道、本州中部地方以北で山野の日当たりのよい荒れ地や路傍に自生。樹高は2mほど、茎や葉柄、葉脈には刺が多い。葉は互生し、葉身は卵形で紅葉のように3から5裂。花期は4月頃、冬芽から伸びた短枝に1個の白い5弁花を下向きに咲かせます。果実は5月頃、黄色に熟し、キイチゴの仲間では最も味が良いとされるそうです。

エコカフェで植林活動を続けている三宅島でも山に入ると多くのキイチゴの仲間のカジイチゴが見られ、5月の植林活動後の山麓でも自然観察の際には、小鳥たちの残り物をおやつとして少しだけ喉の渇きを癒すためいただたりもしています。


関連記事(おやつにカジイチゴ)⇒
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2016年2月リクガメレポート

ビーグル号の航海日誌 2016年03月19日 09:21

image009[1].jpgエコカフェ公式HPに2016年2月リクガメレポートを掲載しました。こちら⇒

エコカフェでは奄美大島に絶滅危惧種保護センターを開所し、警察が違法取引で押収したホウシャガメを環境省の許可を得て引き取り、保護飼育しています。
引き取り当初は怪我や病気で衰弱した個体がほとんどでしたが、治療の甲斐もあって健康を回復しています。しかしながら、本来の生息地との環境とは異なり保護飼育には苦労が伴います。
日常の暮らしぶり(えさの摂取量や動作など)を注意深く観察しながら、愛情をもって保護飼育をしております。亜熱帯気候ほ北限の奄美大島では、天候が安定しないことがあることから気温や降雨などの気候変化は人間にとって許容できてもホウシャガメにとっては辛いものになるようです。
これからもホウシャガメたちの目線で、しっかり寄り添って、愛情をたっぷり注いで保護飼育に努めたいと考えております。
多くの皆様に保護飼育の現場をぜひ訪ねていただければと思います。ご支援していただいている皆様には深く感謝を申し上げます。

事務局
絶滅危惧種保護センター

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高尾山へ事前調査に

ビーグル号の航海日誌 2016年03月13日 21:19

12829225_990945360994134_3946419561805285432_o[1].jpg12821389_990945394327464_8744150816562080920_n[1].jpg昨日は3月26日に実施の自然観察会の事前調査のため、リーダー以下チームメンバーで高尾山に事前調査に行ってきました。寒く山頂や裏側尾根にはうっすらと残雪がありました。
自然観察会の頃には、春の温かさに包まれていることでしょう。そうなることを期待しています。
9579_990945340994136_6279665612774089585_n.jpg858781_990945410994129_4664800938654447131_o.jpg中村)坂口さんとは同日違うルートで再度登山しました。ホント高尾山は多彩な魅力を持った山です。
中村)登山の休憩時にマレーシアで樹木を研究していたK君の植物ミニ講座もを実施しますので、結構有意義な観察会になると思います。

以上、簡単な事前調査レポートでした。

案内記事(3月26日 自然観察会@高尾山)⇒
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祈り

ビーグル号の航海日誌 2016年03月11日 00:00

IMGP1585.JPG明けぬ夜はない
遥か東方から昇る朝日に
海原は輝きの切片を一条に散りばめん
希望の光に照らされた心底はにわかに暖かみを帯びよう

地の神と海の神が吠えたあの日
恐ろしい瞬時の出来事がぐるぐる脳裏を駆け巡ろうが
希望の光が前へ前へ進むことを私に求めてやまない
明けぬ夜はない

草木は力強く再生を続け
私たちも決して立ち止まることはしない
あの日の悲しい出来事が人びとの心底で意思を強固にし
希望の光は前へ前へ人びとの輪を広げゆく
明けぬ夜はない

太陽は清々と時を刻み
私たちも決して立ち止まることはしない
あの日の辛い出来事が多くの地域で繋がりを強固にし
希望の光は前へ前へ人びとの夢を適えてゆく
明けぬ夜はない

亡き人びとの魂とともにもっともっと力強く生きん

by 青山しゅん

関連記事(祈りの朝に)⇒
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三宅島産明日葉(アシタバ)の生育は

ビーグル号の航海日誌 2016年01月11日 16:35

1452495889286.jpg伊豆諸島の三宅島産の明日葉。昨年6月初旬、「第10回エコカフェみんなの森づくり」プログラムに参加した時に入手。本土(東京)の気候下でうまく育つものかと3人でチャレンジ。[2016年1月10日・11日撮影:山崎]

@ 鉢植えA(写真上)の明日葉はなんと背丈は数pとミニ盆栽のように小さくて、一見、明日葉ではないと思えてしまいます。日光に十分当て、冬季は戸外は寒いだろうと室内で大切に育てているそうです。土壌も根腐れが起こらないようにしているようです。1452495862464.jpg1452497265696.jpg
A 鉢植えBは残念ながら日当たりのよいベランダで葉を刈り込んだのち鉢植えで育てましたが、葉が展開せずに枯れてしまいました。
B 地植えC(写真下右)は、腐葉土を入れ植えました。場所としては夏の日差しは強く、冬の日差しは日陰で極めて弱い状況ですが、八つ手の葉の下でしっかりと根付いています。背丈は25pほど、葉も鉢植えAni比べ大きく展開しています。

植物は極力、命をつなごうと環境に適応させようとする戦略にでます。鉢植えは地力が十分ではないのでしょうか。地植えが適しているのは言うまでもありませんが。それにしてもホームセンターで売っている明日葉(写真下左)の苗は背丈70pほどと大きく成長し、たくさんの葉を展開していますので、種類が違うのかと疑ってしまいます。どうしてでしょうね?


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2015年12月ウミガメレポートを掲載!

ビーグル号の航海日誌 2016年01月09日 04:43

IMGP4628[1].jpgエコカフェ公式ブログに2015年12月期における小笠原諸島父島での小笠原海洋センターとの協働による小笠原小学校の5年生の総合学習の様子をレポートしました。

ウミガメレポートはこちら⇒

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2015年12月リクガメレポートを掲載!

image008[1].jpgエコカフェ公式ブログに2015年12月期における奄美大島に設置している絶滅危惧種保護センターで保護飼育しているマダガスカルホシガメの様子をレポートしました。

2015年12月リクガメレポートはこちら⇒

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犬木の不整合@ジオパーク秩父

ビーグル号の航海日誌 2016年01月06日 03:59

KIMG1571.JPG暖かくなったら訪ねたいジオパーク秩父の紹介です。今回は「犬木の不整合」です。
赤平川により削られた岸壁下部は約1.3億年前から1億年前の頁岩層、上部は約1700万年前から1500万年前の眞第三紀中新世の砂礫層が不整合しています。不整合とは2つの層の間に時間的不連続が認められることを意味します。[2015年11月9日撮影:秩父@和田]

秩父一帯は形成年代の異なる多様な地質、変化にとんだ地形が広がっています。12004675_965410740192804_5979184020838084342_n[1].jpg11036214_965410880192790_2798805126364331691_n[1].jpgフォッサマグマナを縦断し関東から九州まで帯状に続く、秩父帯、四万十帯、三波帯に加え、山中地溝帯や新生代の砂礫層、火成岩の貫入跡などから形成され、鍾乳洞や秩父盆地の東西にある断層、荒川沿いの河岸段丘の観察や化石(植物、昆虫、動物)採集もすることもできます。

秩父帯:約2億年前から1.5億年前のジュラ紀に付加
四万十帯:約1億年前から6500万年前の白亜紀に付加
三波帯:白亜紀後期の約8500万年前から6500万年前に付加
山中地溝帯:約1.3億年前から1億年前に形成
新生代の砂礫層:約1700万年前から1500万年前に断層による陥没後に形成
火成岩(石英閃緑岩):約1100万年前から500万年前に貫入

関連記事(神流川になぜ恐竜化石が)⇒
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自然観察会の締め括りは?。

ビーグル号の航海日誌 2015年12月13日 23:18

1450015376209.jpg1450015395730.jpg12/12自然観察会IN鎌倉アルプスでは、予想タイムを大幅に短縮したのに、なお余裕綽々の様子で、「流石エコカフェの会員だ」だと山の会幹事も脱帽しました!
ゴールの鎌倉宮ではかわらけ投げで厄も落とし、今年最後の自然観察会が無事幕を下ろしたのでした。

中村@山の会幹事

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自然観察会in鎌倉アルプス(その2)

ビーグル号の航海日誌 2015年12月07日 07:30

1449440106998.jpg山の会の中村です。今回の自然観察会のガイド役を担いますので、宜しくお願いします。
今回は鎌倉の丘陵をゴミを拾いながらノンビリ歩きますので、活動しやすい服装でご参加ください。ただ、鎌倉の山道は凝灰質粘土が多く滑りやすいので、靴底に凹凸のあるスニーカー等を履いてくることをお勧めします。
ちょうど紅葉の見納めと時期が合うと思いますので、じっくり晩秋の古都を楽しみましょ〜!

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【最終章】距離のない団らん@白州下見の旅

ビーグル号の航海日誌 2015年12月02日 01:00

12246678_968927216507823_1690835164560284865_n[1].jpg半日の駆け足の白州下見、最終章。ご夫妻と地元の大翁との心安らぐひと時です。温泉で心身ともに温まりました。「テラス」という地元の食材を使ったおもてなし料理をいただきました。素材を知り尽くしたお料理は最高のおもてなしを構成します。[2015年11月22日撮影:「テラス」北杜市@阿部]

あっという間の下見の旅。白州の魅力を物語りのように印象付けることができました。白州の別荘をエコカフェの活動で活用させていただけることになりました。人生の年輪を重ねた頼もしい会話。
12278762_968927266507818_8155467090712434859_n[1].jpg12295438_968927246507820_1386021232461238374_n[1].jpg自家製カレーには、野菜スープやかぼちゃ煮、らっきょうなどが添えられていました。十二分すぎるほどの美味しさ。デザートの手作りプリンは優しく繊細な味わい。

桜の頃、再び訪れることになるだろう。漆黒の闇の中をJR中央線日野春駅まで奥さまの運転で送っていただいた。道行く車はほとんどなく、闇と対峙しながら不思議な気持ちにさせられた。不夜城のように夜の明るい東京に戻るのか、と。


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【第四章】多目的温泉施設は@白州下見の旅

ビーグル号の航海日誌 2015年12月01日 01:00

12278703_968927189841159_4134763993458284721_n[1].jpgエコカフェのための半日下見も終盤、第四章。歴史と自然、水の美しさを堪能した後は、尾白の森名水公園「べるが」を身体を癒す。イベント施設もあり、夏場は施設内のキャンプ場も大賑わいだそうです。[2015年11月22日撮影:べるが&テラス@阿部]

水も美味いが星空はもっと目に美味いそうだ。広い園内は温泉施設もあって心だけでなく全身を温かくほぐしてくれます。皮膚がふやけるほどにゆったりとつかりました。柔らかな思考を伴って……。
11986416_968927119841166_3108523542655839930_n[1].jpg12247184_968927166507828_5100815858637045535_n[1].jpg施設内では温泉から塩を精製して販売もしています。やや鉄分を含んでいるためピンク色がかっていました。フィールドアスレチック施設もあり、子供たちも存分に楽しむことができると思います。

エコカフェでは自然観察会などを実施したばあであっても、時間に余裕がある場合はその土地の温泉で疲れを取り、希望の参加者で懇親交流をするようにしています。


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【第三章】清らかな流れの中で@白州下見の旅

ビーグル号の航海日誌 2015年11月30日 01:00

12294812_968926499841228_8224382149912370497_n[1].jpgエコカフェのための半日下見の第三章。駒ヶ嶽神社(竹宇)は尾白川渓谷沿いにあります。甲斐駒ヶ嶽を目指す登山者はここで登山の無事をお祈りするのだそうです。私たちも高山植物や雄大な自然を求めて登山をすることがありますが、今回はさわりだけ。。[2015年11月22日撮影:尾白川@阿部]

駒ヶ嶽神社前宮の境内の左手からつり橋が伸びています。つり橋を渡り向う岸の白砂の上に降り立ちました。奄美大島生まれの勝島さんにとっては生まれて初めて見る真白の川砂だそうです。12274303_968926516507893_6280912402462408668_n[1].jpg11224574_968926459841232_2753730823533132665_n[1].jpg尾白川の名前の由来は古来より山中に白黒で尾が白い神馬が棲んでいたことにあるそうです。
尾白川渓谷は千ヶ淵、旭滝、百合ケ渕、神蛇滝、不動滝など多くの渕や滝があって散策するにはもってこいでしょう。水源は甲斐駒ヶ岳、花崗岩の山体を通じて流れる水は清らかであります。12299158_968926479841230_1205938002379755606_n[1].jpg

エコカフェでも河川や渓流沿いの植生などの観察をする機会はありますが、川の流れによってできた自然の造形美や河畔や段丘など地形の生い立ちを学ぶのも楽しいでしょう。とりわけ、尾白川の真っ白な砂は、素晴らしいですね。


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鎌倉の山々を彷徨!

ビーグル号の航海日誌 2015年11月29日 12:19

1448767095399.jpg1448767110666.jpg1448767145262.jpg12/12の自然観察会の下見に鎌倉の山を彷徨しています。獅子舞の谷の紅葉も今年は少し色付きが悪いです。天園コースは鎌倉アルプスと言われるだけあって、山歩きが趣味の小生にとってもなかなか楽しめました。乞うご期待です。


by 山の会リーダー中村
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【第二章】古への入口に@白州下見の旅

12027808_968926246507920_5000645298225491812_n[1].jpg腹が減っては動けぬ、が現代版ということだろう。一同打ち解けあったところで、この地において由緒ある古の入口を訪ねることに。名をば「駒ヶ岳神社前宮」という。駒ヶ岳山頂(標高2967m)に本社(奥宮)が祀られています。「駒ヶ岳」と名前がつく山は全国に18座あり、今回は甲斐駒ヶ岳ということになります。[2015年11月22日撮影:駒ヶ嶽神社前宮@阿部]

さて、駒ヶ嶽神社の前宮は2つあるという。ここ竹宇ともう一つは横手だそうです。12279208_968926403174571_7182495974934474936_n[1].jpg12294647_968926203174591_5065794395019425023_n[1].jpgなぜ2つあるのか、ネットで調べてみましたがわかりませんでしたが、もとは甲斐駒ヶ岳そのものが一つ信仰の対象であったと考えられます。創建は伝承で雄略2年(458年)、雲州宇迦山(出雲大社)より遷祀したという。祭神は大己貴命(大国主命)にして造化の神天之御中主神、高皇産霊神、少彦名命、天手力男神、素盞鳴命、保食之神の七柱。国家鎮護、五穀守護、子孫繁栄を司ります。境内には山岳信仰が色濃く残り、不動明王や摩利支天などの仏教系の神様の石像も鎮座しています。兎に角、いろんな時代、神様が凝縮しているようで、私たちの先祖たちの心の足跡があります。

エコカフェは自然と人々の営みをもテーマにしています。甲斐駒ヶ岳は南アルプスに位置し、鳳凰三山とともに白い花崗岩でできた山塊であるため、日野春から眺める朝焼けに照らされた山容は「あかこま」と言って見事だそうです。一度はあやかりたいですね。


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【第一章】自己紹介@白州下見の旅

ビーグル号の航海日誌 2015年11月28日 20:44

12247074_968926009841277_3349274948013841183_n[1].jpg「白州下見」は「白州下見の旅」とするのが良い。1週間経ち、振り返ると1日、実質は半日ほどであったが内容の濃い旅であったと思えてくる。もちろん、DH様からの強烈なお誘いがあったわけだが、エコカフェとして白州の地をどのように捉え、どのように演出するかを考えるという奥の深く、息の長い、第一歩だったような思いが強くなってくる。[2015年11月22日撮影:日野春@阿部]

序章では何世代もの地域の人びとを魅了した「2000年桜」、誰一人いない静まり返った冬枯れの姿から想像するには豊かな感性が必要だろう。12295498_968926063174605_5183038779308393587_n[1].jpg12301629_968926099841268_6672147016295151084_n[1].jpg一行には強烈なインパクトを与えることになった。旅を誘った翁としては大成功だったに違いない。
心を想像という糧で一杯にした後は、リアルな腹ごしらえ。蕎麦カフェ「ドームハウスサトー」へ案内される。主人の手作りのドーム型ハウスは苦節9年歳月がかかったという。庭には栗の木3本に小さなツリーハウスが用意されていた。遊び心満載なのだろう。
注文は決まって「天ぷらそば」だそうです。素材はすべて地のものだそうです。山菜の季節にもぜひ挑戦を。この席で、一同は自己紹介をすることに。東京からは3人、奄美大島から1人の参加。地元はDH様とよろず仙人のような大翁様です。脱サラしてこの地を永住の地として選んだ蕎麦カフェを営むご夫妻。

奄美大島のことやエコカフェのことなど、いろいろと会話しているうちに、初めて出会った人と人との距離が近くなっていくのですね。地域の観光名所を紹介したパンフレット「ほくと物語」を渡され、この地の主な見どころをお教えいただき、旅の先々を想像してみるのも面白いですよ。


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【序章】三連休中日に白州下見散策を

ビーグル号の航海日誌 2015年11月26日 07:28

11202433_968925969841281_7999501222810108886_n.jpg11月22日、いい夫婦の日にエコカフェ会員の方からお誘いがあり、急きょ、新宿駅から特急「あずさ」に乗り込み、韮崎駅で普通車に乗り換え日野春駅へ。所要2時間半弱の列車の旅。列車に揺れるたびは心地よい眠気を誘います。[2015年11月22日撮影;北杜市実相寺@阿部]

日野春駅からは車で実相寺の山高神代ザクラを観察です。桜の季節ではないし、10月桜ではないので花をつけていることはない。来訪者は私たち一行のみでした。
12247037_968925996507945_1132397703521940223_n[1].jpg12249713_968925946507950_4673829903398469651_n.jpg老木は立派だがどこか痛々しい。地元の人々に何代にもわたって愛され続け、治療も施されてきた。根回り役12m、受講は10m余り。伝2000年の樹齢、エドヒガンザクラだそうです。エドヒガンで2000年とは。今や子や孫が各地で命を紡いでいます。

春になり水が温む頃、周囲の山々には残雪が残り、里山には緑が訪れ、花は咲く。満開に空を仰ぐ様子は言葉を超えた美しさがある。境内には小桜や枝垂桜など他の種類もあり、訪れる人びとの感動を誘ってくれるという。

関連記事(ジュウガツザクラ(十月桜)の花がちらほらと)⇒
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神流川になぜ恐竜化石が

ビーグル号の航海日誌 2015年11月13日 01:00

12079583_950656595001552_18078539502257711_n[1].jpg群馬県神流町(旧中里村)に恐竜センターがオープンしています。入館料は大人600円、子供300円。単に恐竜などの化石を見られるということだけではなく、なぜ山間の中里の地で化石が発見されるのかを学ぶことができるのが嬉しい。[2015年8月15日撮影:神流町@山崎]

この地の地層を山中地溝帯と呼び、長野県佐久地方を西端とし群馬県上野村から神流町、東端を秩父盆地北西の小鹿野町に至る幅2kmから4km、延長約40kmの細長い凹んだ地層に化石が堆積。12088289_950656565001555_4515241163327133033_n[1].jpg12118888_950656628334882_8027827022251113956_n[1].jpg化石からはこの地がかつてユーラシア大陸の東端にあり海に面していたことが直ぐに推察。地層は層状、最も古い古生層に不整合して三畳紀からジュラ紀の地層、その上に白亜紀の地層、その上に白亜紀以降の新しい地層が堆積。白亜紀の地層をもう少し詳しく調べると下から石堂層、瀬林層、不整合して三山層。各層の化石の内容から、石堂層では赤道近くの暖かな外海に面した深い湾、瀬林層では淡水と海水が混じる浅い内湾、三山層では石堂層のように深い湾を形成していたと推察されるそうです。

さて、どんな化石が採取されるのでしょうか。暖かい海にいるアンモナイトやオーム貝、汽水域に生息する巻き貝や植物、有孔虫などの化石が見つかるのだそうです。それらに混じって恐竜の骨の一部や足跡、浪痕なども。化石採取をしながら太古の世界に思いを馳せるのも面白いかもしれませんね。


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