ホウビカンジュは緑の滝を

ビーグル号の航海日誌 2014年05月24日 21:44

140315ホウビカンジュ@エコカフェ.JPG石垣島の石垣市内にある権現堂を訪ねた時は訪れる観光客はおらず、ひっそりと静まり返っていた。境内右手の樹木に着生しているホウビカンジュに緑の流れをつくっていた。権現堂は隣には臨済宗妙心寺派の桃林寺があり、いずれもこの島の歴史、徳川幕府と琉球王国の攻防の証を静かに伝えているんですよ。[2014年3月15日撮影:石垣島@山崎]

ホウビカンジュ(学名:Nephrolepis biserrata (Sw.) Schott)はツルシダ科タマシダ属の常緑性シダ植物。140315ホウビカンジュ胞子のう群@エコカフェ.JPG分布は南西諸島トカラ列島以南、旧世界の熱帯地域に広く、岩や樹木に着生。根茎は短くやや斜上、多くの株が束生し、根は細く下垂。根茎と葉柄には赤褐色に鱗片が密生、鱗片は長さ5mmほどで尾状に尖ります。葉は1回羽状複葉で無毛、長く下垂、葉柄30pから60cほど、葉身60cmから200cmほど、側羽片は非常に多く、長さ15cmほど、中軸との間に関節を有し、線状披針形から披針形、基部は楔形か円形、先端はやや鎌形。胞子嚢群(ソーラス)は径約1.5mmの円形、羽片から中肋の1/3hどの位置に一列につく。新芽は食用になるそうです。

タマシダの仲間は世界に約30種、日本にはホウビカンジュとタマシダヤンバルタマシダの3種が知られています。これらの自然交雑種の存在も指摘されているようです。


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◎沖縄本島北部の大石林山(標高240m)山中のよく見かけるホウビカンジュ[2015年6月27日撮影:沖縄本島中北部視察@阿部]
150627ホウビカンジュ@エコカフェ (2).JPG150627ホウビカンジュ@エコカフェ.JPG
 石灰岩地帯で多く自生するのだそうです。

 2015.8.22追記
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