バリバリノキの戦略は

ビーグル号の航海日誌 2014年05月20日 05:34

140315バリバリノキ@エコカフェ.JPG石垣島の於茂登岳山中でたびたび見かけた葉が細く特徴的な樹です。調べるとバリバリノキです。名前の由来は葉質が硬いため風で擦れるとバリバリと音がするとか、枝葉に油成分が多くバリバリとよく燃えることにあるようです。別名にアオカゴノキ(青籠の木)やアオガシ(青樫)ともいう。[2014年3月15日撮影:石垣島於茂登岳@山崎]

バリバリノキ(ばりばりの木、学名:Litsea acuminata (Blume) Kurata)はクスノキ科ハマビワ属の常緑高木。分布は本州千葉県以西、四国、九州、南西諸島に及び、常緑広葉樹林内(照葉樹林内)の適潤地に疎らに自生。樹高は15mほど、樹皮は灰褐色で皮目が点々、枝は余り分枝せず、葉は互生し枝先に集生します。葉は硬く無毛で有柄、葉身12pから25pほど、幅は15oから20oほどの披針形、全縁で波打ち葉先は尖ります。葉裏には褐色の細毛が散生、葉脈は隆起し、側脈は10対から15対もあります。花期は8月頃、雌雄異株、葉腋に散形花序をだし、淡黄色の小花をたくさん咲かせます。果実は長径約1.5pの長楕円形の漿果、翌年6月頃に黒紫色に熟します。

この樹は根元近くに細長いシュートをよく出して葉を展開させるのが特徴のようです。そのことは山地斜面の崩壊などがあっても親樹が倒れてもシュートの子樹が種を紡ぐ戦略を取っているからと考えられているのでしょう。


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◎奄美大島金作原原生林内の林縁でみた小さなバリバリノキ[2013年4月13日撮影:奄美大島自然体験ツアー@阿部]
130411バリバリノキ@エコカフェ奄美大島エコツアー_131.jpg
 新葉は柔らかい感じがよくわかりますね。その下の古い葉は光沢もあり硬いです。

 2014.5.20追記



◎対馬厳原町地区の豆酘龍良山林木遺伝資源保存林内の大木の下で点々と自生するバリバリノキ[2014年11月8日撮影:対馬エコツアー@阿部]
141108バリバリノキ@エコカフェ.JPG141108バリバリノキA@エコカフェ.JPG
 2014.11.24追記

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