海浜植物、ノシラン(熨斗蘭)

ビーグル号の航海日誌 2014年05月11日 02:25

140504ノシラン@エコカフェ.JPG国立博物館附属自然教育園内の路傍の植物のコーナーからノシランを紹介します。前にも書きましたが、この仲間は世界に東アジアからインドにかけて約65種、うち日本にはノシラン、ジャノヒゲ、オオバジャノヒゲ、ナガバジャノヒゲの4種が知られます。[2014年5月4日撮影:自然教育園@山崎]

ノシラン(熨斗蘭、学名:Ophiopogon jaburan)はユリ科ジャノヒゲ属の常緑多年草。分布は本州千葉県以西、四国、九州、南西諸島、国外では済州島に及び、温暖な海岸近くのやや湿った林下に自生。草丈は60pから80pほど、葉は叢生し深緑色で光沢、葉身はヤブランに似るがより長くより幅広の線形、葉縁は平滑で先は下垂します。花期は7月から9月頃、花茎を長さ30pから50pほど伸ばし、茎頂に総状花序をつけ白色から淡紫色の小花を幾つも咲かせます。小花は花被片6枚、雄蕊6本、花糸は短い。花茎の断面は扁平で同じ幅の翼を伴い、果実がつくと倒れてしまう。果実は長径約10oのやや楕円形、コバルト色に熟します。

名前の由来は、花茎も葉も平たく火熨斗で伸ばしたように見えることにあります。ちなみに火熨斗とは昔のアイロンのことです。花茎が平たいのは、強い潮風にも折れることのないような戦略を取っているためでしょう。


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