ナツヅタ(夏蔦)は旺盛に

ビーグル号の航海日誌 2014年05月08日 20:14

140504ナツヅタ@エコカフェ.JPG国立科学博物館附属自然教育園内には、戦火から免れた照葉樹林がよく残されています。スダジイクロマツの大木も見られ、鬱蒼とした森をつくっています。そんな森で樹幹を這い上がりこんもりと見事な夏蔦を見かけることができます。[2014年5月4日撮影:自然教育園@山崎]

ナツヅタ(夏蔦、学名:Parthenocissus tricuspidata(Sieb. & Zucc.) Planch)はブドウ科ツタ属のつる性落葉広葉樹。140504ナツヅタ@エコカフェ.JPG分布は北海道、本州、四国、九州、国外では朝鮮半島、中国に及び、山野の林内や林縁に自生。樹高は20mほど、樹幹径約10p、葉は対生し有長柄、掌状に浅裂か3葉、葉身数pから10pほどの広卵形、葉縁に先端が芒状の鋸歯が疎らにつく。長枝と短枝があり、長枝には先端に吸盤のついた巻ひげが伸び、付着しながら攀じ登り、範囲を広げます。全体が覆われると長枝を出すことは停止し、葉をつける短枝のみを出すことになります。成長するに従い気根をだしてさらにしっかり付着するという。花期は6月から7月頃、短枝の葉と対生して長さ4pほどの集散花序をだし、目立たない黄緑色の小花をたくさん咲かせます。花は径約8o、花弁5枚、雄蕊5本、雌蕊花柱1本。果実は径約6oの球状の液果、紫紺色に熟します。

古くアマヅラ(甘葛)とも呼び、樹液を煮詰めたものを甘味料として利用したという。単に、ツタともモミジヅタとも呼ぶようです。


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◎自然教育園内の水生植物園コーナーの水辺近くで見たナツヅタ[2014年5月4日撮影:自然教育園@山崎]
140504ナツヅタ新葉@ エコカフェ.JPG140504ナツヅタ葉@エコカフェ.JPG
 2014.5.8追記






◎渋谷区内の民家塀で繁茂するナツヅタのつる先の吸盤と長枝[2014年5月11日撮影:渋谷区@山崎]
140511ナツヅタ長枝@エコカフェ.JPG140511ナツヅタ吸盤@エコカフェ.JPG
 2014.5.11追記
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