宮良川のヒルギ林は

ビーグル号の航海日誌 2014年03月27日 20:45

140315オヒルギ気根@エコカフェ.JPG於茂登岳(標高562m)の北東中腹を源流とする全長12qの宮良川はいくつかの支流を集めて宮良湾に注ぎます。その河口域には1.5qに渡り、両岸域にヤエヤマヒルギとオヒルギを中心としたマングローブ林が広がります。そこは川の水と海水が混ざり合う汽水域であって、干潟と樹林の両方の性格を持ち合わせるため、多様な生き物を育むゆりかごになります。[2014年3月15日撮影:石垣島@山崎]

日本で見られるマングローブ林を構成する樹種は、メヒルギオヒルギヤエヤマヒルギ(以上、ヒルギ科)、マヤブシ(ハマザクロとも、ハマザクロ科)、ヒルギダマシ(クマツヅラ科)、ヒルギモドキ(シクンシ科)、ニッパヤシ(ヤシ科)の5科7種、世界では70種から100種もあると言われています。140315宮良川のヒルギ林石碑@エコカフェ.JPG140315宮良川ヒルギ林@エコカフェ.JPG樹種による帯状分布が認められ、国内では、一番海側にヒルギダマシ(場所によってはハマザクロ)、陸側に、南方でヤエヤマヒルギ、北方でメヒルギが群生し、その背後にオヒルギ、海水が届かないが影響下にあるその奥側ではサガリバナサキシマスオウノキなどが生育。泥地は酸素が不足がちなため、樹幹から気根がタコ足状に伸び、呼吸根がニョキニョキと広がります。

日本の北限は奄美大島であって、奄美大島の住用川と役勝川が合流する河口域に広大なマングローブ原生林が広がります。カヌーでマングローブ林に繰り出すと、そこはワンダーランド、好奇心が掻き立てられます。


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