キヅタ(木蔦)は膿み出しに

⇒自然観察会 2014年03月20日 02:41

140316キヅタ果実@エコカフェ.JPG大草谷津田にある雑木林の林縁でキヅタの観察です。指導員の山岸さんから「キヅタは葉をごま油で練って患部に湿布して膿を出すために利用したんですよ。」と説明。別名にフユヅタともいう。[2014年3月16日撮影:第19回自然観察会@山崎]

キヅタ(木蔦、学名:Hedera rhombea (Miq.) Bean)はウコギ科キヅタ属の常緑つる性木本。分布は北海道南部、本州、四国、九州、南西諸島、国外では朝鮮半島南部に及び、照葉樹林内や林縁、原野などに自生。140316キヅタ@エコカフェ.JPG茎は太さ径約6pにもなり灰色で皮目、不定根をたくさん出し、他の樹木や岩などを這い上がります。葉は互生し厚く革質で光沢、葉身3pから7pほど、花序のつく枝の葉は菱形状卵形か卵状披針形、花序のつかない枝の葉は浅3裂か5裂、全縁。若葉は褐色の星形の鱗状毛、やがて脱落。花期は10月から12月頃、茎先に径約3pの球形の散形花序を数個だし、黄緑色の5弁花を多数咲かせます。雄蕊5本。果実は径9o前後の球形の液果状核果、中に種子が5個、翌春に黒紫色に熟します。

葉にはヘデリン(サポニン)を含み抗菌作用などがあることから、腫れ物(寄生性皮膚病)に効能があるということらしいです。


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◎国立科学博物館附属自然教育園内の路傍植物コーナーで高木に這い上がるキヅタ[2014年5月4日撮影:自然教育園@山崎]
140504キヅタ不定根@エコカフェ.JPG140504キヅタ@エコカフェ.JPG
 2014.5.18追記

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