スイバ(酸い葉)は仏料理にも

⇒自然観察会 2014年03月18日 22:18

140316スイバ@エコカフェ.JPG丘陵を抱える地域にはかつて数多くの谷津田があり、雑木林と田んぼが多様な生き物を育んできた。今日では都市化が進み多くの谷津田が住宅地となってしまった。大草谷津田は今に残る貴重な谷津田のひとつです。ここでは畦道沿いでみたスイバを紹介します。地域によってはギシギシ、スカンポとも呼ばれます。[2014年3月16日撮影:第19回自然観察会@山崎]

スイバ(蓚・酸い葉、学名:Rumex acetosa L.)はタデ科ギシギシ属の多年草。分布は北海道、東北、四国、九州、国外ではアジア、ヨーロッパに広く、田畑の畔道や土手などに自生。草丈は50pから80pほど、茎は直立し縦筋が入り帯紅色、根茎は太く木質化し黒褐色、根生葉は有柄、葉身10pほどの長楕円状披針形で基部が矢尻型、茎葉は互生し無柄で茎を抱く。冬期には帯紅色の根生葉が残ります。花期は5月から8月頃、雌雄異株、茎頂に円錐状の花穂をだし、淡緑色の小花をたくさん咲かせます。萼片6枚、雄花は雄蕊6本、雌花は赤紫色の糸状の雌蕊がつく。果実は痩果で帯紅色で萼片3片が翼状につきます。

若い芽をあく抜きしてほうれん草代わりに食します。葉にはシュウ酸を多く含むので大量摂取は進めません。また、春の根茎を洗って干したものは、生薬「酸模(さんも)」として利尿剤として使われるという。ヨーロッパでもソレルといい、仏料理ではポタージュやオムレツなどによく使いますよ。


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◎国立科学博物館附属自然教育園内の水生植物園の散策路脇でみたスイバの花序[2014年5月4日撮影:自然教育園@山崎]
140504スイバ@エコカフェ.JPG140504スイバ花序@エコカフェ.JPG
 2014.5.5追記






◎奄美大島の海岸道路脇の草むらで見かけた雌花をつけるスイバ[2013年4月12日撮影:奄美大島自然体験ツアー@阿部]
130411スイバ雌花@エコカフェ奄美大島エコツアー_122s.jpg130411オオバナセンダングサ@エコカフェ奄美大島エコツアー_123_s.jpg
 近くにはオオバナセンダングサハマウドなども見られました。

 2014.6.8追記
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