オオミズアオ(大水青)は月の女神

ビーグル号の航海日誌 2014年03月06日 07:23

120707オオミズアオ@エコカフェ(加仁湯).jpg山深い奥鬼怒温泉郷、加仁湯温泉の露天風呂に早朝入ると、深夜に電灯を求めて訪ねてきた蛾たちが多く観察されます。豊かな森には多様な生き物たちがひっそり竟の棲みかとしているのです。オオミズアオもそんな蛾の仲間です。[2012年7月7日撮影:奥鬼怒視察@山ア]

オオミズアオ(大水青、学名:Actias artemis )はチョウ目ヤママユガ科の大形の蛾。分布は北海道、本州、四国、九州に及び、低山から高山にかけて広く生息。成虫の前翅長は80oから120oほどで青白色、前翅は三角形に尖り前縁が褐色、後翅は後方に尾状に伸びます。両翅ともに中央に小さな丸い眼状紋が1個ずつ入ります。触覚は櫛歯状、雄のものは大きく明瞭です。出現時期は5月と7月から8月の二回。幼虫は緑色の芋虫、背面の各節の突出部から長い刺毛を束生します。食草はバラ科、ブナ科、カバノキ科、ミズキ科などです。成虫は口が退化していることがあります。

学名にギリシャ神話に登場する月の女神アルテミス(artemis)が表記されるように、その姿は青白い月光に照らしだされたような幽玄な雰囲気をかもし出しています。近縁種に食草がハンノキ属に限定されるオナガミジアオ(尾長水青)が知られます。


関連記事(ヨモギエダシャク(蓬枝尺))⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ


タグ:奥鬼怒
posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※エコ・カフェ事務局が承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/89109754
※エコ・カフェ事務局が承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

▲このページのトップへ