オオシノブゴケ(大忍苔)のミクロ美

ビーグル号の航海日誌 2014年03月01日 01:39

オオシノブゴケ@エコカフェ.JPG芦生の深い森の中で我を忘れ苔の世界に身を投じる。そこには全く違ったミクロの世界が広がっている。自然が成せる最高のミクロ芸術のひとつである。無駄のない営みとフラクタルな規則正しい造形の世界観に深く誘われます。オオシノブゴケでしょうか。[2011年7月22日撮影:芦生公開講座2011@阿部]

オオシノブゴケ(大忍苔、学名:Thuidium tamariscinum (Hedw.) Bruch et Schimp.)シノブゴケ科シノブゴケ属の蘚類。分布は日本全土、中国、ロシア、ヨーロッパ、ジャマイカと広く、山地の薄暗い湿った岩上や腐木上に群生。草丈は1pから3pほど、茎は黄緑色から緑褐色、仮根をだし20pも這う。枝は2、3回羽状(階段状)に平面方向に伸び、枝長は約1p、葉は枝葉と茎葉の二形。茎葉は長さ1oから3oほどの広卵形で縦皺が目立ち、葉先は尖るが透明尖はない。茎と枝には無数の毛葉がつく。枝葉は長さ0.5oと小さく、鋭いパピラ1個がつく。雌雄異株。胞子体の剳ソは2pで赤褐色、凾ヘ横向きに暗褐色です。

同じ仲間にやや小型のコバノエゾシノブゴケ、茎葉の先が尖り透明尖がつくトヤマシノブゴケが知られます。となるとオオシノブゴケであると断定できなくなってしまうのです。美しさを堪能すればよいのではないでしょうか。


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