ナミガタタチゴケ(波形立蘚)も群落を

ビーグル号の航海日誌 2014年02月23日 14:40

130323ナミガタタチゴケ@エコカフェ第13回自然観察会in箱根_34.jpg箱根駒ヶ岳から大涌谷に抜ける登山道も多くの蘚苔類や地衣類を観察することができます。冬季は広葉樹が葉を落とし、足元の野草も枯れているので、樹幹や地上の蘚苔類がよく目につきます。乾燥しているため縮こまっているものが多いのが残念です。ここでは乾燥しかかっているナミガタタチゴケを紹介します。[2013年3月23日撮影:第15回自然観察会@山崎]

ナミガタタチゴケ(波形立蘚、学名:Atrichum undulatum (Hedw.) P.Beauv.)はスギゴケ科タチゴケ属の蘚類。130323登山道@エコカフェ第13回自然観察会in箱根_s37.jpg分布は北海道、本州、四国、九州、国外ではヨーロッパ、アフリカに広く、低地から高地までの半日陰の土上に自生。草丈は2pから5pほど、茎は直立し分枝しない。葉は暗緑色で薄く横皺が入り、葉身4mmから9mmほどの披針形、中肋が葉先まで伸び、葉縁に2細胞列の舷があって対の歯があるのが特徴です。乾燥すると巻縮します。胞子体は剳ソ長1pから4pほど、凾ヘ褐色の円筒形で帽は兜形で無毛です。

ここは登山道が大きく抉れているため、周囲から水分がゆっくりと染み出ているので水分条件がよいく蘚苔類の生育環境に向いているのでしょう。タチゴケ属には、日本ではナミガタタチゴケの他に、コナミガタタチゴケ、やや小型のムツタチゴケ、更に小さいヒメタチゴケ、微小なヤクシマタチゴケの5種が知られます。


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