マツゲゴケ(睫毛木毛)は大気汚染指標に

ビーグル号の航海日誌 2014年02月16日 00:24

131207マツゲゴケ@エコカフェ.JPG甲斐国にある岩殿山(標高634m)山頂付近の樹幹に着生するウメノキゴケの仲間。写真はピンボケですが、地衣体裂片先に頭状の粉芽が確認できます。残念ながら目視できた睫毛のようなシリアは確認できません。外見からはマツゲゴケとオオマツゲゴケが推定されるが、ここではマツゲゴケとしておきます。[2013年12月7日撮影:第18回自然観察会@山崎]

マツゲゴケ(睫毛木毛、学名:Rimelia clavulifera (Räsänen) Kurok.)はウメノキゴケ科マツゲゴケ属の葉状地衣類。分布は日本、台湾、ネパール、パプア・ニューギニアに及び、低地から山地の樹幹や岩上に着生。地衣体の大きさは径10cmほど、背面は灰白色、裂片の先端に頭状のソラリア(菌糸を伴った藻類が集まった粉芽)がつき、ソラリアのない裂片先にはシリア(黒い睫毛状の構造物)がつきます。腹面は黒色でソラリアが付く裂片先端部は白っぽくなるという。ちなみに裂芽はできません。背面には微細な網目状に白斑があったり、亀裂があったりします。

ソラリアのある裂片先端部の腹面まで全て黒色のものをオオマツゴケというそうです。マツゴケ属は熱帯・亜熱帯を中心に温帯を含め、世界に17種が知られるという。日本には何種が自生しているのでしょうね。


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