ホラシノブ(洞忍)は逞しい

ビーグル号の航海日誌 2014年02月15日 11:24

120526ホラシノブ@エコカフェ.JPG日本列島太平洋側で大雪。東京は明け方からは雨。水分を多く含んだ雪の重みで電線がやられ停電も発生。自然を考えるよいきっかけにもなる。毎年通っている三宅島、写真の整理に勤しむ。山中の切通しの崖地にシシガシラユノミネシダとともにもう1種が身を寄せていた。調べるとピンボケだがホラシノブらしい。もう一枚はハマホラシノブとの中間型かも。[2012年5月26日撮影:第4回エコカフェみんなの森づくり@阿部]

120526シシガシラと@エコカフェ.JPGホラシノブ(洞忍、学名:Sphenomeris chinensis (L.) Maxon)はウラボシ目ホングウシダ科ホラシノブ属の常緑性シダ植物。分布は本州東北地方南部以南、四国、九州、南西諸島、小笠原諸島、国外ではポリネシア、東南アジア、南アジア、マダガスカルまで広く、山地の日当たりのよい場所に自生。草丈は20cmから80cmほど、根茎は短く這い、暗褐色の鱗片がつく。葉はしばしば束生し、葉柄は20pから30pほど、緑色だが基部で帯褐色、葉身20pから50pほどの3、4回羽状複葉、先は細る。羽片は有短柄で15対から20対、卵状披針形。最終小羽片の裂片幅約4mmで先は鈍頭。胞子嚢群(ソーラス)は裂片先端縁に爪状、苞膜はポケット形です

日本では近縁種に本州中部地方以南の海岸近く自生するハマホラシノブ、八重山固有種のヒメホラシノブ、奄美大島固有種のコビトホラシノブが知られています。道端でよき見かけるタチシノブは全く異なるグループです。


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◎三宅島阿古地区の山中の車道脇の法面に繁茂するホラシノブ[2014年8月31日撮影:第9回エコカフェみんなの森づくり@山崎]
140831ホラシノブ@エコカフェ.JPG140831ホラシノブ@エコカフェ.JPG
 羽片の幅が広くハマホラシノブに近いものもあります。中間型なのでしょう。

 2014.9.16追記


◎真鶴半島の先端部に位置する魚付保安林をでた岬入口付近の車道脇の法面で見かけたホラシノブ[2014年5月31日撮影:第20回自然観察会@山崎]
140531岬入口案内板@エコカフェ.JPG140531ホラシノブ@エコカフェ.JPG
 2014.9.6追記






◎軽井沢にあるセゾン現代美術館内の林縁でみたホラシノブ[2014年9月27日撮影:軽井沢@山崎]
140927ホラシノブ葉柄@エコカフェ.JPG140927ホラシノブ胞子のう群@エコカフェ.JPG
 ソーラス(胞子嚢群)はコップ状です。

 2014.9.27追記
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