ホシダ(穂羊歯)は南方系!?

ビーグル号の航海日誌 2014年02月11日 09:57

120722ホシダ@エコカフェ.JPG沖縄本島知念岬にある斎場御嶽の鬱蒼とした亜熱帯照葉樹林の林下には何種類かのシダが生茂っています。ホシダもそんなひとつです。名前の由来は頂羽片を槍の穂に見立てたことにあります。[2012年7月22日撮影:沖縄視察@阿部]

ホシダ(穂羊歯、学名:Thelypteris acuminata (Houtt.) Morton)はウラボシ目ヒメシダ科ヒメシダ属の常緑性シダ植物。分布は本州北陸地方・関東地方以西、四国、九州、南西諸島(大東諸島を除く)、国外では朝鮮半島、中国南部、インドシナ半島に及び、山地の道沿い、人家周辺や水路石垣などに自生。草丈は80pほど、根茎は鱗片を伴い長く横に這い、疎らに葉茎が立ち上がります。中軸と羽軸に毛が生えます。葉は胞子葉栄養葉の二形、一回羽状複葉で薄いが硬く無毛、羽片は深裂するため見かけは2回羽状複葉に見紛う。先端に独立した長頂羽片があるのが特徴です。胞子葉は栄養葉に比べて全体に細長く、長羽片は短くなります。ソーラス(胞子嚢群)は葉裏全体の羽軸両脇に並びます。

ホシダには変種があって、葉裏一面に毛が生え九州南部、琉球列島、小笠原諸島のほか熱帯アジアに分布するケホシダ、頂羽片がはっきりしなくて熱帯に広く分布するイヌケホシダ、羽片が浅裂で熱帯・亜熱帯の湿地に広く生えるテツホシダが知られます。


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◎真鶴半島先端にある魚付き保安林の森林浴遊歩道入口手前で見たホシダ[2014年5月31日撮影:第20回自然観察会@阿部]
140531森林浴遊歩道入口@エコカフェ.JPG140531ホシダ@エコカフェ.JPG
 鬱蒼とした林内ではほとんど見かけることはなかったです。

 2014.6.1追記
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