高山植物の魅力(113)/ヤマブキショウマ(山吹升麻)

ビーグル号の航海日誌 2014年01月18日 17:44

130817ヤマブキショウマ@エコカフェ.JPG霊峰白山(標高2702mの登山道脇に広がる草原には高山植物が咲き乱れています。ここではヤマブキショウマを紹介します。近くにはヤマハハコハクサンフウロも見えます。名前の由来は小葉が山吹、花が升麻の仲間に似ていることにあります。花言葉は「さわやか」だそうです。[2013年8月17日撮影:白山登山@中村敏之]

ヤマブキショウマ(山吹升麻)はバラ科ヤマブキショウマ属の多年草。分布は北海道、本州、四国、九州、国外では朝鮮半島、中国、モンゴル、ロシア、ネパール、西南アジア、ヨーロッパ、アラスカに広く、山地から亜高山帯の林縁や草地に自生。草丈は30pから80cmほど、葉は2回3出複葉、小葉は葉身5cmから13cmほどの卵形で葉縁に鋭い重鋸歯、葉先は尖ります。葉側脈は11対から15対ほどで並行、葉縁に達します花期は6月から8月頃、雌雄異株、茎頂に長さ約20cmの円錐花序を伸ばし、白色の小花をたくさん咲かせます。花弁は5枚、萼片は5裂、雄花は雌蕊が退化し雄蕊20本で花弁の2倍長、雌花は雄蕊が退化し雌蕊花柱は3本です。果実は長さ約2.5pの袋果、3心皮です。

よく似ている花をつけるアカショウマチダケサシトリアンショウマはユキノシタ科であり、両性花で雌蕊2本、雄蕊10本、果実は2心皮、葉側脈は曲がり葉縁に達することはない、ことから区別は容易です。


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タグ:白山 広域種
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