高山植物の魅力(108)/ハクサンシャジン(白山沙参)

ビーグル号の航海日誌 2014年01月15日 05:18

130817ハクサンシャジャン花@エコカフェ.JPG白山(標高2702m)の登山道脇で咲くハクサンシャジンです。広域種で平地や山地に自生するツリガネニンジンの高山型と考えられていますが、違いを認めない見解もあります。花言葉は「私的な愛」「誠実」「優しい愛情」だそうです。なんとも。[2013年8月17日撮影:白山登山@中村敏之]

ハクサンシャジン(白山沙参、学名:Adenophora triphylla (Thunb.) A.DC. var. hakusanensis (Nakai) Kitam.)はキキョウ科ツリガネニンジン属の多年草。日本固有変種。分布は本州中部地方以北、北海道に及び、亜高山帯から高山帯の草地や礫地に自生。130817ハクサンシャジャン@エコカフェ.JPG草丈は20pから60pほど、茎は直立し、葉を3枚から5枚ほど輪生、葉身は披針形で葉縁に鋸歯がつく。花期は7月から8月頃、茎頂から数段、下向きに数個の釣鐘状の花を咲かせます。花の色は白っぽいものから淡紫色、濃紫色まで変化に富みます。雄蕊5本、雌蕊花柱1本は長く突出します。果実は刮ハ、熟すと下部が裂開し、種子が散布されます。

別名にタカネツリガネニンジンとあるように、根が朝鮮人参のように白く太く、咳止めの漢方薬に使われます。この仲間によく似たヒメシャジンやミヤマシャジンがあるが、葉が互生するので見分けは容易です。地域的な固有種もあって奥が深いですよ。


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