アマミデンタ(奄美連朶)の起源は!?

ビーグル号の航海日誌 2013年12月16日 20:00

アマミデンタ@エコカフェ.JPG小石川植物園のシダ植物コレクションからアマミデンタを紹介します。アマミデンタは絶滅の危機に瀕していることから、種の保存法で「国内希少野生動物種」に指定。起源は大形のイノデであることから島嶼となった奄美大島において独自に分化する過程でなぜか矮小化。別名にヒメデンタという。[2012年9月22日撮影:小石川植物園@阿部]

アマミデンタ(奄美連朶、学名:Polystichum obae Tagawa)はオシダ科イノデ属の小型の常緑シダ植物。奄美大島固有種、アマミデンタ胞子のう群@エコカフェ.JPG環境省レッドリストで絶滅危惧TA類(CR) 。分布は奄美大島に限り、渓流沿いの湿った岩上に自生。草丈は4pから16pほど、葉柄は細く、葉は単羽状複葉又は2回羽状複葉で厚く紙質、葉身3pから12pほどの線形から線状披針形、羽片10対、各羽片は平行四辺形で全縁です。葉中軸に鱗片がつき、無性芽ができるという。胞子嚢群(ソーラス)は羽片に多くの列をなしてつきま。

アマミデンタは河岸工事などで自生環境が激減し、2000年に「種の保存法」に基づき「国内希少野生動物種」に指定され、保護増殖が期待。なお、奄美大島にはアマミデンタと同じように分化過程で矮小化したものにコビトホラシノブが知られます。


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