オオカグマ(大かぐま)は南方系

ビーグル号の航海日誌 2013年12月06日 20:59

120922オオカグマ胞子のう群@エコカフェ.JPG小石川植物園のシダ植物コレクションのなかからオオカグマを紹介します。「かぐま」とは羊歯の古名らしいく、昔は乾燥させた葉を便所の落とし紙としたともいいます。[2012年9月22日撮影:小石川植物園@阿部]

オオカグマ(大かぐま、学名:Woodwardia japonica (L.f.) J.Sm.)はシシガシラ科コモチシダ属の南方系の常緑性シダ植物。分布は本州紀伊半島、国地方西部、四国西南部、九州、南西諸島、国外では台湾、韓国済州島、中国、インドシナ半島に及び、平地から低山地のやや乾燥した林下に自生。120922オオカグマ@エコカフェ.JPG草丈は50pから120pほど、根茎は太く短く這い斜上、葉柄は赤味を帯びた藁色で下部に赤褐色の鱗片がつきます。葉は濃緑色で厚くやや光沢、葉身30pから70cmほどの楕円形か卵状楕円形の2回羽状中裂、先端は急に細くなります。羽片は無柄で裂片の縁に鋸歯がつく。胞子嚢群(ソーラス)は長楕円形で中肋の両側の葉脈に沿ってつきます。包膜は褐色の線形、内側に裂開し、胞子嚢を包みます。

コモチシダの仲間であるが、葉表に無性芽をつけることはない。また、「カグマ」の名前がつくイシカグマ、フモトカグマなどはコバノイシカグマ科であり紛らわしいです。名前から判断できないのがシダ植物には多いです。


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