アテツマンサク(阿哲満作)は大陸との陸続きを

ビーグル号の航海日誌 2013年12月05日 07:10

120624アテツマンサク@エコカフェ.JPG小石川植物園内の林内には少なからず関東地方では自生していない珍しい樹種を観察することができます。阿哲要素といって中国大陸と陸続きであったことを物語る植物であるアテツマンサクもそのひとつです。[2012年6月24日撮影:小石川植物園@山崎]

アテツマンサク(阿哲万作、学名:Hamamelis japonica Siebold et Zucc. var. bitchuensis (Makino) Ohwi)はユキノシタ目マンサク科マンサク属の落葉小高木。日本固有種で準絶滅危惧(NT)。分布は本州中国地方(備中=阿哲地方)、四国(愛媛県)に限り、暖帯の中・上部からブナ帯にかけての急傾斜地に自生。樹高は5mから8mほど、葉は互生し有柄、葉身6pから14pほどの広卵形で葉縁に波状鋸歯、葉先は鈍頭。葉表裏ともに星状毛が多い。花期は2月から4月頃、葉の展開に先立ち、葉腋に短い柄のある黄色い花を咲かせます。花の萼片4枚は黄色(マンサクは赤色)、花弁4枚はひも状でマンサクよりも短く、雄蕊4本と仮雄蕊4本がつく。雌蕊1本の先端は2裂。果実は径約1pほどの扁球形の刮ハ、熟すと開裂し種子を散布します。

マンサク属は世界にマンサク、シナマンサク、ハヤザキマンサク、アメリカマンサクの4種、日本ではマンサクを基本種にアテツマンサクの他に本州中部地方以北に分布するオオバマンサク、北海道南部から日本海側に分布亜するマルバマンサク、北陸地方に分布するウラジロマンサクが亜種や変種として知られています。


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