ムニンシュスラン(無人繻子蘭)は元気!?

ビーグル号の航海日誌 2013年11月29日 23:07

120504ムニンシュスラン@エコカフェ.JPG小笠原諸島の森で比較的観察しやすいと言われているランのひとつにムニンシュスランがあります。小石川植物園の温室で保護展示されています。[2012年5月4日撮影:小石川植物園@山崎]

ムニンシュスラン(無人繻子蘭、学名:Goodyera boninensis Nakai)はラン科シュスラン属の常緑多年草。小笠原固有種。分布は父島と母島に限り、山地の谷筋などのやや薄暗く湿った場所に自生。特に、高木層をシマホルトノキ、亜高木層をモクタチバナが生茂るような林床を好むようです。草丈は10pから20pほど、茎は基部が匍匐し斜上、葉は互生し基部で茎を抱き、粗毛がつきます。葉は茎の基部を抱き、葉身4pから10pほどの長楕円状披針形で葉先は尖ります。主脈と両側に2条の側脈が平行に走ります。花期は10月から翌年1月頃、花茎を伸ばし総状花序をだし、小さな花を多数咲かせます。萼片は僅かに褐色を帯びた淡緑色、側弁花と唇花は白色、距は黄色です。

伊豆諸島固有種のハチジョウシュスランが近縁でその変種とする説がある。母島に自生する個体のほうがやや大きく、花もやや早く咲くそうです。父島では乾燥化が進んでいるため個体数が激減しているようです。また、南硫黄島には固有種のナンカイシュスランが知られています。


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