カワラハンノキ(河原榛の木)

ビーグル号の航海日誌 2013年11月23日 08:05

110611カワラハンノキ@エコカフェ.JPG国立科学博物館附属筑波植物実験園に植栽展示されている樹木のうちカワラハンノキを紹介します。[2011年6月11日撮影:第46回草花教室@阿部]

カワラハンノキ(河原榛の木、学名:Alnus serrulatoides Callier)はカバノキ科ハンノキ属の落葉小高木。日本固有種。分布は本州中部地方以西、四国、九州(宮崎県)の暖地丘陵帯の河原の岩がゴロゴロしていて水に浸かるような場所に自生。樹高は2mから5mほど、樹皮は暗褐色で皮目が疎らにつき、下部からよく分枝。葉は互生しやや厚く有短柄、葉身5pから10pほどの広卵形で葉縁に細鋸歯、葉先は鈍頭。葉表は濃緑色で葉裏は淡緑色、葉脈に毛が多く生え、側脈は5対から9対で目立ちます。花期は3月から4月頃、雌雄異花、葉の展開に先立ち、枝先に長さ7p前後の雄花序を2個から5個ほど下垂、赤褐色の花を咲かせます。雌花序は雄花序の下の葉脇に1個から5個ほど斜上、花は赤紫色です。果穂は長径1.5pから2pほどの卵状楕円形で蝋状膜に覆われ灰褐紫色、堅果は長径約3oの広卵形です。

この仲間にはケヤマハンノキやヤマハンノキ、ハンノキ、ケハンノキ、ミヤマハンノキ、ヒメヤシャブシ、オオバヤシャブシなどが知られ、それぞれ自生環境が異なることから環境適応が進み棲み分けしていると考えられます。



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