ヤマウルシ(山漆)は身近に

ビーグル号の航海日誌 2013年10月23日 20:00

ヤマウルシ@エコカフェ.JPG国立科学博物館附属筑波実験植物園内には豊かな植生が保存されています。かつては周囲を丘陵地に囲まれは谷戸が形成される豊かな里であったようです。草花教室で出掛けた初夏、ヤマウルシがたわわと果実をつけていました。秋の紅葉はひときわ美しいそうです。[2011年6月11日撮影:第46回草花教室@阿部]

ヤマウルシ(山漆、学名: Toxicodendron trichocarpum (Miq.) Kuntze)はムクロジ目ウルシ科ウルシ属の落葉低木。分布は北海道、本州、四国、九州、南千島、朝鮮、中国に及び、山地から低地丘陵かけて普通に自生。樹高は2mから3m(時に8m)ほど、樹皮は灰色で若木は褐色の縦長の皮目が目立ち、あまり分枝しない。葉は25pから40pほどの奇数羽状複葉で輪生状に互生、小葉は5対から8対ほどで卵形か楕円形、全縁(若木では粗鋸歯)、葉先は尖ります。葉裏表ともに毛が密生、葉柄や葉軸は毛が生え赤味を帯びます。花期は5月から6月頃、雌雄異株、枝先の葉脇から円錐花序をだし黄緑色の花を咲かせます。果実は扁球形の核果で短剛毛が生え、熟すと淡褐色になります。この実をツグミやアオゲラ、ヤマドリ、キジは好んで食べるというから驚きです。

名前の由来は山に生える漆の取れる木にあります。樹液は白く、やがて黒紫色に変色、毒成分は多くないが触れたりすると被れます。よく似たヤマハゼは葉が長楕円形で側脈の多く、より温暖な地を好むようです。 


関連記事(ハゼノキ(櫨の木)は蝋燭を)⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ


posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※エコ・カフェ事務局が承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/79749305
※エコ・カフェ事務局が承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

▲このページのトップへ