テンリュウカナワラビ(天竜鉄蕨)はハーフ

ビーグル号の航海日誌 2013年10月31日 01:26

テンリュウカナワラビ@エコカフェ.JPG国立科学博物館附属筑波実験植物園のシダ植物コレクションからテンリュウカナワラビの紹介です。先に説明したようにシダ植物は自然界においてしばしば雑種の出現が報告されています。テンリュウカナワラブもそんなひとつでオオカナワラビ×コバノカナワラビの雑種とされています。[2011年6月11日撮影:第46回草花教室@阿部]

テンリュウカナワラビ(天竜鉄蕨、学名:Arachniodes × kurosawae Shimura et Kurata)はオシダ科カナワラビ属の常緑性シダ植物。分布は本州中部地方以西、四国、九州に及び、低山の陰湿な林床や沢沿いに自生。外見上はオオカナワラビに似ているという。草丈は50p以上、根茎は短く這い、葉柄は藁色で基部に褐色で披針形の鱗片がつく。葉は紙質で光沢のある濃緑色、2回羽状複葉、最下位後側の小羽片は著しく伸び、次の後側と前側の小羽片も長く、先端の羽片は急に短くなり頂羽片を形成。胞子嚢群(ソーラス)は小羽片の辺縁寄りにつき、胞子は不定形だそうです。

野外で出逢っても同定することはほとんど困難と思われます。カナワラビの仲間にはオオカナワラビ、ホソバカナワラビ、ハダカシダ、オニカナワラビ、コバノカナワラビ、ミドリカナワラビが知られています。見分けは頂羽片の有無、小羽片の切れ込み、胞子嚢群のつき方、根茎の長さ、がポイントだそうですよ。


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