ツルリンドウ(蔓竜胆)は秋の到来を告げる

ビーグル号の航海日誌 2013年10月29日 00:05

071012ツルリンドウ@エコカフェ(白神山地).jpg白神山地十二湖の落葉広葉樹林の森で見つけた小さな赤い実。なんだろうと思ったがそのまま忘却の彼方に。最近になって別の機会にツルリンドウについて学んだ際に、突然に記憶がフラッシュバックしました。あの時のあの赤い実は何ということでツルリンドウです。[2007年10月12日撮影:白神山地エコツアー@阿部]

ツルリンドウ(蔓竜胆、学名:Tripterospermum japonicum (Sieb. et Zucc.) Maxim.)はリンドウ目リンドウ科ツルリンドウ属のつる性多年草。日本固有種。分布は北海道、本州、四国、九州に及び、山地の木陰などに自生。草丈は40pから80pほど、茎は紫色を帯びつる性で細く、地面を這ったり草木に絡みついたりしながら伸びます。葉は対生で有柄、葉身3pから5pほどの卵状披針形、葉は3脈が目立ち、葉裏は紫色を帯びます。つるは冬に枯れ、地表面にロゼット状の根出葉をつくります。花期は8月から10月頃、葉脇に1個から数個の淡紫色の径約1pの花を咲かせます。萼片は針状線形、花冠は狭漏斗状で先が5裂、やや開きます。果実は長径約1、2pの液果、残存した花冠の上に突き出し、紅紫色に熟します。液果頂には花柱が残ります。

日本には近縁種に屋久島固有種で準絶滅危惧(NT)に指定されているハナヤマツルリンドウ、同じく屋久島固有種のヤクシマツルリンドウ、広域種であるが絶滅危惧U類(VU)に指定されているホソバツルリンドウが知られています。


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◎檜枝岐村「御池ロッジ」から尾瀬ヶ原に伸びる燧裏林道脇で見たツルリンドウの花[2013年9月8日撮影:桧枝岐歌舞伎視察@阿部]
130908桧枝岐林道木道@エコカフェ.JPG130908ツルリンドウ@エコカフェ.JPG

 2013.12.25追記





◎奥多摩檜原村山中の時坂峠に向かう途中で見たツルリンドウの果実[2014年11月15日撮影:第21回自然観察会@山崎]
141115時坂峠に向かう道中@エコカフェ.JPG141115ツルリンドウシ果実とトヤマシノブゴケのマット@エコカフェ.JPG
 周囲には一面にトヤマシノブゴケのマットが広がっていました。

 2015.1.25追記
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