イワガネゼンマイ(岩ヶ根薇)は美しい

ビーグル号の航海日誌 2013年10月13日 09:17

120708イワガネゼンマイ@エコカフェ.JPG奥鬼怒温泉郷日光沢温泉から鬼怒沼へ向かう登山道脇の陰湿な林縁でみたシダ植物。最初はオオバイノモトソウかなと思ったが、小葉の付き方が対生ではないので違うことまで確認して後回しにしていた。調べたところイワガネソウかと悩んだが、葉裏の写真が決め手となりイワガネゼンマイと整理です。[2012年7月8日撮影:奥鬼怒視察@阿部]

イワガネゼンマイ(岩ヶ根薇、学名:Coniogramme intermedia Hieron.)はホウライシダ科イワガネゼンマイ属のやや大型の常緑性シダ植物。120708イワガネゼンマイ葉裏@エコカフェ.JPG分布は北海道、本州、四国、九州、屋久島、小笠原諸島硫黄島、南千島、樺太、東アジア、東南アジア、ヒマラヤに広く、低地や山地の林下などに自生。草丈は60cmから110cmほど、根茎は葡匐し鱗片、葉はやや厚い革質で1回・2回羽状複葉、葉柄は20cmから50cmほどで無毛、葉身40cmから60cmほどの卵状長楕円形、羽片や小羽片は狭長楕円形で片縁には鋭鋸歯、先は尾状に尖ります。葉裏の側脈は1、2回分枝し並行に辺縁まで伸びます。胞子蓑群(ソーラス)は葉脈に沿ってつくるそうです。

外形が極めて似ているイワガネソウの葉裏は側脈が中肋近くで網状、途中で交差し、辺縁まで伸びないという。また、葉裏に毛のあるものをウラゲイワガネ、両面に毛があるものをチチブイワガネとし、無毛のイワガネゼンマイと区別するそうです。葉裏が決め手だったのです。葉裏の写真を撮ったことはラッキーだったのですね。


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◎奈良の春日山(標高498m)の周遊コース沿いでみたイワガネゼンマイ(訂正→オオキジノオ、2016.8.28)[2012年7月28日撮影:奈良・京都視察@阿部]
120728春日山山中@エコカフェ.JPG120728イワガネゼンマイ@エコカフェ.JPG
 2014.6.29追記
posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(2) | TrackBack(0)
この記事へのコメント
初めまして。
偶然、こちらのHPを見つけて拝見しました。
2013.10.13付の「イワガネゼンマイは美しい」の春日山で見たイワガネゼンマイの写真はオオキジノオではないでしょうか。また、「ハリガネワラビのソーラスは」の上段左はシケシダ、右はオシダ。中段はオシダのソーラス。下段は2枚ともヤマドリゼンマイではないかと思います。ご参考になれば幸いです。
Posted by SY at 2016年08月27日 21:05
ご指摘ありがとうございます。シダ植物は正直なところ整理に苦戦している領域です。参考にさせていただきます。
Posted by 事務局 at 2016年08月28日 15:00
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