ヒロハテンナンショウ(広葉天南星)は何処から

ビーグル号の航海日誌 2013年10月13日 01:05

120708ヒロハテンナンショウ@エコカフェ.JPG昨年7月、小雨の中を奥鬼怒温泉郷日光沢温泉から鬼怒沼を目指す途中、登山道脇の林下でテンナンショウの仲間を記録しました。ヒトツバテンナンショウに似ているが小葉が有柄の鳥足状でないため何だろうと放置。この休み整理しながら調べてみるとヒロハテンナンショウのようです。[2012年7月8日撮影:奥鬼怒視察@阿部]

ヒロハテンナンショウ(広葉天南星、学名:Arisaema robustum Maxim. subsp. robustum (Engler) Ohashi et J. Murata)はサトイモ科テンナンショウ属の多年草。日本固有変種でアシウテンナンショウとは変種仲間。分布は北海道南西部、本州日本海側、九州北部に限り、山地のやや開けた落葉樹林内の湿った場所に自生。草丈は20cmから50cmほど、葉は1枚で掌状に小葉5枚から7枚がつきます。小葉はほぼ無柄で全縁、先が尖ります。花期は5月から6月頃、雌雄異株、葉よりも下半分の位置(偽茎終点部)に2pから5cmほどの花柄をのばし、その先に仏炎苞をつけます。仏炎苞は緑色に白色の縦線が入り、小耳がつき、中には棍棒状の附属体がありその下にたくさんの花がびっしり咲きます。果実は秋に赤く熟します。

ヒロハテンナンショウは本州では日本海側に産するとしているが、奥鬼怒の確認した場所はむしろ太平洋側となります。まあ、一山二山、三山越えなんて、動物により運ばれれば植物の世界でも可笑しなことでないと思います。


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