ミズキ(水木)は何処から

ビーグル号の航海日誌 2013年10月08日 01:48

121111ミズキ@エコカフェ.JPG明治神宮の森は、都会にありながら、本来この地方を覆っていた鬱蒼とした照葉樹林の森が展開しています。ただし、日本全国から寄樹がなされたため、環境の異なる樹木もまぎれているようです。ミズキもそんなひとつだろう。[2012年11月11日撮影:明治神宮の森@山崎]

ミズキ(水木、学名:Swida controversa (Hemsl. ex Prain) Soják)はミズキ目ミズキ科ミズキ属の落葉高木。分布は北海道、本州、四国、九州、国外では台湾、朝鮮半島、中国、ヒマラヤに及び、シイ・カイ帯からブナ帯の渓谷斜面地や渓流周辺の水分条件の良い所などに自生。121111ミズキ樹皮@エコカフェ.JPG樹高は10mから20mほど、樹幹を直立し、樹皮は汚灰色で浅縦裂、枝を階段状に大きく横に張り出します。葉は短枝状の枝先に輪生状に互生、葉柄2pから5phど、葉身6pから15pほどの広卵形か楕円形、全縁で不明瞭に波打ち、葉先は短く尖ります。葉表裏ともに短毛がわずかに散生、葉の側脈は弓状に5対から9対ほど平行します。花期は5月から6月頃、枝先に散房花序をだし、白色の4弁の小花をたくさん咲かせます。果実は径6、7oの球形の核果、秋一斉に黒紫色に熟します。

名前の由来は早春の頃、地下から大量の水を吸い上げ、樹木を切ると樹液が滴り落ちることにあります。近縁種に本州、四国、九州に自生する葉が対生するクマノミズキのほか、多雪地帯型のタカネミズキ、四国高山のみに自生するイシヅチミズキが知られます。土砂崩れ地などに積極的に進出するパイオニア的存在でもあります。


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◎八ヶ岳高原ロッジの森で見たミズキの大木[2010年2月27日撮影:八ヶ岳視察@山崎]100227八ヶ岳・ミズキ@エコカフェ.JPG

 2013.10.8追記








◎国立科学博物館附属自然教育園内の森でよく見られる黄葉するミズキ[2014年11月30日撮影:自然教育園@山崎]
141130ミズキ樹皮A@エコカフェ.JPG141130ミズキ黄葉@エコカフェ.JPG
 園内には谷津があり湿地もわずかですがあります。

 2014.11.30追記
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