宵闇に浮かぶ桧枝岐歌舞伎「寿式三番叟」の舞

ビーグル号の航海日誌 2013年10月05日 14:35

130907寿式三番叟清め@エコカフェ.JPG心待ちにしていた桧枝岐歌舞伎。豪雨は上がり大木の枝葉から滴る水滴を感ずるばかり也。「千葉之家花駒座」(座長:10代目星長一氏)、座員は30名ほど、村民の、村民による、村民のための歌舞伎。明治30年築の茅葺屋根舞台も村民総力の結集による。第一幕は儀式舞踊である舞台清めの「寿式三番叟」です。[2013年9月7日撮影:桧枝岐歌舞伎視察@山崎]

テープから流れる笛、小太鼓、大太鼓の軽快なリズム。130907桧枝岐歌舞伎寿式三番叟@エコカフェ.JPG130907寿式三番叟@エコカフェ.JPG村の守り神である燧大権現と御嶽大明神へ捧げる五穀豊穣を祈願する清めの舞。舞台に登場した狂言方は、はじめに御神酒を客席の三方に向かって振り掛ける清めの仕草。20分足らずの軽快な舞。力強い足踏みが延々と続くが、農事の地固めを表しているという。種を撒く仕草をしながら四方を清める。130907桧枝岐歌舞伎寿式三番叟片足@エコカフェ.JPG時おり左足立ちし案山子のように両手を広げ身体を左に傾けるユーモラスな仕草、作物の実り、恵みを表現しているようだ。ジャンプする様子は生き物たちが一斉にその恵みを喜ぶかのようです。 

後に調べて分かったのですが、三番叟の踊り手は一つの家に決まっていて、脈々と受け継がれているそうです。今後、桧枝岐歌舞伎の伝統をどのように継承していくのか、時代の流れの中でどう向き合えばよいのか、桧枝岐村の歴史と自然の恵みが答えを教えてくれるように思えます。


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