アサダ(浅田)の堅果は袋に

ビーグル号の航海日誌 2013年10月03日 08:51

071012アサダ@白神山地 017.jpg白神山地の深い森は獣たちの聖域であって、古くからマタギ集落が点在し、人びとは熊や羚羊を山神様からいただいてきた。一度は郷土料理を舌鼓したいものです。そんな深い森に散在する十二湖を散策中にアサダという樹を見た。別名にミノカブリ、ミネカワ、アカダ、アカゾウともいうそうだ。[2007年10月12日撮影:白神山地エコツアー@阿部]

アサダ(浅田、学名:Ostrya japonica Sarg.)はブナ目カバノキ科アサダ属の落葉高木。分布は北海道、本州、四国、九州、国外では朝鮮半島、中国に及び、山地の落葉広葉樹林内に散生。北海道に多い。樹高は20m以上、樹皮は暗灰褐色で浅縦裂し端が反り返り、若枝は極細く毛と腺毛が生えます。071012アサダ@エコカフェ白神山地 016.jpg葉は互生し薄く、開葉時に軟毛がビロード状に密生、葉身7pから12pほどの狭卵形で葉縁に不揃いな重鋸歯、葉先は尖ります。花期は4月から5月、雌雄異花、展葉と同時に本年枝先に雌花序が、前年枝先に雄花序が穂状に5pほど下垂し、黄褐色の花をたくさん咲かせます。果実は長径約5oの長楕円形の堅果、長さ約15oの果苞に包まれます

材は堅く粘力があるため北海道では雪ぞり材としたり、磨くと光沢が美しいので建材としたり、かつては私たちの生活に重宝したという。カバノキの仲間は花序や果実の様子を確認すると特定しやすいのですが。


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