アサノハカエデ(麻葉楓)はずっしりと

ビーグル号の航海日誌 2013年09月28日 09:00

130908アサノハカエデ果序@エコカフェ.JPG桧枝岐御池ロッジ(標高1520m)を起点とする燧裏林道を尾瀬ヶ原に向かって、ブナシラビソなどの樹林帯を進むと森が切れた所に忽然と田代が現れます。その変化が大変心地よいです。ここでは、湿った樹林帯の中、林道脇で見られるアサノハカエデを紹介します。別名にミヤマモミジともいいます。[2013年9月8日撮影:桧枝岐歌舞伎視察@山崎]

アサノハカエデ(麻葉楓、学名:Acer argutum Maxim.)はカエデ科カエデ属の落葉小高木。日本固有種。130908アサノハカエデ@エコカフェ.JPG分布は本州宮城県・新潟県以南、四国に限り、山地から亜高山帯の湿潤な渓流沿いなどに自生。樹高は5mから10mほど、樹皮は灰色か灰褐色で平滑、枝は微毛が密生、葉は対生し葉柄は帯紫紅色で3pから10pと長く、葉身4pから8pほどの掌状(5裂から7裂)、裂片の縁に細重鋸歯がつきます。葉は薄く皺があり、葉表は無毛、葉裏は白色の短毛が散生します。花期は5月から6月頃、雌雄異株、葉脇から総状花序を短くだし、淡黄緑色の小花を咲かせます。果実は下垂し、長さ2p超の水平に開いた翼果がたくさんつきます。

名前の由来は葉の皺が入る様子が麻の葉に似ていることにあるという。また、葉はオガラバナと似ているが、アサノハカエデはやや標高の低い所に棲み分けしている感があるようです。


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