ヨツバヒヨドリ(四葉鵯)は花盛り

ビーグル号の航海日誌 2013年09月27日 06:28

120707ヨツバヒヨドリ.jpg120707ヨツバヒヨドリ (2).jpg奥鬼怒温泉郷のひとつ、加仁湯を宿として初夏のころ散策をしたことがある。雨にたたられ、登山道が激流のため寸断し湿生植物の観察は断念せざるを得なかった。それでも雨に打たれ息を吹き返すかのような森の生命エネルギーを十分に五感で感じることができたのを思い出します。ここでは宿の露天風呂アプローチ脇で花をつけていたヨツバヒヨドリを紹介します。[2012年7月7日撮影:奥鬼怒視察@阿部]

ヨツバヒヨドリ(四葉鵯、学名:Eupatorium chinense subsp. Sachalinense )はキク科フジバカマ属の多年草。ヒヨドリバナの変種。分布は北海道、本州近畿地方以北、国外では中国、サハリンに及び、低地から亜高山帯の湿った林内や林縁に自生。草丈は1mから2mほど、葉は無柄で4枚ほどが輪生、葉身10pから13pほどの長楕円形で葉縁に鋭鋸歯、葉先は尖ります。花期は7月から9月頃、茎頂に散房花序をだし、淡紅紫色か白色の頭状花をたくさん密に咲かせます。花は筒状花が5、6個集まり、花冠は5浅裂、先が2裂した糸状の雌蕊花柱は花冠を飛び出します。果実は痩果です。

この仲間は葉の変異が大きく、フジバカマやサケバサワヒヨドリの他にヒヨドリバナやヒヨドリソウ、サワヒヨドリ、キクバヒヨドリ、イトバヒヨドリなどがあり、何れも渡りをする蝶、アサギマダラの吸蜜植物として知られます。


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