タチクラマゴケ(立鞍馬苔)は林立

ビーグル号の航海日誌 2013年09月21日 03:02

130413タチクラマゴケ@エコカフェ(湯湾岳).JPG奄美大島の最高峰湯湾岳(標高694m)の展望台へ続く道の端の日当たりのよい地表で観察されたもう1種のクラマゴケの仲間を紹介します。苔の絨毯を床にして群生するタチクラマゴケです。[2013年4月13日撮影:奄美大島自然体験ツアー@阿部]

タチクラマゴケ(立鞍馬苔、学名:Selaginella nipponica Fr. et Sav.)はヒカゲノカズラ部門クラマゴケ科クラマゴケ属の常緑シダ植物。日本固有種。分布は本州東北地方南部以南、四国、九州、種子島、奄美大島に及び、山麓から道端の日当たりのよい斜面などに自生。草丈は5cmから20cmほど、主枝は地表を葡伏し分枝、側枝は5cmから10cmほど直立、僅かに分枝し薄い黄緑色の葉をつけます。葉は腹葉と背葉が各2列、腹葉は葉身2.5mmほどの広卵状で全縁、背葉は小さく葉先が尖ります。直立した側枝には同形の葉4列がつき、葉腋に写真にあるように茶色の胞子蓑がつき、6月から7月頃に熟します。

タチクラマゴケの仲間は胞子蓑穂の形状、胞子葉のニ形性、栄養葉先端の形状などで見分けるという。実際のフィールドではしっかり基本に戻って観察をしないと特定は難しいですね。


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