ラセンゴケ(螺旋苔)はドリルみたい

ビーグル号の航海日誌 2013年09月18日 09:05

130720ラセンゴケ@エコカフェ(棒ノ折山).JPG奥秩父山塊の東南の端に位置する棒ノ折山(標高969m)に向かい白谷コース途中の渓流沿いの岩場では多様な蘚苔類、地衣類を観察することができます。ここでは密で美しいラセンゴケを紹介します。[2013年7月20日撮影:棒ノ折山視察@阿部]

ラセンゴケ(螺旋苔、学名:Herpetineuron toccoae (Sull. et Lesq. ex Sull.) Card.)はシノブゴケ科ラセンゴケ属の蘚類。分布は日本、中国、朝鮮半島、インド、インドネシア、タイ、フィリピン、ニューカレドニア、南米、北米に広く、低地や山地の岩上や樹幹上、民家の石垣などに自生。草丈は6cmから13cmほど、一次茎は這い、1pから3pほどの二次茎を斜上し歯を密につけます。葉身は2mm前後、葉縁上部に鋸歯、葉先まで中肋が明瞭で尖ります。日当たりの良い場所では緑褐色。葉は湿ると展開し、渇くと茎に接し全体が尾状に曲がるそうです。写真はやや湿った状態です。時として枝先が鞭状に伸びるのが特徴のようです。無性生殖(単為生殖)でもするのでしょうか。雌雄異株。胞子体が伸び凾つくることは稀だそうです。

名前の由来は中肋が葉上部で著しくドリルのように蛇行することにあるという。外見が似たものにリスゴケ、イタチゴケ、ネズミノオゴケ、トラノオゴケなどがあります。


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