エゾスナゴケ(蝦夷砂苔)が足元に

ビーグル号の航海日誌 2013年09月16日 03:02

130908エゾスナゴケ@エコカフェ.JPG檜枝岐村ミニ尾瀬公園を訪問した時に管理棟の手前の組み石上に小さな苔の群落がありました。一見するとスギゴケの仲間かと思えるが、小型であって明らかに日当たりのよいポジションに群落を構えている。標高が1000m弱に過ぎないこと、余り分枝していないようであることから、コバノスナゴケではなくエゾスナゴケとしてよいだろう。[2013年9月8日撮影:檜枝岐歌舞伎視察@山崎]

エゾスナゴケ(蝦夷砂苔、学名:Racomitrium japonicum (Dozy et Molk.) Dozy et Molk.)はギボウシゴケ科シモフリゴケ属の小型の蘚類。130908エゾスナゴケ胞子体@エコカフェ.JPG分布は北海道、本州、四国、九州、北半球に広く、河川などの低地から亜高山帯の日当たりが良く、やや湿った砂地や岩上に自生。草丈は2pから3pほど、茎は黄緑色で不規則に枝を出し、葉を密にらせん状につけます。葉身2.5mmほどの卵状披針形、中肋を軸に折り畳まれ、葉先は透明です。胞子体は余り作らず、写真でも僅かに数本を確認するに過ぎません。

ギボウシゴケ科には日本産6属約50種、このうちスナゴケの近縁種にはチョウセンスナゴケ、ミヤマスナゴケ、ハイスナゴケ、ナガエノスナゴケ、キスナゴケ、ヒメスナゴケ、シモフリゴケなどが知られています。エゾスナゴケは成長が早く乾燥に強いことから屋上緑化などに利用されているそうですよ。


関連記事(フウリンゴケ(風鈴苔)は北方系)⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ


◎京都大学附属フィールド科学教育研究センター附属上賀茂試験地内で見た胞子体を伸ばすエゾスナゴケ[2011年12月18日撮影:第6回エコの寺子屋@阿部]
111218エゾスナゴケケ群生@エコカフェ.JPG111218エゾスナゴケ胞子体@エコカフェ.JPG
 2014.2.15追記
posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※エコ・カフェ事務局が承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/75775062
※エコ・カフェ事務局が承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

▲このページのトップへ