キアゲハ(黄揚羽)の芋虫たち

ビーグル号の航海日誌 2013年09月14日 11:17

130908キアゲハ芋虫@エコカフェ (2).JPG檜枝岐村の御池ロッジから燧裏林道を緩やかに登り、御池田代に立ち寄り、姫田代湿原まで足を伸ばした。標高は1600mほどだろうか。風が周囲の樹林の斜面を駆け上がると一気に雲が湧き立ち、見ていて飽きない。木道脇の田代にはミヤマシシウドの花が咲き、キアゲハの芋虫がたくさん食事をしていた。気もいとも美しいとも。[2013年9月8日撮影:檜枝岐歌舞伎視察@山崎]

キアゲハ(黄揚羽、学名:Papilio machaon hippocrates C. et R.Felder, 1864)はチョウ目アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科アゲハチョウ族の北方系の大型の蝶。130908キアゲハ芋虫@エコカフェ.JPGヨーロパキアゲハの日本産亜種。分布は北海道、本州、四国、九州、屋久島以北の島嶼に及び、冷温帯の海岸から山地までの明るく開けた場所に生息。成虫の開張は9pから12p、前翅長は4pから7pほど、ナミアゲハに似ているが、翅の黒線が細いため全体的に黄色味が強調、また、前翅の付け根が黒色化するのが特徴です。敏捷で低空、飛翔力に優れます発生時期は3月から11月頃、3世代発生、雄成虫は独特の香りがあり、開けた山頂部を占有するという。幼虫の食草はセリ科植物の葉や花序、果実です。幼虫は三齢までは鳥の糞に似た保護色、四齢で白地に黄色と黒色の斑点模様の警戒色、五齢(最終齢)で黄緑地に橙色の斑点が入った黒色の縞模様に変化します。約2週間から4週間ほどの幼虫生活ののち蛹になり、1週間ほどで羽化(変態)します。越冬は蛹でし、氷点下でも耐えることができます

基亜種キアゲハ(ヨーロッパキアゲハとも)は欧州から西アジアに分布し、地域的に変異が大きく、英国産亜種、日本産亜種、北米で複数の亜種が知られています。飛翔性に優れるといってもアサギマダラのように渡りをするわけではなく、個体分断によって環境に適応し変異が起こっているようです。


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◎都内空地の雑草に飛来したキアゲハ[2014年9月27日撮影:渋谷区@山崎]
140927キアゲハ裏@エコカフェ.JPG140927キアゲハ@エコカフェ.JPG 
 蜜のありそうな花はイヌタデくらいです。喉が渇いているのでしょうか。

 2014.9.30追記
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