ハチジョウベニシダ(八丈紅羊歯)

ビーグル号の航海日誌 2013年09月06日 20:32

ハチジョウベニシダ@エコカフェ.JPG国立科学博物館附属筑波実験植物園のシダ植物コレクションからハチジョウベニシダを紹介します。名前の由来は八丈島で発見されたことあります。[2011年6月11日撮影:第46回草花教室@山崎]

ハチジョウベニシダ(八丈紅羊歯、学名: Dryopteris caudipinna Nakai)はオシダ科オシダ属の常緑シダ植物。分布は本州(神奈川県・福井県以西、伊豆半島、伊豆諸島、山口県・島根県、隠岐諸島)、九州(南部・屋久島・対馬)に限り、海岸近くの山地の林床などに自生。草丈は1mほど、葉は2回羽状複葉、羽片は尾状に尖り、小羽片は無柄で線状披針形から線形、浅裂から深裂しやや鎌状に曲がります。葉身軸にも鱗片が比較的多く確認されます。胞子蓑群(ソーラス)は小型で密生してつきます。

近縁のベニシダは3倍体無融合生殖であるが、ハチジョウベニシダは基本的に2倍体有性生殖です。最近の研究成果で胞子細胞の不等分裂を要因とし、無性生殖型2倍体、3倍体、4倍体が存在することが確認されているそうです。面白いですね。


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◎三宅島坪田地区の森の散策で出逢ったハチジョウシダ[2012年9月1日撮影:第5回エコカフェみんなの森づくり@阿部]120901ハチジョウベニシダ@エコカフェ.JPG120901ハチジョウベニシダ胞子蓑@エコカフェ.JPG

 2013.9.17追記






◎伊豆半島城ヶ崎海岸にある「城ヶ崎ピクニカルコース」の照葉樹林下でみたハチジョウベニシダ[2013年6月8日撮影:城ヶ崎海岸@山崎]
130608ハチジョウベニシダ@エコカフェ.JPG130608ハチジョウベニシダのソーラス@エコカフェ.JPG
 ホソバカナワラビも群落をつくっていました。

 2014.2.23追記



◎三宅島阿古地区の山中林縁でみたソーラスをつけるハチジョウベニシダ[2014年8月30日撮影:第9回エコカフェみんなの森づくり@山崎]
140830ハチジョウベニシダ胞子のう群@エコカフェ.JPG140830ハチジョウベニシダ@エコカフェ.JPG
 2014.9.4追記






◎三宅島坪田地区のエコカフェ植樹地区で見たハチジョウベニシダ[2014年8月30日撮影:第9回エコカフェみんなの森づくり@山崎]
140830ハチジョウベニシダ@エコカフェ (2).JPG140830ハチジョウベニシダ葉裏@エコカフェ.JPG
 一昨年の植樹時にはかなりあったハチジョウベニシダもハチジョウススキにすっかり追いやられています。

 2014.9.14追記

◎伊豆大島「ふれあい椿ブラザ」敷地内の片隅でみたハチジョウベニシダ[2011年2月5日撮影:第44回草花教室@山崎]
110205ハチジョウベニシダ@エコカフェ(奄美大島).JPG110205ハチジョウベニシダ葉裏@エコカフェ(伊豆大島).JPG
 伊豆大島産のハチジョウベニシダには有性生殖型、無配生殖型、有性・無配両生殖型のタイプがあるそうです。

 2014.9.8追記
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