侵入者、キバンジロウ(黄蕃石榴)

ビーグル号の航海日誌 2013年09月03日 00:22

080619キバンジロウ@エコカフェ(小笠原 )371.jpg080619キバンジロウ@エコカフェ(小笠原) 372.jpg小笠原諸島父島の森の厄介者、キバンジロウです。陰樹で種子生産量が多く稔性が高いため繁殖力が旺盛であり、よく大群落を形成し、小笠原固有種を圧迫しています。世界の侵略的外来種ワースト100リスト選定種のひとつ、特定外来生物法(平成16年法律第78号)で要注意外来生物種に指定されているすごいやつです。島ではバンジャクロと呼んでいます。[2008年6月19日撮影:地球温暖化最前線!小笠原エコツアー@虻川伸也]

キバンジロウ(黄蕃石榴、学名:Psidium littorale Raddi)はフトモモ科バンジロウ属の熱帯性の常緑小高木。ブラジル原産で小笠原父島・母島には明治時代後半に食料として移入、兄島、弟島などに進出、沖縄でも栽培。樹高は1mから5mほど、樹皮は赤っぽく平滑、葉は対生し厚く光沢があり、葉身5pから10pほどの長楕円形、全縁、葉先は尖ります。花期は4月から5月頃、枝先近くの葉脇から黄白色の花を咲かせます。花は径2、3pほど、多数の黄色い雄蕊が目立ちます。自家受粉します。果実は長径4、5pほど楕円球の液果、黄色く熟します。果肉は柔らかく甘くて食せます。鳥散布します。

単に「グァバ」とい呼ばれることもあるが、これはバンジロウ(グァバ)とは別種だが、果肉の色以外が同じであることに起因します。小笠原父島の森を散策しているとムニンヒメツバキの森の低木層を無数の細いキバンジロウの若木が攻めているのを見かけることがあります。

関連記事(侵入者、アフリカマイマイ)⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ

◎父島北袋沢から西海岸ルート前半は戦前に畑であった場所で驚異的に繁殖をするキバンジロウ[2014年4月28日:未開の森と南島をめぐる父島満喫の旅@山崎]
140428キバンジロウ@エコカフェ (2).JPG140428キバンジロウ@エコカフェ.JPG
ストロベリーグァバともいい、森でのおやつに丁度よい。鳥が食べ種子をまき散らし勢力拡大中だそうです。by松原さん

2014.5.6追記
posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※エコ・カフェ事務局が承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/73951119
※エコ・カフェ事務局が承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

▲このページのトップへ